さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

金環食

2012-05-25 07:15:27 | Wednesday 芸術・スポーツ
(2012.05.21 東京から見た金環食 写真提供S.F)


 その日、午前7時30分ころ、空が暗くなったのを感じた。
 キャベツは、サングラスを持っていなかったので、(一応)きちんとは見なかったが、

 あとから聞くと、至るところで「金環食フィーバー」があったらしい。


       ************

「道行く人、道行く人、皆、金環食を見るための何かをかざしていたわよ」
「サングラスを買おうとして、あっちこっち回っても、もう売り切れ状態だった」

「え、キャベツさん、見てなかったの!! 良かったよ~~!!」
「いや~~~~~~、感動しましたね」
「××の○○さん、職場の入口で、でんと構えて、しっかり動画も撮っていたらしいわよ~」

「(サングラス)手作りしちゃいました♪ ええ、見れましたよ」
「932年ぶりなんでしょ。もったいないね~」

「次、見れるまで・・・そんなに長生きしたくないわね(苦笑) 千年女王じゃないw」
「ほらほら、こんな感じでしたよ」


  ・・・・等々。


       ************


 そんな中から、お写真をおすそ分けしてくれた友人がいた。ありがとう
そんなわけで、他の皆さまにもおすそわけをば・・・(一応許可取得済み)。



(始まり)

       



                  


                       歓声があがったらしい。


                             



               
(大きいサイズを見たいときは、こちらをクリック↑)


                       (終焉)



(S.Fさん、おすそ分けThanks☆)

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神の助け

2012-05-25 06:52:51 | Monday ゆかいな言葉たち
 ある村に アリという少年がいた。
 ある時、その村を流れている川が洪水で氾濫(はんらん)した。大量の溢(あふ)れた水が村を襲(おそ)い、アリの足首の所まで水がきた。


         *************


 その時、一台の消防車が通った。運転手はアリに言った。

「こっちにきて乗るんだ! 助けてやるぞ」

 するとアリは言った。

「僕なら大丈夫。アッラーが守ってくれるから」

 それを聞いた消防車は去っていった。


         *************


 やがて、水かさはアリの腰の所まできた。その時、一台の軍のトラックが通った。運転手はアリに言った。

「こっちにきて乗るんだ! 助けてやるぞ」

 するとアリは言った。

「僕なら大丈夫。アッラーが守ってくれるから」

 それを聞いた軍のトラックは去っていった。


         *************


 やがて、水かさはアリの首のところまできた。そのとき、ヘリコプターが上空にやってきた。操縦士はアリに言った。

「ほら、手を伸ばして! 助けてやるぞ」

 するとアリは言った。

「僕なら大丈夫。アッラーが守ってくれるから」

 それを聞いたヘリコプターは去っていった。


         *************


 アリは溺死(できし)した。


         *************


 天国へ行ったアリはアッラーに言った。

「どうして助けてくれなかったのです! ひどいじゃありませんか」


 するとアッラーは答えた。

「おまえを助けるために消防車を送り、軍のトラックを送り、ヘリコプターまで送ったというのに、これ以上、何をすれば良かったというのかね?」


(早坂隆,世界のイスラムジョーク集,中公文庫より)


歴2 36:22-23他

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