昨日の朝日新聞夕刊に、「柔道 世界選手権 12日 日本、また3階級「金」」という記事がありました。
東京で行われている柔道の「世界選手権」で、日本は4日目にして、金が過去最多の8個となり、これは若手の成長、世代交代がうまくいっているためだそうです」
柔道の「世界選手権」は、東京の国立代々木競技場第一体育館で行われています。
大会4日目で、金メダルが過去最多に並ぶ8個(男子3個、女子5個)となっています。
特に女子は、金メダルは4個(1999年)がこれまでの最多でしたので、大会途中で、この記録を更新しました。
この全体の好調な理由として、
日本男子の笠原監督は、
「金メダル3個は、4大会ぶりです。世代を代えるために強化してきて、代表にも選びました。今大会は若いやつに勢いがありました。無差別でもう1個金メダルを取りたいです」
日本女子の園田監督は、
「金メダル5個は、過去最多です。やれたことと、やれなかったことがあります。70、78キロ級で金メダルを1つでも取れたらというのがありました。来年へテコ入れしないといけません」
特に女子48キロ級は、激戦区で見ごたえがありました。
世界ランクでは、1位福見友子選手、2位浅見八留奈選手、3位山岸絵美選手がしのぎをけずっています。
決勝戦には、1位の福見選手と2位の浅見選手の対決となり、浅見選手が勝ちました。
この日、浅見選手は私服に迷彩柄の「勝負パンツ」をはきました。
ここ一番というときに使う服で、「絶対に頂点を取りにいく」と考えていました。
園田監督も、浅見選手のほとばしるような気合に気づき、「負けたら次はない。そういう思いできているな」と感じました。
決勝戦では、前回(2009年)優勝者の福見選手を攻め続けました。
釣り手を切り、足を飛ばし、背負いにきたら上からつぶし、寝技を狙います。
「こっちが押している」という実感がありました。
3分過ぎにはポイントでリードしました。
それでも、終了のブザーが鳴るまで攻撃の手をゆるめませんでした。
女子48キロ級は、いま、恐ろしい状態になっているのだそうです。
谷亮子さん(参院議員)が長年君臨してきた階級ですが、もはや「谷復帰」の待望論が聞かれないほど、有力新人が育っています。
「高いレベルの決勝でした。互いに切磋琢磨しているし、強化としては理想的」と、園田監督はこの状態を喜んでいます。
当の選手にしてみれば、世界の頂点に立っても、少しも油断できません。
優勝した浅見選手は、「私は2番手だった、という危機感はあります。すごく悔しい思いをしてきたので」と話しました。
2年後のロンドンオリンピックのこの階級の選手枠は1名ということです。
------------------
「第4日目を終えた時点で、日本は金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル6個。
13日の最終日には、無差別級がある」と記事にありました。
日本柔道は、若手がうまく育って、世代交代が順調に進んでいるのですね。
女子52キロ級も、優勝した西田選手と2位の中村選手が、同様に競り合ってきたともありました。

東京で行われている柔道の「世界選手権」で、日本は4日目にして、金が過去最多の8個となり、これは若手の成長、世代交代がうまくいっているためだそうです」
柔道の「世界選手権」は、東京の国立代々木競技場第一体育館で行われています。
大会4日目で、金メダルが過去最多に並ぶ8個(男子3個、女子5個)となっています。
特に女子は、金メダルは4個(1999年)がこれまでの最多でしたので、大会途中で、この記録を更新しました。
この全体の好調な理由として、
日本男子の笠原監督は、
「金メダル3個は、4大会ぶりです。世代を代えるために強化してきて、代表にも選びました。今大会は若いやつに勢いがありました。無差別でもう1個金メダルを取りたいです」
日本女子の園田監督は、
「金メダル5個は、過去最多です。やれたことと、やれなかったことがあります。70、78キロ級で金メダルを1つでも取れたらというのがありました。来年へテコ入れしないといけません」
特に女子48キロ級は、激戦区で見ごたえがありました。
世界ランクでは、1位福見友子選手、2位浅見八留奈選手、3位山岸絵美選手がしのぎをけずっています。
決勝戦には、1位の福見選手と2位の浅見選手の対決となり、浅見選手が勝ちました。
この日、浅見選手は私服に迷彩柄の「勝負パンツ」をはきました。
ここ一番というときに使う服で、「絶対に頂点を取りにいく」と考えていました。
園田監督も、浅見選手のほとばしるような気合に気づき、「負けたら次はない。そういう思いできているな」と感じました。
決勝戦では、前回(2009年)優勝者の福見選手を攻め続けました。
釣り手を切り、足を飛ばし、背負いにきたら上からつぶし、寝技を狙います。
「こっちが押している」という実感がありました。
3分過ぎにはポイントでリードしました。
それでも、終了のブザーが鳴るまで攻撃の手をゆるめませんでした。
女子48キロ級は、いま、恐ろしい状態になっているのだそうです。
谷亮子さん(参院議員)が長年君臨してきた階級ですが、もはや「谷復帰」の待望論が聞かれないほど、有力新人が育っています。
「高いレベルの決勝でした。互いに切磋琢磨しているし、強化としては理想的」と、園田監督はこの状態を喜んでいます。
当の選手にしてみれば、世界の頂点に立っても、少しも油断できません。
優勝した浅見選手は、「私は2番手だった、という危機感はあります。すごく悔しい思いをしてきたので」と話しました。
2年後のロンドンオリンピックのこの階級の選手枠は1名ということです。
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「第4日目を終えた時点で、日本は金メダル8個、銀メダル4個、銅メダル6個。
13日の最終日には、無差別級がある」と記事にありました。
日本柔道は、若手がうまく育って、世代交代が順調に進んでいるのですね。
女子52キロ級も、優勝した西田選手と2位の中村選手が、同様に競り合ってきたともありました。

