五日目。
今日は一日フリーです。
予定は、基本ゆったりめで、「迪化街」(てきかがい、ディーホアジエ)で乾物購入、行天宮と占い横丁、夕食に台湾B級グルメ、各予定の間にマンゴーかき氷。
ということで、まずは朝食から。
卵料理コーナーに毎朝通っています。オムレツが一番美味しい。
この吹き抜けもあと2日かぁ、早いなぁ。
朝食後ちょっとゆっくりして、タクシーで「迪化街」の適当な所まで。
乾物の問屋が並ぶ街並みは、何と言うか、落ち着いた感じ。
歴史遺産に指定されている建物も多々あるそうです。
こちらもそうらしい。
午前中早い時間帯のせいか、観光客はほとんど見かけず、地元の人もまばら。
妻が前回の台湾旅行で乾物を買ったお店が優良店とのことで、さっそくリピート。
お目当てはドライマンゴー。
(天日干ししてます、って感じ。)
このドライマンゴー以外に桜エビと小海老の干物を購入。
街をぶらぶら。
客引きもないし歩きやすいし、見ていて面白いお店がたくさんあります。
椎茸、この袋売り。すごい量です。
カラスミ専門店で思わず見とれてしましました。
カラスミも目利きの仕方があるらしいです。
ガイドさんが確か透き通っているものがいいと言っていたような。
ここで、マンゴーかき氷ではありませんが、冷たい甘味を挟みます。
「古早味豆花」。
「孤独のグルメ」で井之頭五郎さんが立ち寄った豆腐スイーツのお店。
体力を回復したところで次の目的地へ。
お店を出るとこんなのがありました。
このあたりにも夜市が立つのですね。
小ネタですが、台北の歩行者用信号には秒数が表示されます。
(残り「62秒」。)
そう、大阪のような赤信号があと何秒で青信号に変わるかという“待ち時間”ではなく、“残り時間”。
これ、便利だし安全ですよ。
街中に電柱は1本もないし、良く見れば美観や安全に感心させられます。合理的な街。
次の目的地は、「占い横丁」。
地下鉄で移動。
「松江路命理街」。
これが通称「占い横丁」。
占いって、英語で「Fortune-telling」って言うのですね。
地上に出て少し歩きますが、「行天宮」という寺廟の近くなので分かりやすい。
地下に降ります。
ここ、大通りを横断する地下通路って感じです。
その片側に小部屋が整然と並んでいますが、全て占いのお店。
ガイドさんに紹介してもらった占い師のお店は「東1号」という番地、ひょっとして老舗なのかも。
日本語堪能ですので、日本語で普通にコミュニケーションできます。
Fortune-telling、いい糧にさせていただきます!
せっかくなので、「行天宮」にお参り。
関羽さんが祀られているそうです。
この中に入ると、僧侶の前に一列に参拝客が並んでいて順番に何やらしてもらっています。
観光客が冷やかしで行くところではないので、遠巻きに見て退散。
御覧の通りのピーカンで、まぁ暑い。
ちょっと歩いて、マンゴーかき氷に行きましょう。
お盆モードの脇道に目的のお店を発見。
(夜、灯りが入るときれいそうですね。)
「黒岩黒砂糖剉冰」。
黒糖を入れた氷が特徴です。
いやぁ、生き返りますねぇ。
もう一杯いけそうですので、地下鉄で次のマンゴーかき氷のお店に移動。
「芒果皇帝」(マンゴーキング)。
近くの競合チェーン店に負けないように店先で呼び込みをしているお姉さんに応じて入店。
シャリシャリのかき氷ではなく、ふわふわの氷にしました。
一口にマンゴーかき氷と言っても、お店によって特徴があるので、食べ比べが楽しいです。
小腹が空いたので、遅めの昼食を、と思っていたところ、「芒果皇帝」を出た所に、妻がチェックしていたお店が偶然ありました。
「天津葱抓餅」。
お店の名前なのか、商品名なのか分かりませんが、これ。
台北のファストフードですが、例えるなら、大阪の阪神百貨店の「デラパン」に近い。
中に入れる具を選べますが、私は確か、チーズと玉子だったかな。
あつあつをホテルまで持って帰っていただきました。
(ホテルの部屋の窓より。)
「天津葱抓餅」、美味しいです!
