誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー8

2010年04月26日 | Weblog

  作品NO,8

    井波武子さん作品ー1/3

     『水辺の景色』 4号 陶板画

  この陶板画はなんと緻密で繊細で素敵なのでしょう。そして何と美しいのでしょう。
  この『景色』も次の『チューリップ』でも、遠近もあり質感もあり、一寸陶板画とは
  思えない程です。
  ご本人もさぞやと,その姿や人柄を想像させる様です。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー9

2010年04月26日 | Weblog
   作品NO,9

     井波武子さん作品ー2/3

      『チューリップ』  4号  陶板画

    この絵が違ってしまいました。隣の「水辺の景色」になってしまいました。
    「チューリップ」は,冒頭の入り口に展示致しましたので、素敵な作品ですので
    お手数ながらもう一度戻って頂いてぜひ御覧下さいませ。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー10

2010年04月26日 | Weblog

   作品NO,10

     井波武子さん作品ー3/3

      『ティセット』  チャイナペインテング

 うっとりする様なセットです。こんなセットで毎朝食に、ダージリンのミルクティと
 マッサモーレのパンを頂いたら、きっと幸せになるでしょうし、昔だったらもっと
 良い仕事が出来たことだろうなぁと思わせる程です。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー11

2010年04月26日 | Weblog

   作品NO,11

     井川末子さん作品ー1/2

     『コーヒータイム』  6号  水彩

 ひょうひょうとしてユーモアたっぷりの中にも、やさしく真面目で几帳面なお人柄です。
 さすがにその絵も、いつもキッチリ描いて居られて素敵です。
 次の絵の刺繍画など、驚くような緻密さでそれに要する根気ももさぞやと思われます。
 この方の面目躍如です。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー13

2010年04月26日 | Weblog
   作品NO,13

   藤田繁彦さん作品ー1/3

     『冬景』  6号  水彩

   今回も見事な藤田ワールドです。いつものしっかりしたデッサンの上にその繊細で微妙なタッチと
   色使いには魅せられます。
   この雪の雰囲気、冷たい空気の感じ、そして次の絵の『河畔』の水面の感じは特に見事でさすがの
   実力を感じます。

   ある日、我が家の小3の孫娘が会場に見に来て、開口一番、『おじいちゃんのは駄目だよ!
   こういう風に描かなきゃ!」と言って指さしたのが、やはり次の『河畔』の絵でありました。
   成る程と思いました。子供は正直です。感性だけで来ますから、それだけに的を得た指摘で怖ろしくも
   優秀な批評家でもあるようです。
 

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー16

2010年04月26日 | Weblog

    作品NO,16

     則武清司さん作品ー3/3

      『ミルフォード』  スケッチ画 SMサイズの見開き

当館でも、前々回辺りの企画展「則武さんのニュージーランド紀行展」で
この見開きの片側半分だけを展示させて貰いました。やはりこうすると
スケッチながら、一層素晴らしい臨場感、迫力、スケールの大きさを感じ
させて呉れます。

22展ー7 企画NO,6 ヤーコン会作品展よりー17

2010年04月26日 | Weblog

   作品NO,17

     高橋 誠 作品NO,1/3

     『実りの頃』  10号  水彩

私の作品ですがこの所、塗りたくり病もかなりの重症といったところです。
皆さんの穏やかなきれいなムードの漂う会場に、この一角だけが浮いてしまって一寸
恥ずかしいやら申し訳ないやらの一週間でした。

この「実りの頃」の赤い山は、心の中の、最近の政治不信、経済不安、暗い事件の多い
社会情勢、そんな変な人間への嫌悪と不信と失望などの諸々のこの世の怒りを、つまり
公憤私憤を赤で表現しているつもりなのですが?
(なぁんて、後で無理に理由付けを勝手にしているだけですが‥…)

いろいろな作品のある作品展なのだから、いろいろあって面白いのだ、絵はその人の自由に
描けばいいのだ等と皆さんに励まされたのがせめてもの慰めでした。