mo-diary

酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「いっちゃんとキボリノコンノ展」/「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」

2023年02月25日 | アート・文化

妻の提案でアート鑑賞に行って来ました。大阪ミナミで開催中の「いっちゃんとキボリノコンノ展」と「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」。

まずは「いっちゃんとキボリノコンノ展」。

(「いっちゃん」も「キボリノコンノ」も今回初めて知りました。独学でアートしていた「いっちゃん」(小学校3年生)が「キボリノコンノ」と出会って弟子入りしたとか。)

会場は心斎橋のとあるビルの2階の「カワチ画材」内のギャラリー(らしい)。

(ちょっと迷ってたどりついたビル。)

「いっちゃんとキボリノコンノ展」、ググってもあまり情報が出てきません。一体どんな展覧会なのか、、、。さっそく2階に上がってカワチ画材の店舗に入ると、すぐ右手に小ぢんまりと展示コーナーがありました。

(ギャラリーというよりは、この一画だけの展示コーナー。なるほど、ネットでの情報が少ないわけだ。)

入場無料、撮影自由です。さっそく作品を見てみると、、、!!

(ワサビ、チャーシュー、バターサンド。全部木彫りというからびっくり。)

こちらは見たことがある方もいるかも。ヨックモックの葉巻型洋菓子「シガール」。

(シガールだけでなく、袋の方も木彫り。「ひょえ~」と何度も驚嘆。)

いっちゃんの代表作「バターしみしみパン」。

(作品名が白いプレートに書かれているのはいっちゃん作、黒いプレートはキボリノコンノ作。)

キボリノコンノの代表作のひとつ「溶けかけの氷」。

(すごっ。)

生卵。

チョコレートケーキ(フォンダンショコラ)。

(さすがに皿とフォークは本物か?)

滴るレモン。

(こちらはちょっと絵画っぽいか。(笑))

カマンベールチーズ。

納豆。

たい焼き。

展示ケースの外、実際に手に取っていい作品もあります。「2倍サイズのうなぎパイ」。(笑)

(持ってみましたが、確かに木でした。(笑) 裏側もしっかりと作り込まれていました。)

キボリノコンノ、すごいですわ。どんだけ気長にコツコツと作品を作っていくのか、想像もつきません。いっちゃんも師匠の技を習得して、私たちが驚くような作品をどんどん生み出してほしいですね。

 

さて、次は、難波の高島屋で開催中の「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」へ。心斎橋筋商店街を歩いて行きます。

(人がいっぱい。日本人よりも外国人の方が多いかも。)

道頓堀の戎橋あたりの景色。ここに来たのはいつぶりか。

(大阪・関西万博のPRよりも、かに道楽やグリコの巨大サインの方が目立っていましたね。そして、とにかく外国人が多い。)

難波に着きました。高島屋の建物です。

(「バラの包みの高島屋」というCMが聞こえてきそうな風格です。)

7階のグランドホールで開催中の「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」。

(「切りだす光に包まれる 切り絵の展覧会」。切り絵というと、芸人がしゃべりながら即興でハサミでやる画用紙サイズの伝統芸を思い浮かべますが、全く別物でした。)

入場すると、いきなりこの世界観。(作品の撮影は全部OK。)

(歌手の森山良子さんがステージセットに採用している大がかりなもの。これを全て手作業で切り出しているというのだからすごい。)

大きさに驚いた次は、果実酒を漬け込むサイズの瓶の中の切り絵の繊細さに驚きます。

ちょっとアップで撮ってみると、そのすごさにびっくり。

(森の奥に続いていくような錯覚。作者の柴田あゆみさんが語るビデオを後で観ましたが、多い時は100枚以上のページを重ねるそうです。)

しばし瓶の中の世界に吸い込まれます。

(火山の噴火。切り絵がここまで立体的に表現できる芸術とは新発見です。)

「はぁ~、気が遠くなる、、、。」という声しか出ません。

音楽とのコラボ作品もありました。

音楽よりも切り絵の存在感がすごいです。

(実際の世界のどこかの景色か、あるいはアニメの異世界のイメージか。)

