今年も初女さんのやり方で
塩水で漬ける梅干し仕込み
ました。
このやり方は、物凄く手が
かかり、気が抜けないのです。
これまで何回か失敗しましたが
今回は今までで一番うまく
いったと、Facebookに写真を
載せていました。
シソも入れ、梅仕事も殆ど
終わったと安心していたの
ですが、昨日樽の蓋を開けたら
なんと、梅ちゃんに白いカビが
はえているのです。
急いで梅酢で洗って、
森のイスキアの梅干し担当の
スタッフに電話をすると
「そういうことあったよ~
蓋開けたら真っ白になてって
全部塩水で洗ったよ。
白いカビなら大丈夫。
黒いカビだとダメだけどね」
という話を聞いて、ちょっと
ほっとしました。
夕飯の片づけをしてから、
もう一度梅を塩水で洗い
一粒ずつキッチンペーパーで
拭いていたら、心を掛ける
ことを梅ちゃんに教えて
もらっているんだなと
思えました。
梅ちゃんのお手当てが
終わったら11時近くなって
いました。
何だか、初女さんが一緒に
いるような気がして
涙がこぼれてしまいました。
今回はうまくいったと、
いい気になっていたら…
梅ちゃんに叱られました!
『手間をかけることは
心をかけること。
心をかけたぶん、
必ず美味しくなるんです。
佐藤 初女』