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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

京橋「花」(お好み焼き)(再訪)

2023年05月31日 | グルメ

先週夜訪れたお好み焼きの名店「花」、そのお好み焼きにはまってしまって、ランチタイムに再訪してきました。まだ一週間も経っていません。(笑)

(ランチタイムは11時半開店。行列覚悟でしたが、店の前で待っていたのは出張風のリーマン1人。)

先日は撮り忘れた、ミシュランガイドに3年連続で掲載された証、お好み焼きのコテ。

(2016年から3年連続。食べログでは「百名店」を連続しています。)

理由はよく分かりませんが、お好み焼きの値段が夜よりも昼の方が100円程安い。

(さて、何を食べるか。)

選んだのは、振り切って「ミックスモダン」。豚・いか・貝柱のミックスのモダン焼きです。しばし待つ間に先日夜とは違うカウンター席に座った所からの店内を。

カレンダー(週めくり)が広島のオタフクソースのもの。ということは、「花」のソースはオタフクソースか。

(「人と比べるもんじゃないから、お好み焼き。」 意味はよく分かりません。(笑))

来ました、「ミックスモダン」。

(四角い! 大きい!)

美味しかったですねぇ。最高です。ただ、先日夜に豚玉を食べた時の感動よりはちょっと小さめの感動。「モダン焼きでなくてもいいかも。」とご一緒した同僚と意見が一致。それでも大満足のお好み焼きランチでした。ごちそうさまでした。

(夜にはぶら下がっている提灯、昼は自転車の荷物かごでお休みです。(笑))

「花」、再々訪を計画中。転勤前、最後に注文するのは「豚玉」で決まりです。

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「万両 天神橋店」

2023年05月30日 | お酒と美味しいもの

昨年10月以来の焼肉「万両」。数ある「万両」の中で予約を二度ほどフラれている人気店の「万両 天神橋店」、メンバーはいつもの❝万両メンバー❞です。(笑)

天神橋店、結構独自色というか主張を前面に押し出している印象があります。

(自慢の肉をこれでもかとアピールする、メニューらしからぬメニュー。)

一番の特徴は、大阪で唯一という「石網」で焼くこと。

(「角閃石」という石を使っているそうで、薄切りの肉でも焦がさず美味しく焼くことできるとか。)

実物はこれ。焦げ付きをはがし取るコテが置かれています。

(使い込まれた石網。最後までいい仕事をしてくれました。)

肉の部位はほとんど覚えていませんが、とにかく美味しい!

(❝第一投❞。ミスジっぽいけど確か違う部位。これがまた胃袋わしづかみのうまさ。)

「上」だったか「極上」だったか失念しましたが、上級ハラミ。タレと塩。

(これがまたうまいのなんの。)

焼肉と言えば、私としてはマッコリをいただきたいところ。「とらじの唄」というマッコリがあったので注文してみました。

(ちょっとヤクルトっぽくてマッコリらしからぬ味。)

そして、全部美味しい肉の中でも本日一番のインパクトを放っていたのが、こちら、確か「トンビ」。

(添えられているネギ塩をのせて、塩タン風にいただきますが、絶品です。)

先程注文して美味しさに感動したタレの極上(上?)ハラミをリピート。

終盤戦、本来なら序盤に投入する塩タンをこのタイミングで。正解です。(笑)

(名物「天神橋のネギ塩タン」。こぼれがちのネギ塩をたっぷりと既にタンで巻いてあります。ネギなのか玉ネギなのか、甘い! これは確かに名物になるうまさ。)

最後は冷たいもので仕上げます。3人が冷麺、1人がクッパ。

(冷麺。正統派です。)

「万両 天神橋店」。数ある「万両」の中でもここは頭一つ抜けているのではないでしょうか。「万両」を予約するなら、まずは「天神橋店」を。おススメです。

いつも本音トークの4人チーム。今晩も❝ピー音❞なしで話が盛り上がりました。(笑) 記念品、ありがとうございました! 「ストロベリーフラペチーノ」に使わせていただきます!

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京橋「花」(お好み焼き)

2023年05月29日 | お酒と美味しいもの

予約困難なお好み焼きの名店が近くにあるとのことで、職場の同僚の方と3人で行って来ました。京橋「花」。

(存在に全く気付かず。確かに店構えはあまりに質素なのですが。)

今晩もどうやら予約で満席のようです。1つだけある個室は空いていなかったのでカウンター席と聞いていました。てっきり3人横並びかと思ったら、このカウンターを挟んで(2-1で)座ります。

(要はつながったテーブル席って感じですね。でも、言われないと、カウンターの❝向こう側❞に回るという発想は浮かびません。(笑))

狭いお店で、カウンター席は3人グループが4組で満席。偶然かどうか分かりませんが、この後来たお客さんは全組ともに3人グループでした。(4人グループだと少し窮屈かも。)

(私たちが一番乗り。「花」という店名の由来を知りたいですね。この額装された色紙にヒントがありそうですが。)

メニューの方は、鉄板焼き各種とお好み焼き、焼きそば。

お好み焼きと焼きそばのメニューは別になっています。

お好み焼きは最後に食べるとして、まずは一品メニューで。「クリームチーズ冷奴風」。

(白い固形物がクリームチーズである以外は冷奴と同じ。チーズに醤油やかつお節が合います。)

「やげんなんこつと淡路島のたまねぎ 塩だれ」。

(「やげんなんこつ」とは鶏1羽から1つしか取れない希少部位だそうです。薬鉢ですり潰す時に使う「薬研」に形が似ていることからこの名の由来。この軟骨もうまいですが、淡路島の玉ねぎが絶品です。)

「鶏もものペペロンチーノ風とさんしょうの二種盛り」。

(ビールorハイボールにベストマッチ。めちゃうまです。)

「牛たんのたたき」。

(牛たんと言われないと分からない柔らかさ。これもうまい!)

「砂ぎもの鉄板焼き」。

(何だろう、山椒の風味か、想像の上をいく砂肝でした。)

「インカのめざめとベーコン炒め カレー風味」。

(話題のじゃがいも「インカのめざめ」。さつま芋レベルの甘さを感じます。それがベーコンの塩味とバッチリ。ハイボールが止まりません。(笑))

いよいよ終盤戦、お好み焼きへ。私のリクエストで王道「豚玉」を。

(お好み焼きが四角い! そして大きい! 「3人で1つじゃ足りないかな、2人前いく?」とか相談した結果、1人前にしましたが、正解です。)

豚玉、美味しい! 最近食べたお好み焼きの中でダントツです。「きじ」を筆頭に最近はやたらとふわふわ感を指向するお好み焼きばかりで閉口していましたが、「花」のお好み焼きはそんな流行とは一線を画します。そして、何よりうまい。キャベツ、玉子、ソースなどなど、どれもがしっかりと存在を感じさせるのにまとまって最高の美味しさになっています。

焼きそばは「塩焼きそば」を。

(素朴な印象ですが、完璧です。鉄板できちんと仕事された焼きそばです。普通の焼きそばも食べてみたくなります。)

お好み焼きの名店で、日頃一番近くでご一緒しているお二人とゆっくりお話ができました。ありがとうございました。

(提灯に灯りが灯っても店構えは質素です。(笑))

小豆島のお土産をいただきました。「小豆島の波おと」。

(ありがとうございます!)

