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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

外構・庭のリフォーム〔総合編(その10)〕

2023年10月29日 | リフォーム

最後の工事、外壁へのタイル貼りが一歩一歩進んでいます。床面に貼る作業とは全く違う工程で、タイル屋さんは日々コツコツと作業してくれています。

外壁へのタイル貼りが始まる前の状態。一応、以前の外壁塗装をグラインダーのような機械で落とした状態。

(ここまで削るのもたいへんそうでした。この状態でここの作業は中断。タイル貼り作業の支障となるような土埃の発生などがある庭の工事を先に終わらせるため。)

庭側の工事が全て終わり、いよいよオーラスの外壁へのタイル貼りが始まります。タイル屋さんの作業初日は、外壁の塗装をきれいに除去するところから。

(驚くほどきれいに除去されています。たっぷり丸一日かかっていました。)

初日の作業はこの状態で終了。外壁の上の方に水平を示す水糸を張った状態。

(現場責任者の方曰く、「タイルは上から貼っていきます。下から貼れば、貼ったタイルがつっかえとなって上に向かって貼り進められるのですが、上端に到達した時に面が合わないと美しくないので、上から貼ります。」とのこと。なるほど。)

一日の作業を終えてタイル屋さんが帰った後。「上から貼る」ことは重力との闘いのようです。ずり落ちないように釘で補助。

(この日から毎日作業終わりにはこのような釘が打たれているのを目撃することになりました。)

ガレージにはタイル貼り用の資材が運び込まれています。

(「TILEMENT」(タイルメント)。セラミックタイル(陶磁器質タイル)用の接着剤です。ラベルの色の違う2缶があるのは、2液を混合して使用するから。)

2日目の作業の進捗。

3日目の作業の進捗。

(進捗から分かる、高難度で手間のかかる作業。こりゃたいへんだ。)

4日目の作業の進捗。

(リモートワークをしていると、タイル屋さんが必要なサイズにカットする音がひっきりなしに聞こえてきます。)

タイルをカットする時に使っていると思われる❝台❞とタイル屋さんが使う道具類。

(この切れ込みの数。床面のタイル貼りとは全く違う手間のかかる地道な作業です。)

5日目の作業の進捗。一番の難関箇所を無事貼り終わりました。

(お疲れ様でした。)

打ち欠いた感じのタイルが見せる表情に満足です。

(ジョリパット、アイアンのフェンスとの相性もいいと思います。あれこれ凝らずにシンプルにしたのがかえってタイルの良さを引き出しているように思います。手前味噌ですが。(笑))

❝上面❞もきっちりと貼ってもらっています。

(工事中何度も感心したことではありますが、プロの仕事ってのは大したものです。)

あとはガレージの扉の上部などを貼り終われば、タイル貼りも完了です。しばらく資材置き場になっていたガレージ、やはり汚れが目立ちますので、全てが終わったら❝何事もなかったように❞きれいに掃除をする必要があります。

外構・庭のリフォームは、そろそろ庭での過ごし方をあれこれ考える段階に移っていきます。

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外構・庭のリフォーム〔総合編(その9)〕

2023年10月27日 | リフォーム

メインテラスの工事で唯一残っていた、パーゴラにシェードを張る工程です。タイル屋さんがいつものようにコツコツとタイル貼りをしているとある日、施工チームの方が1人来て作業開始です。

(設置作業中。お昼休憩中に写メさせてもらいました。)

こちらが作業終了後の様子。

(シェードを畳んだ状態。)

シェードの設置工事のポイントは、畳んだ時に手前(建物側)に寄せるか、向こう側(隣家側)に寄せるかです。デザイナーさんとの打ち合わせで手前側に寄せるプランとなっていましたが、なぜか向こう側に寄せられています。

(屋内リビングから見た景色。)

向こう側に寄せると、リビングから庭を見た時にせっかくの植栽がシェードに遮られてイマイチな景色になります。リビングから見た庭の景色も今回のリフォームの大切なポイントでしたので、実際にやってみるとどう見えるかを検証することができた❝間違い❞となりました。

ということで、❝やり直し❞のために施工チームの方が別日に来て作業、約30分の作業で寄せる側をプラン通り、建物側に変えてもらいました。

(シェードを開閉するための紐の張り方(滑車への回し方)でどっちに寄せるか変えることができるようです。大げさな修正作業にならなくて良かったです。)

リビングから見た景色もこっちの方がいいですね。

(パーゴラの支柱はありますが、植栽がきれいに見えます。)

これにてシェードの設置は完了。開閉もやってみましたが、とてもスムース。

(シェードを閉めたところ。これからメインテラスにテーブルを置いて食事などをする時に、軽やかな日よけとなってくれます。)

いよいよ残すはタイル貼りだけとなりました。今日もタイル屋さんは高難易度の外壁へのタイル貼り作業を1枚1枚コツコツとやっています。お疲れ様です。

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外構・庭のリフォーム〔総合編(その8)〕

2023年10月25日 | リフォーム

初めて外構・庭のリフォームの相談にデザイナーさんの所を訪れたのが昨年の11月。プランの検討に検討を重ねて、工事が始まったのは7月。通しで言えば、間もなく1年。残すはタイル貼りだけとなりました。

(「タイル張付け用」のモルタルがガレージに運び込まれました。「プレミックスモルタル」というのは普通のモルタルとは違うようです。)

タイルを貼るエリアは大きく4ヶ所。

 ・玄関ポーチ
 ・門扉周り
 ・アプローチの階段
 ・ガレージ周りなど外壁

約1週間で上3ヶ所のタイル貼りが完了しました。

■玄関ポーチ

下地作業が終わったら、次は位置を決めて(端っこなどは必要な形でカットして)、モルタルでタイルを貼っていきます。

(タイルが貼られた状態。踏んでも大丈夫ですが、一晩はそーっと歩きます。)

翌日の工程は目地詰め。

(目地が埋まって完成。)

家の外壁の時に分かったことですが、サンプル程度の大きさでは実際の仕上がりを正確にイメージすることはできない、つまり、「やってみないと分からない」。(笑) 今回のタイルに関しても、妻も私もそのつもりでしたが、仕上がりに満足です。ホッと一安心。

■門扉周り

オーダーのアイアン製門扉は設置されましたが、足元は長らくこの状態。

(家の❝顔❞のひとつ、門扉周り。ここがどんな仕上がりとなるのか。)

作業工程は同じで、まずは下地作りから。

(玄関ポーチ側から進めていくようです。)

この日の夕方には目地詰め前までは終了。

(あのデコボコの状態から1日でここまでできるのかと感心。)

タイル貼りを日々見ていると、目地が埋まる前の見映えと、埋められて完成した見映えでは全然違うということが分かりました。上の写真だと仕上がりが不安になりますが、目地詰めも終えて完成するとこの美しさ。

(玄関ポーチとタイルがつながって、オーダーのアイアン門扉の存在感と相俟って、満足のいく門扉周りとなりました。)

見映えが重要であることはもちろんですが、もう一点確認したいことがあります。それは、雨が降った時などの水の逃げ方。植栽の水やりでは完全には確認できませんが、ひとまず、うまくアプローチの階段方向へ水が流れていくようです。本降りの雨の後、水溜りがずっと残らなければOKです。

■アプローチの階段

この色のタイルを貼る最後の箇所はアプローチの階段です。ここも長らくこの状態でした。

(約3ヶ月間、この状態。すっかり慣れてしまいました。(笑))

下地作りを終わってタイルを貼ったところ。

(乾かし中。目地詰めはまだです。)

翌日仕事から帰宅すると完成していました。

(このタイルを選ぶにあたっては、門扉周りよりもこのアプローチの階段にどんなタイルを貼るのが良いかという視点で検討。方向性はざっくり2案、薄い(明るい)色のタイルを貼るか、濃い(落ち着いた)色のタイルを貼るか。以前は前者でしたので、デザイナーさんとも相談して今回は逆に後者のテイストのタイルを選びました。)

アプローチの階段に関しては、❝側面❞があります。デザイナーさんはこの側面によって全体がどんな印象になるのかもタイル選びの重要な判断ポイントだと考えていたようです。

(アイアンのアーチのマットな黒、植栽の緑といい感じに調和していると思います。)