程良く小腹も満たされ、少々休憩です。
日も暮れた頃、そろそろ晩御飯に出かけましょう。
「魯肉飯」(ルーローハン)にするか、「鶏肉飯」(ジーローハン)にするかで迷いましたが、鶏にしました。
タクシーで「梁記嘉義鶏肉飯」というお店へ。
日本人観光客には慣れているみたいで、片言の日本語とジェスチャーで親切に教えてくれます。
サイドディッシュは好きなのを指さすとおばさんが小皿に入れてくれます。
本日の晩御飯。
煮玉子、海苔のスープも美味しいですが、メンマとタケノコの中間みたいなの(左の皿)が妙に美味しい。
鶏肉飯はあっさりしていて、どのおかずとも合います。
地元の学生さんか若者と相席でしたが、食べ終わった後、きちんと食器を重ねていましたので、私たちも。
ごちそうさまでした。
さぁ、食後は本日最後のマンゴーかき氷へ。(笑)
「松江南京駅」が最寄駅。
「冰果天堂」。
店内に鎮座している大型の氷削り機が作るかき氷は、ふわふわタイプ。
このマンゴーかき氷、絶品ですな。
一日の締め括りにいいデザートでした。
このお店の向かいにある、立派な図書館前の広場。
すごい人出です。
この写真に写っているのはほんの一部。
左には大人数でダンスをするおばさま集団、右に広がる広場にはもっと人口密度高く人・人・人。
なんと、みなさん、「ポケモンGO」をやってました。
レアキャラが出るスポットなのかと思って数分やってみましたが、全く普通のキャラばかり。
「ポケモンGO」のせいなのか、金曜日の夜ということで涼みに出てきているのか、それは分かりませんが、みなさん楽しそう。
慣れた地下鉄でホテルに帰ってきました。
フリーの一日は充実の一日でした。
今回の台湾旅行の最後の夜です。
六日目(最終日)。
今朝もオムレツを。(笑)
吹きぬけ、エレベーター側を撮ってみました。
ホテルのチェックアウトと集合時刻は12時ですので、朝食後は、最後のマンゴーかき氷へ。
土曜日朝からやっているお店って意外とないのですが、妻が見つけてくれました。
「百果園」。
マンゴーかき氷のお店というよりは、果物屋さんの趣きが強い感じ。
かき氷よりもマンゴーの美味しさが印象的な一品。
季節の果物のかき氷も食べましたが、こちらもやはり果物が主役でしたね。
亜熱帯・熱帯の国らしく、果物が美味しい!
名残惜しいですが、帰国のためホテルへ。
「百果園」の近くにこんなお店がありました。
甘そうなお店。
スイーツで有名なお店なんでしょうねぇ。
ホテルに11時過ぎには戻っていました。
ゆっくりしていると、まだ時間はあったのですが、「ガイドさん、迎えに来たよ」ってフロントから電話。
空港(台北松山空港)へ。
サクッとチェックインできるかと思いきや、スーツケースの重量制限23kgにひっかかる、、、26kg、ちょっとは大目に見てほしいなぁ。
お土産を手持ちの袋に移してスーツケースを預けたところ、、、次はカウンターの裏のセキュリティでひっかかる、、、今度はスマホの充電池はスーツケースに入れるの不可ってことで出せと。
ちょっと手間取りましたが、あとは搭乗時刻を待つのみ。
台北松山空港は清潔でシンプル、良い印象の空港ですが、お土産物屋さんは少ない。
ゴディバのチョコクッキーを買いました。
(「TAIWAN」というプリントと、中正紀念堂のイラストでなんとか台湾感を出しています。)
スムースに搭乗し、ちょっと遅めの昼食。
「そばめし」みたいなパスタ。ケチャップ味(トマトソース味って言うべきかな)。
行きの海鮮塩焼きそばには及びませんが、十分美味しかったですね。
14時に飛んで19時台には自宅にいました。
6日間にわたる台湾旅行、楽しかったです。
今度は、「台北のことをもっと勉強してじっくり・丁寧に見る」、「高雄をじっくりと、そして台中・台南を旅する」、そんなことも思いました。
また行こう、台湾。