日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

深せん市の平均給与が10年ぶりに下落

2009-07-29 | 中国ビジネス関連
 中国が経済成長という点では順調に行っているような報道がなされています。先日は上海の大卒就職率も85%だったという報道がされていますけど、実際の所どうなのでしょう?

 身近に見ていれば、日系企業をリストラされた妻の友人や、別な中国人の私の友人も新たな就職先はなかなか見つかっていません。僕ら自体は、今月はじめにいとこの子が突然やめてしまったのですが、急遽雇用した人が逆に戦力になっている。そしてそのこの給与の方が従兄弟よりも安いために逆にメリットが生じた結果になっています。

 今回は広東省ですがシンセン市の平均給与が10年ぶりに下落したという香港の報道です。参考までにシンセンの給与は上海より高く、一人当たりGDPという点でもシンセンのほうが上海を上回っています。また、中国の各都市では夫々最低賃金を設定していますが、シンセン市は確か月1000元で中国では最も高い都市です。

 シンセン市労働社会保障局の調査によれば、20の産業1,400社の給与調査を行った所、前年比マイナス3.8%で、月2750元(4万円前後)になったそうです。


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