次のコーナーでは更に繊細な作品が並びます。

(瓶のサイズも小さくなり、形も様々。)

妻が瓶の中をアップで写メすると、もはや絵画です。

(ライティングを使っているとはいえ、このグラデュエーションはどうやって出しているのだろう。)

鑑賞の仕方のコツが分かってきました。まず瓶全体を見て、、、

(これ瓶の中で広げているのかなぁ。作り方も想像を超えています。)

、、、アップで細部を見る。

(これを一箇所もちぎれずに切り出すって、、、。)

こちらの作品も同じように鑑賞します。

一文字も書かれていない❝本❞ですが、長い長い物語が紡がれているような感覚になります。

素晴らしい作品ばかりですが、「一点手元に置けるならこれ」っていうのがこちら。

(四合瓶サイズにびっしり茂る植物はまるで生きているよう。)

最後は天井から吊るされた大きな作品です。

(実際に見ると繊細にして迫力ある作品です。)

これも妻がアップで写メしていました。

(やっぱり出てくるのは「すごっ」。大きさと繊細さの両方で驚かされてフィニッシュです。(笑))

「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」、見応え十分でした。ただし、老眼鏡は必須です。(笑)

 

江戸堀 木田」で美味しいうどんを食べて、その後、「いっちゃんとキボリノコンノ展」→「柴田あゆみ かみがみの森(切り絵の展覧会)」とアート鑑賞。充実の一日でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「江戸堀 木田 讃岐うどん」

2023年02月24日 | グルメ

職場の同僚の方に、「たけうちうどん店」を上回るおススメのうどん屋さんを教えてもらいました。地下鉄四つ橋線肥後橋駅から徒歩5分くらい、土佐堀通りをちょっと入った所にある「江戸堀 木田 讃岐うどん」。

(窓際のカウンター席に座ると、外の寒さとうどんをゆでる湯気で窓や壁が結構結露していました。古民家風ではなく、本物の昔からの民家のようです。)

職場の同僚の方曰く、「注文から出て来るまで1時間待つので、『今日はうどんを食べる以外やることがない』日に行ってください。でも、ここのうどんが一番美味しいと思います!」とのこと。

うどんを食べる以外にもちょっと行きたい所がある日でしたが(笑)、妻にも美味しいうどんを食べてもらおうと、平日の金曜日に来店。メニューです。

(平日・雨(寒い)・13時台ということで、店内は空いていました。それにしても物価高騰の折なのに良心的な価格です。)

注文は、私は❝おすすめ❞の「生じょうゆ」(冷たいうどん)、妻は「釜たま」(温かいうどん)。これに、❝おすすめ❞の「半熟玉子とちくわの天ぷら」、「十品目のかやくごはん」を追加。

注文の時のやり取りです。

 お店:25分ほどかかりますが、大丈夫ですか?
 私 :大丈夫です!(1時間を覚悟していたのでラッキー。(笑))
 お店:天ぷらとかやくごはんは2つに分けましょうか。
 私 :お願いします。(妻とシェアできるのは嬉しい!)

お店の方の細やかな気遣いと、この時間帯のせいか、常連さんっぽい方がカウンターで大将らと話していますが、その会話を背中で聞いていると、お店の方々の温かい人柄が伝わってきて、すっかり「いいお店だなぁ。」とファンになりました。(まだうどんも食べていないのに。(笑))

待つ間の❝つまみ❞として、うどんを揚げたものが出てきます。

(そば屋の「そじ坊」の揚げそばを思い出します。塩味で美味しい。)

25分ほどで出てきました。「生じょうゆ(うどん)」。

(天ぷらもかやくごはんも2つにシェアされていて、妻の「釜たま」のトレーにも同じ感じでのっています。)

美しいうどんのアップを。

(際立つ白さ。やや細め。)

天ぷらもいい景色です。(笑)

(揚げ具合、最高でした。)

盛りも美しい「十品目のかやくごはん」。

(このかやくごはんだけでも名物になるレベル。来店したら❝注文すべし❞の一品です。)

