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研究開発費(2011年): アメリカ1位 中国2位 日本3位 アメリカは投資を回収しているの?

2010年12月29日 08時55分09秒 | このブログのこと
昨日の朝日新聞夕刊に、「研究開発費 中国が2位 来年予測 日本を逆転 1位は米」という記事がありました。

アメリカの研究所が発表した2011年研究開発費の予想で、アメリカ1位、中国2位、日本3位と、中国が日本を抜くことになりそうなのだそうです。

アメリカの独立系研究機関であるバテル記念研究所が、まとめました。

2011年の世界の研究開発費は、1兆1192億ドル(約100兆円、今年の実績見込み比3.6%増)の見込みです。

1位 アメリカ  4053億ドル (世界の3分の1)
2位 中国    1537億ドル
3位 日本    1441億ドル

2010年(今年)は、

2位 日本    1420億ドル
3位 中国    1414億ドル  でした。

中国の研究開発費は、毎年10%の増加率です。

「中国は、成長と開発のために全力を投入している」(バテル記念研究所のマーティ・グル―バーさん)ということです。
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GDPだけでなく、研究開発費も中国に抜かれそうなのですね。

それよりも意外だったのは、アメリカがダントツの1位で、日本や中国の2倍以上の研究開発費だということです。

そんな余力が、アメリカにはあるのですね。

それとも、寄付に税制の優遇があるように、研究開発費が優遇される税制(研究開発費にお金をかけるともうかる仕組み?)があるのでしょうか。

「研究開発費 アメリカ」と入力しようと「研究開発」と打ち込むと、「研究開発費等に係る会計基準」という言葉が自動的に候補として出てきました。

研究開発費を会計と税務では、取扱いが違うと指摘したサイトもあります。

「研究開発費の会計と税務の取扱、両者の違い」
(http://www.hyodo-ao.net/cgi-bin/hyodo-ao/siteup.cgi?category=3&page=2参照)

「研究開発費等に係る会計基準 アメリカ」でも見てみました。

会計の専門用語がたくさんあって、なかなか内容が把握できないのですが、会計上、研究開発費をどう扱うかが、アメリカ基準とそれ以外で違うように読めます。

アメリカは、こんなに研究開発費をつぎ込んで、成果は十分に出ているのでしょうか。

確かに、ノーベル賞はアメリカ人の受賞が多いです。


「研究開発 アメリカ」で検索すると、

「我が国の研究開発費は・・・金額ではアメリカには及ばないものの、対GDP比ではアメリカを上回っている」という記述が読めるサイトがありました。

「研究開発」
(http://www.cap.or.jp/~toukei/kandokoro/html/03/03_4migi.htm参照)

「経済指標のかんどころ」というサイトの中の「研究開発」を解説したページです。

1.研究開発費の現状 に、日本は対GDP比でアメリカよりも高い研究開発費である。

また、民間研究が盛んなのと国防の研究が少ないので、政府の割合が20%しかないのが特徴ともありました。

1998年時点では、日本の研究開発で最も多く支出している分野は通信・電子・電気計測器でした。
これらの数値は、「科学技術白書」に掲載されていると、図3にあります。


「研究開発」というキーワードで、知らなかった分野をいろいろ覗くことができるのだと思いました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
国民の生活が第一は人づくりにあり (声なき声の願い)
2010-12-29 15:48:28
非常に重要な情報です。上記ブログに転載したいのでご許可お願い致します。日本の公式発表では、日本の研究開発費はGDP比で世界一、各国が日本をマネしなければ工業が衰退すると嘆いているとなっています。日本の公式発表は惑わしであることを、この記事が明らかにしています。ご返事お待ちしております。
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声なき声の願いさんへ (モカ)
2010-12-30 06:07:56
コメントをありがとうございます。
リンク、転載していただいて結構です。
今回検索で見つけたサイトは、検索上位に出てきたものなので、過去のものも含まれています。
『経済指標のかんどころ』は2001年とあります(http://www.cap.or.jp/~toukei/kandokoro/top/top1.html)のでご注意ください。

私はこの記事で「研究開発費」が結構大切な項目なのだと知ったのですが、追って見てみると興味深い分野ですね。
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