ある40代女性の生活

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大鵬さん: 「巨人、大鵬、卵焼き」は堺屋太一さんアドリブ 秋田の和菓子店とプリン、さなづらも

2013年01月20日 22時33分09秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「元横綱 大鵬死去 優勝32回史上最多 72歳」という記事がありました。

元横綱の大鵬さんが亡くなったのだそうです。

1940年に、樺太(現在のサハリン)で生まれました。

歴代最多の32回の優勝など多くの記録を残し、1971年に引退。

大鵬部屋を創設し、2009年には相撲界では初めて文化功労者に選ばれた

ということです。
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大鵬さんは大好きでした。

幼稚園くらいのときから、祖父が見るテレビの相撲中継を一緒に見ては「かっこいい!」と憧れていました。

ただ強いだけでなく、紳士的でおだやかな印象であったことも印象深いです。


以前、朝日新聞で少年時代から引退までを数回にわたって語られた記事があり、少年時代はとても苦労されたこと、お父さんのことなどが詳しく書かれていて、今でも大鵬さんといえばその記事を思い出します。


大鵬さんはどんな方だったのでしょう。

「大鵬」さんで見てみると、

「第四十八代横綱 大鵬 オフィシャルサイト」が最初に出てきました。
(http://www.taiho-yokozuna.com/参照)

大鵬さんの公式サイトです。

有名人なのですから、サイトがあって当然なのですが、大鵬さんと公式サイトの組み合わせが意外でした。

講演依頼の他に、菓子舗榮太楼(秋田の和菓子屋さん)と提携したお菓子コーナーもありました。

大鵬せんべい、大鵬饅頭、さなづら(秋田のお菓子でヤマブドウジュースを寒天で固めたもの)やプリンのようなお菓子もあります。


「「巨人、大鵬、卵焼き」名フレーズの始まりは… : 大相撲 : スポーツ」という読売新聞の記事もありました。
(http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20130120-OYT1T00459.htm参照)

大鵬さんといえば「巨人、大鵬、卵焼き」が有名ですが、これは堺屋太一さんが思いついた言葉だったのだそうです。

堺屋さんによると、通産省に勤務していた1960年代前半、新聞記者らに「日本の高度成長が国民に支持されるのは、子供が巨人、大鵬、卵焼きを好きなのと一緒だ」と答えたのが、名フレーズの始まりだったという。

と書かれていました。


もう少し詳しく知りたいと「大鵬 堺屋太一」で見ると、

「巨人、大鵬、卵焼き」生みの親・堺屋太一氏も絶句…大横綱・大鵬死去」というスポーツ報知の記事が2番目に出てきました。
(http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130119-OHT1T00234.htm参照)

通商産業省(現経済産業省)の官僚だった1961年ごろ、経済報告の会見で口にしたものだった。

「当時は高度成長時代だったが、経済優先だなどと批判もあった。だからマスコミ向けに『高度経済成長はみんなに好まれる。それは巨人、大鵬、卵焼きが好かれるのと同じことだ』って言ったんですよ」と当時を振り返った。

事前に温めていた言葉ではなく、その場のアドリブだったが、今でも語られる大ヒットになった。
「仲間内での冗談を思い出して、ちょこっと言っただけ。ここまで広まるとは思ってなかったが、時代に合っていた言葉だったんでしょうね」

とありました。

堺屋さんのコピーセンスで、あの時代を表す言葉が生まれたとは、驚きでした。

大鵬さんのご冥福をお祈りします。