新聞の『生きているだけで花丸~
発達障害の息子に向き合い気づいた』
というタイトルが目に飛び込んで来ました。
看護師でシングルマザーのお母さんが
息子が保育園の時に、発達障害では?と
思ったが、検査を受けずに未検査のまま
過ごして、手のかかる健常児としても
生きて行くことが出来る」と思っていた
そうです。
ところが、子供が就学し頑張っても
出来ないことが積み重なり、
暴言や暴力に繋がり、
学校に行きたがらなくなり、ついには
「ねぇママ、どうやったら死ねるの?」
と、言うようになったそうです。
追い込まれたお母さんが、精神科を
受診すると、ADHD(注意欠陥・多動性障害)
反抗挑戦性障害・軽度知的障害と
診断されたそうです。
お母さんが臨床心理士からトレーニングを
受けていくと、息子の状態が変わり始め
学校にも行くようになり、家出もしなく
なったそうです。
そして、4年生になった息子が
「自分のいいところ」
ということを書くプリントに、一言
「生きてる」と書いたそうです。
それを見たお母さんは、
「生きているだけで花丸だよ。
当たり前のことなんて何一つ
ないんだから。」と、息子を抱きしめたと
書いてありました。
私は、これを読んで衝撃を受けました。
自分のいいところは「生きてる」こと…
これほどシンプルなことがあるでしょうか
生きてることが、当たり前のこととして
私は、この歳まで生きて来たのです。
自分のいいところ「生きてる」
こう思うだけで、自分の生が輝いて来る
そんな気がします。
初女さんは、結核を患っていた時に
自分に「生きよ、生きよ」と言っていた
そうです。
生きてることが、当たり前ではない
ということ!
このことを、ちゃんと自分の中に
刻んでおこうと思いました。
小学4年生に、生きる根源の気づきを
頂きました。
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