年に一度の人間ドックに行って来ました。といっても、前回は今年の1月。今回から❝通常パターン❞として11月受検に合わせようと思います。
(前日夜入り。前回1月の冒頭の絵面と同じ。(笑))
ドックの動線など、毎年何かしら改善している、受検者ファーストのいい病院ですが、今回は「大腸内視鏡検査」(大腸ファイバー)前日専用の食事「デリシア」を申し込めるようになっていました。
(前泊の部屋にて。前日の昼食用・夕食用の2食分で1430円。)
器は持参しないといけないのはご愛敬。写真の通り、夕食用は「大根のそぼろ煮」と「鶏雑炊」のセット。
(器に移してレンジでチンですが、器を1個しか持参していなかったので、大根のそぼろ煮のみレンチン。)
「まぁそんなに美味しいものじゃないだろう。」と思っていましたが、食べてびっくり。味もしっかりしていて美味しいし、ボリュームも満足感を得られます。むしろ、「ほんとにこれ前日夕食に食べていいのかな。」と不安になるくらいちゃんとしてます。もし器がもう1個あって鶏雑炊まで作っていたら、普段の夕食よりもレベル高いかも。(笑)
翌日。検査の方は順調に進み、大腸ファイバーも、前夜あんなにしっかり食べたのに腸内はきれいなもので、さすが専門食と感心。午前中に検査のヤマ場は越えて、お待ちかねの昼食です。
(前回は焼きカレーにしましたが、今回は3つの中からチキンドリアを。)
昼食もうまい! 夕食は外出して懇親会なので残念ながらキャンセルですが、メニューを見るとかなり魅力的でした。
(美味しいので、そりゃレシピを欲しくなる人もいますよね。(笑))
さて、午後は13時から検査再開。順番の巡り合わせ良く、1時間程度で終了。恒例の散策に出かけます。毎回「今年はどこを散策しようか?」とあれこれ楽しく考えますが、門司港方面も行ったし、前回は北九州の八幡さん「篠崎八幡神社」をメインに散策したし、、、ということで、ド定番、小倉城・八坂神社(小倉祇園)周辺を巡ることに。
(小倉駅前の「祇園太鼓」像。)
散策プランを立てる時、何かポイントになるような、あるいはちょっとひねりのあるようなスポットを組み込みたいと、いろいろネットでリサーチ。で、今回は市の無料施設「北九州市水環境館」に立ち寄ってみます。
(対岸から見た「北九州市水環境館」の入っている建物「紫江'S」(しこうず)。)
この川の名前は紫川。
(「常盤橋」(木の橋)は長崎街道の橋。欄干には「むらさきがわ」の銘。)
「北九州市水環境館」は地下(半地下?)にあります。地味にここが入口。(笑)
(見逃しそうな入口。)
地下に降りて行きます。
(訪れる人もほとんどいない、ひっそりとした雰囲気。)
施設は紫川に沿って長細くなっています。
(小ぢんまりとした施設ですが、お目当てのコーナーが、、、。)
入館して少し進むと、紫川の生き物を水槽で展示している大部屋があります。
(珍しい生き物ではなく、紫川に実際に住んでいる生き物たち。)
小さな別室もいつくかあり、ヘビやカエルの部屋もあります。
(名前はヘビだけど実はトカゲの仲間、DSさんちのペットにもなっている、かわいいニホンカナヘビ。)
堂々たるスッポンさん。(笑)
(甲羅サイズで40cmはあるかと。)
そして、更に進むと、私のお目当てのコーナーに到着。
(このパネルの横には、、、。)
「水環境館」が半地下になっているので、紫川の水中を観察することができる巨大な窓。
(厚さ25cm級のアクリル板。時々係の方が紫川に潜って窓の拭き掃除をするそうです。)
魚が泳いでるか、近くで見てみると、ゴンズイがゴンズイの説明写真の前で泳いでました。
(川の中のゴンズイ、小さ過ぎて写真では分かりませんね。(笑))
この紫川の水中を見ることができる窓で私が見たかったのがこちら、「塩水くさび」。
(パネルの該当部分をアップで写メ。)
河口に近いこともあり、下層が海水、上層が淡水(川の水)という現象で、紫川が二層に分かれる「塩水くさび」を観察することができます。残念ながら今日はこの現象は発生しておらず、実物を見ることはかなわず。
最後に❝記念撮影コーナー❞を見て終了。
(この絵で描かれたサーフボードに乗って写メすると、本当に波に乗っているような写真を撮ることができます。近くに家族連れがいましたが、「撮ってください」と頼む勇気はなくて。(笑))