私の「生じょうゆ」も、妻の「釜たま」も、大将が最後の仕上げを目の前でやってくれます。ポイントは、薬味の置き方、醤油の量のようです。

(「生じょうゆ」は薬味を一文字に。醤油はその上を2往復半。混ぜずにそのまま、うどん2本ずつ食べるのが❝美味しい食べ方❞とのことです。)

ちなみに、(写メを撮り忘れましたが)「釜たま」は、玉子をうどん中央に落とし、薬味を円形に配し、醤油はその円を3周。しっかり混ぜていただきます。

この間の大将との会話。

 大将:初めてのご来店ですか。今日はどこから?
 私 :〇〇の方からです。
 大将:あのあたりも美味しいうどん屋があるのに、わざわざありがとうございます!
 私 :職場の同僚が「出て来るのに1時間待つけど、ここのうどんが一番美味しい!」と教えてくれたので是非来てみようと思いまして。
 大将:そうですかっ、ありがとうございます! 今日は空いているので30分くらいでした。(笑)

うどん、天ぷら、かやくごはん、全部美味しかったです。大阪のうどんのレベル、すごいです。食べ終わって❝昇天❞していると、お店の方が「お出汁をお持ちしますね。」といって、温かいうどんに使うであろう出汁を出してくれました。「温まりますよぉ。」と、これまた嬉しい気遣い。ごちそうさまでした。

お会計をしてお店を出る時、大将が「ありがとうございました! 職場の方によろしく!」(笑) 名店を教えていただき、ありがとうございました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「肥のしずく」と「あまおう」

2023年02月24日 | スイーツ

最近の物価高以上にイチゴの値段が上がっている気がします。イチゴの名産と言えば、東の栃木(とちおとめ)、西の福岡(あまおう)が代表格ですが、最近はスーパーでも簡単には手が出ない存在になりつつあります。

そんなイチゴですが、熊本のブランドイチゴ「肥のしずく」を初めて食べました。

(箱入りで高級感を漂わせています。(笑))

たまたまですが、福岡の「あまおう」と食べ比べとなりました。

(手前の2つは「あまおう」、奥の2つが「肥のしずく」。形が違いますね。)

食べてみると、見た目だけでなく、確かに違いが分かります。「あまおう」は水分が多く、甘さが最初から全開で来て、その水分ゆえに終盤はあっさりしてくる感じなのに対し、「肥のしずく」は水分はあまおうほどではなく実が締まっていて、前半は少し酸味が勝ちつつ終盤に行くほど甘さが増してくる、よって食べ味としては(やや誇張して言うと)あまおうよりも❝濃厚❞という感じ。

(切ってみると、その断面の印象からも食べ味の違いが分かるような気がします。)

まぁ、結局は個々人の好みですね。(笑)

九州のイチゴと言えば、福岡に住んでいた時のスーパーには「あまおう」と佐賀の「さがほのか」が並んでいて、佐賀の方が安かったのでいつも「さがほのか」を食べていたような記憶があります。福岡、熊本に負けず佐賀イチゴにもがんばってほしいです。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「THE FIRST SLAM DUNK」

2023年02月19日 | 映画

完全に「SLAM DUNK」世代です。なので、昨年末「ラーゲリより愛を込めて」を観に行った時にポスターを見てから気になっていた映画ですが、DSさんがブログで高評価されていたことに背中を押され、観に行ってきました。

「THE FIRST SLAM DUNK」。

(テレビアニメで放映されていた時にはバックグランドをほとんど語られていなかった宮城リョータの❝昔❞から始まります。)

すごく良かったです。山王工業高戦の中で時間(過去と今)を行き来しそれぞれのエピソードをはさみながら物語が進みますが、そのバランスやテンポ感が素晴らしいし、何より山王工業高戦そのものがクオリティーが高く手に汗握る展開で、作品全体に感動です。最高でした。

昔のテレビアニメ時代よりも当然映像技術が進化していて、まるで実写を見ているような臨場感でした。(今回の作品が素晴らしいので、間違っても本物の実写化はやめてもらいたいですね。(笑))

音楽の方も、「ZYYG」(『ぜったいに誰も』)でも「WANDS」(『世界が終わるまでは…』)でもなく、「10-FEET」(『第ゼロ感』)というのが新鮮で、一気にアドレナリンが出ます。

観に行った映画館は、大阪駅のノースゲートビルの「大阪ステーションシネマ」。

(9:40上映の回を予約。予想通り、空いていました。)

開場までちょっと時間があったので、テラスに出てみましたが、景色がいい!

