日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

ベルサーチが日本撤退

2009-10-13 | 日本・日系企業
ロンドン共同】イタリアの有名ファッションブランド「ベルサーチ」が、日本事業から撤退する見通しとなった。既に直営店は閉店、日本の事務所は月内にも閉鎖する。英紙フィナンシャル・タイムズが7日報じた。

 販売不振による全社的な戦略見直しの一環。報道担当者は「現在の店舗はブランドイメージに合わなくなった。新たな出店と販売網の構築を急ぐ」としているが、再出店の見通しは示さなかった。

 ベルサーチはアルマーニと並ぶミラノのブランド。日本では景気低迷で高額商品の買い控えが起きており、高級ブランドにとって日本市場の魅力は急速に失われてきた。

 フランスの「ルイ・ヴィトン」を扱うLVJグループも、世界最大級の店舗となる予定だった東京・銀座への出店計画を撤回している。http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100801000179.html

また、外資系の日本撤退の報道です。

 凄いですね、そこまでドライに消えていくのかよ、今まで日本で稼いだ金還元しろよ、といいたくもなります。皆で不買運動でもしたらどうでしょうか?

 あ、そしたら中国人と同じになっちゃうか。。

 しかしまぁ、時代の変化を強く感じます。中国の方は、元々見栄っ張りの人種だけに、国際ブランド物は急成長をしています。企業としては、当然日本から中国にシフトしていく事自体は妥当かと思います。

 まぁ、日本人も豊かな時代が続いて精神的に充実してきた事からブランドバック買いあさりの時代は終わったのだ、と悔し紛れにいいたくなりますね。

 さて、日本政府はこのまま傍観するんですかね?中国政府のように撤退する外資企業に難癖つけて、むしれるだけむしってもよいんじゃないですかね?移転価格とか解釈次第で徴税額を変えられると思うんですけど。
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ミニスカ軍隊続報

2009-10-13 | 中国の社会・文化・歴史等
 国慶節でパレードしたミニスカ姿の女性軍人に関して香港SMCPがこんな記事を。

・防衛省は女性軍人を増加させるととして、その基準を発表した。
・年齢は従来17-19歳までの応募者に限っていたが、24歳までに広げる。
・しかし、高校、大学の新卒者に限る。
 元々応募者の大半は仕事に就けなかった地方出身者が多かったが、直近の採用者は高卒の娘が中心だった。

 なんでも、ピンクのミニスカに白いブーツを履き、マシンガンを抱えて天安門広場の前を行進する、このミニスカ軍隊のパレードを見て、大学生までが入隊を希望するようになっているそうです。

 従来は女性軍人は医療関係や通信関連に従事していたそうです。

尚、入隊には年齢に加えて身長は160cm以上、筆記試験合格等の条件があるようです。
http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=1b1f301ec6944210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News
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現代中国の裏を読む

2009-10-13 | 中国関連書籍書評
ルポ 中国「欲望大国」 (小学館101新書)
富坂 聰
小学館

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ルポとついていると、歌舞伎町の実態を面白おかしく書いているような本を思い出しますが、この本も傾向は同じです。
 冒頭に北京の無縁仏の話や売春婦が都市部と地方の経済格差を補っているとか、えっと思わされる処から始まり
・シンセンの愛人村
・ネット中毒で親を殺した子供の話
・学歴偽造や替え玉受験
・蔓延する麻薬
・芸能人追っかけとその追っかけの父親の自殺
・病院の順番待ちビジネス

 と、中々面白い内容が書かれています。最後には改革開放により急激な経済成長を遂げる反面、貧富の格差を含む様々な矛盾が噴出しつつある事でしめています。

 上記の内容に関しては、中国在住者にとっては珍しくない話も幾つかあります。

・愛人: 愛人村という紹介が皇嵩についてされていますが、村というよりはもう十分に大都市の住宅地になっているところですね。シンセンのまぁまぁの住宅地に行けば必ず香港人とその愛人を見かけるように思いますがどうですかね?日本人は高くて愛人囲えなくなったとしていますが、その辺はどうかな?休日のジャスコではみかけます。相場は上がっているのかもしれませんけど、日本人の年齢が外見(顔より若く見えるとか背が高いとか)も値段に影響していると思います。

・ネット中毒は韓国でも大問題になっていますし、アメリカでもそうですね。中国でこんな事件があったのは知りませんでした。

・証明書偽造は日常茶飯事にあります。安いですよ。でも、学歴に関しての有効性はかなり疑問で、人材紹介会社でも先ず確実に出身校に在籍確認します。難しいのは、海外の学歴なんですね。電話しても教えてくれない事がありますから。

・麻薬は入るでしょうね。大連が有名で、結構日本人留学生もマリファナ程度は直ぐに手に入るそうですけど。多分上海でも同様でしょうね。

・病院はちょっと以外です。上海だとお金払うと特需病棟に行き、直ぐに診察受けれます。北京には無いんですかね?田舎ならわかるのですけど。

まぁ、知らない事も幾つもありましたし、面白くは有りました。

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