ジョリパットの色とも相性がいいように思います。

(なるほど、側面のタイルはこういう感じで貼るのかとプロの仕事に感心。)

これで3つのエリアのタイル貼りは完了。残すは、ガレージ周りなど外壁(タイルの種類は変わります)。現場責任者の方に訊くと、実は最も難易度が高いらしい。モルタル系の下地ではなく粘着力(接着力)のある下地を塗って、更にタイルボンドを使用して貼っていくそうです。面積の大きさもありますが、この難易度高めのせいで、1週間で終わるか終わらないか、そんな工期となるようです。どんな作業手順なのか、プロの仕事を見てみたいものです。

いよいよ最終盤の中の最終盤です。

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地下支柱

2023年10月24日 | リフォーム

外構・庭のリフォームの関連です。先日、関東地方は夕方から一晩中、強風が吹き続けました。陸橋を歩いていると横風に体を持っていかれるくらい。心配なのは、庭のリフォームで最近植栽してもらった樹々たち。特にシンボルツリーとして植えた、樹高5mはあろうかというアオダモが心配です。

(アオダモ。山採りの自然木。5m以上あるかも。)

結果、このアオダモを含め、庭の樹々は一本として傾いたり倒れたりすることはありませんでした。後日別件で現場確認のために来た、植栽のプロでもあるデザイナーさんに訊いてみると、「地下支柱でがっちり固定しているので大丈夫です。」とのこと。

(ネットより拝借。地下支柱にもいろいろやり方があるようですが、根鉢をこうやってアンカーで固定する造園技術。街路樹でよく見かける丸太で組んだ鳥居型の支柱よりもコスト高になるのがデメリット。)

デザイナーさん曰く、「関東エリアでこれまで〇十年仕事をしていますが、地下支柱で倒れたことはありませんので、台風でもご安心を。」と太鼓判。これがアオダモの株元ですが、この地面の下がそんなことになっているのかと感心。基礎工事だけでなく、造園においても見えない所に手間を惜しまないことが安全と長持ちのためには重要ということを再認識。

(植栽の作業中は作業の邪魔にならないように家の中にいたので、地下支柱の施工現場を見ることができませんでした。)

地下支柱は、樹木のシルエットと建築のデザインを生かすという美観の面でメリットがあることはもちろん、支柱本来の目的である転倒防止も根鉢を安全に固定する(支える)ことで実現し、樹木の定着・成長のための根の伸長にも支障がない、優れた技術。そんな「地下支柱」という造園技術を初めて知りました。そう言えば、高級旅館をはじめ庭をウリにしている施設では丸太で組まれた鳥居型の支柱を見かけることがありませんが、地下支柱を施しているのでしょうね。

全く別の話題ですが、みなさんはGoogleレンズは使っていますでしょうか。リフォームで植栽した高木・中木はデザイナーさんが樹の名前を図面に書いてくれましたが、低木や草系は種類の多さもあって全てを確認できていません。で、最近Googleレンズを使っています。例えばこれ。

(真ん中の草系ですが、Googleレンズによると「スギノハカズラ」。)

実が生っているのを発見して調べてみたくなったというのがGoogleレンズを使うきっかけでした。

(Googleレンズは「オカヒジキ」と「スギノハカズラ」を検索結果として出しましたが、実の生り方からスギノハカズラで確定です。)

Googleレンズ、便利ですわ。これから旅先でも使えそうです。

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沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅④[完]〔最終日観光編〕

2023年10月22日 | 旅行記

最終日の朝はゆっくりと行動開始。朝食は昨晩国際通りのコンビニで買っておいたおにぎりなど。11時前に「沖縄かりゆしリゾートEXES那覇」をチェックアウト。今日は王道の観光コースを回ります。

(ホテルの部屋に飾られていた昔の首里城や那覇の街の様子のスケッチ。)

予定としてはこの3スポットを訪れます。

 ・首里城、玉陵
 ・ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館
 ・琉球ガラス村

王道の観光コースにしたのは、妻が〇十年ぶりの沖縄だから。「琉球ガラス村」が王道かどうか分かりませんが、妻からのリクエストもあり、コースも効率的に回ることができますので立ち寄ります。「ひめゆりの塔」は私も20数年前に行ったきりですので、初めてのようなものですが、その他は九州勤務時代に訪問済みですので、妻をご案内。

首里城公園駐車場に車を停めて、さっそく散策へ。

(駐車場はインフォメーションセンターでもある「首里杜館」(すいむいかん)と直結。)

ここで「日本100名城に行こう」公式スタンプ帳にスタンプをいただきます。

(九州勤務時代、まだ100名城のスタンプを集めていなかったので、改めて旅に持参して集めています。)

守礼門には青空が似合いますね。

(オーバーツーリズムにはなっていません。良かったです。)

順路に沿って、「歓会門」。

(何度来ても、王宮の城壁の威容には新鮮な驚きを感じます。)

この石段を上がると「瑞泉門」。

(首里城の近くに、その昔王宮に泡盛を納めていた泡盛蔵がありますが、その名が「瑞泉」。この門の名が由来でしょうか。)

瑞泉門の次の門「漏刻門」をくぐると、一気に眺望が利くようになります。

(妻をご案内中。(笑))

券売所の「広福門」でチケットを購入して、、、

(夏の日差し。暑いです。)

改札所になっている「奉神門」をくぐって入城。

(奉神門は正殿前広場の「御庭」(うなー)へ続く最後の門。改札になっている中央の門は国王など身分の高い人だけが通ることができる門でした。)

首里城は現在も復元作業中。以前訪れた時よりも更に「見せる復興」として整理され、再建作業の様子を見学することができます。

(以前はこのように柵で囲って露天で見せるやり方が中心でしたが、今はこのような展示はここくらいでした。)

復元工事中の正殿は大きな建屋で覆われており、1階から3階までの見学コースが整備されています。

(3階まで上って来たところ。背面に工事現場があります。)

建屋の断面案内図です。

(復元工事現場と倉庫等の間、黄色い所が見学エリアの3フロア。)

ここは1階の「原寸場」だったかな。

(今日は日曜日で休工日。)

ここは3階だったかな。

(正殿の復元工事現場です。見学エリアの各フロアでは、サイネージによる作業の説明と、パネル展示や現物展示による説明で復元工事の様子を勉強できます。)

現代の工事技術を駆使して復元工事中ですが、昔はそれを職人さんの腕だけで造りあげたのですから驚きです。建屋を出て、城の更に奥に進んでいきます。

(建屋を回り込んで奥に進み、昔は物見台、今は展望所の「東のアザナ」(あがりのあざな)をめざします。)

建屋には正殿の絵が描かれていますので、復元完了後には「こういう景色が見える」ということが分かります。

(ナイスアイデア。)

「東のアザナ」に到着しました。

(さすが物見台。パノラマで景色が見えます。)

隅から隅まで歩けば、首里城はまだまだ見るべきところがありますが、ここで引き返します。帰りも順路になっていますので、帰路は別の門をいくつも通って守礼門に至ります。

首里城の次は、首里城とともに世界遺産になっている、❝お隣❞の「玉陵」(たまうどぅん)へ。

(国宝でもあります。)

玉陵は、1501年、尚真王が父の尚円王の遺骨を改葬するために築いて以来の、第二尚氏王統の陵墓です。入場券を買ったら、まずは券売所の建物の地下の展示フロアで王陵のことを勉強します。

(墓室は3つに分かれています。中央は洗骨前の遺骸を安置する部屋、東室(左)は洗骨後の王と王妃、西室(右)は限られた家族が葬られました。)

それでは実物の見学へ。

(精緻な石垣に囲まれ、現代的にも感じられるこの小さな門から入ります。)

ここを訪れるのは私は2度目ですが、やはり特別な雰囲気を感じますね。

(色のある装飾があるわけでもなく、精緻な石造りで作られた、城を思わせる墓所です。)

首里城と玉陵、王道中の王道のスポットを見学しました。遅めのお昼時ですが、今朝リサーチして行ってみたいと思った、糸満の「漁民食堂」という海鮮系の食事処に行ってみることに、、、到着しましたが、超行列、しかも「本日終了」とのこと。そんなこともあろうかと第2候補を準備しておきました。九州勤務時代に連れて来てもらった「肉御殿」

(「漁民食堂」から車で3分。ステーキランチがとても美味しかったので、迷わず再訪です。)

私はランチメニューで人気の「リブ芯ステーキ」を、妻は焼肉セットを注文。

(どれもうまそう。)

来ました、「リブ芯ステーキ」。

(沖縄と言えばステーキ。最高です!)