このお菓子を見ると、小豆島の「海音真理」でずっと聞こえていた波音を思い出します。私にとって思い出のお菓子です。

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淀屋橋「焼肉 七つ星」

2023年05月29日 | お酒と美味しいもの

昔々からとある仕事でご一緒して来た御三方と焼肉を食べに行って来ました。初めて訪れるお店ですが、淀屋橋の平野町にある「七つ星」。

(大きな提灯が目印。「黒毛和牛」のA5ランクを中心に出してくれます。)

コースでおまかせしました。キムチやナムルとともに出てきた「食べるラー油」、文字通りそれそのものを食べますが、オイルというよりは見た目は固形です。写メを撮り忘れたのですが、これがなかなか美味しかった。

黒毛和牛の登場です。

(カルビ、赤身、イチボ。全部文句なしの美味しさですが、その中でも、年齢のせいか、赤身が抜群に感じました。)

出会った頃の話や、一緒に携わって来た❝特徴的な❞仕事の話、現在の話、これからの話で盛り上がります。コースは続きます。ホルモン2種と和牛タレ焼が登場。

(私が一番好きな「上ミノ」。絶品でした。)

和牛のタレ焼は切り落とし肉ですが、かなり上質の肉をさばいた端っこなのか、肉質は文句なしです。

(ウインナーも付いていてボリューム満点。)

御飯やスープも食べて、最後にデザート。当店名物の「白い珈琲プリン」。

(白いですが、確かにコーヒー味です。(笑))

いやぁ、美味しかったですねぇ。ごちそうさまでした。お気持ちのこもった記念品をいただきました。素敵なハンカチ&ソックスのセットと、こちら、思い出いっぱいの日本酒「産山村」。

(何やら「金賞受賞」というアワードの証がボトルに付いています。読んでみると、フランスのトップソムリエたちが審査するパリ発の日本酒コンクールで、出品酒1100銘柄の中で金賞に選出されたそうです。すごっ。)

これまで本当にお世話になりました。そして、これからもよろしくお願いします。

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「由布院 六花」一泊旅行③[完]〔「鶴見岳山頂」など復路道中編〕

2023年05月28日 | 旅行記

「由布院 六花」を10時半にチェックアウト。記念写真を撮ってもらって出発です。まずは、昨日❝下見❞をしておいた「工房 輪葉葉」へ。話題の?❝伝説の❞招き猫を製作・販売している工房です。昨日は車も人も全くいなかったので、妻と「結構(抽選に)当たったりして(笑)」などと言っていましたが、到着するとこのにぎわい!

(交通整理員を配置する混雑ぶり。主に九州各地のナンバーが多かったですね。)

そして、人もいっぱい。

(既に夏の日差し。暑い。)

ちなみに、これがその❝伝説の❞招き猫たち。

(ネットより拝借。あまりの人気に転売ヤーもいるようで、メルカリやAmazonなどネットで10倍くらいの価格で出品されています。もちろんやってはいけない行為です。)

抽選のシステムはシンプルで分かりやすいです。

①10:40から、工房のハンコを押した、折り紙よりも2回りほど小さいメモ用紙をオジサンが配っているので、それをもらう。
②そのメモ用紙に、住所(都道府県でOK)と氏名・ふりがなを書いて、投票箱のような箱に入れる。
③11時から抽選が始まり、❝投票箱❞に別のオジサン(多分招き猫の製作者)が手を入れて1枚ずつ引いて名前を呼ぶので、呼ばれたら当たり!(メモ用紙にナンバリングを打ってくれるので、そのメモ用紙を受け取る。)
④抽選が終わったら、メモ用紙に打たれた番号の順(=優先権)に店内に入って、好きな招き猫を買う。

私たちが昨日❝下見❞で訪れた時間帯は、④も終わってお客さんがみんな帰った後だったと思われます。

11時。オジサンが「それでは抽選を始めます!」と声を張り上げると、拍手が起こります。(笑)

(抽選が始まりました。)

この日は45体の販売です。結局当たりませんでしたが、抽選って待つのが楽しいですね。何度も来ている人が多いようですが、妻と「その気持ちも分かるような気がする。」と納得。「六花」から車で5分強ですので、10時半チェックアウト→「輪葉葉」で抽選参加、ゴールデンルートかもしれません。(笑)

抽選に当たらなかったので時間に余裕があります。15分程走って、「別府ロープーウェイ」で「鶴見岳」に登ってみます。

(ここは「別府 高原駅」。標高503m。鶴見岳山頂の標高は1375mだから、標高差873mをロープーウェイの力を借りて楽に登ることになります。)

別府ロープーウェイ「高原駅」。

(「ふわっと10分空中散歩」の看板通りの乗り心地でした。)

今日ここを訪ねようと思ったのは、今が見頃の「ミヤマキリシマ」と、山頂からの絶景を楽しもうと思って。

(春夏秋冬、絶景を楽しめます。桜→ミヤマキリシマ→紅葉→霧氷。そして、夜なら別府の夜景です。)

別府ロープーウェイ、往復だと1800円(大人)と結構いい値段しますが、宿の方が教えてくれた「新しいおおいた旅割 おおいた満喫クーポン」で1人1000円を使えますので、かなりのお得感。

(事前にこのQRコードを読んでスマホにチャージ。ロープーウェイのチケット売場に置かれているQRコードにかざして支払い終了。)

ちょっとレトロ感を漂わせる(笑)ゴンドラに乗って出発!

(確か20分間隔で運行していたような。先程の高原駅の標高を示す碑の所から下りてくるゴンドラを間近に撮れます。)

空中散歩中です。(笑)

(ガラガラでもなく混雑しているわけでもなく、ちょうどいい人出。九州は本当に計画通り待つこともなく観光できて最高です。もちろん、空中散歩中は駐車場だけでなく別府湾の絶景も望むことができます。)

「山上駅」に到着です。

(見映えよりも耐久性重視です。(笑))

鶴見岳山上案内図で散策ルートを妻と相談。

(見所は、鶴見岳山頂、「鶴見山七福神めぐり」、ミヤマキリシマ群生地といったところ。七福神めぐりはしんどそうなのでパスかな。)

まずは歩き出してすぐの分岐を「展望台(別府方面)」へ。

(既にミヤマキリシマが咲いています。)

3分くらいで展望台に到着。以前一人で巡った日出(ひじ)町から、高崎山までぐるっと別府湾を一望できます。

(パノラマの絶景で入りきらず、高崎山が右にフレームアウトしてしまいました。)

続いて、山頂とミヤマキリシマ群生地方面へ進みます。

(日陰は涼しいのですが、山上と言えども日差しが強くて暑い!)

ルート上通りかかった七福神めぐりのスポットも一枚撮っておきました。(笑)

(七福神はどの神様もルートから枝分かれした細い道の先にいらっしゃいます。枝道には入らず通り過ぎる時に心の中でちょっと合掌。(笑))

頂上と群生地の分岐に来ましたが、まずは「展望台(由布岳方面)/みやまきりしま群落」方面へ進みます。

(頂上までの階段、エンドが見えません。(笑))

ここが展望台・群生地です。絶景です。

(「登ってきて良かったぁ~。」と登山者の気持ちが分かる瞬間。)

群生地の間を散策路が縫っていますので、要所要所でミヤマキリシマ&由布岳の絶景を望むことができます。

(よく見れば、ミヤマキリシマの花には微妙に色違いがあることを発見。)

ここも素晴らしいコラボ絶景。

(ミヤマキリシマの開花状況としては、この山上の群生地で7分咲きってところでしょうか。)

実は、九州の限られた地域にしか咲かないミヤマキリシマを見てみたいと思ったのはこれが最初ではなく、ちょうど昨年のこの時期、黒川温泉に行く道中の「牧ノ戸峠」で見ることができるかと期待していたところ、❝空振り❞したという経験があります。それも旅の❝振れ幅❞で楽しい思い出ですが、今回は見事な咲きっぷりを観賞できて最高でした。

(ミヤマキリシマの花はツツジの一種としては小さな小さな花。可憐です。)

さて、先程の分岐点に戻ってきました。暑いですが、山頂へ登って行きます。

途中でちょっと休憩しましたが、十数分でしょうか、登り切って山頂に到着。

(鶴見岳山頂1375m。風が涼しくて気持ちいい。)

山頂には「火男火売(ほのおほのめ)神社」の「上宮」がありました。

(お参りさせていただきました。)

