思想家ハラミッタの面白ブログ

主客合一の音楽体験をもとに世界を語ってます。

角笛より

2009-07-11 14:11:52 | Weblog
2. カルト的終末教理に洗脳され、「悪」を「善」と
思い込み、殺人鬼ブッシュを熱狂的に支持する、マインドコントロールされたアメリカ福音派:

しかし、「殺すな」という十戒を守るはずのアメリカクリスチャンが
何故、他国攻撃に賛同し、また殺害に協力することができるのか?
彼らは聖書も十戒も読んだことがないのか?
答えは、もちろん、彼等は聖書を持っており、十戒も知っているということになる。
しかし、彼等は「繰り返し教え込まれた終末」教理により、洗脳され、
その結果、聖書と全く反対の教えを実践するようになっているのである。
すなわち、カルト化しているのである。

実は、アメリカのクリスチャンは、かねてから用意周到にキリスト教会に
持ち込まれた終末教理に「洗脳」されており、洗脳カルト教団の信者の
様に「善を悪」、「悪を善」と呼ぶ様に、マインドコントロールされている。

彼等は、「アメリカのイラク攻撃」は、「反キリストを滅ぼすわざ、神に喜ばれる
行い」と誤解し、また、
「イスラエルのパレスチナ人虐殺への協力」は、「神の民を助けるすばらしいわざ」
と勘違いしているのである。これらを通して、神のわざ、経綸が進んでいると
「本当に」思い込んでいるのである。

しかも非常に皮肉なことには、最もマインドコントロールされている
のが福音派、すなわち聖書に忠実であるとされているクリスチャンなのである。




3. アメリカクリスチャンを洗脳する「終末教理」とは?

アメリカクリスチャンを洗脳する「終末教理」とは、すなわち、
日本において、「艱難前携挙説」「デイスペンセーション主義」として、よく知られる
一連の終末のストーリーであり、以下を含む;

1)神の働きは時代ごとに異なり、聖書に基づく歴史は7つの時代(デイスペンセーション)
により、区分される。

2)7つ目の時代(デイスペンセーション)、終末の時代はユダヤ人の時代であり、
終末の主役はユダヤ人である。

3)教会時代は、6つ目のデイスペンセーションまでで終了する。
従って、教会は艱難時代の7年の始まる前に、「携挙される」。

4)イスラエル国が中東に建国されたことは、7つ目の時代が始まることの
「しるし」である。

5)終末の時代、神の働きの中心はイスラエルに移り、14万4千人のユダヤ人が艱難時代に
救われ、世界の救いの為に用いられる。

6)現在、ユダヤ人の中から救われてクリスチャンになった「といわれる」メシヤニックジューはこれから、
始まるユダヤ人への救いのさきがけ。

7)ダニエル書でいわれる「7年の契約」とは、イスラエルの7年の和平条約と理解する。

8)主イエスのいわれた「神殿の崩壊」とは、エルサレムに建設される
第3の神殿が崩壊することだと理解する。

9)イスラエルの領土は回復され、さらに大規模なものとなり、聖書でアブラハムに約束した
「ユーフラテスからナイル川」までとなるべき。

10)反キリストは、ヨーロッパから出現する。アメリカは、
聖書には「出てこない」とする。

11)ユダヤ人は今は主イエスを今は受け入れていないが、いずれ、救われるようになる。
また終末の主役となる。従って、彼等に敵対する者は神に敵対するものであり、
イスラエルに敵対するアラブ、イスラムまたパレスチナ人などは神の敵、サタン的
な存在。

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結果として、アフガン、イラク等のイスラム諸国を爆撃するアメリカは、
「神のみこころを行うすばらしい国」ということになり、悪らつイスラエルの
パレスチナ人の土地、命を殺害することは、「神の命じたこと」ということで正当化される。また、
全くキリストを信じない、それどころかキリスト教破壊工作を着々と進める
ユダヤ人を「いずれ神の働きの中心になるはず」という空約束に基づき、クリスチャンは
どこまでも支援しなければならないという妙な論理になる。
また、教会、クリスチャンは、「いずれ、艱難時代の前には携挙される」との
ありもしない約束にしがみつき、現実逃避し、神の兵士としての使命を果たせなくなる。
まことにこの終末ヨタ話は獣の国、戦争大好きアメリカを正当化し、隣国への侵略、殺害をくり返す、
悪逆民族(偽)ユダヤ人を利する、彼等にとっては、願ったり、かなったりの大変都合の良い教えとなっている。

逆にこの事実、この終末ヨタ話が大いにアメリカや嘘つきユダヤ人を利している
という事実をもって、この終末論をこっそりと教会に持ち込んだ人々が本当は
どの種の人々なのかを類推できる。