妻の焼肉セット。

(焼肉セットにも何種類かありますが、何セットか失念しました。)

焼肉を少しシェアしてもらいましたが、美味しかったです。滞在中一度はガッツリ肉を食べておかないと。(笑) 妻のリクエストでこちらも追加。

(ちょうど視線の行くところに貼られています。)

「串揚げ六種盛り」、来ました。

(オリオンビールがほしい~。(笑))

串揚げも美味しかったです。最後に〆のデザートを。100円のミニソフトなのですが、十分レギュラーサイズです。(笑)

(「肉御殿」でのランチ、大満喫しました。九州勤務時代に連れて来てもらっていて良かったぁ。)

お腹も満たされたところで、「ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念館」へ。

(駐車場は周辺のお土産物屋さんなどが無料で提供してくれています。購入義務などはありません。)

手を合わせます。

「ひめゆりの塔」は、1945年の沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部・沖縄県立第一高等女学校の生徒や教師のための慰霊碑。沖縄戦の翌年、両校で最も多くの犠牲者を出したガマ(鍾乳洞)の上に建てられました。

(野戦病院として女学生が看護に当たりました。その様子は後程入館する「ひめゆり平和祈念館」でビデオで証言者の話を聞きますが、壮絶という言葉では表せないものでした。)

ガマの断面図とひめゆりの塔の位置関係の説明。

ここがガマの入口。

(もう一度手を合わせます。)

それでは「ひめゆり平和祈念館」へ。

(館内撮影禁止。)

記憶が確かなら、20数年前に初めて訪れた時は、館内に作られた野戦病院化したガマの模型の中で語り部(証言者)から生でお話を聞かせていただいたと思いますが、今はそのガマの模型は立入禁止となり、お話も証言者がビデオの中で語っています。展示資料や証言ビデオの内容は言葉では表せないものでした。ウクライナや中東で戦争が起きている今、ここを訪れる意義は大きいと思います。

さて、最後は「ひめゆりの塔」から近い「琉球ガラス村」へ立ち寄ります。

(ここも九州勤務時代に案内していただいたことがあります。)

今日も工房では琉球ガラス製造の実演中。

琉球ガラスのコップか皿か、製造体験のお客さんが10名くらい待っていました。

(これは工房の職人さんが炉からガラスを出したところ。)

この後展示棟で工芸品やお土産物をゆっくりと見学。ホテルに置いてあった琉球ガラスのコップや「琉球ガラス村」の商品を見て、改めて琉球ガラスの良さに惹かれて、帰宅後、以前いただいた琉球ガラスのペアグラスを引越し荷物の中から出しました。

さて、ちょうどいい時間となりました。姪っ子に借りてもらったレンタカーを返却に向かいます。

(無事返却することができました。お世話になりました。)

私たちが借りていたVOXYはすぐに洗車されていました。

(また誰かを乗せて沖縄中を駆け巡るのでしょう。ご安全に。)

送迎バスで那覇空港へ送ってもらう頃には日も暮れ始めました。ひとしきりお土産物を見たら、夕食へ。レストランはどこも待ち状態でしたが、席・椅子がゆったりしていて長く居ても疲れない「ROYAL」にしました。

(ROYAL名物の「オニオングラタンスープ」をセットで付けて。)

席から見える夕暮れ時の空港。

(今回もいい旅でした。)

JALのジンベイザメのラッピング機。

(何かとコラボしている便、いいですね。)

飛行機は案の定遅れて20時頃の搭乗案内との放送が。待っている間、妻が最後に心残りの無いようにこれを買ってきました。「BLUE SEAL」のシークワーサーアイス。

(美味しい!)

やっと搭乗時刻となりました。乗ってみて分かりましたが、私たちの搭乗機もコラボ機でした。「STAR WARS」です。中からは見えませんが、真っ黄色にラッピングされていたそうです。

(機内サービスのコップ。シートのヘッドカバーもコラボバージョンでした。)

搭乗グループが私より早かった妻が撮ったレア写真。搭乗する時に気付いたらしいですが、CAさんの席にヨーダが座っていました。

(おおっ。降りる時に私も写メしようとスマホを握っていましたが、降りる時にはいませんでした。残念。)

羽田空港に着いた時は22時を大きく過ぎていたでしょうか。ターンテーブルで荷物を取ったらダッシュしていく人など、公共交通機関を利用する人は、この時間帯の便の遅れはヤバそうです。私たちは運よく駐車場を予約できたので余裕でしたが、帰路の便の予約する時は要注意ですね。

この後高速も順調に流れ、無事に帰宅。久々の沖縄でしたが、やっぱりいいですね、沖縄。最後に姪っ子夫婦にもう一度。

 にーびち ぐすーじさびら!(結婚おめでとう!)

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沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅③〔挙式・披露宴編〕

2023年10月20日 | 旅行記

「One Suite THE GRAND」を11時半に出発。今日は姪っ子の結婚式当日です。新婦はそろそろ支度を始める頃ですが、妻がちょっとお手伝いすることがあり、会場の「Eines Villa di Nozze Okinawa」(アイネス ヴィラノッツェ 沖縄)へ向かいます。

(雲が出てきました。「何とか晴れてくれぇ!」と願います。)

髪とメイクをプロにやってもらいます。ヴィラの一室を借りて支度中のようですので、カートで案内してもらいます。

(ヴィラの室名は「GETTOU」。沖縄ではなくてはならない植物「月桃」です。)

髪飾り、ベール、アクセサリーはこちらからの持ち込みですが、その関係でこのタイミングで妻がスタイリストさんと話しながら、最終確認程度のお手伝い。

(ドレス選びもたいへんでしたね。)

運転手でただの付き添いの私も部屋に入れてもらいましたが、新郎とともにやることもなく、私はテラスに出てみました。

(晴れてきました。ここは本部半島の❝付け根❞あたりのロケーション。)

新婦の支度は期待以上の仕上がりで万事うまくいきましたので、私たちはこれでお役目御免です。新郎新婦は引き続き準備が続きます。私たちはヴィラから退室して、式の集合時刻まで自由行動です。

(ヴィラから歩いて駐車場へ。植え込みに月桃がありました。花の時期は終わって実が生り始めています。)

時刻は12時半過ぎだったでしょうか、集合時刻が15時前ですので、近場で昼食がてら観光へ。私が一応見ておきたかった「ゴリラチョップ」。

(右の岩、ゴリラがチョップしているように見えますでしょうか。「崎本部ビーチ」という海水浴&ダイビングスポットの端っこの方にあります。完成度の点で、壱岐の「猿岩」には全く及ばず、西伊豆の「馬ロック」にもギリ負けているかも。(笑))

17時から披露宴で食事が出ますので、昼食は軽めということで、「瀬底島」のピザ屋に行ってみることに。

(ピザ屋のテラス席から眺めた「瀬底大橋」。)

瀬底島のナポリピッツァ専門店「pizzeria UKAUKA」。

(いい感じ。人気がなくて営業中かどうか戸惑いましたが。)

今朝リサーチして選んだ「UKAUKA」ですが、店構えは❝当たり❞の予感。

(UKAUKAの意味は不明。(笑))

ナポリのピザ屋が使っている厳選小麦粉を使用し、薪釜で焼き上げる本格ピッツァだそうです。

(これが薪釜ですね。もしやと思って調べましたが、「真のナポリピッツァ協会」認定店ではありませんでした。)

店内席とテラス席が選べますので、迷わずテラス席へ。

(ちょっと高台にあっていい風が吹き抜けます。気持ちいいランチタイム。)

ピッツァは2種類注文しました。王道のマルゲリータに生ハムがトッピングされた「マルゲリータ・生ハム」。

(飲み物はマンゴージュースとカフェラテ。)