「火男火売神社」は九州勤務時代の2018年9月に一人で別府散策をした時に「下宮」にお参りさせていただいたことがあります。今回上宮のことは事前には全く気付いていませんでしたが、こうやってお参りすることになったのも何かのご縁のような気もします。

しばし山頂で360度、各方面の景色を眺めていました。山頂には本格的な装備のトレッキングのグループもいましたが、こういう縦走路を歩くのでしょうかね。

(「どこが道?」という感じ。鶴見岳は別府ロープーウェイがおススメです。(笑))

山上駅付近に下りて来ました。「鶴見山上権現一の宮」という❝きれいな❞お社がありましたのでお参りを。

(青空、新緑、朱の鳥居、紺地に白抜きののぼり、絵になります。)

境内に座っているカエルの親子。

(由来がどこかに書かれていたのかもしれませんが、カエル周辺には見当たりませんでした。)

山上駅の周辺もミヤマキリシマが群生しています。

(観光客の記念撮影スポットになっていました。)

ここに立って別府湾方面を見ると、高崎山がバッチリ見えます。

(別府ロープーウェイで鶴見岳に登るか、高崎山のサル園に行くかの観光プラン選択でしたが、こっちで正解でした。(笑))

確か桜の名所でもある「志高湖」(しだかこ)が見えました。

(志高湖は標高約600mだとか。ネットによるとスワンボートもあるとか。)

さて、そろそろロープーウェイで下山しますが、売店の出入口に「七福神」の宝船が展示されているのを発見。

(「非売品」と書かれていました。)

山上の散策ではほぼスルーでしたので、ここで❝一括して❞お参りを。(笑)

(すみません、ずぼらなお参りで。(笑))

山上駅の建物の窓から、山上からの最後の絶景を。

(別府ロープーウェイで登る鶴見岳、来て良かったです。冬の霧氷の景色も見てみたいですが、極寒でしょうね。機会があれば、、、。)

時刻は13時半を回ったところ。そろそろお腹も空いてきました。2020年の夏休みに由布院の「山荘わらび野」に泊まった時にランチで立ち寄ったピッツァなどを出す「櫟の丘」に行ってみようとなりました。「櫟の丘」、以前行った時は大人気で随分と待った記憶があります。今日はどうか、、、少々なら並ぶ覚悟で行ってみると、すんなり入れました。

(14時前という時間帯だったのが良かったのかも。)

3年前なのでそこそこ記憶は残っていますが、上の写真の雰囲気は当時とちょっと変わったような気がしますが、この入口はそのままです。

座席は、絶景のテラス席と店内席がありますが、テラス席も空いているとのことで、迷わずそちらでお願いしました。

(案内された席が以前訪れた時に座った席と偶然にも同じでした。)

2020年8月に訪れた時の写真です。席から見える左側の景色はこんな感じでした。

(この開放感に感動した記憶があります。)

前方も視界が抜けていて「このテラス席、最高だね。」と妻と話していた記憶がありますが、今はこうなっています。

(テラス席の前に更にテラス席(ただし日陰なし(笑))が増築されていました。)

ちなみに、2020年8月当時の、ちょっと左寄りですが、このテラス席に座って見える景色はこんな感じでした。

(旺盛に茂る樹々の向こうに視界が抜けた由布院盆地の絶景でした。)

注文の方も、当時は店員さんを呼んで口頭で注文する、普通のやり方でしたが、今はタブレットで注文。まずはドリンク「ゆふいんサイダー」。

(1本で結構量がありますので、2本にしなくて正解。味は普通にサイダーです。(笑))

「自家製ベーコンと野菜のサラダ」。

(厚切りベーコンは完璧な塩加減、野菜は一味違う美味しさ、さりげなく脇役に回っている椎茸が立派。ボリュームもあって満足感大のサラダです。)

当店人気第2位の「マルゲリータ・ブファラ」。

(言うことなしのうまさ。ピッツァ大好きの私にはたまらない一品です。)

当店人気第3位の「北海道産ホタテとブロッコリー・からすみを和えたスパゲティ」。

(ホタテがゴロゴロ。カラスミの塩加減と旨味が全体を一段上の美味しさでまとめています。)

ちなみに、当店人気第1位は「スペアリブの石窯焼」。以前訪ねた時に食べましたが、今回はピッツァとパスタにしてスペアリブは注文せず。

(スペアリブの石窯焼。当時は5切れでしたが、今は4切れになっているようです。ステルス値上げはここでも、、、。)

約3年ぶり、再び「櫟の丘」を堪能しました。テラス席からの景色は若干変わりましたが、気持ち良さには変わりありません。

(このクラシックカーも以前はなかった。屋根まで付けて、随分と凝りましたね。(笑))

「櫟の丘」を出発して、ほぼ隣接している「道の駅ゆふいん」で最後のお土産物タイムです。

(今回の旅での由布岳も見納めです。)

大分道に乗って帰路のドライブです。途中、朝倉市(福岡県)に位置する山田SAでトイレ休憩。

最後の〆はデザートということで、ご当地ソフトを購入。

(「果実と水車の里」、果物が豊富に実る朝倉、「三連水車」のある朝倉、ご当地感いっぱいの店名。ソフトの方は抹茶やチョコ系を。美味しかったです。)

さて、帰路も順調、博多に戻ってきました。いつものようにガソリン満タン、レンタカー返却を終えて、予約しておいたお店で夕食がてら軽く一杯やります。

(荷物も多いので、博多駅筑紫口側の都ホテルの「魚蔵」へ。予約で満席になっていました。)

付き出しがミニにぎり。

(ちょうど寿司を食べたかったので良かった。)

せっかくですのでヤリイカ姿造りを。

(私たち夫婦が何度も行っている呼子の「大和」より値が張るのはご愛敬。)

イカの姿造りの次は「ごまさば」。博多名物づくしで攻めます。(笑)

(厚切りの鯖と「魚蔵」自家製のごまだれ。ごまさばは結構食べてきましたが、なかなかのレベルだと思います。私の好みですが。)

「『海と山とこっと』のふわふわ出汁巻たまご」。

(平飼いの自社養鶏場の卵だそうです。確かにうまい。)

イカの姿造りの最後は天ぷらにしてもらいました。

(天ぷら、美味しかったです。「全刺」(ぜんさし:全部刺身にしてもらうこと)もいいですが、アツアツなら天ぷらが一番かな。)

1時間ちょっとでさっと切り上げて、妻は空港、私は新幹線乗り場という、これもいつものパターン。鶴見岳の山上散策で日差しをたっぷり過ぎるくらい浴びてやや疲労感がありますが、「由布院 六花」での素晴らしい滞在と、道中の魅力あるマイナースポット、印象に残る食事など、今回の旅の充実感で心地いい疲れです。

これで今回の旅の全行程終了。しばらくは仕事関係でバタバタしそうですが、少し落ち着いたら次の旅に思いを巡らせたいと思います。

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「由布院 六花」一泊旅行②〔「由布院 六花」編〕

2023年05月24日 | 旅行記

「由布院 六花」。「六花(りっか)」と言えば、雪の結晶の異名を思い浮かべますが、当宿が6棟の離れであることがその名の由来なのかもしれません。いずれにしても、九州の宿で最も予約困難な宿のひとつで、ダメもとで空室待ちをしていたところ奇跡的に予約できました。

「六花」のある場所は、JR九州の久大本線「由布院駅」から徒歩でも10分程度で到着できる所ですが、金鱗湖へ通じるメインストリートとは駅を挟んで反対側(西側)にあり、メインの方の喧騒が嘘のようにのどかなエリアです。

(「六花」の目の前の景色。田植えが終わった水田に由布岳が映り込みます。この田んぼの向こうに久大本線が走っていますが、「ゆふいんの森」号でしょうか、列車が走っているのを見ました。)

チェックインは15時、10分程早めに着きました。

(iPhoneのカメラが光でハレーションを起こすほどのいい天気。)

