中国で生活していると、様々なトラブルに巻き込まれる事があるそうですが、ごく一部を除けば身体に危険が及ぶような事は無いと聞きます。まぁ、すりに会ったとか、泥棒にあったとか、借りている家の物が壊れたとかと言った辺りでしょうか。たまに聞くのが中国人女性と付き合ったり、クラブの女の子を愛人にした後、分かれる際に法外なお金を要求されるという位に思います。
アメリカでは、ロサンゼルスの日系スーパーでも日本人駐在員の奥さんがトイレで強姦に会ったという話を聞きましたので、そういう意味では中国の生活は実際にはアメリカよりは安全かもしれません(食や環境はおいといて)。
但しビジネス上では、売掛金の回収の難しさが未だに大きな問題になっています。ビジネス関連の本には、中国企業のやり方として売掛先のサーバー等を確保して自社の事務所の置いていることに驚いたというコメントを見た事があるのですが、最近僕らが経験した事を。。。
既報ですが、実は2週間前に自宅を引っ越しています。その引越しに当たって、入居時に支払った敷金の返還を求めたのですが、大家さんは家に傷が付いたとか、元々合った家具が使い方が悪いから壊れたんだといってからという事でその費用を払え(具体的な金額はいわない)と主張し、敷金の返還に応じませんでした。そこでどういういい争いがされたのかは良く解らないのですけど、2日に分けた引越しに辺り1日目終了後こちらから連絡しても大家は電話も取らなかったそうです。そこで、2日目の引越し時に「敷金を返さないのなら借家にあった大型のエアコンを持っていってしまえ」と義母がいうのを止めて、とりあえず旧型のテレビ一台を事務所に持っていけば大家も連絡してくるだろうと思ってもっていったのですが。。
大家からの電話は来ない。こっちから掛けても直ぐに切る。。まぁ、ぼろテレビ1台なんて当然敷金の回収には全く足りませんので、大家は気にもしなかったのでしょう。
個人的には、たいした金額でもなく、未払いの電気代や電話代を引けば4-5万円程度ですので、どうでも良いやと考えていたのですが、そこで義母が取った対応は。。
・義父が公安に頼んで相手を調査。
我々が契約した大家は既に離婚している。会社経営のようでしたが、その会社も潰れている。
借家のマンションは、途中から大家の奥さんという方が来ているのですが、大家は大分前に離婚しており、その女性が本妻だったのかどうかは不明
さて、どうするか。。
私は、日本的に相手の自宅と借家(家の鍵は直ぐに変更されていましたが、共通の門の鍵はあるので玄関までははいれます)に、最初は紙、後にペンキで「金返せ」と書いておけよと話しておりました。一方義母はエアコンの室外機を全部取り外して持って来いとか、色々過激な意見を言います。
話は変わりますが、義父には二人弟がいるのですが、どうもちょっと悪さをしていた方々らしく、そういう悪系の友人も多いそうです。そこで彼らが関与してやった事は。。
・ごの義理の叔父達が人を使って、借家の鍵を再度変更。
・その上で第三者に貸し出す(まぁ、こういうトラブル抱えていることを認識している相手だと思います)
犯罪ですよね、普通。
敷金返還にかかるトラブルって日本でも起きますよね。特に借主が不動産や建築関連に疎いと、法外な修繕費を要求する不動産の仲介会社を実際に見た事も有ります。その場合って、普通は交渉と、問題が大きければ最後は弁護士つかうとかって流れになるかと思います。まぁ、4-5万円の話なら通常修繕費を自分で見積もって交渉する処でおわるでしょう(不良な不動産屋は此処で見積もりをごまかして鞘を抜きます)。
上記の鍵を変えるとか、第三者に貸し出す、もしくは借家に侵入するなどに関して、当然中国でも犯罪行為になります。私は外国人の為に同行はするなといわれて実際の現場は見ていないのですが、作業が全部終了したという電話が妻の所にあり、それでびっくりした次第です。エアコン持ってくる位は、事務所にあっても良いですし、まぁ許容範囲かと思っていましたが、第三者に貸し出すということは実は報告受けるまで知りませんでした、
有る意味恥ずかしい自分の周りで起きた私事ですし、本来ブログで公にする内容でもないのですけど、
この経験を通じて本来中国の上位層の一部に属する筈の儀父母の考えにも。
「自分の事は自分達で守る」
「やられたら自分達でやりかえす、国は自分を守らない」
という姿勢を非常に強く感じました。
今後公安を絡めた問題が発生しても全くおかしくないのですが、多少のトラブルが生じても抑えられるという自身がこういう行為に走らせたのか。それとも、公安はこの程度の問題に関与するわけが無いので、やったのか。
いずれにせよ、第三者に貸したことにより(貸主は大家名義で、我々が賃借時に得ていた大家の身分証明書の写しも新しい借主に渡したそうです)、我々の敷金は無事に回収できる事になります。回収してしまえば、その後何が起きても知らんという事なのでしょう。
僕らの感覚からすれば、全くの無茶苦茶な行動にしか見えませんし、犯罪だろうとしか言いようが有りません。
でも、これが中国で生きるという事なのかもしれません。
