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花王だけでなく、昨年だけで3,600もの男性向けのスキンケア商品が世界で販売された(中国での数は不明)。
美容に関する知識は、近代的な沿岸部から中西部の都市にまで若い世代には普及しており、雑誌やテレビ、映画等どの傾向は促進されている。
男性用のスキンケア市場は世界中から注目されており、急激に成長している。ロレアルやビッキー、ランコム、資生堂なども、女性向け市場が激しい競争から利益率が低下している事もあり、男性向け市場に注目している。
中国の男性向けスキンケア市場は、今年は26%の成長をする見込みであり、化粧品市場の成長率が10%と見込まれることを考えるとその伸びは大きい。
男性向けスキンケア・化粧品市場は、今年は4億元(60億円強)であるが、来年には10倍になる見込みである。これは、化粧品全体市場が400億元(6000億円)であるので、その10分の1という事になる。
現状男性用化粧品は、洗顔用品が大半を占めているが、アイジェルや、フェイシャルマスク、UV関連なども今後の需要が見込まれる。そして、その対象となる年代は、18歳から25歳になる。特にシャンハイの若い男性が自分のルックスを良くする為に使用する傾向が見られる。
http://www.shanghaidaily.com/sp/article/2009/200909/20090924/article_414720.htm
⇒面白いですね。日本でも確かに年齢が若くなるほど外見に拘るようになっていったように思います。まずは女性が化粧や美容にお金を使い小奇麗になって行き、次にその女性を追いかける男性も後を追うということでしょうか。
シャンハイの女性を見ている限り、化粧をしない人は今でも多いのですけど、若い子達はどんどんお化粧するようになってきています。男の子も、昔の中国人といえばフケが方にかかっているというイメージしかないのですが、最近は日本人と余り区別がつかない子も多くなっています。
女性市場に比べればニッチですが、逆に現在は商品が不足しており、かつ競争が低いので利鞘を取れる市場なんでしょうね。