ロビー・フロントはシンプルです。

(右の壁一面は薪で埋め尽くされています。もちろん壁として。湿度調整や断熱機能、抜群でしょうね。)

一泊二日の滞在中、私が見かけた従業員の方は5人、料理長がいらっしゃるようですので、全員で6人かも。6人で6棟の離れを運営するというのはなかなかたいへんだと勝手に想像します。そのせいか、最近の露天風呂付き離れタイプの宿では珍しく、チェックアウトが10時半と早め。(大体の宿が12時、早くても11時が相場です。) 掃除などがたいへんなんだろうと思いますが、私たちも、部屋の準備の最終確認をしているとのことで、数分ロビーのソファで待ってから案内されました。

ロビー棟を出ると右手に由布岳が見えます。

(奥の建物は離れです。)

私たちが泊る離れの前でロビー棟を振り返るとこの景色。

(右手の建物は食事処で個室になっています。水盤と通路を隔てるトクサ(短い竹のような植物)の作る雰囲気がシンプルだけどとてもいい。)

離れ「六」。

(各離れの名前は数字。「六」は「MU(むぅ)」と読むようです。)

引き戸を開けて踏み込みに入ると、目の前には、はめ殺しのガラス壁の向こうに露天風呂と中庭が見えます。

(このはめ殺しのガラス壁が部屋を広く見せる効果大。ありそうでない建築です。)

部屋は、斜め天井に渡っている立派な梁が古民家のテイストを少しだけ感じさせる、清潔感溢れるシンプルな作り。

(分かりづらいですが、畳は琉球畳風、ベッドエリアと洗面・脱衣場・トイレの床は天然木を粗く削ったような(肌触りはもちろん滑らかです)ビジュアルの無垢材。)

洗面所・脱衣場。ここからシャワースペースを通過して露天風呂に出ることができます。

(安っぽさを決して感じさせませんが、コストを抑えた作りであることが分かります。)

ちなみに最近チェックしてしまうシャワーヘッドは、TOTO製でした。(笑)

(使い勝手、とてもいいです。)

露天風呂は後にして先にテラスに出てみます。

(横長の部屋のほぼ全面が窓になっているので、テラスとの一体感があり、室内にいても広さを感じます。デッキの家具類、現在進行中の❝プライベートプロジェクト❞の参考になります。(笑) 露天風呂上がりにテラスの人工ラタンの椅子に座ってゆっくりくつろぐのにちょうどいい季節です。)

さて、露天風呂です。

(縁のヒノキ、湯舟の伊豆石、私が最も好きな組み合わせの浴槽です。)

中庭に降りて広角モードで全景を撮ってみました。

(私が足を楽々伸ばすことができる広さ。)

湯量(湧出量)は豊富で、首まで浸かってサバァーと湯が溢れても、数分後にはまたいっぱいになっています。泉質は弱アルカリ性の単純泉、肌がしっとりとする優しい温泉です。源泉温度が40℃とやや低めなので少し加温しているとのことですが、源泉かけ流しです。

温泉に浸かって見える中庭の景色。

(数本からなる細い株立ちが優しい印象で、当宿の温泉の優しさと合っています。優しい温泉に浸かりながら、優しい仕立ての樹々を愛でる感じ。)

部屋に戻って、最近の宿には必ず置かれているドリップマシーンでコーヒーを淹れて、由布院駅から金鱗湖に続くメイン通りにある手作りクッキー専門店「LINGON」のクッキーをいただきます。

(これ、美味しかったです。)

「六花」には貸切風呂はないので、部屋の露天風呂を楽しむことに専念できます。(笑)

(夕食は18時。それまで何度も温泉に浸かります。)

さて、夕食の時刻となりましたので食事処へ。九州は日没が遅いのでまだ日中のように明るいです。こちらが本日の献立。

(小さくて見えませんね。(笑) 「皐月の御献立」。)

■食前酒:りんご酒

(部屋「六」のキーホルダーとともに。)

乾杯のドリンクはスパークリングワインのハーフボトルにしました。

(スペインの「Codorniu(コドニュー)」という老舗ワイナリーの一本。)

■酒菜

(見事です。べんがら色の皿が素敵です。りんご酒の盃もべんがら色系、写メに写っていませんが、取り皿もべんがら色で、このさりげない統一感に気分が盛り上がります。)

左から順にアップの写メを。枝豆うに真丈、ローストビーフ、ペコロス?の酢漬け、そら豆。

冷製マスカルポーネチーズのフルーツサラダ。

若鮎塩焼き、ヤングコーン姿焼き。

(宿の方の説明では「これくらいの若鮎は頭から骨ごと食べることができます。」とのこと。お好みで蓼酢で。ヤングコーンは秩父長瀞の「セラヴィ」でも出ましたが、❝ひげ❞ごと食べることができます。)

嶺岡豆腐。

(嶺岡豆腐というお店の名前かと思ったら、胡麻豆腐の牛乳版のことを言うようです。胡麻豆腐のようにもっちりとした食感ですが、あの独特の胡麻豆腐感がなかったので不思議でしたが、合点がいきました。)

チーズ西京焼き。

(当宿の自慢の一品だそうです。確かに美味しい。ワインでも日本酒でも、酒のつまみにピッタリだと思います。自家製で作れるか、、、。)

穴子と胡瓜の寿し。

(大阪では通称❝あなきゅー❞。少量過ぎてキュウリの食感が全てに勝っていました。(笑))

■造里:鮃薄造り(ポンジュレ)、寒八、貝柱、烏賊

(「ポンジュレ」とはポン酢のジュレで、左上の小瓶に入っています。それをガラスの器のヒラメの薄造りにかけていただきます。うまい!)

鮃の薄造りが美しかったのでアップで。

(添えられている黄色い花は「キンギョソウ」の花。食用だそうですが「美味しくないので、、、」とのこと。(笑) それよりも私には「キンギョソウ」と聞くと「鬼灯の冷徹」の「金魚草」が思い出されて、余計に箸が出ません。(笑))

刺身の方も美しい。そして特徴的なのは刺身の下に敷かれたグレープフルーツの輪切り。

(軽く炙られている烏賊は確か紋甲イカだったかな。グレープフルーツは「甘いですから是非どうぞ」とのことで、食べてみると確かに甘かった。こういう使い方もあるのですね。)

ここで宿の方が水を持って来てくれました。「ここから歩いてすぐの所にある『若宮八幡社』の湧水です。柔らくてとても美味しいので是非どうぞ。」とのこと。

(確かに超軟水という感じで飲みやすい。「六花」に来る前に立ち寄った「霧嶋神社」の湧水もこんな優しい水だったのだろうか、、、。)

■口替り:冷製新じゃがのポタージュスープ

(口替りにいつからかスープを出すようになったそうです。旬替わりのようですが、「スープシリーズがお客様にご好評をいただいています。」とのこと。皿でガッツリいただきたい美味しさでした。(笑))

■蓋物:鰻と湯布野菜の養老蒸し

(養老蒸しとはすりおろした山芋を具材の上にのせて蒸した伝統料理。)

ここで次の飲み物を注文。妻は「大山のこだわりの梅酒」、私は「安心院(あじむ)ワイン」の「卑弥呼」の白を。

(梅酒のソーダ割がなみなみです。(笑) 「大山」は奥日田の宿「うめひびき」近くの梅畑が広がる地域。ざっくり日田と由布院は❝お隣❞ですね。)

■魚料理:伊佐木のポアレ、蒸し鮑、ホワイトアスパラソース

(うまい! もっと食べたい!(笑))

■肉料理:おおいた和牛サーロイン(石焼き)

(おススメの焼き方、ミディアムレアで出されますので、石の上で最後の焼きを入れて、醤油ベースのステーキソース、天然塩、ワサビをお好みでつけて。肉の上にはウニ。)

