私の大好きな番組、日曜美術館で染色家の志村ふくみさんを
取り上げていました。
映像に映った志村さんは、89歳という年齢を全く感じさせない
静かなエネルギーを放っていました。
志村さん、お元気だったんだと、嬉しくなりました。
昔、志村さんの本を読んだ時は、気がつかなかったのですが、
今回の番組で、改めて志村さんの言葉に出会ってみると、実に
初女先生と同じことを言われているのが分かりました。
植物を使って糸を染める志村さんも、「いのちの移し替え」を
語っていました。
植物は自分のいのちを出しきって糸を染める。そして、
その植物のいのちが新しく生まれ変わって糸に生きていく。
初女先生の「食はいのち・いのちの移し替え」と同じです。
私たちが、生きているということは沢山のいのちに支えられて
いるってことなんですね。
『人間の我欲とか色々な物が一切なく、ものを
利用して自分たちの生活を楽にしようとするのが、一切なく
黙々と従っている植物とか動物のほうが、魂の位が高い
ということに、私たちは目覚めないといけない』と、言う
志村さんの言葉が心に響いてきました。
「古代は草木で染めることを「祈りの染め」と言ったそうです。
それは、薬草で染めて身にまとうことで病気とか疫病から
身を守るということで、祈りながら染めていたそうです。
祈りは最高の科学だと、書いてあります。そういうことを
忘れて植物染料を扱ってはいけない」という志村さんの言葉に
いのちに対する姿勢を感ぜずにはいられませんでした。
志村ふくみの本を、今再び読んでみようと思いました。
取り上げていました。
映像に映った志村さんは、89歳という年齢を全く感じさせない
静かなエネルギーを放っていました。
志村さん、お元気だったんだと、嬉しくなりました。
昔、志村さんの本を読んだ時は、気がつかなかったのですが、
今回の番組で、改めて志村さんの言葉に出会ってみると、実に
初女先生と同じことを言われているのが分かりました。
植物を使って糸を染める志村さんも、「いのちの移し替え」を
語っていました。
植物は自分のいのちを出しきって糸を染める。そして、
その植物のいのちが新しく生まれ変わって糸に生きていく。
初女先生の「食はいのち・いのちの移し替え」と同じです。
私たちが、生きているということは沢山のいのちに支えられて
いるってことなんですね。
『人間の我欲とか色々な物が一切なく、ものを
利用して自分たちの生活を楽にしようとするのが、一切なく
黙々と従っている植物とか動物のほうが、魂の位が高い
ということに、私たちは目覚めないといけない』と、言う
志村さんの言葉が心に響いてきました。
「古代は草木で染めることを「祈りの染め」と言ったそうです。
それは、薬草で染めて身にまとうことで病気とか疫病から
身を守るということで、祈りながら染めていたそうです。
祈りは最高の科学だと、書いてあります。そういうことを
忘れて植物染料を扱ってはいけない」という志村さんの言葉に
いのちに対する姿勢を感ぜずにはいられませんでした。
志村ふくみの本を、今再び読んでみようと思いました。