~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

本気で…

2011-07-07 22:11:43 | 日記
やっと、パソコンが直ってきました。

何だかブログを書くのもドキドキします。


 先日、探し物をしていたら、高木仁三郎さんの「市民科学者として

生きる」と言う本が、偶然出てきました。

反原発を理論的に唱え続けた高木仁三郎さんが、もし今生きていたら

福島の原発事故を何と言うでしょうか…

この本を読んだ時、私はそれほど原発に関心があった訳ではなかった

けれど、高木さんの生き方に深く感銘を受けたのを今でも覚えて

います。

本の間に、その年の私の年賀状の下書きがはさんでありました。

高木さんの詩を引用したものでした。


    本気ですれば  大抵のことができる

    本気ですれば  なんでも面白い

    本気でしていると 誰かが助けてくれる

           (高木仁三郎 市民科学者として生きる)

  
   迎春

  日々の生活の中で どれほどの本気が 私にはあるだろうか

  なんとなくではなく  本気に…

  新しき年を迎え  このことを心に留めていきたいと思います

  本年もよろしくお願いします

      2001年 1月 1日  山 直

年賀状の2001年というのを見て驚きました。

この賀状を出した10ヶ月後に息子を亡くしているのです。

本気で生きるどころか、生きるという選択肢も自分の中から

消えてしまった日々を送っていました。

それが、初女先生と巡り会い、イスキアで再びの生を授かり

今を生きることを、初女先生から学んだのです。

高木さんの「本気」と初女先生の「今を生きる」を

息子が教えてくれているようです。

これらすべてが、神様のご計画だったような気が、今は

しています。

不思議です。

時の流れというものでしょうか…
コメント
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