日食

　300年ぶりの皆既日食ということですが、残念ながら昨夜より雨が降っております。上海でも結構話題のようで、義父が朝息子を保育園に送りに迎えに来てからも、何度も電話をしてきました。

　ほぼその時間、娘を嫁の実家に預ける為に家を出た時は曇りだったのですが、急に雨が降ってきて慌てて実家に伺って話し込んでいると、きずいたら夜のようになっていました。外に出てしばらくするとだんだん夕暮れのようになり、明るくなったのですが、その間５分もあったでしょうか。

　太陽が徐々に見えなくなる姿が見えないために、曇り空が夜のようになり、また明るくなるというだけでしたので、正直余り感激はなかったのが残念です。

気温40度

　昨日の上海の気温は40度でした。。

　東京に比べて高温日が続く上海ですが、何故か何時も39度どまりで、40度越えると社会問題が起きるから公表しないだけじゃないのか？とも言われていたのですけど、まぁそんな事は無かったのでしょうね。此処連日37-38度の日が続いており、夜も30度は越えているのでクーラー無しでは寝る事もできないのですけど、貧困層の人はどうやって過ごしているのでしょうね。

　さすがに40度を越えたのは上海では75年ぶりだそうです。建設労働者たちには休みを与えようとか地元の新聞には載っていました。上海の場合は湿度が高いので体感温度はもっと高いでしょう。ウルムチとか、カリフォルニアでも40度を越える気温の経験はあるのですけど、気候が乾燥しているので上海の方がきついです。

　でも凄いのは日本人サラリーマン達で、この気温でもネクタイ姿で歩いています。上海で働いている中国人はホワイトカラーでもしふくづがたが多く、まずスーツ姿が珍しい、その上ネクタイをしているとなると、先ず日本人と思って間違いありません。例外としては外資系金融機関の香港人達でしょうか。ここでも日本人向けの営業をする場合はスーツ着なければ成らないのですけど、やっぱり我々日本人が必要以上に糞真面目な事を証明しているようにも思えます。

　幸い昨夜から雨が降り、今日は30度程度でおさまるそうですけど、どうなるかな。今日は午前中300年に一度の日食があるはずなんですけど、太陽が出ていない曇り空なのがちょっと残念ですね。

白人客初来訪

　今週の日曜日は、最近発送量が増大しており、月曜には午前中娘のビザ取得、午後は病院に行くために我々が不在のために、出荷作業を行っていました。

突然英語の電話が妻のところに来て、私に代わってくれということで応対したのですが、何でも中国人のお客さんに聞いて電話してきた事、オムツとミルクがほしいという事ですが、子供の体重も良くわからないという事で事務所に来てもらいました。運転手つきのようですので、外資系企業の駐在員の方なんでしょう。

当日事務所に行ってみると、トイレから水が流れており、中がびしょびしょになっていました。多分水が出てからまだ1-2時間だったのでしょう、幸いに被害はトイレの中だけですみ、慌てて修理を頼んだのですけど片付けでばたばたし、ようやく荷物の発送準備を始めたところお客さんが。。

男性は40代か50台。奥さんは30歳くらいに見えるのですが、白人。でも子供は9ヶ月半になる中国人の江西から養子に引き取るとのことで、どうもまだ見た事もないようです。だから体重とかわからなかったんですね。

キリスト教の影響らしいのですが、日本でジョンソンジョンソンにいたときの白人の同僚も5人の子供が全て肌の色が違う（全部養子）人がいました。聖人君主のような人でしたけど、結構こういう人がいるんですね。自分の子供でもないのに良くやるような都も思いますが、こういう人のおかげで子供たちは経済的には恵まれた生活をおくれる事になります。実の親がどういう気持ちを抱くのか、肌の色の異なる育ての親に対してどういう感情を抱くのか。正直良くわからない世界ではあります。

中国の場合は、こういう外国人向けに子供を売る事を目的とした誘拐事件も発生していますので、深くは彼らに事情を聞きませんでした。

余談なんですけど、なんでパンパ－ス使わないの？と聞いてみたのですが。奥さんが、

メイドインチャイナでしょ。だったら、こっちの日本製を使ってみるというお答えでした。

男性はある程度中国語も話せるのですが、奥さんはまったく駄目なようですね。事務所自体が汚かった事にも相当に抵抗感を持っているようでした。どういう育て方をするのだろう。