2021年の大晦日に行って以来の東京ディズニーシーに行って来ました。今回も優待券があるのと、前回アトラクションが急きょ運行中止になったために付与された「マルチエクスペリエンス」パス(※)の2年間の有効期限(2024/1/2)が迫っているので。(※並ばずに人気アトラクションに乗ることができる超強力パス。有料の「プレミアムアクセス」パスを買えば2000円/枚!)
ということで、約2年ぶりの東京ディズニーシー。2年も経てばシステムも様変わりしていますので、妻としっかり情報収集して「楽しみ方のプラン」を立てて臨むことに。(シーのアプリのチェックと、充電バッテリーのフル充電も必須です。)
<私たちの大まかなプラン>
・9時前には開園することを見越して早めに家を出発。(平日だから空いているかもという淡い期待。)
・「マルチエクスペリエンス」パスはシー一番人気の「ソアリン」に使う。
・入園したら、「ソアリン」と人気双璧の「トイマニ」に並ぶ。(2時間待ち覚悟。)
・「トイマニ」に並びながら、抽選競争率がえぐいショー「ビッグバンドビート」にエントリー。(ハズレでも仕方ない。)
・「トイマニ」終了後、昼食の予約時刻12:40までに同じエリアにある「タワテラ」に乗れるか判断。
・昼食後、気分次第で「ソアリン」へ。
・夕食時刻18:30を意識しつつ、アプリで待ち時間をチェックして適当にアトラクションや日中のパレードを楽しむ。
・夕食後、シーの夜の目玉パレード「ビリーヴ!」、閉園前の打ち上げ花火を見る。
これ以上は経験値がほとんどない私たちには考えが及ばないので、あとは防寒対策だけして当日を迎えました。
開園前、8時半前に駐車場に到着。前回と違って、ゲートに近いような気がします。
(エリア「A3」。帰りのために覚えておかないと。)
「ひょっとして平日だから空いているかも。」と淡い期待を持っていましたが、東京ディズニーシーに平日は関係ないようです。
(てんこもり人が並んでいます。インバウンドの方が多いように思います。パークチケット(入園券)は9000円を超えますので、円安パワーか。)
東京ディズニーリゾートは開園40周年を迎えるということで、モノレールも40周年記念ラッピングの車両が時々走っていました。
(5本に1本くらいの感じでした。)
9時ちょっと前に開園。セキュリティを通過して、スマホアプリのQRコードで入園したら、まずは❝地球❞にご挨拶。
(水に浮いて回転する地球。偶然、日本がこっちに向いた時に撮れました。)
久々の夢の国に写メを撮りまくりたいところですが、プラン通り「トイマニ」に速足で向かいます。
(予想通り110分待ち。並びます。)
列に並び始めて妻としゃべている時に思い出したように、「あっ、ショーのエントリーをやってみようか。」と落選覚悟でやってみると、、、何だか当たったような。
(抽選なので、結果は後程アプリに通知されると思っていたので、最初この意味が分かりませんでした。)
何と、エントリーした16:20開演の「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」に当たりました! これだけでもかなりラッキーらしいですが、何と割り振られた座席が、1階センターのBエリアの前から4列目。妻が姪っ子にLINEで聞いてみると、これは強運どころの騒ぎではなく❝神席❞だそうです。
何だか気分がアゲてきて「トイマニ」の行列も苦になりません。(笑)
(1時間弱並んだくらいのところ。ふと見た行列の景色が浅草の仲見世通りみたいだったので写メ。)
まだまだ時間がありますので、ダメもとでチェックしたのが、シーに来るたびにフラれていて、今回も点検のためか運行休止中の「センター・オブ・ジ・アース」。明日までが休止期間なので、ひょっとしたら1日前倒しで再開していないかと思って。
(はい、予定通り「運営・公演中止」中でした。(笑) このアトラクションにほんと縁がないです。)
そんなこんなで退屈することもなく行列は進み館内に入りました。「トイ・ストーリー・マニア!」、シューティングですが、やり方を妻と思い出そうとします。
