それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

野生の王国

2010-01-03 20:25:09 | イギリス生活事件簿
今朝、台所で誰かが食器か何かを落とす音がした。

あまり気にもとめなかったが、朝食をつくるために台所へ向かった。

台所はきれいだった。誰かが食器を落とした様子はなかった。

今日はからっと晴れて、気持ちが良い。ふと、屋根に目を向ける。

台所のまどは僕の部屋の屋根の上にあって、ちょうど屋根の上に出られるようになっている。

屋根の上には、しっぽの大きなリスがいた。

チョコレートを持っていた・・・。

窓の下を見ると、モノが少し散乱している。チョコレートの食いかけみたいのも落ちている。

そのチョコレートの残がいは、社会化された人間の開け方ではない方法で開けられていた。

少し開いていた窓から、野生のリスが入ってきて、調味料のたくさん入った戸棚からチョコレートをめざとく見つけて、素早く逃げていったのだ。

チョコレートはリスの体にいいのだろうか?

盗っ人なのに心配させるほど、そのリスはかわいかったのである。

こんなことがあると、リスのせいにして、誰かのチョコレートを食べるやつが出てくるかもしれない。

そんなわけはない。

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