■御番菜:鰆の南蛮 ■御飯:湯布院米 ■留椀:赤出汁

(鰆の南蛮がめちゃうまでした。写メには小鉢の中が写っていませんが。(笑))

ご飯茶碗が飛び鉋の器でしたので、「あっ、小鹿田焼の器ですね。」と言うと、宿の方曰く「小鹿田焼は昔ながらの製法で作っているので高価なので、同じ飛び鉋模様の、お隣の小石原焼を使っています。」とのこと。兄弟窯の小鹿田焼と小石原焼にそんな差があることを知りました。

■水菓子:ティラミス、季節のフルーツ、アイス

(シャーベットみたいなアイスが特に美味しかったです。何のフルーツのアイスだったかな、、、思い出せず。(笑))

本日の夕食はこれで終了。とても工夫されていて思い出に残る夕食でした。何よりも食材のことや器のこと、この季節のこの地域のことなど、いろいろな話題を交えながら食事を運んでくれる宿の方のホスピタリティが最高でした。「六花」が人気があるのがよく分かる夕食でした。ごちそうさまでした。

さて、夕食前に宿の方が「ここから歩いてすぐの所でホタルが飛ぶのですが、今晩は結構出ると思います。もしよろしければ夕食の後にいかがですか。」と案内してくれました。なかなかホタルを見る機会もないので行ってみようということになりました。

(安全のため貸し出してくれる懐中電灯待ち。ここがフロント。これまで訪れた宿の中で最もシンプルなフロントです。)

アイリスオーヤマの懐中電灯をお借りして出発。

(宿の方が道を教えてくれます。「真っすぐ行ってください。すぐに左右の分かれ道に出ますので、右方面でホタルが飛んでいます。先程偵察して来ましたが、結構出ていましたので、楽しんで来てください。」とのこと。)

ご案内の通り、歩き出してものの数分でホタルを発見!

(iPhoneのカメラでもなかなかうまく撮れませんが、これはこれでホタルっぽいか。)

写メだとこの程度ですが、肉眼では淡い光を点滅させながら飛ぶホタルをたくさん見ることができました。

(20分くらいでしょうか、このあたりでホタル観賞していました。)

久大本線の線路がありました。

(踏切もないローカル地点。夜の線路というのは何だか寂しいものです。)

30分くらいの夜の散策でした。宿の前から見える由布岳❝夜バージョン❞。

(幻想的。iPhoneのカメラ機能のみでの撮影です。)

離れ「六」に帰ってきました。

(離れの玄関前からフロント棟を。夜の雰囲気もいいですね。)

この後、思う存分温泉に浸かってゆっくりしました。

(夜は肌寒いです。それがまた温泉の良さを引き立てます。)

今朝は6時の新幹線でしたので睡魔が襲ってきます。23時前には爆睡状態に落ちてしまったような、、、。いい一日でした。

 

翌朝。6時過ぎに目覚めましたが、霧の朝のようです。

(霧の朝とは、さすが由布院。朝食前に何度か温泉に浸かって目を覚まします。❝朝温泉❞はいつどこで浸かっても最高です。体と頭がしゃきっとしていく感覚。)

朝食は8時。初めて宿の草履を履きますが、大きい方が何か変。

(素敵な草履、、、ですが、鼻緒ってちょっと内側に入っていると思うのですが、大きい方の草履は両方とも鼻緒が右寄りのような。つまり、左用×2かも。(笑) この後草履を履いて食事処に行きましたが、特に不自由はなかったので、ご愛敬ということで。)

朝食です。

(美しいセッティング。それだけでワクワクして食欲が増します。サラダには日向夏のドレッシング。お隣の宮崎県の名産です。)

目覚めのスムージーはブルーベリー。

(粘度が高過ぎてひっくり返しても落ちてきません。(笑) 豆腐用のさじでいただきました。)

朝カレー、鮭、きゃらぶき、明太子などなど。どれも素材の良さが際立つ美味しさ。

(野菜がうまい!)

卵は、別府市で放し飼いされている鶏のブランド卵「蘭王」。醤油はひと手間かけたウニ醤油。

(黄身も白身もしっかりしている(=簡単には混ざらない)いい卵でした。)

お米が美味しい。多分昨晩も出た湯布院米でしょうね。味噌汁は豚汁風。卵かけご飯と朝カレーで食が進んで、ご飯も味噌汁もおかわりしました。

(写真のフレーム外ですが、梅干は大山の梅か、大粒で味が濃くあまり酸っぱくない。)

食後のデザートはクリームブリュレ。

(表面パリパリ。濃厚でコーヒーにベストマッチ。)

朝食も大満足です。ごちそうさまでした。

チェックアウトは10時半ですので、いつもよりは結構早く感じます。それでも泉質の素晴らしい温泉を最後まで楽しみました。既に日差しが強くなってきました。今日も快晴だけど暑くなる、そんな予感です。

(朝の霧が嘘のように晴れました。宿の方曰く、「朝に霧が出ると、その日はお天気が良くなります。」とのこと。いろいろなことを教えていただきました。)

チェックアウトです。宿の前とこの絶景の前で私たちの写真を撮ってもらいました。

(今日もいい一日になりますように。)

「由布院 六花」、予約困難な人気の宿ということがよく分かりました。公平性を担保するために、特に予約が集中する年末年始は常連さんも一見さんも平等に抽選だそうです。いつかまたその抽選に参加してみたいと思わせる名宿でした。

お世話になりました!

 

・・・「由布院 六花」一泊旅行③[完]〔「鶴見岳山頂」など復路道中編〕へ続く。

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「由布院 六花」一泊旅行①〔「塚原の里」など往路道中編〕

2023年05月23日 | 旅行記

インプラント手術をした博多の歯科医院に半年に一度、定期検診で通っています。九州から大阪へ転勤して以降、その機会に合わせて妻と温泉旅行に行くのが恒例です。土曜日、私は新大阪駅を6時発の「みずほ」に乗車。

(ほぼ満席の印象。意外と混んでいます。)

今回はインプラントの定期検診だけでなく、懸案の歯の治療もセットでやって約1時間。また半年後の予約をして歯科医院を出発。

(博多駅前の大通りにはまだ建設機械がゴロゴロ。いつまで工事をやるのでしょうね。)

馴染みの(笑)レンタカー屋で車をピックアップして、これまた恒例で、前入りしている妻をホテルに迎えに行きます。無事合流して、今回の旅がスタート。

(都市高速走行中。福岡空港近くで妻撮影。)

渋滞知らずの九州の高速道路。大分道の玖珠PAでトイレ休憩です。玖珠町は「童話の里」として有名ですが、こんな像がありました。

(石板には「童話の里 くす」とあります。)

よく見ると、私たちも二度ほど車で登ったことがある「伐株山」の上に巨大な鯉のぼりが乗っています。

(見づらいですが、山の右の裾野に「伐株山(きりかぶさん)」と彫られています。)

「伐株山の童話に鯉のぼりなんて出てきたかなぁ?」と帰宅後調べてみたら、どうやらこの像は童話を表現しているのではなく、昭和55年(1980)から続く「ジャンボこいのぼり」(巨大な鯉のぼりの口からお腹を通ってしっぽへくぐりぬける!)が名物のご当地の祭「日本童話祭」に由来すると思われます。

角度が悪いのできれいに見えませんが、伐株山が少し見えました。

(高速道路本線を走ると、もっときれいに見えました。)

ここで気になるお土産を発見。

(のぼりがバンバン立ってます。)

「とり天」は大分名物のひとつですが、「謎のとり天せんべい」とは何だろう、、、と思って店内に入ると、「売上NO.1」だそうです。

(ただし、よく見ると、「『とり天お土産部門』売上(NO.1)」と小さく書かれています。なかなかニッチな部門です。「あのCMで話題の」とも書かれていますが、見たことがない。(笑) 妻の方は、とり天ではなく、中津のから揚げチップス的なお土産を買っていました。)