もう1枚は、マルゲリータとややかぶりますが、お店❝オススメ❞の「パルミジャーナ」。

(ナスやサラミなど、マルゲリータよりも具だくさん。)

軽めにと思いましたが、結局お腹いっぱいになりました。(笑) 瀬底大橋も一望できる、いい眺めのテラス席で涼しい風に吹かれてのピッツァランチ、最高でした。それでは、会場の「Eines Villa di Nozze Okinawa」(アイネス ヴィラノッツェ 沖縄)に戻ります。

(すっきり晴れてきました。良かったぁ。)

ここは沖縄。正装はかりゆしですので、出席者は全員かりゆしを着ます。新郎チームはブルーのかりゆし、新婦チームはピンクのかりゆしをレンタル。事前にサイズを申告済みですので、名前を言えば受付で渡してくれます。

(柱に植栽されています。本物の植物です。さすが沖縄。)

着替えてロビーでしばし待機。

(ウエルカムボードがありました。テーブルには2人のこれまでのツーショット写真がバンバン飾られていますが、妻曰く、最近はこれが普通だそうです。)

目の前はプライベートビーチ。映えますねぇ。

(雨の日はどうするんだろう、、、。)

こちらがチャペル。

(中がどうなっているのか、全く想像できません。)

太陽の日差しがロビーにどんどん差し込んできて逃げ場がなくなってきた頃、ご案内の号令がかかりました。この暗めの通路を通って移動です。

(中程で日の射している所がチャペルの入口。)

入場。「おおっ、こうなっているのか、きれい~。」とびっくり。

(「Eines Villa di Nozze Okinawa」はとても人気があるそうですが、分かる気がします。)

若い夫婦の挙式は厳かに執り行われ、無事終了しました。

(にーびち ぐすーじさびら!(結婚おめでとう!))

ちなみに、配られた式次第の片方のベージに「~幸せな結婚の十のルール~」というのがありましたので、ご紹介を。

  二人とも同時に怒らないでください
  家が火事にならない限りは叫ばないでください
  喧嘩になっても相手を負かそうとしないでください
  注意する時には優しく注意してください
  しゃべる前に、まず相手の話を聞いてください
  一日を終える前に仲直りしてください
  相手の良いところを認め合ってください
  自分の失敗または間違えをすぐに認め合って謝ってください
  過去の失敗または間違えを再び持ち出さないでください
  相手の機嫌が悪い時ほど明るく振る舞ってください

いかがでしょうか。(笑)

素晴らしいチャペルですが、一点難があります。日当たりが良すぎるがゆえに、新郎新婦を撮ろうとした写真は全て逆光になります。(笑)

(新郎はもろに日差しを浴びて汗がたいへんでした。お疲れ様でした。)

この後、参列者は先にビーチに出て、フラワーシャワーの準備をして待機。

(新郎新婦がビーチへの階段を下りてくるところでフラワーシャワー。その後この鐘を鳴らします。)

私たちはこれで披露宴会場へ移動しますが、新郎新婦はビーチでの写真撮りが続きます。

(建物の2階が披露宴会場。)

披露宴会場のテラスからビーチの様子を見てみると、なかなかの映え写真が撮れました。

(いい感じです。撮った私も幸せな気持ちになります。)

こんな写真も撮ることができました。

(波打ち際の数人が写真撮影中の新郎新婦とスタッフです。)

新郎の挨拶で披露宴スタート。美味しい食事に、ちょっとしたイベントもありで、披露宴も充実したものでした。

(立派なコース料理。この後那覇への移動がありますので、飲めないのが残念。)

沖縄の食材をふんだんに使った料理の数々。

(ピッツァを食べた私たちにはややボリューミーでした。(笑))

ケーキ入刀。

(ファーストバイトもやりました。)

コース料理も終わった頃、新郎新婦から出席者それぞれへのプレゼントと言葉をいただき、披露宴の最後にはそれぞれの両親への心のこもった手紙。感動的でした。

(私たち夫婦にもプレゼントをいただきました。)

既に新生活を始めている姪っ子夫婦の新居に招待された時に使わせてもらって、とても気に入ったハイボールタンブラーでした。

(いつまでも冷たさ保持、結露知らずの優れモノ。翌日からさっそく使わせてもらっています。)

披露宴は19時にお開きとなりました。それぞれ着替えを済ませて、今日の便で帰る方々にご挨拶して、私たちは那覇へ移動です。

(陽の長い九州・沖縄ですが、とっぷり暮れました。)

私たち夫婦にとっても思い出に残る、素晴らしい挙式と披露宴でした。車中で、準備の苦労話や今日の結婚式のことを楽しく話していると、あっという間に那覇のホテルに到着。

(姪っ子が取ってくれたホテルです。)

いい部屋を取ってくれました。

(部屋までにちょっとした廊下がある。)

広々としています。

バスルームもオシャレで使いやすかったです。

(オーバーヘッドシャワーもあります。)

沖縄のホテルにはあってほしい「やちむん」もしっかりあります。

(棚の右下の陶器がやちむん。これが部屋にあると嬉しいです。)

冷蔵庫の飲み物はオールインクルーシブ。

(いただいて帰りました。(笑))

で、せっかくの那覇の夜ですので、妻と国際通りをそぞろ歩くことに。

(9時半頃だったと思いますが、観光客でにぎやかです。)

何をするわけでもないのですが、超久々に那覇に来た妻に私があれこれご案内。自分の思い出のステーキハウス「碧」もご紹介。(笑)

(本日の営業は終了。)

これまた思い出の「ステーキハウス88」

(九州勤務時代の私の思い出ばかりですみません。(笑))

ここは私も初めての「第一牧志公設市場」。人気の観光スポットです。

(もちろん営業終了ですが、外から覗いてみると雰囲気が良く分かりました。)

オープンな夜の飲み屋をおそるおそる覗きながら散策です。

(この奥ににぎやかな飲み屋さんあり。)

そんなこんなでぐるっと一回りして国際通りに戻ってきました。

(商店街のお店はほぼ営業を終了しているので静かですが、飲み屋はまだまだこれからという感じでした。)

このあたりで折り返してホテルに戻ります。最後に沖縄県庁を写メして、夜の国際通りの散策は終了です。

(夜の県庁。散策中、蒸し暑くてそこそこ汗をかきました。)

10時半前にホテルの部屋に戻って、汗を流して就寝。明日の朝はゆっくりと起きて、最終日、王道の観光コースを巡ります。

 

・・・・・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅④[完]〔最終日観光編〕へ続く。

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沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅②〔古宇利島「One Suite THE GRAND」編〕

2023年10月18日 | 旅行記

私たち夫婦が今日泊まる古宇利島の「One Suite THE GRAND」(ワンスイート ザ・グランド)へ向かうべく、古宇利大橋を渡ります。

(妻撮影。本部半島→屋我地島→古宇利島というルートです。)

「One Suite THE GRAND」は古宇利島のほぼ中心の高台に位置します。ホテルへのアクセスの最後は「この道であってんの?」と少々不安になるような、さとうきび畑の真ん中の細い道。

(ようやく道が拓けて安心したところ。(笑) ここに出るまでVOXYの車幅いっぱいでした。)

ひまわり畑の向こうに建物が見えてきました。

(まだ満開のひまわりと、想像していたよりも❝家❞っぽい建物に、妙な驚きを感じています。)

それにしてもひまわりが元気です。太陽に向かって一斉に❝顔❞を向けている姿が青空に映えます。

(翌朝散歩がてら撮影。東京で満開のひまわり畑を見たのは8月でした。)

到着です、「One Suite THE GRAND」。

(やっぱり❝家❞っぽい。(笑))

車寄せを通過したところからの景色。

(自然に囲まれているというのがいいですね。風の音と鳥の鳴き声だけが聞こえます。)

車の駐車はホテルの方にお任せとなりますが、翌朝朝食後に建物の周辺を散歩していると、駐車場にBMWのZ4を発見。

(「わ」ナンバーですのでレンタカーだと思いますが、料金はおいくらなのでしょう。(笑))

それでは中へ。

(何もかも映えます。)

エントランスを一歩入ったところからのロビーの景色。

(おそらく琉球石灰岩が素材と思われる壁、木を使った天井と家具、高級感のあるタイル(馬目地ですね(笑))など、シンプルですが雰囲気最高です。)