日本の常識に縛られていたら中国市場向けのビジネスなんてできないと(生産拠点や、日本人向けのビジネスは日本流でも有る程度可能です)、過去の経験で認識はしていますが、こういう日常で経験する事を見ると改めて中国人と中国市場に対峙する難しさを感じます。
アメリカでは、ロサンゼルスの日系スーパーでも日本人駐在員の奥さんがトイレで強姦に会ったという話を聞きましたので、そういう意味では中国の生活は実際にはアメリカよりは安全かもしれません(食や環境はおいといて)。
但しビジネス上では、売掛金の回収の難しさが未だに大きな問題になっています。ビジネス関連の本には、中国企業のやり方として売掛先のサーバー等を確保して自社の事務所の置いていることに驚いたというコメントを見た事があるのですが、最近僕らが経験した事を。。。
既報ですが、実は2週間前に自宅を引っ越しています。その引越しに当たって、入居時に支払った敷金の返還を求めたのですが、大家さんは家に傷が付いたとか、元々合った家具が使い方が悪いから壊れたんだといってからという事でその費用を払え(具体的な金額はいわない)と主張し、敷金の返還に応じませんでした。そこでどういういい争いがされたのかは良く解らないのですけど、2日に分けた引越しに辺り1日目終了後こちらから連絡しても大家は電話も取らなかったそうです。そこで、2日目の引越し時に「敷金を返さないのなら借家にあった大型のエアコンを持っていってしまえ」と義母がいうのを止めて、とりあえず旧型のテレビ一台を事務所に持っていけば大家も連絡してくるだろうと思ってもっていったのですが。。
大家からの電話は来ない。こっちから掛けても直ぐに切る。。まぁ、ぼろテレビ1台なんて当然敷金の回収には全く足りませんので、大家は気にもしなかったのでしょう。
個人的には、たいした金額でもなく、未払いの電気代や電話代を引けば4-5万円程度ですので、どうでも良いやと考えていたのですが、そこで義母が取った対応は。。
・義父が公安に頼んで相手を調査。
我々が契約した大家は既に離婚している。会社経営のようでしたが、その会社も潰れている。
借家のマンションは、途中から大家の奥さんという方が来ているのですが、大家は大分前に離婚しており、その女性が本妻だったのかどうかは不明
さて、どうするか。。
私は、日本的に相手の自宅と借家(家の鍵は直ぐに変更されていましたが、共通の門の鍵はあるので玄関までははいれます)に、最初は紙、後にペンキで「金返せ」と書いておけよと話しておりました。一方義母はエアコンの室外機を全部取り外して持って来いとか、色々過激な意見を言います。
話は変わりますが、義父には二人弟がいるのですが、どうもちょっと悪さをしていた方々らしく、そういう悪系の友人も多いそうです。そこで彼らが関与してやった事は。。
・ごの義理の叔父達が人を使って、借家の鍵を再度変更。
・その上で第三者に貸し出す(まぁ、こういうトラブル抱えていることを認識している相手だと思います)
犯罪ですよね、普通。
敷金返還にかかるトラブルって日本でも起きますよね。特に借主が不動産や建築関連に疎いと、法外な修繕費を要求する不動産の仲介会社を実際に見た事も有ります。その場合って、普通は交渉と、問題が大きければ最後は弁護士つかうとかって流れになるかと思います。まぁ、4-5万円の話なら通常修繕費を自分で見積もって交渉する処でおわるでしょう(不良な不動産屋は此処で見積もりをごまかして鞘を抜きます)。
上記の鍵を変えるとか、第三者に貸し出す、もしくは借家に侵入するなどに関して、当然中国でも犯罪行為になります。私は外国人の為に同行はするなといわれて実際の現場は見ていないのですが、作業が全部終了したという電話が妻の所にあり、それでびっくりした次第です。エアコン持ってくる位は、事務所にあっても良いですし、まぁ許容範囲かと思っていましたが、第三者に貸し出すということは実は報告受けるまで知りませんでした、
有る意味恥ずかしい自分の周りで起きた私事ですし、本来ブログで公にする内容でもないのですけど、
この経験を通じて本来中国の上位層の一部に属する筈の儀父母の考えにも。
「自分の事は自分達で守る」
「やられたら自分達でやりかえす、国は自分を守らない」
という姿勢を非常に強く感じました。
今後公安を絡めた問題が発生しても全くおかしくないのですが、多少のトラブルが生じても抑えられるという自身がこういう行為に走らせたのか。それとも、公安はこの程度の問題に関与するわけが無いので、やったのか。
いずれにせよ、第三者に貸したことにより(貸主は大家名義で、我々が賃借時に得ていた大家の身分証明書の写しも新しい借主に渡したそうです)、我々の敷金は無事に回収できる事になります。回収してしまえば、その後何が起きても知らんという事なのでしょう。
僕らの感覚からすれば、全くの無茶苦茶な行動にしか見えませんし、犯罪だろうとしか言いようが有りません。
でも、これが中国で生きるという事なのかもしれません。
日本の常識に縛られていたら中国市場向けのビジネスなんてできないと(生産拠点や、日本人向けのビジネスは日本流でも有る程度可能です)、過去の経験で認識はしていますが、こういう日常で経験する事を見ると改めて中国人と中国市場に対峙する難しさを感じます。