日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

新疆ウイグル自治区は今

2009-07-12 | 中国の社会・文化・歴史等
 どうなっているのでしょうか。。

 中国国内でも、156名が死亡したという報道はされています。でも、漢族が何人、ウイグル族が何人かってはっきりわかりません。新疆ウイグル自治区のネット回線はもちろん、携帯電話も遮断されてしまったという事で、現在現地にいる外国人が海外に出ない限り何が起きているかはわからないですね。

 http://www.scmp.com/portal/site/SCMP/menuitem.2af62ecb329d3d7733492d9253a0a0a0/?vgnextoid=7ce6ae806d262210VgnVCM100000360a0a0aRCRD&ss=China&s=News
ウルムチでは金曜日の今日、武装警察がモスクを閉鎖して何人も逮捕しているようです。根深い問題ですね。

 上海にも新疆料理、羊の焼肉とナンが中心です、のレストランが幾つもあり良くいっているのですけど、いろいろな気持ちを抱いているのでしょうね。

私が始めて訪れた外国が実は中国で、新疆ウイグル自治区の省都、ウルムチからバスで8時間(当時)ほどの天池という観光地から1日がかりでべ-スキャンプに入ったボゴダ山という5400mほどの山の登山が目的だったのです。その時も、無事に登山活動を終えてウルムチの町に下りたのが、ちょうど国慶節の10月1日だったのですが、町からバスでいく離れたホテルに泊まらされ、町に行きたくてもいってはだめといわれて軟禁状態でした。翌日町に行ったら、爆竹の後というか中国的というか結構騒いだあとが残っていたのですけど、新疆問題はずっと昔からひきずっているのですね。これだけ、中国経済が当時に比べれば発展しているのにもかかわらず、民族問題の解決は難しいのだと痛感させられます。

 当時の北京は、所詮は日本の1950年代から1960年代がこんなものかなと思っただけでしたが、新疆はエスニックで異国に来た印象が非常に強く思い出深い地なんですが。。
コメント
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