「One Suite THE GRAND」は、全室オーシャンビューの22室。2021年7月オープンでまだ2年ちょっとですが、同じく古宇利島にお手頃な「One Suite THE TERRACE」があり、その上位グレードのスモールラグジュアリーという位置付け。

目を引くフロントの背景は、絵画ではなく琉球ガラスでできているのではないでしょうか。

(じっと見ているとホテルの方に「どうぞもっと近づいてご覧になってください。」と言われましたので、2、3歩踏み込んで拝見しました。(笑))

チェックインはこちらのラウンジ的なスペースで。

(光の加減で窓の外が白く写っていますが、実際は植物の明るい緑と青空でとても美しいです。)

ウエルカムドリンクは「古宇利ぬウージ」という自家製オレンジシロップソーダ(タンカン、オレンジ、黒蜜、ジンジャーシロップ)。

(スティックが2本。右は紙製ストロー、左はウージ(さとうきび)。さとうきびは噛んで甘さを味わいます(食べない)。このさとうきびは今しがた通り抜けて来た畑のものだそうです。プレートが素敵でした。グラスとおしぼりで隠れていますが、木製のボードの一部が波打ち際を思わせる青と白の陶器?で❝コーティング❞されています。プレートで古宇利島のビーチを表現、浜辺で「古宇利ぬウージ」を飲んでいるという演出でしょうか。)

チェックインを済ませると、簡単にフロアを案内していただけます。ロビーを出るとすぐインフィニティプール。

(左側には、オリオンビール飲み放題のビールサーバーと、バスソルトを自分で調合する趣向のデスクがあります。)

それでは部屋へ向かいます。私たちの部屋はロビー階で、インフィニティプールに面した「プレミアオーシャンビュー ツイン」というタイプ。

(ロビーからすぐなので、ロビーの雰囲気の良さそのままのアプローチです。)

部屋に入ると、先程ロビーからインフィニティプールが見えた景色の再現のような眺め。

(手前がベッドエリアですが、更にその手前は作り付けのカウンターデスクになっています。そこからの眺め。)

プレミアオーシャンビュータイプの特徴は、何と言っても庭のジャグジーとインフィニティプールが直結していること。

(ジャグジーにはまだ湯を張っていません。引き窓を全開にすると、インフィニティプールと海が広がります。左の木の扉がインフィニティプールへの出入口。)

少し斜めの位置から撮ると、プールの様子がよく分かります。

(プールサイドに人がいると、ちょっと視線を意識してしまいますが、そんなに人が出てくることはありませんでした。)

部屋の中のご紹介を。リビングエリアからベッドエリアを見たところ。

(ベッドの向こうがカウンターデスク。)

洗面所・脱衣場。

(2ボウルタイプ。)

琉球ガラスでのコップが素敵です。

(洗面用にするにはもったいないですね。)

❝内風呂❞は大きな卵型の湯舟です。

(私が足を伸ばしても余裕のある大きさ。ここからも庭に出ることができます=プールサイドから見える。(笑))

シャンプーなどは「ゆめじんハイビスカス農園」の「HIBISCUS」シリーズ。

(ご当地今帰仁(なきじん)の農園で有機栽培で育てられたハイビスカスが原料。)

シャワーヘッドはリファ。

(ファインバブル(マイクロミスト)が気持ち良かった。ちなみに、オーバーヘッドシャワーも付いています。)

冷蔵庫の物はオールインクルーシブ。

(オリオンビールなどはいただいて帰りました。)

部屋置きのスイーツは「菓匠禄兵衛」の「福みたらし」(One Suiteオリジナル)。

(ジンベイザメの顔をモチーフにした、大粒のみたらし団子。「菓匠禄兵衛」は琵琶湖の湖北、木之本の老舗菓子屋とのことで、この「福みたらし」は禄兵衛とOne Suiteのコラボスイーツだそうです。)

地元のお菓子もあります。

(左:「紅いもチップス」(古宇利島産の紅いも、お隣の「屋我地島」の塩を使用)、右:手作り黒砂糖菓子(古宇利島産のさとうきび100%使用)。まさに地産地消。)

そして、宿泊約款やルームサービスメニューなど各種情報は全てタブレットで。

(電話も兼ねています。)

部屋の探索もひと段落したところで、庭からプールサイドに出てみます。

(「うわぁ~」と言ってしまう美しさ。)

引き窓を全開にした部屋の方を見るとこんな感じです。

(丸見え。(笑) 間違っても❝全開モード❞の時は裸でジャグジーを使ってはいけません。リビングの窓のガラスには反射フィルムが貼られていますが、夜は丸見えになります。)

それにしても、インフィニティプールと海と空はお互いが借景の絶景ですね。

(天気が良くて良かったぁ。)

それでは、ジャグジーを使ってみます。

(引き窓を閉め切ってみました。センターが薄っすら隙間になっているような気もしますが、そんなことはお構いなしの年齢です。(笑))

ジャグジーに湯をためている間にロビーに行ってオリオンビールをサーバーから注いで部屋に持ち帰ります。

(オリオンビールのサービスは17時まで。残念ながら1杯で終わりました。オリオンビール、南国らしくスッキリしたのどごしで最高です。)

ビールを飲みつつジャグジーに浸かって、初日の疲れを癒します。そろそろ夕暮れ。

(部屋の庭から手を伸ばして外を撮ってみる。)

夕暮れのジャグジーもいいものです。

(沖縄も朝夕は涼しくなってきました。熱めの湯がちょうどいい感じです。)

夕食の時刻は30分単位で好きに選ぶことができます。18時半にレストランへ。「La BOMBANCE 古宇利島」(ラ・ボンバンス)。

(「La BOMBANCE」は東京の西麻布が本店。10年連続ミシュラン。洋食系かと思ったら、何と、日本料理店とのこと。店名はフランス語で「ご馳走」の意味。)

お隣の気配を全く感じない広々とした店内。席に着きました。

(このカードが献立表ですね。)

「さて、今日はどんな料理が出るのだろう。」とワクワクしてカードを手に取ってみると、「何だ?!これはぁ~」。

(ホテルの方曰く、「献立表がなぞなぞ形式になっておりまして、、、」。更に、「最近は凝り過ぎてスタッフも戸惑い気味です。(笑)」とのこと。チェックアウトの時にフロントの方にこのなぞなぞ形式の献立表はどなたのアイデアか訊ねたところ、東京本店のアイデアで、どうやら全店舗でやっているようです。(笑))

旅行サイトの会員特典のスパークリングワインで乾杯です。

(スパークリングワインですが、シャンパーニュ地方産。「Eloquence」(エロケンス)。「雄弁」という意味だそうです。)

それではコースのスタートです。(料理名は謎解き後の表記で。(笑))

■山原(やんばる)の焼茄子のムース

(料理長が北海道出身の方で、ホタテなど北の食材も使っているとか。)

■前菜の数々:タマンのマース煮、今帰仁エリンギと青菜のお浸し、アグー豚・島豆腐・クリスピー、しゃこ貝のジェノベーゼソース、車海老の抹茶胡麻クリーム和え

(なぞなぞが一気に5問。謎解きに真剣になってしまいます。次の料理を待つ間も楽しく過ごしてもらいたくてという趣向ですが、前菜はちょっと難易度を落としてほしいですね。。(笑))

タマンのマース煮。

(「タマン」とは「ハマフエフキダイ」のことで、沖縄の人気魚だそうです。マースとは塩、マース煮は塩水で蒸し煮した料理。)

今帰仁エリンギと青菜のお浸し。

(なるほど、「La BOMBANCE」が日本料理店ということが分かる一品。)

アグー豚・島豆腐・クリスピー。

(クリスピーは衣のことだと思います。)

しゃこ貝のジェノベーゼソース。

オオジャコの巨大貝殻は石垣島で見ましたが、しゃこ貝を食べるのは初めてかも。)

車海老の抹茶胡麻クリーム和え。

(車海老の産地までは訊きませんでしたが、生産量日本一の、沖縄本島のお隣の島、久米島産でしょうか。)

ここで飲み物を注文。私は例のごとくペアリング(5種)を、妻は「マイタイ」を。当店には専属のソムリエさんがいるらしく、日本酒とワインでペアリングしてくれるそうです。そのペアリングの1種目は日本酒。

(ご存知「手取川」(石川県白山市「吉田酒造」)ですが、「手取川 秋 純米 辛口」という秋酒。手取川は何度か飲んだことがありますが、この秋の純米辛口、かなりうまいです。ちょっと驚き。)

妻の「マイタイ」。

(本格的な(本物の)カクテル。ラム酒は沖縄産のものを使っているそうです。)

■やんばる鶏(やんばる地鶏)の餃子お椀

(「やんばる地鶏」は名護市許田の「中央食品加工」が生産している、沖縄県唯一の地鶏。)

■お造り

(白身は「沖縄三大高級魚」のひとつ「マクブ」(シロクラベラ)、赤身は沖縄近海産のマグロ。手前のガラス皿には、泡醤油と屋我地島の塩。ちなみに、沖縄三大高級魚のあと2種はアカジンミーバイ(スジアラ)、アカマチ(ハマダイ)。マクブもマグロも絶品でした!)

