昨日の「サイエンスZERO」(午後3:00-)を見ました。
「ヒトの謎に迫る」シリーズ1回目で、「DNAが解き明かす人類の旅」がテーマでした。
人類は、アフリカの大地溝帯から出発して、現在のように世界中に広がったことは有名です。
★DNAの研究が進み、その詳細が分かってきた様子を伝えていました。
安めぐみさん
佐倉統さん(コメンテーター、東京大学大学院情報学環教授)
篠田謙一さん(専門家ゲスト、国立科学博物館人類研究部 研究主幹)
山田賢治アナウンサー
の4人それぞれのDNAを解析した結果を、大きなDNA地図の上を歩いて説明していました。
アフリカを出て、4人のうち、最初に山田アナウンサーが東南アジアのあたりで他の3人と分かれます。
その後、佐倉さんが中国の近くで分かれ、その遺伝子はペルーのミイラと非常に近いことが分かりました。
佐倉さんの祖先を含むグループが中国、ロシア、北アメリカ、南アメリカと海岸沿いに進んだ結果とのことです。
★農業は、これまでは定住を促すものと考えられていました。
台湾から6000年前に出発した流れが、フィリピン、パプアニューギニアを経て、一部はハワイへ行き、他方はガラパコス諸島へ航海して広がったそうです。
それを可能にしたのは農業でした。
バナナ、タロイモ等、様々な作物を栽培することで、より遠くへ航海し、またそこで生活していくことが可能になりました。豚も連れていきました。
★母方の遺伝情報を示すミトコンドリアDNAと、父方の遺伝情報を示すY染色体DNAの分析で、とても興味深いことが分かってきました。
南米のペルーは、ミトコンドリアDNAはほとんどが現地の民族のDNAでしたが、男性のDNAはヨーロッパ由来のものが半数以上を占めました。
人類は男性と女性が全く同じ移動をしたわけではありません。
ペルーにはヨーロッパから大航海時代に男性が移動してきて、現地の女性との間に子どもをもうけた結果とのことです。
さらに、南アメリカ全体で見ると、母方はほとんど現地の民族のDNAで、父方は8割がヨーロッパまたはアフリカ由来のDNAと分かったそうです。
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DNA分析がここまで進んでいるのかと、とても興味を持って見ました。
自分のDNAも、機会があったら調べてもらいたと思いました。
「ヒトの謎に迫る」シリーズ1回目で、「DNAが解き明かす人類の旅」がテーマでした。
人類は、アフリカの大地溝帯から出発して、現在のように世界中に広がったことは有名です。
★DNAの研究が進み、その詳細が分かってきた様子を伝えていました。
安めぐみさん
佐倉統さん(コメンテーター、東京大学大学院情報学環教授)
篠田謙一さん(専門家ゲスト、国立科学博物館人類研究部 研究主幹)
山田賢治アナウンサー
の4人それぞれのDNAを解析した結果を、大きなDNA地図の上を歩いて説明していました。
アフリカを出て、4人のうち、最初に山田アナウンサーが東南アジアのあたりで他の3人と分かれます。
その後、佐倉さんが中国の近くで分かれ、その遺伝子はペルーのミイラと非常に近いことが分かりました。
佐倉さんの祖先を含むグループが中国、ロシア、北アメリカ、南アメリカと海岸沿いに進んだ結果とのことです。
★農業は、これまでは定住を促すものと考えられていました。
台湾から6000年前に出発した流れが、フィリピン、パプアニューギニアを経て、一部はハワイへ行き、他方はガラパコス諸島へ航海して広がったそうです。
それを可能にしたのは農業でした。
バナナ、タロイモ等、様々な作物を栽培することで、より遠くへ航海し、またそこで生活していくことが可能になりました。豚も連れていきました。
★母方の遺伝情報を示すミトコンドリアDNAと、父方の遺伝情報を示すY染色体DNAの分析で、とても興味深いことが分かってきました。
南米のペルーは、ミトコンドリアDNAはほとんどが現地の民族のDNAでしたが、男性のDNAはヨーロッパ由来のものが半数以上を占めました。
人類は男性と女性が全く同じ移動をしたわけではありません。
ペルーにはヨーロッパから大航海時代に男性が移動してきて、現地の女性との間に子どもをもうけた結果とのことです。
さらに、南アメリカ全体で見ると、母方はほとんど現地の民族のDNAで、父方は8割がヨーロッパまたはアフリカ由来のDNAと分かったそうです。
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DNA分析がここまで進んでいるのかと、とても興味を持って見ました。
自分のDNAも、機会があったら調べてもらいたと思いました。
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