(左の大砲のようなもので標的を撃つことまでは思い出しました。(笑))
そして、いよいよ乗り込んで出発。座った時には完全にやり方を思い出して、妻といざ勝負です。で、結果。
(前回に続き、私の勝利。ただし、「ヒット率」は前回同様、妻の勝ち。)
お目当ての「トイマニ」を存分に楽しんで、外に出ると、❝神席❞が当たった「ビッグバンドビート」の建物が見えました。
(ミッキーたちのパフォーマンス、楽しみです。)
現在の時刻は11時過ぎ。「タワテラ」は「トイマニ」のほぼ隣で、現在待ち時間は85分。昼食の予約時刻が12:40なので、「いける。」との判断で並ぶことにしました。
(余裕で昼食に間に合うと思っていた、並んで30分くらいの頃。)
12時を回った頃にようやく「タワテラ」の「ホテル」の入口に近づいてきました。
(かなり微妙な感じになってきました。)
いよいよだと思ったら、「ホテル」に入ってからがそこそこ長かった。(笑)
(あと少し。でもやばいかも。)
しばし昼食の予約時刻のことは忘れて「タワー・オブ・テラー」の「恐怖」を楽しみました。出て来て時刻を見ると、予約時刻を過ぎています。昼食の「レストラン櫻」は近いので、ダッシュ。10分ちょっと遅れの到着でしたが、無事入店できました。
(フィッシュマーケットを改装した、日本人移民がオーナーの和食のレストランという設定。レストランもディテールがすごいです。)
メニューはスマホでQRコードを読んで。私はこれにしました。
(40周年記念の「スペシャル膳」。)
妻は「天麩羅膳」を。食後のデザートにこちらを注文してみました。
(和風のパフェ。)
こちらが実物。
(わらび餅と書かれていますが、みつ豆に入っている寒天ブロックという感じでした。美味しかったです。)
「櫻」で午前中の振り返りをしましたが、「トイマニ」と「タワテラ」の人気アトラクションを楽しめたので、気持ちと時間に余裕ができました。昼食後は、「ビッグバンドビート」の開場の時刻までのんびり夢の国を散策することに。
シーはクリスマスモードです。
(ディズニーのキャラクターのパネルがたくさんありました。映える記念撮影スポットです。)
「アメリカンウォーターフロント」エリアの広場には巨大ツリーがあります。
(この前で記念撮影をするカップルや家族がきちんと行列を作って、後ろの人が前の人を撮ってあげるという、日本人ならではのルールが自然発生。さすがです。)
いい景色です。
(曇りの予報でしたが、晴れてきました。寒いですが風がないのでちょうどいい体感。)
私たちの経験値では、どこをどう歩けば目的地に着くか、まだよく分かりませんが、「タワテラ」の「ホテル」がいいランドマークになってくれましたので、前回よりは思うように動けているかも。
(「タワテラ」の上層階の壁(窓?)が時々開きます。さっき体験したので何が起こっているか分かります。(笑))
ちょうどクラシックカーが停まっていたので乗ってみました。
(停留所。「ビッグシティ・ヴィークル」というアトラクションで、クラシックカーで「アメリカンウォーターフロント」エリアをゆっくりと(10分)周遊します。)
「そろそろ『ソアリン』に行ってみる?」と妻と話しながらぶらぶら。ここにも素敵なクリスマスの飾り付けが。
(生で見るともっと素敵です。)
中央の❝海❞のあたり「メディテレーニアンハーバー」エリアを歩いていると、海上パレード「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が始まりました。
(1日2回のパレード。14:15の回を偶然見ることができました。ディズニーのキャラクターが勢揃い。後程の「ビッグバンドビート」で再会しました。(笑))
超人気アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」に到着です。
(1日を通して待ち時間100~140分の一番人気。前回はその待ち時間に諦めたアトラクションです。)
伝家の宝刀「マルチエクスペリエンス」パスを準備します。
(130分待ちを一気にショートカット。)