お酒は刺身に合う日本酒、秋酒「七賢 ひやおろし純米」(「山梨銘醸」(山梨県北杜市))。

(手取川に続き、これもいい。かなりいいです。「One Suite」の日本酒、ちょっと感動です。)

次の料理に合わせるワインが登場しました。

(フランスのアルザス地方の「Singulier」(サンギュリエ)、オレンジワインです。ソムリエさん曰く、蔵元の「ヴィニョブル・デュ・レヴール」は伝統的な製法と革新的・実験的な製法の両方を行っていて、そのいずれもが成功し、今、その評価がうなぎ上りの蔵元だそうです。ソムリエさん、このワインの説明の時が一番熱量がありました。(笑))

■アグー豚のオリオンビール煮

(見づらいですが、手前の黄色いのはうずら卵に❝ヘタ❞が付いていて、柿に見立てられています。お皿の色と相俟って、秋の季節感たっぷりです。)

次の料理に合わせる白ワインが登場。

(ボトルを残してもらえなかったので写メなし。フランスのブルゴーニュ地方、「シャルドネ2021」。)

■魚の泡盛蒸し

(耐熱セロハンで包んで調理。そのままの状態で出てきます。)

ソムリエさんが開け方を教えてくれますので、その通りにやると、こうなります。

(本日の魚は「センネンダイ」。「千年に一度しか水揚げされないほど珍しい」というのがその名の由来の超高級魚。暖かい海に生息する大型魚。美味しかったぁ。)

■海ぶどう・水雲・ゴーヤ素麺

(冷製です。箸休め的に登場。ゴーヤを練り込んだ素麺。「水雲」は沖縄もずくのこと。)

メインの肉料理に合わせる赤ワイン、これで5種目、最後となります。

(ソムリエさんの説明を忘れました。それほど重くなく飲みやすい赤でした。)

■国産和牛のサーロインと沖縄県産和牛のフィレ肉

(沖縄県産和牛A5ランクのフィレ肉は国産和牛のサーロインからのアップグレードです。食べ比べをしようということで、1人分だけアップグレードして、相盛りにしてもらいました。手前がサーロイン、奥がフィレ肉。どちらもうまい!)

■琉球スギ・クレソンの土鍋ご飯

(「琉球スギ」は魚の名前。スギ科のスギという魚で他に仲間はいません。食べ味がカンパチに似ていることもあり、以前は「黒カンパチ」として流通していたこともあるそうですが、全くの別物。ちなみに、見た目はコバンザメと似ています。)

お米は新潟県魚沼産。「La BOMBANCE」が田植えから生産管理をしているそうです。さすが日本料理店。

(めっちゃ美味しいです。ジューシーを連想させる炊き込みご飯風。「きしもと食堂」のジューシーと甲乙付け難し。残ったご飯はおにぎりにしていただきました。翌朝いただきましたが、味がしっかりとしているので、冷めても美味です。)

■本日のデザート

(植木鉢(笑)の方はティラミス、右のアイスはシークワーサーのアイスです。植木鉢にミント?が双葉を出したようで楽しいですね。)

これで本日のコースは終了。地元の食材を地元の料理法も含めて絶品に仕上げていただく全皿、感動の美味しさでしたが、ペアリングしたお酒も最高でした。全てに満足した夕食でした。

ちょっとショップに寄ってみます。

(これ、装飾品ではなく、沖縄のハーブティー。こんなにカラフルなのですね。)

部屋に戻ると、ベッドやタオルなどを整え済み。ベッドには沖縄のコショウを使った特製ナイトチョコレートが置かれていました。

(明日も晴の予報です。チョコを1個食べてみましたが、生チョコみたいで美味しかったです。)

庭からプールサイドに出てみました。ライトアップされたインフィニティプールがきれい。

(海は真っ暗です。)

星空観測もあるようですが、夜のジャグジーでゆっくりします。

(ジャグジーに浸かって夜空を見上げる。星座のことは分かりませんが、星がきれいでした。湯から上がると、夜風がちょっと寒く感じます。)

内風呂に湯を張って、「La BOMBANCE」の帰りに適当に調合したバスソルトを入れてみます。

(洗練された印象の湯舟。)

こちらが日中に撮っておいたバスソルトの調合デスク。

(調合は全く適当。(笑))

午前3時起床の今日、急激に眠気が来ました。特製ナイトチョコレートの力を借りずとも爆睡となりました。

翌朝。見事な日の出を見ることができました、、、ではなく、私たちが起きた時は既に陽は昇っていました。この写真は別のホテルに泊まっている甥っ子が日の出前に起きて古宇利大橋あたりで撮った日の出の瞬間。

(動画も見せてもらいましたが、これぞご来光。合掌。)

私が起きた頃はこんな感じでした。

(朝のインフィニティプール。すっかり陽は昇っています。プールの水面がちょっとさざ波立っているのは涼やかな風が吹いているため。)

朝食の時刻は一番早い7時にしました。昨晩と同じ「La BOMBANCE 古宇利島」です。

(朝食の席は主に窓際にセッティング。快晴の朝の景色を見ながら食事ができます。)

私たちが案内されたエリア。一番早いこともあり、私たちだけでした。

(一段上がったエリアで、半個室風。)

朝の献立表。

(さすがに朝はなぞなぞ形式にはなっていません。(笑))

フレッシュジュースは、何と、オレンジの生搾り機で。

(数年前、長崎県の西海町の「道の駅 みかんドーム」でやった生搾り機です。これはテンションが上がります。)

コップをセットしたら、1人3個ぐらいを放り込んでPRESSボタンを押すだけ。

(妻が生搾り中。みかんやオレンジの産地の全ての宿に置いてほしい生搾り機です。(笑))

搾ったフレッシュジュースを手に席に戻ります。

(コップに余裕あり。もう2個ほど放り込めばよかった。(笑) お味の方は最高です!)

■主菜:外皿と中皿

<外皿>グリーンサラダ、若鶏照り焼き、明太子、そぼろ茄子、油味噌ナーベラー
<中皿>本日のお造り、グルクン南蛮漬け、鮭塩焼き、出汁巻き玉子、酢取り蓮根、山葵漬け、染めおろし

(「ナーベラー」とは沖縄の島野菜のヘチマ。歯応えのある茄子という感じで美味しいです。)

お造りは、沖縄三大高級魚ではありませんが、東京では高値で取引される「マーマチ」(ヒメダイ)。

(旨味のある白身、ちょっとねっとり(うまい表現ができない(笑))した食感で美味しいです。)

■温物:カレーラフテー、青パパイヤ、ゴーヤ

(冬瓜だと思ったら、青パパイヤでした。)

■食事:白飯orお粥(私は白飯を、妻はお粥をチョイス。)

白飯は一人用の釜で出されます。

(有田焼だそうです。1人用なので、ちょっと物足りない。(笑))

フルーツをいただいた後は食後のドリンクですが、ホテルの方が「テラス席もご案内できますが、いかがでしょうか。」と勧めてくれたので、外へ。

(朝の風は湿気もなく涼しくて快適そのもの。)