(「うめきた2期地区」開発が進んでいるようです。ここがどんな景色になるのでしょう。)

下を見ると、ノースゲートビルの何階か分かりませんが、和風庭園がありました。

(小ぢんまりですが。)

さて、開場されましたので入場です。

いやぁ良かった。早くAmazonプライムでやらないかなぁ。もう一回観たいです。(笑)

 

こちらは今日ではなく、先日京橋OBPのツインタワーから見た大阪の夜景。

(日没寸前の一番美しい一瞬。)

2月は28日まで。あっという間に3月ですね。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北九州のお土産 「ネジチョコ」と「いろは屋」の金平糖

2023年02月18日 | スイーツ

昨年の人間ドックの時に❝同窓会❞でご一緒したお二人が北九州から大阪に大切な出張で来られました。残念ながら私の都合でお会いすることはできなかったのですが、翌週出社すると、何とお土産を頂戴していました。

「ネジチョコ」と「いろは屋」の金平糖です。「ネジチョコ」は以前から知っていましたが、金平糖も北九州の名物とは初めて知りました。

(上から「墨色」(夜景の金平糖)、2段目左「鶸萌黄(ひわもえぎ)」(抹茶)、右「銀朱」(桃)、3段目左「丁子」(蜜柑)、右「縹(はなだ)」(ゆず)の5種類。)

中でも一番上の「墨色 夜景の金平糖」は、昨年(2022年)3月に北九州市が「日本新三大夜景都市」(※)の全国1位に輝いた記念に北九州の新土産として発売されたそうです。(※全国約6100人の夜景観光士による投票。)

そして、知る人ぞ知る「ネジチョコ」(「ネジチョコラボラトリー」製)。

(左「門司港バナナ」、右はノーマルな「ネジチョコ」。ラッピングで隠れていますが、門司港バナナバージョンのパッケージの上面は観光名所「門司港駅」駅舎のイラストとなっています。)

「ネジチョコ」、是非みなさんに知ってもらいたいので、ちょっと紹介を。(笑) 北九州が製鉄業の街であることは有名ですが、2015年、「官営八幡製鉄所」関連の施設が世界文化遺産に登録されたことを記念して、「北九州らしいお土産をつくろう!」ということで生まれたのが「ネジチョコ」。そして、この「ネジチョコ」、実際に回せるボルトとナットになっています!

(裏面に解説付き。(笑))

ボルトとナットで1セット。

(右が「門司港バナナ」バージョン。)

開封するとこんな感じ。

(門司港バナナバージョンの方を出してみました。)

で、実際にネジとして回せます!

(ジャストフィット! 楽しい!(笑))

チョコなので食べてしまうのですが、食べる前にくるくるっと❝ネジ❞で遊んで、ちょっと北九州の❝ものづくり❞マインドを感じてもらえれば幸いです。(笑) もし、北九州を訪れる機会があればお土産にご購入を!

 

「ネジチョコ」と「いろは屋」の金平糖、ありがとうございました! とても一人で食べ切れないので、出社していた同僚にシェアして宣伝しておきましたぁ。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「北湘」のラー油「奇跡のひとさじ 極辛」

2023年02月15日 | 食・レシピ

昨年11月の人間ドックの時の❝同窓会❞でいただいた小倉名物のラー油。「北湘」の「奇跡のひとさじ」の「秘伝の極辛」バージョン。

(開封してからの写メとなりました。)

「北湘」のラー油は、以前「合馬の筍尽」バージョンをいただき、しばらく料理に使っていました。美味しかったのでその後リピ買いもしましたが、「極辛」バージョンは初めて。先日開封して、スーパーの出来合いのシュウマイにつけたところ、すごく美味しかったので、肉野菜炒めの仕上げに使いました。

(最近冷蔵庫に常備している「カット野菜」。「キノコ入り」や「ニラ入り」などがあるので便利。)