何度も通っている大分道ですが、玖珠PAで結構楽しめました。さて、博多から由布院までは1時間半強というところなので、ちょうど昼食時となりました。今回の旅では、由布岳スマートICを降りた近くにある、地鶏炭火焼きの店「塚原の里」に行こうと決めていました。

(ICを降りて5分もかからないくらい。)

「塚原の里」は、私たちが常宿にしている黒川温泉の「月洸樹」の宿の方に教えてもらって、一度行ってみたかったお店です。

(行列覚悟でしたが、3組待ちくらいで、15分程で入れました。)

実は、「塚原の里」、私たちが鶏の炭火焼きのお店でその雰囲気と美味しさに衝撃を受けた「高天原」のごく近くです。「高天原」とどっちが美味しいか比べてみたいということもあって、今回訪ねました。

(炭火焼きのいい匂いが外に漂ってきます。)

メニューが置かれていますが、定食はシンプルに3種類。

(「地どり定食」、「豊後牛定食」。そして、「いのししは終了しました」。(笑) 左ページには単品・追加料理がありますが、定食なら全部入っています。)

私たちの名前が呼ばれました、入店です。

(いいですねぇ、この雰囲気。)

出入口に、何とアントニオ猪木さんの写真や書・赤いタオル(額装)が掲げられています。

(合掌。)

「豊後牛定食」もそそられましたが、初回訪問ということで、定番の「地どり定食」2人前で。まずは「地どりたたき」。

(ほど良い歯応えと、鶏にしては肉の味がしっかりしています。)

「そばの実のおかゆ」(だったかな)。

(優しい味と口当たり。お米のおかゆよりも粒粒感があって好きです。)

汁物は味噌汁ではなく「呉汁」(大豆をすり潰したもの)。

(うまい! 2020年6月に宮崎県西都市のうなぎの名店「入船」で初めて食べて以来の2度目の呉汁。ちょっと感動です。)

メインの地鶏登場。

(地鶏の美しさとともに、椎茸の立派さに「ここは椎茸の名産地大分」を感じます。)

ここで店員さんから焼き方のアドバイス。「網の上で転がすように焼いていただいて、表面が焼けたら焼き過ぎないように、中がレアくらいが美味しいです。」とのこと。

(一生懸命「転がす」私。妻撮影。)

地鶏の炭火焼きと言えば、宮崎県のお店で、モクモクの煙の中、大将が焼き網の上で小さめの切り身を転がしながら焼いている姿を覚えていますので、「あんな感じで転がせばいいんだ。」と分かりつつ、身が大ぶりで転がりません。(笑) ということで、焼き過ぎだけは注意して焼いてみました。

(いい感じ(自画自賛)。うまい!)

地鶏と野菜(野菜もうまい!)を堪能していると、「朴葉味噌」が来ました。店員さんが焼いてくれます。

(朴葉を焼き網に直置き。えっ、燃えないの?)

と思っていたら、燃えてしまう前に手早く焼いて、ざるに戻します。

(ざるに戻す直前。うまそ~。鶏のミンチやキノコ?などが入っていて、とにかくうまい! この朴葉味噌とご飯だけでも定食になる、美味しさ超絶レベルです。)

地鶏の方は2セット目に突入。

(2度目の方が焼きに安定感が出ました。(笑))

「塚原の里」の「地どり定食」、食べてみる価値ありです。ここで悩ましいのは、「塚原の里」か「高天原」か、、、それは個人の好みだと思います。(笑) 決定的に違うのは、「塚原の里」は「地どり」ですのでそれなりに歯応えがあります。一方「高天原」は朝挽きですが地鶏ではなく(普通の)鶏で、柔らかいです。あと、味付けは、両店とも鶏肉に事前に味は付いていますが、「塚原の里」はあっさり味、「高天原」は濃いめの味。私は迷いに迷いますが、「高天原」かなぁ、、、気が変わるかも。(笑)

ここ塚原は名水が湧くようです。「塚原の里」の店内にこんな貼り紙がありました。

(妻が発見。)

そう言えば駐車場の一画にひっそりと祠がありましたが、どうやら水神様のようです。

(右の大きな石に隠れてしまっていますが、この後ろで水が流れ出ていました。)

いい昼食でした。ごちそうさまでした。

さて、宿のチェックインにはまだ時間がありますので、予備的に事前リサーチしておいた、「塚原の里」の近くの「霧嶋神社」に立ち寄ってみます。車で数分。

(新緑が美しい。)

霧嶋神社に立ち寄ってみようと思ったのは、境内に湧水(御神水)が出ていて自由に汲むことができ、人がひっきりなしに水を汲みに来るとかで、ちょっと見てみたいと思ったから。

ひっそりとした参道を歩くと気付くのは、まずは新緑が美しいこと。

(誰もいません。ひっそりとした雰囲気がとてもいい。)

次に気付くのは、路傍の石たちにむしている苔のなんと立派なことか。

(びっしり苔むしています。こんな景色は初めて見ます。妻が苔を近くで見て、その立派さに驚いていました。)

参道脇の祠も苔に覆われています。

(実際はもっと緑がはっきりしていて、とても美しかったです。)

境内です。

(神職はどなたもいません。水を汲みに来る人は途切れることがありません。)

手水舎も苔&シダを厚くまとっています。

(もちろん湧水が❝源泉かけ流し❞でドバドバです。(笑))

こちらが境内脇で出ている湧水です。想像以上の水量で、汲み口は2つあります。

(水を汲みに来る人は、ペットボトル数本なんて次元ではありません。ポリタンク10個単位って感じ。どう考えても家庭消費ではないような。(笑))

そして、湧水を汲む所にはこの立て看板。

(値上げしてもいいと思います。(笑) 私は水を汲みませんでしたが、百円お賽銭を入れました、、、というか、百円未満、入れづらいです。(笑))

お参りさせていただきました。

(書き置きの御朱印もありませんでしたが、おみくじはセルフのものがありました。)

本殿を外から拝見できますが、彫刻が素人目にも分かる立派さ。

(霧嶋神社の御由緒など詳しいことは分かりませんが、この立派さは相当なものだと思います。)

湧水に興味があって立ち寄った霧嶋神社ですが、見応えがありました。塚原というエリアが名水の里ということもよく分かりました。

さて、そろそろ宿に向かうことにします。お天気は快晴。最高のドライブ日和です。

(ドライブ中。妻撮影。窓を開けて走りたくなる、気持ちのいい道です。)

通りかかった「由布岳登山口」。

(たまたま立ち寄りましたが、下から眺める絶景スポットです。)

大きな案内板。なるほど、由布岳(左)と鶴見岳(右)、この2大峰を縦走するのか、、、。

(私たちは由布岳はここから眺めるだけ、鶴見岳は明日「別府ロープーウェイ」で登ります(昇ります)。(笑))

この大きな案内板から数歩進んだ所でこの景色!