入口に戻って「北九州市水環境館」を出ました。次は小倉城・八坂神社に向かいます。それにしても小倉は橋が多い。
(「KOKURA」のオブジェが目立つのは「鴎外橋」(水鳥の橋)。)
このちょっと不思議な像が並んでいる橋は「中の橋」(太陽の橋)。
(この像、「宇宙七曜星の精」と言うそうです。通称「マカロニ星人」、「ペンネ人形」、「ちくわ頭」と呼ばれているとか。(笑))
勝山公園碑の所から入って行きます。
(紅葉が見れるといいなという期待あり。)
写真に見える木の門を入ると、有料施設の「小倉城庭園」の縁を歩くような、ちょっとした散策路があります。
(やや紅葉した樹々の間から、書院(右)と天守閣(左)が見えます。)
2019年の小倉城リニューアルオープンの時に庭園に入りましたが、この無料散策路から眺める景色もなかなかいいと思いました。
庭園の縁の散策路から出て天守閣・八坂神社の方へ。
(東京や大阪と違って、小倉の日差しはまだまだ暑い。完全に服装選びを間違えました。セーターを脱ぐためにベンチで休憩。三毛猫かな、日向ぼっこ中。)
北九州市役所の別棟の壁面に映る天守閣。
(角度を変えたり立ち位置を変えたりしてもモザイク状にしか映りません。)
お堀に映る逆さ天守閣。
(なかなか見事に映っています。)
八坂神社の一之鳥居と小倉城の天守閣を1枚に収める定番のアングル。
(ドックの午後メニューの眼圧検査のための目薬の効果がまだ消えず、とにかくまぶしくて実はちゃんと撮れているのか見えていません。)
まずは八坂神社へお参り。
(七五三ですね。ここも樹々が色づいているような。)
手水舎にフクロウ。
(なぜフクロウなのか、ちょっと分からず。知恵のシンボルと言われるからかな。)
お参りさせていただいた時、拝殿では七五三の御祈祷をやっていましたが、そのご家族が境内で記念撮影していました。
(女の子が千歳飴の袋を持ってポーズ。(笑) かわいかったです。)
御朱印をいただきました。
(ネットでも評判上々の挿み紙もいただきました。)
次は小倉城へ。天守閣の登り口の所に「しろテラス」というカフェ&お土産物屋があります。
(あまりに暑いので冷たいものでも飲みたかったのですが、茶店の中は若い女性ばかりで入りづらくスルー。)
天守閣までは近いのでそんなに疲れません。
(天守閣にはリニューアルオープンの時に登ったので、今回は外から見るだけ。)
巌流島の戦いのワンシーンの銅像も見ておきたいスポットです。
(ちょっと武蔵の力感が足りないような、、、。(笑))
たまたま見付けた「響灘の珪化木」。
(木の幹が地層に埋もれて化石したもの。響灘の海底から引き揚げられた、約4000万年前のものだそうです。樹の種類は分からないとか。戸畑区の「夜宮の大珪化木」が国の天然記念物に指定されていることから、こちらも貴重なものだと思います。)
この後、近くの自動販売機前のベンチで休憩。足の疲労感はないのですが、とにかく暑い。風で涼んでから再び歩き始めます。次は、小倉駅方面に戻りつつ、二度の火災に見舞われた「旦過市場」がどうなっているのか訪れてみます。
(天守閣遠景。いい天気です。)
魚町の商店街に入ります。
(昔ながらの商店街、何か面白いものに出会わないか、ちょっとワクワクします。)
さすが旦過市場です。商店街の地面に分かりやすい案内が。
(Googleマップの道案内は終了させます。)
思ったよりも近かったです。何度となく信号待ちした旦過市場前。
(16時台だったので、もう閉店している店もありました。印象としては、元気に営業がんばってますという感じでした。応援したいですね。)
さて、これで散策は終了です。今晩の懇親会のお店に向かいますが、まだ小一時間ほどあります。お店近くの中津口の交差点(国道3号線)を渡った所に良さげな珈琲店を発見。
(「森山珈琲」。店構えが「この店、コーヒーが美味しいよ」って言ってる雰囲気です。)
アイスカフェラテで休憩&クールダウン。
(珈琲店のカフェラテ。しっかりコーヒーの美味しさを感じることができる逸品でした。袋はサービスのビスケット。)
30分ちょっと、お客さんは私一人のカウンターで過ごしました。さて、それでは❝同窓会❞(笑)のお店へ向かいます。
、、、2022人間ドック〔懇親会編(小倉・博多)〕に続く。