初「ソアリン」、すごく楽しかったです。ずっと一番人気なのも分かります。臨場感あふれる世界一周の旅。妻と「また乗りたいね。」とファンになりました。(今度は有料パスかな。(笑))
それでは、❝神席❞が当たった「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」へ向かいます。時間に余裕がありますので、途中お土産物ショップに立ち寄り。
(ここも記念撮影スポットとして人気があるようです。)
もう一箇所、立ち寄りました。姪っ子情報「ガーリックシュリンプ味のポップコーンが美味しい。」とのことで、このワゴンへ。
(ネットより拝借。ポップコーンのワゴンはいくつもありますが、全店味が違うようです。その中でも「ガーリックシュリンプ味」が一番人気らしく、ここだけ行列ができていました。)
並んでいる(15人くらいですが)列からの景色。
(お目当ての「ガーリックシュリンプ味」のワゴンはクリスマスツリーの近くという情報も姪っ子からです。)
こちらがそのポップコーン。
(「ガーリックシュリンプポップコーン」。シーで買った容器に入れてもらうのが600円、普通の箱に入れてもらうのがレギュラーで400円。)
喉も乾いたので、爽健美茶を近くのお店で購入。200円とちょっと割高ですが、パッケージがディズニーリゾートオリジナルです。
(右が「ガーリックシュリンプポップコーン」の箱。)
確かにクセになる味で美味しいです。この箱、結構なボリュームで、ここで休憩を兼ねて妻とボリボリ食べていましたが、全然減りません。手提げ袋に入れて、「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」の劇場へ。
(本格的なショー劇場です。アトラクション以上にワクワク感があります。)
30分前開場、実際の席に着くまでは本当に❝神席❞か信じ切れていませんでしたが、座ってみるとこんな感じ。
(劇場の造作がすごい。そして本当に前から4列目。(笑))
舞台を見るとこんな感じ。
(実は、私が座っているこの席、どセンターで、舞台に貼られているセンターを表示する「バミリ」の延長線上に私が座っています。こりゃすごい。)
開演後は撮影禁止です。30分間のショーは、さっき海上パレードで見たディズニーのキャラクター全員がタップダンスなど、本格的なパフォーマンスを繰り広げます。最後にドナルドダックが笑いを取って終演。最高でした。
(ネットより拝借。ミッキーの見せ場のドラム。私たちの席からはまさにこの写真くらいのかぶりつきで見ることができました。ミッキー・ミニーの❝肌艶❞まで見ることができて、ほんと最高でした。)
劇場から出てくると、もう陽が落ちていました。
(巨大ツリーが点灯されました。ますます記念撮影の行列が伸びていました。)
夕食の予約時刻までは1時間半あるので、待ち時間の少ないアトラクションに乗ってみることに。そちらに歩いていく途中、屋外の舞台のショー「ジャンボリミッキー!レッツ・ダンス!」をやっていました。
(参加型の子ども向けのショー。)
チップ&デールがメインで踊っていました。
(遠くからの見物でしたのでよく分かりませんが、着ぐるみ感が結構出ていますね。さっき見た「ビッグバンドビート」のミッキーたちは着ぐるみ感ゼロで❝人❞にしか見えませんでした。)
ショーから離れて歩き出します。夜景が美しいです。
(冷たい空気が澄んでいて夜景がクリアです。)
途中、夕食のレストラン「ホライズンベイ」を発見。
(入口はこの階段下。偶然、レストランの場所の確認ができました。)
「マーメードラグーン」エリアの「フランダーのフライングフィッシュコースター」にやってきました。
(面白い写真が撮れました。子ども向けなのでループやスクリューこそしませんが、小型ジェットコースター特有の怖さがありました。(笑))
まだ時間がありますので、レストラン近くの「ニモ&フレンズ・シーライダー」にも入りました。
(映画「ファインディング・ドリー」のドリーとニモが海中を案内してくれます。「タートル・トーク」のクラッシュも登場、キメのフレーズ「お前たち、最高だぜぇ!」もやってくれて楽しかったです。)
予約時刻の10分前となりましたので、「ホライズンベイ・レストラン」へ。
