ある40代女性の生活

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「脳テレ」: 脳指紋

2008年06月09日 06時29分27秒 | テレビ
昨日の「脳テレ」(フジ、午後4:05-)を見ました。

犯罪捜査に使われる、独特の脳波を手がかりとする脳指紋のことを放送していました。

アメリカのテリー・ハリントンという男性は、1977年に17歳で入って以来、27年間刑務所にいましたが、この脳指紋のおかげで真犯人ではないと分かったそうです。

生理研究所の柿木隆介教授がスタジオに来て紹介されていました。

犯人は、自分が使った凶器や現場等、犯人しか知りえないものを見ると、そのときにだけ反応するため、うそ発見器と脳波測定の機械で調べる方法があり、分析の専門家が見ると100%近い割合で犯人が分かるといいうことです。

スタジオでは、峰竜太さんが実験台に選ばれていました。
マネージャーさんに協力してもらって用意した4枚の写真
①のこぎり、②トンカチ、③スパナ、④包丁  を見せていました。

見せる時間は、ほんの一瞬でしたが、それで分かるそうです。
答えは④包丁で、柿木さんは脳波を見て言い当てていました。
他は脳波が平らなのに、包丁のときだけ、下向きから上向きに変化していました。

峰さんは、奥さんのみどりさんに浮気がばれて、包丁を持って追いかけられたことがあるそうです。
「この包丁は ほぼ同型です」と答えていました。

「脳テレ」では、ALS(筋萎縮性側索硬化症)になって体を動かすことができなくなった男性が、マクトス(MCTOS)を使って家族と意志疎通ができるようになった話も紹介されていました。

和川次男さんは、37歳で茶わんを取り落としたり、足がもつれて倒れたりするようになり、ALSと診断されます。
体中の筋肉がだんだん動かなくなる難病で、治療法がないため、余命は8ヶ月と医者に言われます。

①足、②腕、③首 と筋肉が動かせなくなり、食事も飲み込めなくなります。
④自力で呼吸できなくなり、人口呼吸器をつけ、声が出せなくなります。

視線の上げ下げで気持ちを現わしていましたが、まぶたを開けることもできなくなって、意志疎通ができなくなって2年経過したときに、マクトスと出会います。

脳波のベータ派に反応して「ピー」と音が出る機械です。

これで、奥さんが「あかさたな」で該当すると「ピー」、か行なら「かきくけこ」で該当すると「ピー」と1字ずつ決めて、奥さんが書き取っていきます。

「あつい」「ひじ いたい」「星 見たい」
「妻 愛してる」

奥さんは、気になっていた人口呼吸器をつけてよかったか、聞いたそうです。

「つけてよかった もっといっしょにいたい」 

和川さんは『声とどけ』という俳句集も出版されたということでした。

番組制作が仙台放送なのは、脳科学者の川島隆太先生が東北大学だからというのもあるのでしょうか?


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