焼き肉のタレで軽く整えて、最後の仕上げに「北湘」の極辛ラー油を小さじにたっぷり一杯。あまり辛さに強くない私ですが、本格的な仕上がりに大満足です。

しばらくぶりの「北湘」ですが、その美味しさを思い出しました。使い切ったらリピ買い確定です。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホテル雅叙園東京」の「百段階段」と「渡風亭」

2023年02月14日 | アート・文化

ふるさと納税の返礼品で「ホテル雅叙園東京」に食事に行って来ました。食事ももちろん楽しみですが、セットになっている「百段階段」も興味津々です。

目黒駅を出て「行人坂」(ぎょうにんざか)をどんどん下って行きます。

(行きは下りなので歩きで。帰りは上りなので、ホテルの送迎バスで目黒駅に戻ります。(笑))

10分くらいでしょうか、到着。

(なかなかの規模です。)

来たことがある妻の案内でホテル内に進みます。

(驚きの立派さでした。)

車寄せの玄関から入ると、すぐに「百段階段」の受付がありますので、チケットを渡して入場。

(階段はどこだ?)

「百段階段」にはこのゴージャスエレベーターで3階まで上がります。

(どんだけ高さのあるエレベーター! しかも螺鈿細工です。)

中も「へぇ~」とうなる豪華さ。

(全面螺鈿細工が施されています。これはすごいです。)

スタートとなる階に到着。

(小さくて分かりづらいと思いますが、もうお雛様ディスプレイ。)

東京都指定有形文化財「百段階段」。「百段階段」は通称で、正式には「ホテル雅叙園東京」の前身「目黒雅叙園」の「3号館」。1935年(昭和10年)に建てられ、現存する唯一の木造建築です。

(平成21年(2009)3月、東京都の有形文化財に指定。)

これが見上げた景色です。

(天井絵が豪華。)

階段を上りながら右側に配されている部屋を見学していく感じです。

(概略図。ネットより拝借。)

計7部屋。宴会用です。概略図には書かれていませんが、「十畝の間」の向かいには左側唯一の施設、便所が設けられています。(一番上の「頂上の間」の宴会客はたいへんです。(笑))

では、部屋を見学させていただきます。

(お雛様ディスプレイ。背景の円棚の器は「鏑木商舗」の九谷焼の小皿です。)

こちらはまた別の部屋。柱など、装飾がすごい!

(この柱の彫刻がすごい。この部屋で宴会をやっても落ち着かないでしょうね。(笑))

近づいて見ると、人形の行列は「きつねの嫁入り」でした。

(説明書きには茨城県牛久市に「女化」(おなばけ)という町名があり、そこの伝承が「きつねの嫁入り」だとか。梅か桜か、ここだけ春が来たような。)

各部屋に入るとすぐに気が付きますが、とにかく豪華絢爛。それもそのはず、当時「目黒雅叙園」は「昭和の竜宮城」と呼ばれるほど豪華な装飾が特徴だったそうで、文化史で見ると、桃山風、日光東照宮の系列、歌舞伎などに見られる江戸文化などに属するもの。その「目黒雅叙園」の中でも「百段階段」は伝統的な美意識の最高到達点の装飾が施されているそうです。すごっ。

こちらは大小豪華な鞠たちでいっぱい。

(一番下の大きな鞠はバレーボールくらいの大きさ。)

床の間には何やらめでたい雰囲気の鞠が。

(愛媛県松山市の「姫てまり」という伝統工芸とのこと。赤が基調となっていますが、これは赤ちゃんを表わしていて、「赤子が丸々と育ちますように。」という願いが込められているそうです。)

部屋の窓。雰囲気がありますねぇ。

(欄干に肘をのせて酔い覚ましに、開けた窓から庭を見る、、、当時の景色が浮かぶようです。)

伝統工芸だけでなく、別の部屋では現代アートとのコラボも。

(アニメキャラのような絵画。)

別部屋。こちらは「日々福」という作品で、1月1日から12月31日まで366日分、一体一体表情が異なる猫たちが飾られています。

(最前列、よく見ると、左から12月27日、12月28日、12月29日の猫さん。自分の誕生日の猫はとぼけたオッサン顔でした。(笑))