下にはインフィニティプールが見えます。

(写真だとかなり見えづらいですが、水平線に島が見えます。伊是名島(いぜな)と伊平屋島(いへや)が重なって見えています。ちなみに、伊是名島にはハブがいないそうで、ホテルの方曰く、港に到着すると「ようこそハブのいない伊是名島へ」という看板があるとか。)

左手側を望むと、昨日散策した備瀬のフクギ並木のある備瀬崎と、その向こうに伊江島が見えます。

(特徴ある形なので伊江島はすぐに分かりますね。)

妻のスマホの方がズームが利くので撮ってもらいました。

(絶景です。)

あまりに快適でいつまでもテラス席にいたいところですが、そろそろ引き上げます。部屋に戻って引き窓を全開に。

(徐々に日差しが強くなってきます。)

ここで、やってみたかった記念撮影にチャレンジ。

(このインフィニティプールは、デッキチェアのあるあたりは足首までの水深で、プールの真ん中に立って写真を撮ることができます。)

若者カップルがやった後、ホテルの方にお願いして、私たちもバシャバシャ撮ってもらいました。(笑) この後、その様子を朝食を食べながら見ていたらしき宿泊客が次から次へと同じように記念撮影していました。

そんなこんなでプールサイドに人が出始めましたので、引き窓を閉めてジャグジータイムにすることにします。と、その前に、コーヒーを淹れます。

(豆はオリジナルブレンド。秩父のホテル「セラヴィ」にもあった高級グラインダーがありました。)

絶対に失敗しない解説書が置いてあります。

(豆の入れ方、湯の注ぎ方と量、蒸らす時間など、必要な情報が全て書かれています。)

キッチンスケールの上に置いて重さをチェックしながら実行中。

(20.8g。0.8gオーバーですが、良しとします。(笑))

やちむん(沖縄の陶器)のコーヒーカップに注いで完成です。

(砂糖とミルクが見当たりませんでしたのでブラックでいただきましたが、飲みやすくて美味しかったです。ちゃんと淹れれば素人でもコーヒーは美味しくできる。(笑))

この後、ジャグジーと内風呂に浸かってまったり過ごしました。古宇利島の「One Suite THE GRAND」、期待以上の素晴らしいホテルでした。再訪して連泊したいです。(笑)

(冷蔵庫のドリンクはいただいて帰りました。部屋のキーホルダーは木製(きっと古宇利島の木でしょうね)で、五角形は古宇利島の形をデフォルメしているそうです。)

チェックアウトは旅行サイトの会員特典で12時ですが、今日は姪っ子の結婚式本番の日。妻がちょっとだけ準備のお手伝いをしますので、少し早めの11時半に出発となりました。

 

・・・・・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅③〔挙式・披露宴編〕へ続く。

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沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅①〔1日目観光編〕

2023年10月17日 | 旅行記

姪っ子の挙式&披露宴に夫婦で招待されました。会場は沖縄の名護市(!)、出席者は近しい親族のみです。企画から段取り・準備までいろいろとたいへんだったようですが、思い出に残るとても素敵な結婚式でした。

ということで、「にーびち ぐすーじさびら!」(結婚おめでとう!)。

場所は那覇から高速を使って1時間強の距離にある本部(もとぶ)半島。みなさんは姪っ子夫婦が用意してくれた会場近くのホテルに泊まりますが、私たち夫婦は本部半島から古宇利大橋で渡ることができる古宇利島のホテルを自分たちで予約、せっかくの沖縄ですので、旅行を兼ねることに。天候にも恵まれた2泊3日の旅を全4編で振り返りたいと思います。

 ・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅①〔1日目観光編〕
 ・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅②〔古宇利島「One Suite THE GRAND」編〕
 ・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅③〔挙式・披露宴編〕
 ・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅④[完]〔最終日観光編〕

初日から観光をしようということで、羽田空港を朝6時台の飛行機で出発。公共交通機関では始発に乗っても間に合いませんので、自家用車で向かいますが、駐車場確保が難題です。満車では目も当てられませんので、羽田空港駐車場の予約サイトで事前に予約しておきました。

(ANAの出発ロビー直結のP3駐車場。予約は超激戦です。)

5時過ぎには到着し、スーツケースを自動預け機に入れようと行くと、まだやっていませんでした。(笑)

(朝は5時15分から稼働とのこと。)

ある意味❝始発❞ですので、定刻通りの出発、日の出は離陸直前に拝みました。

(滑走路へ移動中。)

離陸して間もなく、富士山を発見。

(富士山を見ると元気が出ます。きっといい旅になることを予感しつつ。)

自宅を4時過ぎに出発しましたので、朝食は機内で。空港の売店が6時15分開店なので搭乗前に慌ただしく買ったサンドイッチ。

(妻とシェア。)

2時間くらいでしょうか、那覇空港に到着しました。

(九州勤務時代には見慣れた景色。大阪勤務時代に仕事で行った「石垣島トライアスロン2023」の帰路、トランジットで通過したのが直近です。)

さて、結婚式に出席するメンバーはほぼほぼこの飛行機に乗っていますが、到着後それぞれでレンタカーに乗って初日の行動が始まります。私は、明日が式本番の姪っ子夫婦も含めて5人で、姪っ子が手配してくれたレンタカーでプチ観光へ。

車種はトヨタの「VOXY」。配車の都合で、ミニバンクラスからのグレードアップ。大きくなる分にはウエルカムです。5人ゆったりと、しばし沖縄自動車道のドライブを楽しみます。本部半島手前の許田(きょだ)ICで降りて、「道の駅 許田」に立ち寄ります。

(日差しは刺すように強い。)

沖縄感?いっぱいの外観です。

(結構にぎわっていました。)

「美ら海水族館」などのお得な割引チケットが販売されています。

(姪っ子夫婦はリサーチでもしていたかのように、奥のTシャツ売場へ。ORIONビールのTシャツを購入とのこと。ORIONビールとかBLUE SEALアイスのTシャツをペアで来ているカップルをちらほら見かけましたが、いい感じでした。私たち夫婦が着たらちょっとしんどいですが。(笑))

道の駅を出発、昼食へ向かいます。妻がハブになってくれた事前のLINE打ち合わせで沖縄そばで決定済み。以前沖縄出張にくっ付けた一人旅(「本部半島めぐり」(2019年10月))の時に行列で断念した、本部町渡久地の「きしもと食堂」が第1候補。車で通る時にちらっと行列が見えましたが、先に降りて並んでもらうことに。次の問題は駐車場。空いているか、、、1台空いていました!

(右列の手前2台目が私たちのVOXY。)

私自身、4年の時を経ての念願の「きしもと食堂」です。

(人気のない街でここだけこのにぎわい。)

そこそこ行列でしたが、回転がよく、15分待ったか待たないうちに入れました。

(並んでいると日焼けしそうな日差し。)

店内は素朴そのもの。

(私たちは座敷席。足がしびれました。(笑))

芸能人がバンバン訪れています。

(ほんの一部。)

メニューは、「そば」の大or小(小が並レベル)と「ジューシー」のみ。ジューシーは全員注文、そばの方は男性陣2人が大、女性陣3人が小。

(そば大は先に来ました。このそばは小。)

私のそば大とジューシー。

(うまい! そばが美味しいのはもちろんですが、このジューシーが絶品です。「きしもと食堂」を訪れたなら、そばだけでなくジューシーは注文必須です。)

ちなみに、もし「きしもと食堂」がダメだったら、半島の山手の「山原(やんばる)そば」、そこもダメなら今帰仁エリアの「いち藤」と第3候補まで用意していたのですが、第1候補に入れてラッキーでした。

お腹も満たされて、次は「備瀬のフクギ並木」へ。

(「美ら海水族館」のある「海洋博公園」の「オキちゃん劇場」(無料ゾーン)へという案もあったのですが、あいにく「オキちゃん劇場」が改修中で、イルカショーは敷地内近くの「イルカラグーン」でやっているとか。結局開催時間のタイミングが合わなかったのでスルーとなりました。)

私は「本部半島めぐり」で来たことがあるので再訪です。その時に静かなフクギ並木を水牛車に乗ってのんびり回っている観光客を見たので、今回5人で水牛車に乗ろうと思いましたが、今はレンタサイクルと電動キックボードが幅を利かせていて、水牛車は廃れてしまったようです。

