~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

私が甘かった~憲法記念日気づいたこと

2020-05-03 21:42:03 | 日記

今日は憲法記念日、朝ポストから新聞を取り

広げた途端、「私が甘かった~」という

言葉が口からこぼれました。

コロナ感染により、緊急事態宣言が出た時

何か嫌な予感がしたのです。

でも、その後のコロナの勢いが凄かったので

あの嫌な予感は、深く追求することもなく

過ぎて行きました。

そして、こんな大変なことが起きて

いるのだから、首相の悲願の憲法改憲は

無くなった!と、勝手に思い、

ほっとしていました。

ところが、全く逆だったようです。

緊急事態宣言で風穴をあけ、

改憲へのロードにしようという空気が…

改憲4項目の一つである「緊急事態条項」と

「緊急事態宣言」の違いは、緊急事態宣言は

発令する際は、国会に報告することが

特措法で義務づけられていて、

一定の歯止めにはなり

都道府県知事に強制力を待たせるなど、

私権制限を強める場合は、必ず国会の

チェックを受けます。

緊急事態条項は、法律と同等の効力を

持つ政令で、国会のチェックを経ずに

定められる規定。

強い私権制限を含む政令でも、政府の一存で

出せてしまうものなので、

この二つはしっかりと分けて考えないと

いけないそうです。

憲法学者の長谷部教授は「不安をあおって

妙な改憲をしようとするのは、

暴政国家がよくやることです」と

言っています。

世論調査では、去年より改憲賛成者が

増えたそうです。

世論が正しいとは限らないことは、

過去の歴史が語っています。

気がついたら、コロナ改憲に!なんてことに

ならないように、ぼんやりしていては

いけない!と、心から思いました。

憲法くんが言ってました。

「この危ない時代だからこそ、

憲法が必要だと思うんですよ。

時代に合わないから憲法を変えるって

言うんだったら、主権者の私達が

こう言えばいいんじゃないですか。

『憲法に合わなかったら、

政府を”変える”』」と…

さすが憲法くん!

 

コメント
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