日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

淘宝で蚊の死体を売っている!

2009-07-24 | 中国EC事情・淘宝
サーチナに、淘宝で蚊の死体が販売されているという記事が載っていました。初めて知ったので、サイトを見てみました。記事:新たなビジネスチャンスと目玉商品を求め、淘宝ネット(中国の大手ネットークション)では思いもよらない商品が続々登場している。夏を迎え、なんと蚊の死体が注目商品となっている。 
 売られている蚊の産地は様々。北京籍の蚊もいれば、長江の蚊も。値段も一匹0.11元からなんと8888元とまちまちだ。この「蚊の死体」、物珍しさに
クリックする人はいるが、なかなか販売には至らない。しかし江蘇省のある出店者は1匹1元の価格で30日間で1637匹の蚊を売却し、ネットで反響を呼ん
でいる。  実際淘宝にアクセスすると、多くの蚊の死体の商品が売られている。「美しい死体」「私の血液つき」などのコメントつきだ。これら商品について「商売のつもりなのか、それとも悪戯か」と問う声も聞かれる。今後どんな商品が出てくるのか恐ろしくもあり楽しみでもある。http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0723&f=national_0723_038.shtml⇒検索してみると200名以上が販売しているようですね。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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外資系企業の中国投資

2009-07-24 | 中国ビジネス関連
  Dezan Shira & Associatesという外資系企業向けのコンサル会社が出したレポ-トなんですが、興味深かったのでご紹介を。

 外国からの中国への投資は、今年は10%以上下落している。これ自体は驚く事ではないが、幾つかの面白い点がある。90%の外資投資は既に進出している企業によるものである。初めて中国に進出する企業の案件はほとんどない。ということは、既に国際的な企業にとって中国事業は満たされてしまっているのではないか。今後の中国の外国投資は、既に進出している企業による再投資が中心で、新規投資は限定されるのではないか。

 また、インフラ構築に対する外資系企業の機会は乏しい。北京は空港への高速道路を作ってしまったが、対照的にニュ-デリ-では建設工事受注競争が激しく行われている。中国の改革開放による投資機会は既に大半が終了している。残りは地下鉄工事と空港くらいだ。

 今後の中国の事業機会は中西部といわれており、需要は高いものがある。しかし、実際には外資系企業にとっては魅力のある機会ではない。行くのも面倒であり、ロジスティックコストも高い、地方政府の妨害にかかる費用も高く、愛六部のリスクが高い事が障害になっている。

 優遇税制も無くなり、平均的な外資系企業の興味は薄れている。成都のような都市への進出が次の重要な打ち手のように見えるが、実際には外資系の行動はそうではない。成都や其の他第二級から第三級の都市で営業拠点をかまえるにしろ、投資家は今だに北京や上海に引付けられごく少数の企業が内陸部に進出する。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
コメント (2)
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