(真ん中が由布岳。絶景です。)

トレッキングの方がパラパラと下りて来ています。

(多分無理だと思いますが、ここから見ていると自分も登れそうと錯覚してしまいます。(笑))

いい景色を見ることができました。この由布岳登山口を出発すると、数分で有名展望スポットの「狭霧台」ですが、何度も立ち寄っていますのでスルー。まだちょっとだけ時間があるので、明日立ち寄ってみようかと妻と相談中の「工房 輪葉葉」の場所を確認がてら一瞬寄り道。

(「食事中」とのことで閉まっていました。)

「輪葉葉」は、❝伝説の❞「招き猫」(陶器)を製作・販売している工房ですが、超人気で販売日は必ず抽選(定刻にその場で抽選)で、まぁ当たらないらしい。今日も抽選日だったようですが、今は誰もいません。

(私たちのレンタカーだけ。翌日(明日)ここが満車になるとは、この時は想像もできず。(笑))

ちょうどいい時刻となりました。本日のお宿「由布院 六花」に向かいます。

そうそう、北部九州の観光スポットには行き尽くしている感があり、「どこに行こう?」となかなかいいプランが思いつかなかったので、「ChatGPT」に聞いてみました。

(う~ん。旅人の心をつかむ提案とは言えないなぁ。質問力の問題かな。(笑))

 

・・・「由布院 六花」一泊旅行②〔「由布院 六花」編〕へ続く。

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「魚場 春夏秋冬」(福島)

2023年05月16日 | お酒と美味しいもの

天満と福島。大阪市内のディープワールドの双璧、、、と思っていたら、超久々に飲みに行った福島がえらいオシャレな街に変貌していてびっくり。なにわ筋に面したビルの1階、「魚場 春夏秋冬」。

(ネットより拝借。昔の福島のイメージとギャップが、、、。(笑))

何を食べても美味しい料理と積もる話で盛り上がりました。刺身の盛り合わせ。

(魚も美味ですが、刺身皿がいい感じ。この飛び鉋模様は福岡の小鹿田焼(おんだやき)か小石原焼ですね。)

油目の南蛮漬け。

(油目はアイナメの別名。酢加減が絶妙です。)

この「魚場のクリームコロッケ」が記憶に残る一品でした。

博多の「せいもん払い」の名物「海鮮ゴロゴロクリームコロッケ」レベルの美味しさ。うまい!)

この他にも何品もいただき、日本酒も数種類飲みましたが、料理もお酒も全部美味しい。これは名店ですね。〆は土鍋飯の中から「鯛飯」を。

(炊き上げるのに40分程かかるので、最初に注文しておきます。)

この鯛飯が激ウマです。最高の〆は今晩の酔いを最高に気持ちのいいものにしてくれます。ごちそうさまでした。

福島の「魚場 春夏秋冬」、人気店につき予約困難だそうです。名店をアレンジしていただきありがとうございました!

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「KAMADA KITCHEN」(西天満)

2023年05月14日 | お酒と美味しいもの

先週木曜日、職場の同僚の方とサシ飲みをしてきました。西天満の「KAMADA KITCHEN」。

(写メするのを忘れましたので、ネットより拝借。店名ですが、お店のひさしには「kamada kitchen」、食べログでは「KAMADA kitchen」とありますが、大将にいただいた名刺には「KAMADA KITCHEN」とありましたので、オール大文字表記で。(笑))

宮崎出身の大将が、小倉から宮崎に異動したMTNさんと懇意ということで、MTNさんが大阪勤務時代に通われたお店とのことです。いつもMTNさんが座っていたという鉄板前のカウンター席に座らせてもらいました。

料理は大将におまかせしました。まずは酢もつ系の付き出し。

(酢もつ大好き。今日はいつも以上に生ビールが沁みます。(笑))

「KAMADA KITCHEN」、大将の名刺には「お刺身も食べられる鉄板焼き」と書かれています。そのフレーズの通り、刺身が素晴らしかった。

(上段の小鉢から、生しらす(静岡)、ケンケン鰹(和歌山)、白寿真鯛(愛媛)、下段の左から、グルクン(熊本)、活さざえ(千葉)、富士山サーモン(静岡)、剣先イカ(長崎)。)

それぞれの魚の旨味が最大限に引き出されているように感じました。白寿真鯛と富士山サーモンは養殖ですが、美味しさを追求したブランド魚のようで、もはや天然よりも美味しいと思います。

お酒の方は、自分の直感を信じて、宮崎の芋焼酎「山猪」(やまじし)をソーダ割で。

(いい意味での❝芋臭さ❞いっぱい。ソーダ割にすることで更にその特徴が増幅して、個人的には好きな焼酎です。)

「ゴールドラッシュ」という甘い品種のコーンのバター炒め。

(甘い!)

焼酎からこちら「こぼれスパークリング」へ。

(フォーカスを変えてみました(左:グラスフォーカス、右:メニューフォーカス)。その名の通り、スパークリングワインを表面張力ギリギリまで注いでいただけます。)

このスパークリングワインとのセットメニューの「塩こんぶバターバスケット」。

(セットメニューだけあって、スパークリングワインとの相性が抜群。)

ここからは日本酒モード。まずは「播州一献 純米 夏辛」(兵庫)。

(「こってりとしたお料理もさっぱりと流してくれるキレが特徴です。」とのメニューの説明書き。)

「ホタルイカと青海苔のイカ焼き風」。

(大将に「お酒に合う料理をお願いします。」と厚かましいことをお願いしたような記憶があります。(笑) 「播州一献」との相性ばっちりです。)

バイ貝の煮付け。

(煮付けが冷やされていて味が貝にしっかりしみ込んでいます。日本酒に合う。)

料理名を失念しましたが、ジャガイモの鉄板焼き系だったかと。

(「新じゃがいもステーキ明太子ソース」だったかなぁ。ビジュアルが違うか、、、。)

ここで日本酒から一度離れますが、山形の「楯の川酒造」が作っているマッコリ「ホームラン」を。

(マッコリ好きの私にはたまらない❝寄り道❞です。(笑))

❝本線❞に戻って日本酒を。「船中八策 純米 超辛口」(高知)。

(超有名「船中八策」ですが、このボトル&ラベルは初めて見ました。超辛口の名の通り、キレ味抜群。料理の方は「スナップエンドウの紹興酒炒め」が出ています。)

超辛口に合わせる料理は「手こね鶏つくね鉄板焼き」。

(想像の上を行く美味しさです。「KAMADA KITCHEN」の料理をまだまだ食べたいという気持ちになる一品です。)

日本酒はメニュー外の一本、新潟県南魚沼市の「高千代酒造」の「59Takachiyo 美山錦」。

(夏酒でしょうか、この爽やかなボトル&ラベル。美山錦100%、純米吟醸無調整の生原酒です。)

「明太子のアヒージョ」。

(料理の方も終盤戦に入っております。これは自宅でも再現できるかもしれないので、今度やってみようと思います。スキレットを買って。)

〆のお好み焼き。

(豚玉だったかなぁ。私好みの硬さのあるお好み焼き、最高です。)

ご一緒した同僚の方との話は尽きず、「ズッキーニの浅漬け」で口をさっぱりさせながらもうしばらく。

(ズッキーニが浅漬けになるとは知りませんでした。ひと手間かかっているように思いますが、とても美味しかったです。)

「KAMADA KITCHEN」、料理もお酒も、大将とお酒担当の女将さんのお人柄も最高です。ごちそうさまでした!

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秩父長瀞「小さなホテル セラヴィ」一泊旅行④[完]〔復路道中編〕

2023年05月13日 | 旅行記

「小さなホテル セラヴィ」は12時チェックアウト。復路の道中の立ち寄りスポットはほぼノープランでしたが、秩父・長瀞の名所は押さえておこうということで、まずは「長瀞ライン下り」の見せ場でもある国指定天然記念物「岩畳」(いわだたみ)へ。といっても、対岸の「長瀞自然のみち」という散策路から見えるのではないかという見切り発車です。(笑)

(セラヴィから数分で到着。数台分ですが無料駐車スペースもあります。)

対岸は人でにぎわっていますが、こちらはこの通り、誰もいない散策路です。

(石畳できちんと整備されています。)

歩き始めるとすぐに「春日神社」というお社がありました。

(案内板によると、昭和17年頃までは春の例大祭は盛大に行われていたそうですが、今はその面影もないひっそりとしたお社です。)

肝心の対岸「岩畳」の眺望ですが、なかなか視界が開ける場所がありません。5分くらい歩いたでしょうか、既に対岸は岩畳ではないかもしれませんが、「これぞ長瀞」みたいな景色が見えました。

(確かにこの渇水ぶりではライン下りは無理ですね。)

散策路を少し戻って、もう少し岩畳っぽい景色を。(笑)

(岩畳ということにしておきましょう。)