別部屋。瓦の材質のようなもので、不気味な猫と兎の像。

(「猫鬼」と「兎神」だったかな。どっちにしても不気味。)

いよいよ頂上に近づいて来ました。

(「百段階段」ですが、段数はどうやら99段のようです。「99」が一段転がり落ちて「98」と重なってしまっていました。(笑))

「頂上の間」。

(「頂上の間」はこれまでの部屋と違って結構質素な印象でした。そのせいか、展示も質素。(笑))

「百段階段」、結構見応えがあります。妻によると、季節季節で展示を替えているとのことで、リピーターも多いそうです。あとで知ったことですが、木造の階段ですが、全くきしむこともなく❝足下安定❞と思ったら、厚さ約5cmのケヤキ材を使っているそうです。ケヤキと言えば硬い木材として有名ですが、お値段も高級。階段そのものも豪華な「百段階段」でした。

さて、「百段階段」の見学は以上ですが、ホテル内の食事処「渡風亭」のランチの予約時刻までまだ時間がありますので、ホテル内を見学。

(すごっ。)

このカーブを抜けると、ここに出ます。

(何だこれはっ。これから竜宮城に入るのか、、、。)

中庭(?)には滝もあります。

(この滝、特に名前はないみたい。)

滝の裏側に散策路が通じていて、❝裏見の滝❞構造となっています。

(熊本県小国の「鍋ヶ滝」以来の❝裏見の滝❞。(笑))

まだ時間があるので、広大なロビーに置かれた野点の和風ベンチに座って休憩。

(ここが「渡風亭」。和風ベンチがちょうどいい所にありました。)

ちょっと早めに入れてくれるのかと思ったら、予約時刻まで入れてくれませんが、和風ベンチに座っていると「お待たせしました。どうぞこちらへ。」と迎えに来てくれました。

(通された部屋。広角で写メしたのでちょっと魚眼レンズ風に見えます。)

ふるさと納税の返礼品は「特選会席」のコースのようです。

(ワンドリンク付きとは知らなかったのでちょっと得した気分。)

先付、焼肴、煮物が一盛りで出てきました。

(写真には写っていませんが、同時に出てきた造りが手前に置かれています。)

揚げ物はワカサギのフライ。これがうまかった!

(これまた写真に写っていませんが、手前の小皿にはソース、ケチャップにハーブを加えた特製ソースがあります。)

造り、椀盛、ご飯(筍ご飯)、甘味。

(彩りがいいですねぇ。)

「渡風亭」、一流ホテルの和食処なのできっと格式も高いのだろうと思いますが、ちょっとしたハプニング続きで、妻と笑いをこらえるのがたいへんだった楽しい食事会でした。(お給仕の方がかなりご高齢で、握力が衰えているのか、料理を出すのがたいへん。最後は、デザートの盆がもう少しで私にぶちまけられるところでした。(笑))

 

「ホテル雅叙園東京」の「百段階段」と「渡風亭」。暖かい日曜日の楽しいひと時でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

IHクッキングヒーター買い替え

2023年02月11日 | 家族

「家電の寿命は一斉にやってくる」。そんな❝あるある❞があるかどうかは分かりませんが、我が家は今寿命到来の家電が立て続けに。先日の冷蔵庫に続いて、今度はIHクッキングヒーター。

(昨年末家電量販店に見に行きましたが、選択肢が結構少ないことがちょっと意外。)

結局今使ってるメーカーと同じメーカーで決定。ただ、もう15年程使っているので、この間の技術革新にこれまたびっくり。

(今のグリルは「網」要らず。自動調理はもちろん、オーブン機能も備えています。)

そしてIHの弱点だった「鍋の素材が限定される」点も解消。「オールメタル対応」となっています。

(IHクッキングヒーターの機種のバリエーションは、オールメタル対応の❝口❞がいくつあるかで分かれます。うちは1口だけオールメタル対応にしました。)