以前は静かなフクギ並木も❝人工音❞が耳について風情がちょっと落ちたかな。それでも雰囲気のいいエリアはあるので、記念撮影を。若い姪っ子夫婦は後ろ姿で映える1枚。

(なるほど、若い人は後ろ姿を撮るのか。)

昭和世代の私たち夫婦は、思いっきり前を向いて笑って1枚。

(モザイクですみません。いい写真が撮れました。)

海の方へ出てみると、この絶景。

(説明不要の絶景。伊江島がいいですね。)

備瀬崎の方角も絶景です。

(岬の先端に「備瀬埼灯台」が小さく見えます。)

ここでも、若者夫婦と昭和世代夫婦で記念写真をたくさん撮りました。(笑) フクギ並木に戻ります。

(並木で見かけた、牛糞たい肥「もとぶ1号」。確か本部地区の牛の糞使用と書いてあったような。)

フクギ並木を抜けて普通の道路に出ると、日差しで暑い。「ちょっと冷たいものでも飲みたいなぁ。」と思っていると、かわいいお店を発見。「べにいも屋」。

(雰囲気の良さに惹かれて入ります。)

お店の前に置かれていた手書きの看板。

(自家製の紅いもを使ったスイーツなどがあるようです。)

店内にあった実物の紅いも。大っきい~。

(ここ(備瀬)で昔から作られている品種「備瀬1号」。買って帰って食べてみたいところですが、本土には持ち込めないそうです。ネットで調べてみると、病害虫の拡散防止のためのようです。)

さて、何を注文しましょうか。

(シークワーサージュースとかもあります。)

私は「ぜんざい」で即決。

(これが沖縄のぜんざい。カップの底には金時豆のあんこ、その上にかき氷、きな粉はお好みで。)

フクギ並木には涼しい風が吹き渡るとはいえ、散策で汗をかいた体が生き返りました。

時刻は14時半頃。姪っ子夫婦は明日(本番)の最終打ち合わせがあるので、会場のホテルへ向かいます。その前に今日泊まる、会場とは別のホテルへ。

(「Ala Mahaina Condo Hotel」(アラマハイナ コンドホテル)。海を臨む立派なホテル。)

この後、チェックインを済ませた姪っ子夫婦を会場のホテルに送り届け、本日の私たちのお役目は終了。私たち夫婦が泊る、古宇利島の「One Suite THE GRAND」(ワンスイート ザ・グランド)へGO!

(古宇利大橋の展望駐車場にて。あの島が古宇利島です。)

ふるさと納税も利用してちょっとお高めのリゾートホテルを予約しました。古宇利島で1泊。妻はもちろん初めてですが、私も古宇利島に泊まるのは初めてで、この日を楽しみしていました。

 

・・・・・沖縄『にーびち ぐすーじさびら』2泊3日の旅②〔古宇利島「One Suite THE GRAND」編〕へ続く。

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外構・庭のリフォーム〔総合編(その7)〕

2023年10月14日 | リフォーム

庭エリアに打設したコンクリートを完全に乾かすために、工事の方は現在小休止中。この間、いつもの施工チームはどうやら別の現場に行っているようで、玄関周りの床面やアプローチの階段にタイルを貼る左官職人さんだけ静かに仕事をしています。

午後からのリモートワークで帰宅すると、玄関前ポーチにタイルを貼るための下地作業が終わっていました。

(板の上をそろりと歩いて家の中に入ります。(笑))

翌日、下地も乾いて、板を踏んでの玄関の出入りも慣れてきました。下地にはタイルを貼る下書きらしき❝線❞が引かれていました。

(これは「芋目地」ですね。)

確かデザイナーさんが「タイルは馬目地中心で貼ります。」という趣旨のことを言っていたことを思い出したので、作業の手戻り防止のために一応連絡しておくことにします。(芋目地・馬目地で連絡を取り合うくらい詳しくなりました。(笑))

数日ぶりに施工チームが短時間ですが、コンクリートの乾燥確認も兼ねて作業をしました。メインテラスの排水溝のための木枠の撤去。

(雨や、水を流す掃除の時の排水口となります。)

上から見るとこんな感じです。

(絶対にあった方がいい設備ですが、落葉樹の葉の掃除は欠かせませんね。(笑))

メインテラスの柱に設けた水栓のシンクの木枠も撤去され、モルタルで仕上げられていました。

(これは翌朝の状態。夜に指で表面に触れてみるとまだ湿っていましたので、ここの水栓はいましばらく使用禁止です。この水栓が使えるようになれば樹々への水やりが楽になります。)

打設したコンクリートの乾燥もOKとのことで、立入禁止も解除されました。水やりで芝生面に立ち入った後のスリッパの足跡が付くことに若干の抵抗感もありつつ(笑)、歩き回っていろいろと細部を確認してみます。メインテラスからセカンドテラスへ下りる階段。

(左官職人さんが側面も丁寧に仕上げている作業の様子を見ましたが、ほんとプロの仕事はすごいですね。)

こちらは植栽の時に一緒に設置された照明類。照明は10ヶ所くらいは付けたでしょうか、照らす樹の場所や高さによって、照明光の到達距離や拡散範囲を考慮して器具を(デザイナーさんが)選びました。

(これは一番高く広く照らすタイプ。)

メインテラスのパーゴラの支柱には可動式の器具を設置。

(必要によりメインかセカンドかどちらのテラスも照らすことができるようにしました。)

照明類はセンサー式で、暗くなると自動点灯。消灯はコントローラーでざっくりと時間帯設定ができますが、デザイナーさんのアドバイスで、照明類の設置エリアを、道路に面しているエリアと庭エリアの2ゾーンに分けて、消灯時間帯を設定し分けることができるようにしました。メインテラスの照明2ヶ所については使い勝手のいいスイッチタイプに。照明類ひとつをとっても、経験値の高いデザイナーさんの「なるほどなぁ。」と思うアドバイスでした。

工事は残すところ、タイル貼りのみ。最後の最後にメインテラスのパーゴラのシェードが取り付けられて全ての工程が終了と思われます。ということで今月中には竣工の見込みとなりました。

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外構・庭のリフォーム〔番外編〕

2023年10月13日 | リフォーム

植栽した樹々も見た目には馴染んできました。すっきりかつ繊細な印象の高木・中木の主役は「山採り」(山に自生している自然木)のアオダモとセイヨウニンジンボク。アオダモという名は聞いたことはありますが、セイヨウニンジンボクは初めて。

(耐寒性・耐暑性ともに強し。樹高は3mまで、開花期は7~9月。)

スリムな樹形と葉が風にそよぐ姿はなかなかいいものです。と、ボーッと見ていると、まだ残っている花に蜜を吸いに来たのか、何かが飛んでいます。そのホバリングする姿に、「ハチドリだ!」と驚き。

(ハチドリ。ネットより拝借。)

写メを撮ろうとしましたが、小さくて捉えられません。妻にその話をすると、スマホでササッと調べて、「ハチドリは日本には生息していないらしいよ。」とのこと。妻が上手に写メした飛行物体がこちら。

(んっ?何か触角のようなものが、、、。)

日本だけでなく、ハチドリが生息するアメリカ大陸でも見間違えるという、「ホウジャク」という蛾の一種だそうです。漢字では「蜂雀」と書くそうで、ハチに擬態しているとか。漢字をひっくり返すとスズメバチになりますが、サイズこそ同じような大きさですが、攻撃性はなく毒もなくおとなしい蛾だそうです。

この件をネットで調べていると、日本で「ハチドリを見た」という目撃例が多発しているそうで、❝あるある❞に私もハマってしまいました。(笑) とはいえ、今まで知らなかったホウジャクのことを知ることができました。

セイヨウニンジンボクは花の時期が終わり、徐々に実を付け始めています。

(そろそろ花も終わり。)

こちらは実が付いています。

(胡椒の実にそっくり。と思ったら、胡椒の実の代用品として使われていたこともあるそうです。もちろん、怖くて食べることはしませんが。)

植栽のプロでもあるデザイナーさん曰く、「一年を通して季節ごとにいろいろな花が咲くように植えました。」とのこと。しっかりとお世話をして楽しませてもらおうと思います。

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