散策路途中にこんな道標がありました。「井戸はぐれの旧道」。

(全く道らしきものが見えませんが、昔々は人馬が通行していたそうです。「井戸はぐれ」は漢字では「井戸破崩」と書くようで、道中の危険度が分かります。)

さて、事前のリサーチでもチェックはしていたのですが、今日の暑さならピッタリかと思い、車で数分の所にあるかき氷専門店「阿左美冷蔵 金崎本店」へ。

(たまたまお店の駐車場に入れることができましたが、基本満車でなかなかの競争率のようです。)

事前リサーチでは行列のできる店ということでしたので、あまりに待つようならスルーしようかと思いましたが、30分待ちくらいなので並びました。

(この敷地内に、「本館」、「氷極」(ひぎょく)、「蔦楽庵」(ちょうらくあん)という3つの店がありますが、メニューは別々だったような。)

かき氷なのでお客さんの回転は良くて、そんなにストレスなく待てます。

(奥の「本館」という暖簾の所が入口です。)

待っている間にメニューから注文を選んでおくシステム。(精算はかき氷が出てきた時にテーブル会計です。)

(「蔵元秘伝みつ 極みスペシャル」と「いちごミルク&メロンミルク」にしました。)

お土産にこちら「阿左美冷蔵の水羊羹 箱入り一枚流し」も注文。

(帰宅後すぐにいただきましたが、水羊羹とぷるぷるの寒天の二層構造で、不思議な食感とすっきりした甘さでとても美味しかったです。)

さて、私たちの番が回ってきました。

(新緑に藍に白抜きの暖簾、涼し気で風情があります。)

暖簾をくぐって進んで行って、席に着く前あたりで振り返った景色。

店内と屋外(庭)が選べるようですが、木陰が気持ちいいお天気なので、屋外のテーブル席にしました。

(庭にいろいろなパターンで席が配置されていて、お隣が気にならないゆったり感の中でかき氷をいただけます。)

「店内に温かいお茶(セルフ)もございます。」とのことで、汲みに行ってみます。

(オシャレそうな店内入口。)

てっきり給茶機かお茶のポットがあると思っていたので店内を見回しましたが、それらしきものがない、、、と思ったら、何とこの釜から柄杓で汲みます。

(汲みづらいですが(笑)、風情があります。)

お茶をすすっていると、かき氷が来ました! まずは私が注文した「蔵元秘伝みつ 極みスペシャル」。

(「阿左美冷蔵」はかき氷と餡などは別々になっています。餡ですが、奥から「あずき粒あん」、「白あん」、「抹茶あん」。手前の小さなポットは「蔵元秘伝みつ」。)

上からも撮っておきます。(笑)

(ちなみに、かき氷の食感は、今はやりの❝ふわ雪氷❞タイプではなく、昔ながらの❝ソフトガリガリ❞タイプ。氷は天然氷だとか。)

妻が注文した「いちごミルク&メロンミルク」。

(日本酒なら一合は入りそうな器にたっぷりイチゴとメロンのミルク。)

これをかけながらかき氷をいただきます。

(かき氷が余ることのないたっぷりのイチゴ&メロンミルクの量。私の3種類の餡もたっぷりな上に、秘伝みつもありますので、存分にかけまくれます。(笑))

食べ終わって出てくると行列が伸びていました。最後にこの顔出しをやって(笑)「阿左美冷蔵」を出発しました。

続いて、往路を走っている時に大きな看板で「寺坂棚田」と案内が出ていたことを思い出して行ってみました。武甲山と棚田のコラボ絶景の「寺坂棚田」。

(田んぼに水を入れているかと思いましたが、ちょっと早かったようです。向こうの山が武甲山。)

横瀬町の「寺坂棚田」。埼玉県内最大級の広さ(約5.2ha)で、農業者や各団体の取り組みで保全されています。2022年、農林水産省の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」に埼玉県内で唯一選定されました。「ポスト」なんですね。(笑)

東屋が見えましたので、駐車場から立入可の畦道を歩いて向かってみます。

(東屋。今日も暑い! 日傘を持っていない私は東屋の日蔭へ緊急避難。)

駐車場と東屋の間を歩いて一番いい感じで景色が見えるポイントはこのあたりかな。

(一部水を張った田んぼがありましたので、そこで撮ってみました。)

田植えはこれからのようです。苗が準備されていました。

(農作業のことは全く分からないので、ここからどんな作業となるのか。)

秩父神社の手水舎に「武甲山の伏流水」と書かれていた「武甲山」、形がかなり不自然です。

(明らかに山肌を人工的に削られているように見えます。)

実は、セラヴィの部屋にあった「ブラタモリ」の長瀞編のDVDを観ていると、この武甲山についてもレポートされていました。

(DVDのジャケットは長瀞ライン下りの様子ですね。)

武甲山は石灰岩の採掘場所で、1917年(大正6)に採掘が開始され、日本最初のセメント工場に石灰岩を供給。その後、日本が高度成長期を迎え、都市開発やインフラ整備などのセメントの原材料を供給し国の成長を支えました、、、みたいなレポートだったと思います。上の写真手前の工場はセメントのプラントで、多分「秩父セメント」です。

誰もいない寺坂棚田、なかなか良かったです。田んぼ一面に水が張られていたら更に絶景だったでしょうね。次は、テレビの地元ニュースでもやっていた、芝桜の名所「羊山公園」に立ち寄ってみます。

(ここからも武甲山を望むことができます。)

情報によると、芝桜のピークを過ぎたので入場無料になっているけど、一部では遅咲きの芝桜がまだ咲いているとのことで、「じゃぁ立ち寄ってみるか。」という、ちょっとケチな話です。(笑)

(入場料は無料でしたが、駐車料金は取られます。(笑))

見所は「芝桜の丘」ですが、こんな感じです。(笑)

(大体パンフレットと同じアングルで撮ってみました。情報通り、完全にピーク、終わっております。(笑))

❝遅咲きゾーン❞らしきエリアを見付けて、「多分ここが一番咲いている」所を撮ってみました。

(ほぼ❝葉桜❞状態。(笑))

近接で撮るともう少し咲いている感が出ます。

(そうでもないか、、、。)

かくなる上はズームで。(笑)

(芝桜の丘には10品種、40万株の芝桜が植えられているそうです。)

「羊山公園」だからかどうか分かりませんが、羊が飼われていて、草やり体験ができるようです。

ここに植わっているヤマボウシが満開でした。

(これはすごい。ヤマボウシってこんなになるのですね。)

芝桜の丘、そこそこアップダウンがあって、今日の日差しと暑さで汗だくになりました。もう初夏ですねぇ。さて、復路の立ち寄りスポットはこれにて終了です。あとは帰るだけですが、「阿左美冷蔵」のかき氷を食べてから何も食べていないので、さすがにお腹が空きました。帰り道の途中、そこそこ戻ってきた所で早めの夕食にしました。何となくハンバーグが食べたくなったので、「びっくりドンキー」へ。

(久々というか前回はいつ来たかも記憶がない「びっくりドンキー」。)

ハンバーグのボリュームが150gの上がいきなり300gで迷いましたが、300gを注文。

(大きさに驚きましたが、想像以上に美味しくて、ペロッと完食。ごちそうさまでした。)

夕食も終わって最後の道中を走っている時、空には不思議な形をした雲がいくつも浮かんでいました。

(妻撮影。)

吊るし雲(レンズ雲)と呼ばれる雲で、上空の風が強く空気が湿っている気象状況の時に発生しやすくなるそうで、要は、明日あたりは雨が降るという予兆。一泊旅行の間、お天気が良くて良かったです。この後無事に帰宅。これで今回の一泊旅行は全行程終了です。

秩父長瀞「小さなホテル セラヴィ」、思い出に残る宿でした。次は季節を変えてリピートしたいと思います。

「あなたの別荘」、、、最高です。(笑)

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