さて、15年選手のIHクッキングヒーターが寿命を迎えたと分かったのは、グリルを使うとブレーカーが必ず落ちるという事象が続いたから。どうやらグリル奥の「安全センサー」が長年の汚れ等で壊れたようです。15年という使用期間も考えて修理ではなく買い替えを選択。

機種も決まって、次はどこの業者さんに依頼するか、これが結構問題です。IHクッキングヒーターの価格事情は「?」で、私たちが選んだ機種はオープン価格で40万円台のところ、ネットでいろいろ調べると、18~20万円という実勢です。「がっちりマンデー」で優良会社として紹介された「交換できるくん」が良さそうなのでさっそく見積もりを経て工事日手配。

(見積もりから工事日決定までネットで完了。見積もりに社員の写真(オフィスでの自然なスナップショットがnice)を添付し「私が見積もりをさせていただきました。」など、メールの対応も好印象。無料で10年保証付きというのも魅力です。)

で、工事日当日。前日のメールでの事前連絡、当日の「〇時にお伺いできそうですが、ご都合いかがでしょうか?」という直前連絡など、応対もバッチリ。

こちらが15年間お世話になった旧式。

(今まで我が家の食を支えてくれてありがとう。)

旧式を取り外して、掃除をしてくれます。

(社員教育の賜物か、気持ちのいい応対の方でした。)

30分もしないうちに作業完了。

(見た目は旧式と変わりませんが、機能説明をしてもらうと、その進化に「おおっ」を連発。(笑))

そうそう、カタログをいろいろ調べて知ったことですが、IHクッキングヒーターは幅が「60cm」と「75cm」の2タイプですが、天板下の❝箱(本体)❞の大きさは同じなので、据え付けるスペースさえあれば、60cm→75cmに交換も可能。うちは60cm→60cmです。

網の無いグリル。

(使った後の洗いなど、こっちの方が手間がかかりませんね。妻がオーブン機能に反応していました。)

グリルの操作盤。ヒーター全体の設定もこのパネルで行います。

(グリルの「お手入れ」メニューってのもありました。)

IHの❝口❞の操作部。

(「加熱」以外に「揚げ物」など調理方法の選択もできます。ちなみに、揚げ物の場合、温度設定が可能。)

ということで、我が家のIHクッキングヒーターが新しくなりました。これで使えなかったグリル調理もできますので、さっそく焼魚でも。(笑)

 

次はどの家電が寿命を迎えるのだろう、、、。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡出張/富士山(?)

2023年02月09日 | 会社・仕事のこと

プライベートでは歯医者からの九州温泉旅行などで年に数度は博多入りしていますが、出張で福岡を訪れるのは転勤以来初めてかもしれません。

(ハンプティーさん、呼んでいただいてありがとうございます。もう「ハンプティー」さんと言うのが失礼なくらいスマートになられていますが。(笑) なお、この表紙の人はハンプティーさんではありません。)

リモートミーティング続きであまり隙間時間はありませんでしたが、みなさんと少しずつお話もできて良かったです。

(大好きな「運盛」のチョコをいただきました。)

宝石のようなチョコ。

(自宅に帰宅後、妻と美味しくいただきました。ありがとうございました!)

さて、夜はこちらでお世話になった社外の方々との懇親会。

(天神南の「やきとり安兵衛」。多分初めてのお店です。)

数々の日本酒が持ち込まれていて、私からはおススメの「産山村」を。

(調達していただきありがとうございました。)

「産山村」を初めて飲む方もいらっしゃいましたが、好評のようでホッと一安心。(笑) 久々の❝日本酒祭❞ですっかり酔いが回りました。(この後、ハンプティーさんと、本日の懇親会が盛会となった一番の功労者TJさんと3人でクールダウンの二次会へ。懐かしの「男厨」。)

博多で2泊しましたが、便利で快適な「西鉄クルーム博多」。朝食会場は藤崎の「磯貝」の姉妹店「じゃこくじら」。

(1日目の朝食はサバのみりん漬け(かな)。)

朝食は3種類なので、2日目、残る選択肢は、豚と野菜のせいろ蒸しか、鯛茶漬け、、、「鯛茶」にしました。

(ごまだれを鯛の刺身につけて、そのまま食べるも良し、お茶漬けにするも良し。博多名物のひとつです。久々に食べましたが、美味しかったです。)

福岡出張の行程を終え、翌朝は、次の東京出張のため福岡から羽田へ飛びます。日本一アクセスがいいと思う福岡空港へ地下鉄で移動して、JALに搭乗。

(全席にモニター、コンセント、USBが装備された最新機種「エアバス A350-900型」。翼の先っぽがかっこいい。)

離陸。

(福岡、また来ます!)