(コンセプトは、ヨットクラブを改装した、時空を超えた未来のマリーナ。ちょっと宇宙船っぽいです。)
カフェテリアスタイルで、トレーに料理を取って最後にお会計、シートはキャストが案内してくれる、という感じです。
(カフェテリアスタイルですが、盛り付けなどはその場で店員さんがやってくれますので、ちょっとしたでき立て感があります。「レストラン櫻」よりも安価ですみます。(笑))
夕食を食べながら、この後どうするかを妻と相談。夜のメインパレード「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」をちょっとだけ見て、最後に1つ、人気アトラクションに乗ろうということになりました。
レストランを出てすぐの所にあった「アクアトピア」が待ち時間なしでしたので、いきなり寄り道。(笑)
(これが結構面白かった。日中だとまた違った面白さがあるかも。)
最後に乗る人気アトラクションは「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」に決めました。パレード「ビリーヴ!」の公演中、待ち時間がグッと短くなるアトラクションがあることを発見、その中の「インディ・ジョーンズ」にしました。パレードは「メディテレーニアンハーバー」の反対側くらいの所で見ました。
(約30分間のパレード。最初の10分くらい見ていました。)
そして、「ロストリバーデルタ」エリアの「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」に到着。
(日中の待ち時間は90分でしたが、今は40分を切っています。)
途中、パレードが終わったのか、有料の「プレミアムアクセス」パスを持っているらしき人たちが専用レーンにどんどん入って来ます。
(乗り場に行くまでも、この世界観の中を映画に没入したかのように進みます。)
「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」、最後のアトラクションにふさわしいスリリングな冒険でした。映画の有名なシーン、巨大な岩の玉に追われる演出もありますが、その臨場感がすごくて本当に岩の玉にやられそうになる危機一髪の体験。思わず「うわっ!」と言ってしまいました。
あとは20:30から5分間の打ち上げ花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」を見るだけです、、、が、ちょっと時間があるので、道中の「アラビアンコースト」エリアの「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」が待ち時間なしだったので寄り道。
(川のように流れる水の上をボートに乗ってシンドバットの冒険を体験します。すごいのは、歌っている声はその人の口から、楽器の音はその楽器のところから音が聞こえる精巧さ。)
この「シンドバット」が想定外で10分以上乗っていた気がします。結局「アラビアンコースト」エリアで20:30を迎えました。場内のアナウンスが聞こえ始めましたので、どこから花火が打ち上がるのかと思ったら、こんな感じで見えました。
(どうやらシーのどこにいても見えるようになっているみたい。)
5分間の「スカイ・フル・オブ・カラーズ」が終わると、「きよしこの夜」が静かに流れて来て、夢の国での楽しかった一日の終わりを告げられているように感じました。さぁ、帰りましょう。
(「メディテレーニアンハーバー」エリアからアーケードを抜けて振り返ったところ。また来ます、多分。(笑))
最後に❝地球❞に挨拶してゲートを出ます。
すっかり駐車場の位置を忘れていたので、スマホの写真で確認。迷うことなく帰路につきました。レインボーブリッジから高層ビル群のきらめく夜景を見て、ライトアップされた東京タワーの横を駆け抜け、夜の首都高を疾走するのが好きな私たち。帰路も楽しいアトラクションです。(できれば、BGMにユーミンか角松敏生か大瀧詠一あたりがほしいところ。(笑))
さて、次回はシーかランドか、どっちに行こう。