で、機内座席の最新装備を全く使うこともなく爆睡することしばらく、目が覚めると、何やら美しい山が見えます。

(雲から突き抜ける美しい山頂。)

「富士山だぁ~。」と思って、写メをパシャパシャ。

(地平線のように見えるのは冠雪した山脈でしょうか。)

ここではたと考えます。「あの山脈って日本アルプスだろうか? とすると、この山は富士山なのだろうか? どうも位置関係が、、、」。

(座席ポケットのルートマップを確認してみますが、よく分かりません。(笑))

そうこうしているうちに先程の美しい山は見えなくなりました。そしてしばらくすると、また美しい山頂が見えました。「これこそまぎれもなく富士山!」。

(翼越しですが、新幹線の車窓からも見える威容。)

一度視界から消えて再び見えるということはないと思うので、やはり最初に富士山だと思った山は「富士山ではなかったのか、、、」と思いつつ、飛行機は横浜の景色を横に羽田空港へのルートに入って行きます。

(多分「鶴見つばさ橋」ですね。左の方には「ランドマークタワー」も小さく見えます。)

羽田空港に着陸。

(ちょっと近未来的な景色。)

この後鉄道で帰宅してリモートワーク。仕事終了後、「あの山」のことをネットで調べてみましたが、結局分からず。妻に写メを見てもらうと、「富士山じゃないでしょ。」との反応。

ということで、「富士山(?)」ということにしておきます。(笑)

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

献血 / RF1 SOZAI

2023年02月05日 | 健康・病気

前回献血から必要な期間が経過すると、ラブラッド(献血サイト)から献血協力依頼のお知らせがきます。ちょうど在阪しているので、予約して行って来ました。今回も全血400mlで。

(上のカードは「大阪限定! 400ml献血 プラスワンカード」。キャンペーン景品がもらえます。(笑))

いつもの梅田の阪急グランドビルの献血ルーム。

(看板がアイドルからウルトラマンに変わっていました。)

HGビルの献血ルームは本日も大繁盛。コロナ禍でも世間は日常に戻った感がありますので、献血バスも上向き傾向だと良いのですが。献血はご存知の通り事前問診がありますが、ネット予約のついでに済ませておくと、受付の時にかなり時間短縮できます。受付で「貯まったポイントどうされますかぁ?(=景品に交換しますか?)」と訊かれましたが、今回は使わず。それでも、これだけの物をいだけます。

(左のハンドソープは「プラスワンカード」の景品、右は「けんけつちゃんのワッフルブランケット」でお知らせメールで予約するといただける景品。不織布マスクは毎回もらえます。)

献血も順調に終わり、前回からルーティン化しつつある、献血からの阪急デパ地下でのプチ贅沢へ。今回は「RF1 SOZAI」でサラダと肉系を。

(100g単位売りです。200gパッケージになっていたので購入。これで2977円(!)。阪急友の会の積立でお支払いですのでメンタル的にノーダメージ。(笑))

「フルーツトマトとモッツァレラのジェノバ風サラダ」(だったかな)。

(200gだからか、ドレッシングの袋を2個付けてくれます。)

こちら、本日の夕食のメインを張る「牛肉のグリル 霜降りひらたけのロースト添え」。

(お会計前にフタを開けてソースを追加でかけてくれます。)

ちょっとビジュアルがイマイチなので、イメージ画像を。

(ネットより拝借。美味しそぅ~。)

さっそく晩御飯で食べましたが、サラダも肉も文句なしの美味しさ。RF1、高くても人気があるのも納得。

献血で自分ができる社会貢献、献血して美味しいものを自分にご褒美で。Well Beingな週末。(笑)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする