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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

伊豆高原温泉「別邸石の家」二泊旅行③[完]〔「石の家」2日目・3日目編〕

2025年03月27日 | 旅行記

ももとの初旅行は連泊です。温泉宿での連泊の醍醐味は何と言っても中日(2日目)に一日中ゴロゴロできること。(笑) 本館の裏にあるドッグランにも行かず、2日目はももと部屋でずっと遊んでいました。

(2日目の朝。日の出は竹藪の向こうから。)

ももは折りたたみ式サークルの中のベッドで寝ていましたが、私が起きると起きてきます。そして、前足・後ろ足の順に気持ち良さそうに伸びをして起床です。自宅にいる時と同じルーティン。(笑) 私は恒例の起き抜けの温泉へ。

(んっ!? ちょっと温泉の水位が下がっているような気がします。)

今日は最高気温20度超の予報ですが、朝はまだ肌寒く、そんな中適温の温泉に浸かって、頭はひんやり、体はぽかぽか、温泉に最適の季節です。露天風呂に浸かりながら、部屋の中のももを見ていると、気付いてくれたようです。

(広い部屋の中を、自宅では味わえないリビングフリーよろしく走り回っています。玄関の方からダッシュでこちらへ来てくれます。)

窓越しにほんの少し見ただけで、またどこかに行ってしまいました。(笑)

(「何してるの?」という表情。)

起き抜けの温泉から上がったら、ももの朝ご飯の仕込みです。

(冷凍庫からご飯&野菜を室温で解凍すべくフードボウルに出して、ドライフード2種をお湯でふやかし始めます。ちなみに、写真の右にあるおにぎり2個は私たちの昼食用です。(笑))

朝食前の縄投げ遊びで今朝の運動は完了。飼い主よりも一足先に朝ご飯タイム。

(旅先でもぶれることなく「待て」ができるもも。)

ももの朝ご飯が終わったら、私たちの朝食の時刻です。朝食は部屋食になっていて、宿の方がセッティングしてくれます。

(まさかのピラミッド型。(笑) コーヒーはポットで出してくれますので、たっぷりいただけます。パンは自家製の焼きたて。選べるジュースは、グリーンスムージーに挑戦しましたが、飲みやすくて美味しい。(翌朝もリピートしました。))

折りたたみ式サークルは私たちがいる時間が一番長いテーブルと重なるように置いています。

(改めまして、こんな位置関係です。)

私たちの朝食も終わって、ももも飼い主もまったりタイム。

(陽が射しこむので、ドッグコットを一時的に窓際に移動。さっそくももはひなたぼっこ。)

私は温泉三昧といきます。

(う~ん、温泉の水位が上がり切らないなぁ、、、。)

ここで、テラスから下を覗いてみると、1階の2室のドッグランが見えました。こちらは人気があるウッドチップのドッグラン。

(わんこの足腰に優しいウッドチップ。)

こちらは人工芝のドッグラン。

(白いバスタブはわんこ用です。カピバラのように気持ち良さそうにお湯に浸かるわんこっているのかなぁ。仔犬の時期は体温調節がまだ不完全なのでお湯に浸かるのは難しいと思いますが、大人になったら、風呂好きのわんこになってほしいですね。)

で、今朝のバタバタの一幕。朝食のセッティングに来てくれた宿の方に、ももが嬉しくて飛びついた時にうれしょんをしてしまいました。宿の方のユニフォームのズボンが少し汚れたので、飼い主としては平謝りです。勉強不足を反省しきりですが、人間大好きのももの場合、宿の方と接する場面がある時はマナーおむつが必須だと痛感しました。

(ということで、持参したマナーおむつを着せられたもも。全力ではずしにかかりますが、体が成長してマナーおむつがジャストフィットで、何をどうやっても脱げることはありません。(笑))

最初こそ、恨めしそうな涙目で「脱がせてよぉ~」と訴えますが、聞き入れられないと理解したら、すっぱりと諦めておむつ姿で過ごしていました。柴の演技力は侮れません。

(噛み噛みガムをあげたら、おむつのことはすっかり忘れてしまったもよう。(笑))

そんなバタバタもありましたが、中日のゴロゴロを堪能して一日を過ごしました。2日目の夕食の時刻です。ももはサークルの中でお留守番です。

(「出してくれぇ~」ととりあえず騒ぎますが、私たちが出て行くとおとなしくベッドで寝ていたようです。お留守番の時も一切鳴かないので、ほんと助かります。)

今晩も本館のレストランへ。

(今日は、他のお客さんがどんなわんこを同伴しているのか、楽しみです。今日は真っ黒なフレンチブルドッグがいました。)

本日の箸置きは柴!

(「石の家」では宿泊予約の時にわんこの名前を訊いてくれます。なので、最初から宿の方は全員「ももちゃん」と名前で呼んでくれます。この箸置きも宿の心遣いだと思いますが、嬉しいですね。)

妻と私の箸置きは別ポーズの柴。

(写っていませんが、柴のチャームポイント、お尻の穴もちゃんと描かれていました。(笑))

本日の献立表です。

(昨晩の段取りを学習したので、今日のコースの〆は、金目鯛の煮付けと筍の炊き込みご飯という組み立て。想像しただけで最高です!)

■オードブル:伊豆鹿肉の低温調理、赤ワインソース

(おおっ、鹿肉です。鹿肉を食べたことをはっきり覚えているのは、2019年4月に訪れた屋久島の屋久鹿以来です。あの時は刺身と豪快な厚切りの焼肉をいただきましたが、本日の鹿肉は低温調理の効果か、しっとりとした「これぞ赤身」という美味しさの肉でした。赤ワインソースがドンピシャです。飲み物は、自家製サングリアの赤ワインベースにしました。)

■魚料理:イサキのボンファム

(「ボンファム」って何だろうと調べると、蒸した魚に生クリームベースのソースをかけた、フランスの伝統的な料理とのこと。皿に広く敷かれているのがボンファムソースですが、炙り調理をしたシェフオリジナルのようです。)

■肉料理:国産牛ロースのしゃぶしゃぶ

(お一人鍋ですがちゃんとした鍋で、上質の肉をしゃぶしゃぶしてポン酢タレでいただきます。)

普通にしゃぶしゃぶなのですが、すごく美味しい。多分、鹿肉から始まり、ボンファムという聞き慣れない一皿を経て、超馴染みのあるしゃぶしゃぶという流れがこの美味しさを演出しているのかも。

そして、私たちがすっかり気に入った組み合わせの〆へと続きます。

■煮付け:金目鯛
■食事:筍の炊き込みご飯、布海苔の味噌汁、香の物

(出ました金目鯛の煮付け。宿の方曰く「当ホテルのシェフの一番自慢の料理」がこの金目鯛の煮付けだそうです。この味を求めて、これだけを食べに泊まりに来る常連さんもいる逸品。ちなみに、素材(金目鯛)が高価なので、ホールスタッフの宿の方はこの煮付けの汁だけで味の勉強をしているそうです。)

切り身にしてこの大きさと肉厚さ。どんな大きな金目鯛を仕入れているのか、驚きます。

(金目鯛の煮付けあるあるの、鱗が残っているとか、腹骨があるとかいうのは全くなく、下処理の丁寧さに感動します。皮を含めて、何一つ残さず完食しました。)

この金目鯛の煮付けを食べたくて泊りに来るお客さんがいるというのも納得ですが、宿の方に訊くと、この金目鯛の煮付けは連泊の2日目の夕食限定とのことで、連泊のお客さんのみが味わうことができるとのことです。外房の「緑水亭」の金目鯛の姿煮も連泊の2日目の夕食限定でしたので、それを聞いて、妻と再び納得。

■デザート:自家製プリン

(滑らかというよりも柔らかいプリンという感じで、昭和世代には懐かしい甘味です。)

飲み物のコースターが手作りでした。

(フェルト地に「ISHINOIE」と切り絵のようになっています。凝ってるなぁ。)

2日目の夕食も大満足でした。美味しさはもちろん、変化に富んだ演出、真似はできないけど馴染みのある〆の組み立て、そして私たちでも楽しめる適量さ、文句なしに大満足です。ごちそうさまでした。

(今晩も1時間半弱の夕食でした。夜の時間を楽しみましょう。)

部屋に戻ると、気になって露天風呂の水位を見てみます。

(全然増えていません。むしろ徐々に減っているようにも思えます。)

やっぱり温泉は湯舟に満たされている方が気持ちがいいので、フロントに電話しました。宿の方がすぐに見に来てくれて、どうやら水位調節の弁が絞られているようで、「すぐに全開します。」と対処してくれました。

(その後、水位は徐々に上がって来て、1時間後くらいでしょうか、満々となりました。そして、贅沢にも溢れ出る浸かり方をして、ようやく「ふぅ~っ」という声にならない声が出ました。(笑))

本日の夜食用の甘味はライチでした。

(部屋に戻ってすぐにももに晩御飯をあげて、私たちはライチを剥いていただきました。)

いよいよ最終日、3日目の朝です。

(日の出の写真が昨日の朝と同じですが。(笑) 今朝は風が強い。音を立てて風が吹いています。)

温泉の水位は、、、満々でしたぁ。(笑)

(もちろん、起き抜けの温泉を楽しんで、最終日の始まりです。)

私たちの朝食の前にももの朝ご飯。

(ももさん、本日も絶好調。心身ともに丈夫で何よりです。)

私たちの朝食です。ブッフェスタイルによくあるお皿に、一品一品に手間をかけた料理が盛られています。

(私たちの日々の食生活にピッタリくる、いい感じの朝食です。)

ポトフとリゾットも付きます。

(リゾットに散らされているのはカラスミ。カラスミの塩加減でリゾットがちょっと和風に寄ってきます。ポトフはお肉(テールかな)がホロホロでうまい!)

最終日の朝食も美味しくいただきました。「石の家」のチェックアウト時刻は11時ですが、実は、今日、ブリーダーさん主催の「いちごオフ会(3月)」があるので、時間の関係で朝食を食べ終わったら出発の準備となります。

(サークルもドックコットも撤収済み。クレートでしばし待機のもも。)

荷物を先に車に積んで、チェックアウトです。予約サイトの特典のワインを受け取り、1日目の夕食のデザートで食べたシェフオリジナルのチーズケーキを購入したら、最後に宿の中庭のフォトスポットでももと記念写真を撮ってもらいました。

(予約サイトの特典、ロゼのスパークリングワイン、フルボトル。)

シェフオリジナルのチーズケーキ。

(このチーズケーキ、次回訪問時も購入決定の美味しさです。)

時刻は9時半。私たちの旅としては異例の早さの出発ですが、今回とても楽しみにしていることがある「いちごオフ会(3月)」の会場へと向かいます。

伊豆高原温泉「別邸石の家」、また来ま~す。

 

・・・・・いちごオフ会(2025年3月)に続く。


伊豆高原温泉「別邸石の家」二泊旅行②〔「石の家」1日目編〕

2025年03月26日 | 旅行記

「石の家」に到着。細い道を入って行くのですが、先日訪れた「ほまれの光 水月」に向かう時に近くを通ったことがあること、今日の立ち寄りスポットを行き来している時に宿への最終コーナーまで来ていたこともあり、迷うこともなくたどり着きました。

(公式サイトなどで画像チェックはしていましたが、実際に来て見ると、お天気の良さもあって、めちゃいい感じです。)

「石の家」は本館と別館の2棟からなるホテルで、全室に専用露天風呂(伊豆高原温泉)が付いています。

(奥が本館で、フロント、レストラン、客室があります。手前が別館で1階・2階に客室が各2室あって、1階の2室には専用ドッグランも付いています。)

時間調整をしたつもりでしたが、チェックインタイムよりも早く着いてしまったので、部屋の準備ができるまでしばし車の中で待ちます。

(ドアを開けて新鮮な空気を。外に興味津々なもも。車で出かける機会が多くなって気付きましたが、どうやらももはドライブ好きみたい。)

チェックインの時間となりました。チェックインは部屋で。私たちが泊る部屋は別館の2階。

(この階段を上って行きます。)

階段を上りきると踊り場というか、2階の2部屋共用の❝前室❞があります。

(❝前室❞から外を見た景色。石造りの本館が絵になります。)

カラフルな別館も今日の快晴に映えますが、石造りの本館も素晴らしい雰囲気です。

(入り組んだ所にあるので、通る車もほとんどなく、風の音と鳥の鳴き声と、時折わんこの鳴き声が聞こえるだけの静かさ。)

6号室です。

(このクラシカルなカギは何の鍵か、最後まで分かりませんでした。文字通りキーホルダーってことですかね。(笑))

玄関を入った所。

(そこそこ外から見えますので注意要。(笑))

玄関の踏込から室内を見た景色。

(アンティーク調ホテルと銘打っているだけあって、内装の雰囲気もいい感じ。)

部屋置きの冊子の表紙に「コッツウォルズ地方をモチーフにした」とありますが、イギリスの丘陵地帯のイメージなのですね。

(Wi-Fi、結構弱めでした。(笑))

別館の各部屋にはキッチンもあります。わんこ連れだと食事の用意など、キッチンは何かと便利。私たちも2泊3日の滞在中、キッチンと冷凍庫付き冷蔵庫はかなり重宝しました。

(写っていませんが、左手前隅に2ドア冷蔵庫があります。もものご飯(お米)&野菜は作り置きして冷凍していますので、冷凍庫があるのはありがたい。)

そして、この6号室の最大の特徴は、猫ファーストな部屋で、キャットタワー&キャットケージがあります!(笑)

(「猫優先」とのことですが、もちろんわんこも宿泊可。「もも、ひょっとして柴の運動能力でタワーに登って遊ぶか?」と思いましたが、全く興味を示しませんでした。そりゃそうか。(笑))

改めて部屋の景色を。

(エイジングをしたのではなく、本当にアンティークな家具をそろえているように思います。カーテンやベッドカバー、壁紙を含め、部屋全体の統一感が素敵です。)

寝室エリア方向を。

(わんこ同伴の旅のマナー・ルールを飼い主も勉強します。宿のベッドの上にわんこを上げることはルール違反。)

洗面所&トイレ。

(壁紙をよく見ると、ちょっとだまし絵風になっていますが、にゃんの模様になっています。さすが、猫ファーストの部屋。(笑))

タオル掛けもアンティーク調。

(タオルにはホテル名の刺繍。そしてこちらも壁紙をよく見ると、にゃんの肉球のスタンプがアクセントで模様になっています。)

ももに安心して「石の家」での滞在を楽しんでもらうために今回持参したもも用のグッズがあります。折りたたみ式サークル。

(「初めてのお泊り」で使ったところ、ハウスとして気に入ってくれたもよう。いつも寝ているベッド&毛布も持参してサークル内に置いたので、今回も自分の居所(安全地帯)として認識、バッチリ機能しました。)

最近のお気に入り「ドッグコット」。

(家では窓際に置いて外の景色を見るベッドとして使っていますが、今回は妻が座る椅子の隣がいいようで、早々に定位置が決まりました。)

このサークル、ベッド、ドッグコットはめちゃめちゃ便利ということが分かりました。さて、ようやく落ち着いたので、宿の方が持って来てくれたウエルカムドリンクとスイーツ(シェフ手作り)をいただきます。

(トレーの間にある猫の顔の形をした小皿には、わんこ用のウエルカムおやつ3種が。飼い主もももも「ウエルカム〇〇」を楽しみました。)

それでは飼い主は専用露天風呂で温泉に浸かります。

(やや落ち着かない壁の色ですが(笑)、泉質は確かアルカリ性単純泉で、クセのない優しい温泉です。同じエリアにある「ほまれの光 水月」の温泉と同じ肌当たり。)

予想はしていましたが、ももはトイレシートを外しまくります。おしっこの量が少ないのでパパっと処置(掃除)できますが、なかなか目が離せません。旅先でのもものトイレ問題は課題となりましたが、大も小も日常と変わらずやってくれる適応力に感謝です。

そんなこんなで夕食の時刻となりました。夕食は、レストランに行くか、部屋食にするかを選ぶことができ、更にレストランに行く場合は、わんこを同伴するか、お留守番かを選ぶことができます。私たちはレストラン食を選びましたが、ももは人が好き過ぎて宿の方に興奮すると思うので、部屋で(サークル内で)お留守番。

(別館から本館に続く小径の飛び石。かわいい。(笑))

フロントとは思えない小さなカウンターの横にレストランの入口があります。

(チェックアウト時に撮影。)

部屋食を選択する人が多いのか、レストランは3テーブルのみのセッティング。

(奥のご夫婦とわんこの食事が終わった時に撮影。)

私たち以外の2組はわんこ同伴でした。わんこ同伴の場合は、ドッグカートを用意してもらえます。2組のわんこ、プードルもパピオンもおとなしくカートに入っていました。(一度も鳴くこともなく、しつけの良さに感心。)

箸置きがわんこ。(笑)

(翌日は柴の箸置きでした。)

妻の姉家族が旅のお土産に買って来てくれた「柴よろし」の巾着をデビューさせました。

(中には老眼鏡とスマホが入っています。老眼鏡、常に携帯要です。(笑))

本日の献立表。

(地元の食材をふんだんに使った、和洋折衷のコースです。)

ドリンクは白ワインのフルボトルにしました。

(「ピーロート・ブルー ブルク・ライヤー・シュロスカペレ」(リースリング)。ドイツワインに特徴的なやや甘口ですが、すっきり感が先立ちますので、どんな料理にも合う印象です。)

■オードブル:二種類のサーモンのタルタル、春野菜添え

(左上のサーモンの下に敷かれているのは新玉ねぎのソース。)

■魚料理:目鯛のグリル、グリンピースのクリームソース

(グリーンピースのソースに見える、赤と黄色はパプリカ(のソース)。ポテチのように見えるのはチーズを焼いたもの。)

右上のパンはシェフオリジナルの「ちぎりパン」。

(焼き立てで激ウマ。その美味しさにおかわりをリクエストするお客さんも多いそうですが、人数分しか焼いていないので、ひとり1個限定です。(笑))

■肉料理:国産牛ヒレ肉のグリル、ロッシーニ

(柔らかいお肉、最高です。上にのっているのはフォアグラ。ソースに黒く見える粒々はトリュフ。フォアグラとトリュフを使った肉料理を「ロッシーニ風」と言うのですね。お肉の陰になって見えませんが、ニンジンはコンソメで煮たもの、パリッと揚げたポテトの細切りの下にはさつま芋に菜の花を練り込んだマッシュが添えられています。)

■お造り:マダイ、キメジマグロ、クロソイ、ブリ
■食事:鮮魚の釜飯、滑子の味噌汁、はんば海苔

当宿の夕食の最大の特徴だと思いますが、コースの〆の食事の時にお造りが出て来て、和定食のような〆になること。ありそうでなかった新鮮な献立で、すごく良かったです。こちら、鮮魚の釜飯。

(本日の鮮魚、何だっけなぁ、、、忘れました。でもめちゃウマでした。)

伊豆(下田地方)の名物「はんば海苔」は、焼いたパリパリの海苔で、ご飯の上に手でもみほぐして散らします。

(はんば海苔を使うことはシェフが半月前に始めたアイデアだそうです。)

〆の食事の景色です。

(お造りに釜飯。最高です。この組み立て、すごくいい。)

■デザート:ブロッコリーのアイス、シェフオリジナルチーズケーキ

(ブロッコリーのアイス、なかなかにブロッコリー感があります。(笑) チーズケーキが絶品で、お土産販売もしているとのことで、チェックアウト時にホールで購入しました。)

ごちそうさまでした。素晴らしいコースで、妻とも意見が一致しましたが、大満足の夕食でした。適量だったこともありがたかったですが、時間的にも1時間半程度で、通常のホテルの夕食よりもコンパクト。疲れませんし、部屋で待っているもものこともこれくらいの時間なら心配せず食事を楽しめます。

(夜も素敵な別館。)

レストランのある本館の夜景も撮っておきました。

(雰囲気がありますねぇ。)

夜食用にいただいたスイーツはグレープフルーツのゼリー。

(甘さ超控えめ。大人のゼリーでした。)

お待たせしました。ももの晩御飯です。

(飼い主ばかりが美味しいものを食べるのも申し訳ないので、本日の晩御飯にはフリーズドライの鶏肉と舞茸をオプションで追加いたしました。)

ももさん、爆速で完食して、こちらも大満足の?晩御飯となりました。この後、縄投げなどでひとしきりももと遊んで、ももが飽きた頃に飼い主は温泉三昧へ。

まだ1日目ですが、「石の家」、リピート確定の良き宿だと思いました。

 

・・・・・伊豆高原温泉「別邸石の家」二泊旅行③[完]〔「石の家」2日目・3日目編〕に続く。


伊豆高原温泉「別邸石の家」二泊旅行①〔往路観光編〕

2025年03月25日 | 旅行記

ハーフバースデーも終わったもも、日に日に成長していることを実感します。そろそろ大丈夫だろうということで、ももとの初旅行に行って来ました。旅行先は有数のドッグファーストなエリア、伊豆半島。わんこOKの施設がいっぱいで、ホテル・旅館も選択肢が充実、あれこれ調べて初旅行は伊豆高原の「別邸石の家」に決定。

(ネットより拝借。伊豆高原「別邸石の家」。)

チェックインは15時ですが、お天気も良さそうですので、昼食→わんこ連れOKスポット→桜の名所などに立ち寄ってみます。高速道路も地道も順調に流れ、宿の30分圏内まで予定通りに到着。まずは昼食です。何せわんこ連れでのランチは初めてなので、入念に事前リサーチ。その結果、名勝「城ヶ崎海岸」に近い、「ぼら納屋」という食事処を予約。

(「ぼら納屋」全景。わんこ連れだと、テラス席で優雅なランチというイメージがありますが、どうもそっち系よりもこういう方が好みでして。(笑))

写真をよく見ると、暖簾が2ヶ所にかかっています。右側はわんこ連れ専用の入口で、暖簾には「ぼら納屋 わんこ」と染め抜かれています。

(暖簾の「わんこ」の文字が風になびいて隠れてしまった。)

中は一般のお客さんのエリアとは別部屋になっていて、一箇所ある扉で店員さんが配膳などで行き来します。わんこはリードを付けていればそのまま席に座らせるのもOK。ももは何もかも初めてで粗相する可能性もあるので、クレートに入れて入店、クレートの天井を開けて❝同席❞感を出してみます。(笑)

(念のためリードも付けています。ドライブの疲れもなく、楽しいご様子。(笑))

店名の「ぼら納屋」とは、江戸時代(寛永3年、1626)、紀州から伝わったぼら漁を操業するため、ぼらが回遊する春と秋に村人が船や網の手入れをしながら住み込んだ漁師小屋で、昭和43年(1968)に食事処として復元されたそうです。結構古いお店ですね。

(メニュー表紙。地元の名産、金目鯛が自慢のお店。)

「旅先のランチはご当地の天丼を」という私たち夫婦の好みで(笑)、天丼のページで検討中。

(旅行前にテレビで金目鯛の天ぷらを観たので、ひとつは「金目鯛天丼」で決定。(笑))

結局、金目鯛天丼と「天ぷらと金目鯛煮付け定食」に決めました。

(こちらが「天ぷらと金目鯛煮付け定食」。)

この煮付けと天丼の金目鯛の天ぷらをシェアします。

(昨年のGWで泊まった、外房の宿「緑水亭」の金目鯛の姿煮のような迫力はもちろんありませんが、やっぱり金目の煮付けはうまい!)

こちらが「金目鯛天丼」。

(ふっくらした身とサクサクの衣。天丼のタレが煮付けのような味わいもあって金目鯛との相性もバッチリです。)

ももは、食事は朝晩の2回だけですので、昼食は私たちが食べている横で見ているだけ。

(何となく申し訳なく思ってしまいます。(笑) おやつのひとつも持ってくれば良かったですね。)

そうそう、昼食の食事処を調べていて知りましたが、伊豆って本当にドッグファーストで、カフェだけでなく、寿司屋もそば屋も中華屋も店内にわんこ同伴OKのお店があることにびっくり。

美味しい食事が終わった後は、海を見ながらちょっと散歩してみます。

(「ぼら納屋」は海際にあります。広々とした駐車場からはきれいな海が見えます。海に少し近づくことができますので、ももを連れて行こうとしますが、迷惑そうな表情のもも。(笑) 記念写真だけ撮らせてもらいました。)

ここまで2時間以上のドライブでしたので、休憩と気分転換でももに少し歩かせます。

(潮風を浴びて育った草の匂いはいかがですか。)

お天気は快晴ですが、風が強い。散歩もままならないので、次の立ち寄りスポットに行くことにしました。次は、わんこ連れOKの神社「神祇大社」です。

(境内もわんこ連れOK。わんにゃんの絵馬もあって、ペットファーストな伊豆半島の名所にもなっているようです。)

飼い主の勘違いかもしれませんが、ももも楽しんでいるような気がします。

(時間はたっぷりありますので、心ゆくまでクン活してください。)

お参りをしている人はまばらですが、ほとんどの人がわんこ連れ。私たちもももを連れてお参りさせていただきました。

(飼い主もちょっと休憩。ももの表情や背景の吹き流しの流れ方から風の強さがお分かりいただけるかと。)

御朱印をいただきました。

(御朱印は書き置きのみ。特別バージョンの御朱印(1000円)もありますが、ノーマルバージョン(500円)をいただきました。)

それにしてもいい天気です。数日前の寒波&雪が嘘のような快晴で、明日からは更に暖かくなるとの予報です。「桜、咲いているかなぁ~。」という期待を抱いて、近辺の桜の名所を2ヶ所巡ってみます。まずは、伊豆急行の伊豆高原駅から山手の方に続く、「伊豆高原の桜並木」に行ってみます。

(駐車スペースはありませんので、車で桜のトンネルを通り抜けるというお花見スタイルなのですが、全く咲いていませんでした。(笑) 前日に開花状況でチェックしたところ「つぼみ」でしたので納得。)

続いて、先日も訪問した「大室山」の麓に広がる「さくらの里」へ。

(今回は大室山には登らず、麓のさくらの里から大室山を背景にお花見をしようというプラン。大室山のリフト駐車場から少し離れた場所に、さくらの里の無料駐車場があります。)

駐車場の道際の桜が咲いていたので期待したのですが、さくらの里の園内はほとんど咲いていませんでしたぁ。(笑)

(桜は咲いていませんが、冬枯れの芝生、ピンクのつぼみの桜が、山焼きされた大室山とシブい感じでいい景色を作っています。)

桜が咲いていないので訪れる観光客もまばら。ももの散歩にはちょうどいいので、好きに歩いてもらうことに。

(ももと冬枯れの芝生が同化しているような、、、一応白柴です。(笑))

さくらの里には確か複数種類の桜が植わっていて、どの品種かは年中?咲いているようで、この日もそこそこ咲いている数本の桜がありました。

(妻撮影。こんなに咲いているのは数本だけだったような。)

これ以上さくらの里では見るものもないので出発しました。宿に行くにはまだちょっと早いので、伊豆高原駅近くのコンビニに寄って、連泊の中日の昼食用の食料などを買って、車の中でコンビニコーヒーで休憩(時間調整)。

それではそろそろ宿に向かうことにします。

 

・・・・・伊豆高原温泉「別邸石の家」二泊旅行②〔「石の家」1日目編〕に続く。


伊豆高原温泉「ほまれの光 水月」一泊旅行③[完]〔復路観光編/大室山、三島「すみの坊」〕

2025年03月07日 | 旅行記

「ほまれの光 水月」を11時にチェックアウト。宿の前で記念写真を撮ってもらって出発です。本日の行程、復路の立ち寄りスポットは、まずは宿の近くの「いがいが根」と「大室山」へ、そこから1時間ほど走って三島に出て遅めの昼食はうなぎを、最後に三島大社にお参りして帰路となります。

(宿から5分で「いがいが根」に到着。駐車場から海岸まで歩いて5分。)

いがいが根には2023年12月に妻と訪れていますので私たちは再訪。今回は「小室山」・「大室山」と山続きですので、海系も盛り込んでみました。(笑)

(真ん中に立つ木柱には「いがいが根」と書かれています。ジオパーク伊豆半島が火山由来であることを体感できる荒々しい磯です。)

お尻がキュンとなる❝落ち込み❞も見学。

(柵も注書き看板も何もない危険な場所ですが、何と、磯に下りることができるルートがあるのか、磯釣りをしている人たちがいました。危なくないのかなぁ。)

いがいが根で記念写真を撮りましたが、ご覧の快晴ですので、映えまくります。(笑) いがいが根を出発して、本日のメインスポット「大室山」へ。大室山は2月初旬に山焼きがありましので、再訪の私たちもどんな景色になっているのか楽しみです。

(ネットより拝借。山焼きの様子。飛び火しないのか心配になる迫力です。)

大室山に向かう車中でリフトの運行状況をチェックしましたが、今日は通常運行しているようです。駐車場に到着。前回来た時は満車で入ることができなかった第1駐車場へイン。

(12時前で昼食時のためかそれほど混んでいません。)

それではリフトに乗りましょう。

(妻の友人2人はいつぶりか思い出せないくらい久しぶりのリフト乗車だそうです。(笑))

わんこも同乗できます。もももそう遠くないうちに乗車することになるかも。

(リフトに乗っているわんこもちらほら見かけました。)

山頂は周回できるようになっていますので、さっそく散策を。

(この石造りのオブジェ、前回来た時にはなかったと思います。霞んでいますが、遠くに富士山が見えます。)

周回路を進むと富士山が少し大きくなってきます。

(前回はお天気が急変して何も見えなくなりましたので、快晴ならこの絶景を望むことができるということですね。)

海側を見ると、昨日登った小室山がありました。

(こうやって見ると、321mの小室山と580mの大室山の高さの差が分かります。これで、小室山から大室山を、大室山から小室山を、双方から望むことができました。(笑))

最後はフォトスポットで記念写真を撮りました。

(「ゆるキャン△」の聖地でございます。(笑))

今日は散策に最適なお天気。寒くもなく暑くもなく、吹き渡る風が気持ちいい。ということで、前回は行列ができていたお団子屋は閑古鳥が鳴いています。

(前回並んだのは右側のお団子屋でした。)

小室山を眺めながらリフトで下山です。

(そうそう、山焼きでどうなったかですが、全山こんがりと焼けているわけではなく、部分的にウエルダンに焼けている所と焼けていない所が混在していましたので、真っ黒というよりはこげ茶になっている感じでしたね。)

この後麓のお土産屋でご当地「ルルルン(LuLuLun)」を発見して女子がお買い上げ。弘前でも「東北限定」のルルルンがありましたが、フェイスマスク(パック)とご当地素材のコラボ、見事なアイデア(ビジネスモデル)で、女子は旅先でご当地ルルルンを発見したら買ってしまうようです。(笑)

さて、最後の立ち寄りスポットの三島へ移動です。1時間ほど走ったでしょうか、三島のうなぎの名店「すみの坊(本町店)」に到着です。

(再訪したかったうなぎ屋です。)

前回妻と訪れたのが昨年の7月。それから1年も経っていませんが、メニューから「鰻丼」が消えて「鰻重」のみになっていました。お値段の方もちょっと値上がっているような気もして、旅先でも物価高を実感。で、私たちは再訪したら、鰻丼は「上」ではなく「並」で(うなぎの量は並で十分)、そして「う巻き」を食べようと話していましたので実践です。

(思ったよりもうなぎがたっぷりのう巻き。絶品でございます。)

肝心のメインディッシュの方ですが、女子3人は(鰻丼はなくなってしまったので)鰻重にしましたが、私は土壇場で「ひつまぶし」に方針変更。当店の焼き具合がひつまぶしに合うような気がしたので。

(焼きの方向性としては小倉の「田舎庵」の系統のような気がします。)

来ました、「鰻ひつまぶし」。

(うまそう~。)

この焼き具合、アップで撮っておきます。

(皮目はパリッと焼かれています。三島のうなぎ、最高です。)

食後は当店からぶらぶら歩いて10分弱の三島大社へ。

(昔々、まだブログを始める前に一度訪れたことがあります。)

今回の旅行がお天気に恵まれたことの感謝と、帰路の無事をお願いしました。

(合掌。)

昔の大瓦が無造作に展示されていました。

(「舞殿旧大瓦」。慶応3年(1867)に造られたそうです。)

御朱印をいただきました。

(三島大社ではなく「三嶋大社」でした。失礼しました。)

境内の隅っこに梅を発見。

(湧水でしょうか、清らかな水場に咲く梅。)

梅の方は控えめですが、境内で存在感を発揮している樹がありました。

(「天然記念物 三嶋大社の金木犀」。樹齢1200年の親樹はたくさんの支柱で支えられていましたが、親樹から分けた子樹たちが周りで立派に育っています。いずれは世代交代すると思いますが、親も子も9月下旬から一斉に花を咲かせるそうです。)

これにて復路の行程も終了です。三島から高速道路に乗って東京へ向かいます。

(途中、御殿場あたりで見事な富士山を見ることができました。妻撮影。)

帰路、事故渋滞に巻き込まれましたが、何とか回避しつつ、夕食時前にはご一緒したお二人を送り届けることができました。今回の旅をご一緒していただき、ありがとうございました。

この後、ももを迎えに行って帰宅。非日常の旅からもものいる(いてくれる)日常へ。何だか嬉しさ2倍です。次はももと旅をしたいと思った瞬間でした。


伊豆高原温泉「ほまれの光 水月」一泊旅行②〔「ほまれの光 水月」編〕

2025年03月06日 | 旅行記

小室山から南下しつつ山側に上って行くこと約15分、本日のお宿「ほまれの光 水月」に到着です。初めて聞く温泉名ですが、伊豆高原温泉という源泉が湧いているようです。

(確か全8室の小ぢんまりとした温泉宿です。)

「水月」は特に高級宿というわけではないのですが、部屋からの景色、全室露天風呂付き、創作和食など、ストロングポイントがいろいろあって、コスパが高いということでしょうか、とある旅行サイトでは人気第1位を何度も獲得しているようです。

(フロント脇に無造作に置かれた「じゃらん」からの表彰楯。)

フロント・ロビーはこんな感じです。

(実は、背中を向けている窓の外が絶景で、到着した宿泊客が「うわぁ~」と言うこと間違いなし。)

チェックインは各部屋でということで、さっそく部屋に案内していただきました。

(室内は決して新しい設えではないですが、部屋専用の露天風呂のあるテラスが広々としていて好感度大です。ちなみに、ベッドルームが今立っている後ろに半個室であります。)

チェックインが終わったらテラスに出てみます。

(期待以上だったのは専用露天風呂の大きさ。私が大の字になって浸かってもまだまだ余裕がある広さ。そして、目の前に広がる相模湾の絶景。)

部屋の専用露天風呂の他に、もう1フロア上に貸切露天風呂もあります。私は明日の朝の時間帯を予約しました。この後しばし4人でおしゃべりして一旦各部屋へ。私はさっそく部屋の露天風呂に浸かってまったりしました。

さて、夕食です。公式サイトには「くずし懐石」とありますが、創作和食のコースです。

(「如月」の献立表。)

食前酒の「ぐり茶梅酒」で乾杯してスタートです。

■前菜(その1):富士の国ポークの涙巻き、河豚磯辺焼き、桜大根べったら漬け、海老芋粉吹き 木ノ芽味噌、駿河海老菜種和へ、絹の糸雪解仕立て

(桜の生花が添えられています。)

■前菜(その2)と御椀:牡蠣伊豆味噌グラタン、鱈豆腐(焼筍、白木茸、鶯菜、白髪葱、生姜)

■御造り:タイ、マグロ、アオリイカ、ハタ

■御凌ぎ:地鶏と春菜の炊き込み(白湯スープを添えて)

■鉢:蓮根餅(大原木牛蒡、つの字海老、絹莢)

■鉢肴:鰈のムニエル(伊豆浅利のミネストローネソース)

■強肴:静岡牛ロースすき焼き

■御飯:白米(新潟コシヒカリ)、香の物三種盛り、■留椀:合わせ味噌仕立

■デザート:自家製甘酒アイス

(左のゼリーは桜を使ったゼリーだったかな、メモするのを失念しました。)

食べた感想ですが、4人とも同様でしたが、少し塩味が強めでした。地域の特徴なのか、当宿の味付けなのか。その点を除けば素材の良さもあってとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

翌朝。水平線の向こうに太陽が昇り始めました。

(本日も快晴の予感。)

さっそく起き抜けの温泉といきましょう。

(浸かってみて分かりましたが、太陽が結構眩しい。(笑) 泉質は「低張性弱アルカリ性泉、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉」で、とても優しい肌当たりで保湿・保温効果も高いと感じました。当宿、温泉自慢がほとんどありませんが、すごくいい温泉だと思います。)

で、朝7時になりましたので、予約していた貸切露天風呂へ行ってみます。

(客室よりも1フロア上にありますので、宿の方曰く、一番景色がいい所です、とのこと。)

朝一のためか脱衣所の温度が外と同じくらいで寒いです。ささっと脱いで温泉に浸かります、、、が、部屋の温泉と違って熱い!(笑) 何とか一度首まで浸かりましたが、私には熱すぎて浸かっていられないので、早々に退散です。

(温泉に浸かりながら「一番いい景色」を眺めることもなく、写真を撮って部屋に戻ります。(笑))

部屋に戻って、適温の温泉に浸かり直しました。太陽がもう少し昇りました。

(この景色を貸切露天風呂からのんびりと見てみたかったですね。(笑))

それでは朝食へ。昨日チェックインの時に朝食の選択肢がありました。

(ご飯とお魚を選びます。もちろん、ご飯は「蟹あんかけご飯」、魚は「キンメ」で。)

てっきりご飯と魚だけの質素な朝食かと思ったら、なかなか豪華でした。

(伊豆の海の幸・山の幸でいっぱい。女子3人に「ご飯と魚だけかと思った。」と言ったら、「そんなわけないでしょ。」と笑われました。)

伊豆のキンメの干物。

(結構大きなキンメ。肉厚でとても美味しかったです。さすが地元。)

こちらが「蟹あんかけご飯」。宿の方が作ってくれます。

(石焼きの器にご飯、まずは卵を入れて軽く混ぜた後、蟹入りのあんかけをかけて出来上がり。)

朝食、とても美味しかったです。昨晩の夕食が塩味強めでしたので心配でしたが、なぜか朝食は出汁の効いたお味で、各品美味でした。塩味の謎は深まりますが、美味しかったので良しです。(笑)

チェックアウトは11時。それまでは恒例の温泉三昧です。

(広々とした湯舟、いい泉質。お宿がアピールしていなかったので、期待以上の温泉三昧となりました。)

ところで、ももですが、先輩わんこのおうちにすっかりなじんで、みなさんに良くしてもらっているようで、私たちも旅を存分に楽しむことができています。

お天気も昨日にも増して良さそうですので、最終日も楽しみたいと思います。

 

・・・・・伊豆高原温泉「ほまれの光 水月」一泊旅行③[完]〔復路観光編/大室山、三島「すみの坊」〕へ続く。


伊豆高原温泉「ほまれの光 水月」一泊旅行①〔往路観光編/MOA美術館、小室山〕

2025年03月05日 | 旅行記

ももをお迎えする前から計画していた旅行に行って来ました。2015年9月に嵐のコンサート「Blast in MIYAGI」にご一緒した、妻の友人との4人旅です。約10年ぶりの4人旅となりました。

今回の宿は伊豆高原温泉の「ほまれの光 水月」。全室に温泉の露天風呂がある宿を楽しむのはもちろんですが、往路・復路に立ち寄りスポットを絡めつつも、ゆったり余裕のある旅をプランニング。私たちは前日夜にももを先輩わんこのおうちに預けての当日です。

(当日朝、無事2人と合流して東名から小田原厚木道路を伊豆半島をめざして走ります。今回の旅の間はお天気は暖かく最高のようです。トイレ休憩したPAで、笠雲がかかった富士山が見えました。)

往路の立ち寄りスポットは、熱海の「MOA美術館」と、伊豆半島の伊東市川奈の「小室山」です。MOA美術館は初めて訪れますが、所蔵の国宝とレストランが人気の美術館です。

(熱海の高台に建つ、3階構成のMOA美術館。車でのエントランスはここ1階か、大駐車場のある3階の2ヶ所。1階から幻想的なエスカレーターで2階のメイン展示場に昇るのがおススメのようですので、20台程度のキャパしかないエスカレーター入口近くの駐車場へ。)

9時半の開館前に到着してお目当ての駐車場にも入ることができました。開館までの15分、高台からの景色を楽しみます。

(今日は20度近くまで気温が上がる予報。外で待っているのが快適な朝です。)

MOA美術館、オンラインチケットだと約200円お得。(笑)

(写真の国宝、本やテレビでも見たことがありますが、これを所蔵しているとは。楽しみです。)

開館です。QRコードで入場すると、さっそくいい感じのエスカレーターがあります。

九州国立博物館とちょっと似ているかも。)

一番乗りで入場したので、エスカレーターに乗りながら下から写真を撮っても大丈夫。(笑)

(何本か長~いエスカレーターを乗り継ぎますが、このエスカレーターの着いたところが最初の見所です。)

「円形ホール」の「巨大万華鏡」です。

(広々としたホールの天井が古代の巻貝のような凹凸のあるスクリーンになっていて、そこにプロジェクションマッピング的にライティングが展開します。)

ここには記念撮影用のスマホ台がありますので、4人でセルフタイマーでパシャ。いい写真が撮れました。(笑) エスカレーターを上りきると、いよいよ展示フロアです。

(全面の窓の外は駐車場から見える景色よりも更に絶景、内はシンプルながらも贅沢な空間が広がります。これはテンションが上がりますね。)

それでは現在開催中の「名品展」へ進みます。

(この後、有名過ぎる国宝に出会います。)

「名品展」に入ると、作品鑑賞の前に、その絶景に脚を停めずにはいられません。

(熱海の街を見下ろします。熱海城も小さく見えます。)

展示(所蔵)作品についてはほとんど事前勉強してこなかったので、この有名過ぎる屏風に驚きました。まさかこの本物に出会えるとは。

(「国宝 紅白梅図屏風」(尾形光琳、江戸時代(18世紀))。現在まさに梅の季節。本物の迫力に感動です。)

そして、「名品展」のシンボルにもなっている「国宝 色絵藤花文茶壺」(野々村仁清、江戸時代(17世紀))が鑑賞に最適な照明が施された半個室に展示されています。

(「なんでも鑑定団」の先生方の言ではないですが、本物ってすごい。人がまばらなおかげで、独占しているかのように鑑賞できます。)

国宝としては、他にも、古人の書いたすぐれた筆跡「古筆」(を集めた本)の「国宝 手鑑『翰墨城』」(奈良~室町時代(8~15世紀))がありました。古代から中世の、教科書に登場するビッグネームの書がてんこ盛りでした。(笑) 国宝だけでなく、重要文化財やそれに準じる貴重な作品がとても見やすく展示されています。何と言っても人が少なくてゆったりと見ることができるのが最高です。

(こちらはあの一休さん(一休宗純)の一行書。力強いです。)

こちらは聖徳太子立像。仏像がずらりと展示されている中で異彩を放っていました。

(何と、聖徳太子が2歳の時のお姿。東に向かって「南無・・・」とおっしゃったとか。それにしても、お顔が大人。(笑))

「名品展」、これを狙ってきたわけではないのですが、3月11日までの企画展、見応え十分で大満足でした。

(出口前の大きな部屋では壁2面全面がスクリーンになっていて出品されている代表的な作品の解説映像が流れています。)

この後、ショップでお土産をちょっと物色して、ちょうどレストランが開店する時間となりました。

(宿の夕食が和食系のようなので、ランチは洋食にします。)

パティシエの鎧塚さんのお店「La Pâtisserie du musée par Toshi Yoroizuka」へ。

(どうやら人気店のようで、開店と同時に待ちが発生していましたが、5分ほどで案内されました。)

クロックムッシュなど魅力的なメニューもありますが、自家製フォカッチャ付きの「きのことベーコンのクリームパスタ」で全員一致。

(そして、もちろん、パティシエのお店ですので、ドリンクセットにして、メニュー左側のページのケーキも注文。(笑))

パスタとフォカッチャが来ました。

(写真の撮り方が上手じゃないので、料理の美味しさを伝えきれていません。(笑))

パスタがめちゃめちゃ美味しい。麺がいつも食べているものと全然違うので、女子3人に訊いてみると、「生パスタ」のようです。生パスタってこんなに美味しいのですね。ちょっと感動。そして、このパスタの食器が素敵です。お店を出た後にショーウィンドウを見て気付きましたが、人間国宝の室瀬和美さんの作品「色絵精華皿」で、当店のために限定製作されたものだそうです。

(当店で使われている食器が紹介されています。人間国宝の室瀬和美さんの作品。確かマグカップはショップで売っていたような気がします。)

食後はドリンクとお楽しみのケーキです。(笑)

(私ともう1人が注文した「ベルナール」。ピスタチオのムースケーキ。土台になっているサクサクの生地が絶品でムースにドンピシャです。)

もう2人が注文した「カシス」。

(カシスのムースケーキ。セミドライのイチヂクがたっぷり入っています。妻が注文したので、少しシェアしてもらいましたが、こちらもうまい。)

ケーキの美しさと美味しさに気付きませんでしたが、改めて写真を見て、ケーキ皿も室瀬和美さんの作品ですね。鎧塚さんのお店でのランチ、かなりのクオリティーで最高でした。ごちそうさまでした。

さて、ランチの後は美術館の庭などを軽く散策します。

(和食のお店があります。)

いいお天気です。

(見事なお庭。)

散策路の行き止まり?にあった、豊臣家重臣の片桐且元由来の「片桐門」。

(三井家の庭にあったものを移築した、と説明書きにあったような。)

館内に戻って「能楽堂」の見学へ。

(能楽も開催されます。妻は昔々観に来たことがあるそうです。)

最後に1階の「ムアスクエア」という眺望抜群の広場で記念撮影タイム。

(MOA美術館の建物のほぼ全景を見ることができます。「MOA」とは美術館の基礎を創立した岡田茂吉さんの「Mokichi Okada Association」の頭文字。)

ムアスクエアに立って海側を見れば、相模灘の絶景が広がります。

(ここでは梅も桜もまだちょっと早いかな。)

「MOA美術館」、ランチタイムも含めてたっぷり3時間の滞在でした。次は伊東市川奈の「小室山」に向かいますが、熱海に来たら寄って行きたい洋菓子のお店「三木製菓」に寄り道です。

(ラングドシャ「ネコの舌」が名物。みなさまお買い上げ。(笑))

ここから「小室山」までは約40分。快晴の中ドライブを楽しみつつ到着です。

(標高321m。川奈の海に近い所にこんもりとある低山です。)

小室山には山頂まで数分の1人乗りリフトがありますので、さっそく乗車券を買いに行くと、何と、強風で運行中止。

(別のお客さんが「大室山のリフトは動いているのかな?」と訊いていましたが、店員さん曰く「運営会社が別なので分かりません。」と言いつつ、スマホで調べてあげると、「サイトによるとやはり運行中止中みたいですよ。」とのこと。)

明日行こうと計画している大室山は国指定の天然記念物なので登山禁止ですが、小室山は徒歩ルートもあります。マップによると20分とのことですので、徒歩で行ってみることに。

(山桜系でしょうか、葉を茂らせながら咲く「伊東小室桜」が咲いていました。満開なのかどうかは分かりづらいですが。)

山頂まであと少しです。

(散策路から見える景色が良くて、しんどさも緩和されます。(笑) ここからは伊豆大島が見えました。)

もう少し歩くと、2月上旬に山焼きが終わった「大室山」が黒っぽく見えました。

(あそこのリフトも運行中止中。明日は動きますように。)

ヘトヘトになることもなく、ちょうどいい運動をしたという程度で山頂に到着。この季節なら徒歩でも十分です。山頂は「小室山リッジウォーク MISORA」というオシャレな感じに整備されています。

(木材で造られた散策路。地面下にあるのは「Café•321」。)

方角を変えると、富士山も見ることができます。

(残念ながら、アンテナが写り込んでしまうのですよねぇ。(笑))

それでは「Café•321」で休憩です。

(リフトが運行中止中のためか、混雑していなくて幸いです。小さなカフェですので、リフトでどんどん人が運ばれてくるとすぐに満席になってしまいそうです。)

一番人気「地層カフェラテ」を。

(カフェの店名は小室山の標高321mから。「地層カフェラテ」、美味しかったです。)

そして、「Café•321」の利用者だけが入ることができるテラスには名物の「展望ブリッジ」があります。

(相模湾、伊豆大島を背景にしたフォトスポット。)

こんな感じで撮ります。(笑)

(お客さんが少ないので、順番待ちのストレスもなく楽しく記念撮影。)

それでは麓に戻りましょう。❝下山❞は楽。登りの時にあまり見なかった桜もしっかり観賞して、春を感じることもできました。

(麓に戻って来ました。レストラン「Kichen•218」はもちろん麓の標高218mが店名。)

時刻は15時を少し回ったところ。本日のお宿「ほまれの光 水月」まではここから15分くらい。それでは宿に向かって出発です。

 

・・・・・伊豆高原温泉「ほまれの光 水月」一泊旅行②〔「ほまれの光 水月」編〕へ続く。


2025.01の東京ディズニーシー

2025年01月27日 | 旅行記

昨年9月の東京ディズニーランド以来のディズニーです。1月は比較的空いているとのことで、平日に行って来ました。前回はランドでしたし、新エリア「ファンタジースプリングス」が開放されたので、今回はシーへ。

(ネットより拝借。)

毎度のことですが、シーは「予習」がたいへん。(笑) 今回のポイントは3つくらいか。

 ・タワテラが期間限定イベント「Level13」を開催中なので乗りたい。
 ・ファンタジースプリングスに行ってみる。アナ雪かピーターパンのスタンバイパスを狙う。
 ・大行列が想定される人気アトラクションのどれかにプレミアムアクセス(有料パス)を使う。候補は、ソアリン、トイマニ、タワテラ、センター・オブ・ジ・アースか。

妻といくつかパターンを相談して、あとは「まぁ入園した時の状況で決めよう。」となりました。

そして当日。駐車場に車を入れてゲートに向かいますが、比較的空いているはずの1月、それも平日なのに「なぜこんなに人がいるのか?」というくらい既にゲート前は大行列でした。

入園に30分弱かかりましたが、織り込み済みです。即アプリを起ち上げ、事前の役割分担通り、妻は最初に並ぶアトラクションを今の待ち時間を見て決める、私はファンタジースプリングスのスタンバイパスを取る、を実行。もはやタスク状態です。(笑)

で、アナ雪は既にスタンバイパス終了、ピーターパンを何とか取れました。

(ファンタジースプリングスのスタンバイパス取得はもちろん初めてでしたが、時間帯を選ぶ時に迷ってはいけません。アプリに表示された時間帯を即決しないと取られてしまいます。)

そして、最初に並ぶのはタワテラに決定。確か110分待ちだったかな。

(乗車後、次のアトラクションへの移動の時に振り返った景色。)

タワテラは期間限定(1/14~4/6)で「通常よりもスリルを味わえるスペシャルバージョン『タワー・オブ・テラー:Level13』を実施します。」とのこと。(タワテラの舞台となっているホテルは12階建て。)

(建物(ホテル)内に入った所。謎の失踪を遂げたホテルのオーナーのステンドグラス。)

結局、いつものように怖かった(楽しかった)ので、何が違うのか分からず。(笑) 次はピーターパンなので一番奥のファンタジースプリングスに移動しますが、小腹が空いたのでワゴンでホットドッグを。

(お昼前なので空いています。)

ホットドッグ500円。シーの中ではお手頃な軽食ですが、なかなか美味しいしお腹に溜まります。

(近くのベンチで。飲み物は持参したペットボトルの「午後の紅茶」。)

食べながら次の相談しましたが、ピーターパンのスタンバイパスは1時間の間に行けばOKなので、その前に道中にある「❝サルードス・アミーゴス!❞グリーティングドック」に寄ってみることに。それでは移動します。

(本日快晴。しかも3月並みの暖かさ。完璧な❝シー日和❞です。)

シーは気持ちに余裕をもって景色を楽しむのも大切ですね。(笑)

(こっちも素晴らしい景色。)

「❝サルードス・アミーゴス!❞グリーティングドッグ」に到着。最初この名前を聞いた時に何のことやらと思いましたが、ダッフィーとのグリーティングです。

(ここを下りて行きます。)

待ち時間40分。別のエリアにミッキー、ミニー、ドナルドのグリーティングがありますが、シーではダッフィーの方が人気。

(今までダッフィーってあまり注目していませんでしたが、シーのお客さんをよく見れば、ダッフィー関連のグッズを持っている人がやたら多い。)

ランドのようにサインをもらうことはできませんが、写真はキャストさんがいっぱい撮ってくれます。ダッフィーといい写メが撮れました。

(これはそのうちの1枚。夫婦と記念写真を撮る前のご挨拶。この後記念写真を撮って、最後は1人ずつハグしているところも撮ってもらいました。グリーティング、実はハマりつつあります。(笑))

ダッフィーとの記念写真に気持ちも盛り上がって来て、新エリア「ファンタジースプリングス」に到着です。

(巨大な岩山があり、その山肌にファンタジースプリングスのキャラが彫られています。イメージは「ナルト」の里の歴代火影のレリーフ。)

この岩山をくり抜くようにトンネルが掘られていて、そこを通り抜けると、いよいよアトラクションがあるエリアです。「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は一番近くにあります。

(行列ができている様子はなく、何やらキャストさんが叫んでいます。)

まさかの「一時運営中止」、、、。

(ファンタジースプリングスのアトラクションはまだ日も浅いためか、設備の調整のため一時運営中止になることがちょこちょこあるとか。)

「えっ、じゃぁ苦労して取ったスタンバイパスはどうなるの?」ってことですが、キャストさんの説明では、「運営中止時間中のスタンバイパスをお持ちの方は『マルチエクスペリエンスパス』に自動的に切り替わります。」とのこと。「マルチエクスペリエンスパス」って、以前センター・オブ・ジ・アースに並んでいる最中に調整中になってしまった時に付与された、好きなアトラクションに優先レーンで乗ることができるってヤツか、、、。

(数十分後に自動的に付与されたマルチエクスペリエンスパス。以前のヤツと色が違います。)

どうやら、以前の青(紫?)のヤツは2年間有効、今付与された赤のヤツは本日中に利用しなければ無効となる、という違いがあるようです。利用できるアトラクションは、ファンタジースプリングス内のものはピーターパンに限定されますが、それ以外のエリアのアトラクションは全て利用可能。どう利用するかは後程決めるとして、ひとまず気を取り直してファンタジースプリングスに近いエリア(ロストリバーデルタ)にある「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」に行ってみます。

ミッキー、ミニー、ドナルドのグリーティングがあります。入口共通で途中で3キャラのレーンに別れます。前回のランドでミッキーとミニーとは会いましたので、今日はドナルドへ。

(サインももらおうと思いましたが、シーのグリーティングはほぼサインはしてもらえないようです。)

ミッキー、ミニー、ドナルドの3人はロストリバーデルタのジャングルで古代文明の遺跡や植物・昆虫などの調査・研究をしているという設定になっています。そのせいか、個室ではなくジャングル内に張ったタープでやっている感じで、外から見えます。

(ドナルドのレーンに並んでいると、途中でミニーのグリーティングの様子を見ることができます。)

あと5組くらいかなというところで、ドナルドが出てきました。どうやら、中に入っている人の交替、ではなくて(笑)、ドナルドのトイレ休憩?のようです。

(行列に愛嬌を振りまきながらジャングルの中に消えていきます。)

待つこと5分ちょっと、ドナルドが戻ってきました。

(ドナルド推しの人が持っているドナルドに挨拶するドナルド。)

ダッフィーのグリーティングと同じく、夫婦で記念撮影をしてもらうほか、1人ずつハグをしているところも撮ってもらいました。

(いい抱き心地です。(笑) ちなみに、夫婦と撮る時は、手をつないで普通に撮るパターンに加えて、ドナルドが「やろう!」と提案してくれる(もちろんジェスチャーで)ポーズをしての記念写真も撮ってもらいました。楽しい~! グリーティング沼にハマりつつあります。(笑))

さて、アトラクションを楽しみながらもアプリで待ち時間をチェックしていますが、やはり一番人気のソアリンはとんでもない待ち時間が続いています。ということで、ソアリンは「プレミアムアクセス」(有料:2000円)を利用することにしました。

(回る時間を考えて、14:20からの時間帯のパスを買いました。)

ロストリバーデルタからソアリンのあるメディテレーニアンハーバーまでは結構あります。トランジットスチーマーライン(蒸気船)で移動できないかと最寄りの乗り場へ。

(ここから出る船の行き先はメディテレーニアンハーバー方面ではなかったので歩きます。毎度のことですが、シーに来ると歩数が伸びます。)

橋を渡る時、ちょうど蒸気船が出航するところでした。

(遠景にアラビアンコーストのモスクが見えます。いい景色に歩き疲れも(ちょっとだけ)癒されます。)

ソアリンに到着。強烈な長さの行列を横目に有料パス専用の入口から入ると、あっという間に飛行船に乗船です。

(プレミアムアクセスの威力はすごいですが、クセになりそうで怖いです。(笑))

ソアリン、前回乗った時とコンテンツは同じでしたが、やっぱり楽しい。不動の一番人気ですね。さて、次は、事前に予約しておいたショー「ダッフィー&フレンズのワンダフル・フレンドシップ」が上演されるレストラン「ケープコッド・クックオフ」へ。

(これが「ケープコッド・クックオフ」。ショーと言えば、今日入園後すぐに「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」の抽選に挑んだのですが、今回はハズレました。まぁ、前回、奇跡のステージ中央、前から4列目で観たので良しとしましょう。)

開場時刻近くになると建物前に並んで入場となりますが、それまでは建物前でちょっと休憩。

(ここは蒸気船の航路となっています。夕暮れ時、灯台と帆船のシルエットがいい雰囲気です。水面には鳥たちが休んでいますが、これはリアルな鳥。)

手持無沙汰になって建物の周囲も見ていると、何やら人気の写メスポットらしく、建物の側面の壁に貼られたこの額と写メを撮っている人がいっぱい。

(ダッフィー&フレンズのキャラたち。ダッフィーしか名前を言えません。)

16:25、開場となりました。

(陽は更に傾き、もうすぐ日没。)

入場すると、まずは、注文形式のレストランのカウンターでフードセットを受け取ります。ショーを観る人の専用レーンがありますので、一般のレストラン利用者と混じることはありません。

(リボンが貼られている「ケープコッド・クックオフのファーストプライズセット」。)

フードセットを受け取ったら、劇場に入って指定席(グループごとのテーブル)に移動します。がこちらが食事です。

(マカロニグラタン(ラザニアかな)、サラダ、デザート、ドリンクのセット。ちゃんとしたクオリティーでなかなか満足感がある食事でした。)

劇場内はこんな感じです。

(ステージに近い方から、S席・A席・B席となります。事前予約はかなりの競争率で、ずっと満席だったのですが、一度だけB席が空いたのですかさず予約しました。)

食事が30分、ショーが20分ってところでしょうか。食事を食べ終わる頃、ショーが始まります。

(中央左がダッフィー、右がシェリーメイ。左端がジェラトーニ、右端がステラ・ルー。キャラの設定は私たちは未知の領域ですが、公式サイトを見ると、何とダッフィーはミニーがミッキーのために作った熊のぬいぐるみだそうです。びっくり。)

ショーは子ども向けで大人にはちょっと退屈かも。(笑)

(ダッフィー&フレンズ勢揃いのエンディング。大人にはちょっと退屈でも、子どもたちには大人気。)

ちなみに、食事にはキャラの記念コースターが付いているのですが、どのキャラのものかはランダム。帰宅後銀の袋を開けたところ、シェリーメイとステラ・ルーでした。(笑)

(主役級の2人。嬉しい。(笑))

食事の後(ショーの始まる前)、アプリでアトラクションの待ち時間をチェックしていると、ピーターパンがまさかの15分待ちという短さになっています。あと、乗りたいアトラクションのセンター・オブ・ジ・アースとトイマニの待ち時間は、それぞれ120分と70分。ということで、エクスペリエンスパスはピーターパンで使って、トイマニは最後に並ぶ、センター・オブ・ジ・アースは本日2つ目のプレミアムアクセスを購入することに。

再びファンタジースプリングスにやって来ました。

(ピーターパンのネバーランドアドベンチャー、夜の雰囲気は昼間とまた違います。)

ほぼ行列がありません。

(ファンタジースプリングスのアトラクションはスタンバイパスかプレミアムアクセスがなければ乗れないのに待ち時間が70分くらいまで伸びる時があります。それを考えると15分というのは超ラッキー。)

ピーターパン、すごく良かったです。ネタバレになりますので詳しくは省略しますが、ソアリンの感覚とちょっと似たところがあります。ファンタジースプリングス、次回来たら、まずはアナ雪を狙いますが、ピーターパンもまた乗ってみたいです。

ピーターパンを出て、センター・オブ・ジ・アースのプレミアムアクセスを購入。

(ピーターパンを乗り終えてすぐの時間帯。効率がかなりいいです。)

センター・オブ・ジ・アースは毎回乗ろうと思いつつも、これまで確か2回連続で運営中止というアンラッキー続きでした。今日は無事に動いていてくれと願うばかりです。

(山頂が噴火の煙を吐いていますので運営中。)

プレミアムアクセスの威力ですぐに乗ることができました。

(最後にちょっとスリルのある優しいジェットコースターです。)

そろそろ体力も限界に近づいてきました。夜景に癒されて最後の力を振り絞ります。(笑)

(ヘトヘトになるまでがんばらなくても良いのですが、昭和世代の年配夫婦はがんばってしまいます。(笑))

本日最後のアトラクション、トイマニ。

(何も最後に一番体力を使うアトラクションに乗らなくても良いのですが。(笑))

疲れていても乗ってみると最高に楽しいトイマニ。残っていた体力を使い切って終了です。時刻は20時ちょっと前。夢の国を後にします。

(今日はダッフィーのことを知ることができて良かった。)

2025年1月の東京ディズニーシー、楽しかったです。グリーティング沼にハマりつつある私でした。(笑)


2024 山形→仙台出張

2024年10月20日 | 旅行記

年度替わってまた新たな出張シーズンが到来。ようやくスーツの上着を着てちょうどいい気候となりました。ただし夏物ですが。(笑) 今回の出張は、山形から仙台へ。妻の友人からたまたま直前にいただいた、山形県寒河江市の「煎餅工房 さがえ屋」の「やみつき しみかりせん」を本場山形で買ってくるというミッションも背負っての出張です。

(「さがえ屋」の「しみかりせん」。まさにやみつきになる美味しさで、東京では店頭に並ぶと即完売という人気商品。地元山形ならゲットできるだろうということで。半分くらい食べてしまった時の写メなので少なく見えます。)

東北新幹線の「つばさ」は、福島駅で山形(新庄)行きと秋田行きに分かれます。

(記念撮影の人気スポット、連結部。(笑) 親子連れ、出張サラリーマン、とにかくみんな写メします。)

車中での昼食となりますが、このところ駅弁はいつも「崎陽軒」。売り切れ続きでしたが今日は「炒飯弁当」を買うことができました。

(「シュウマイ弁当」も良いのですが、「炒飯弁当」が第一希望。炒飯がうまい! ちなみに、甘味の「生もみじ」は先日出張した広島で買ったもの。)

東京駅から2時間半、山形駅に到着。あまりの人気のなさに驚きました。

(もっと人がいると思っていましたが、本当に人がいない。びっくり。)

出張先のアポまで時間がありますので、まずはお土産物を買います。駅ビルに「S-PAL」というお土産通りがありますので、事前リサーチしておいた「さがえ屋 山形駅店」へ。「しみかりせん」ありました! 盛大に10袋をかごに入れてレジに出したところ、「申し訳ございませんがお一人様5袋までとなっております。」とのこと。

(残念ですが、5袋のみのゲットとなりました。)

今回の出張のスケジュールでは山形駅でお土産を買うことができるタイミングは今しかないので、残りの5袋は仙台駅の「S-PAL」にもある「さがえ屋」で買うことに。気を取り直して、これまた事前リサーチしておいた「ふるさと銘酒館」で山形の地酒を見てみます。

(全国レベルの知名度がある山形の銘酒がずらりとならんでいますが、とりわけ存在感を放っていたのが「出羽桜」。)

迷いに迷って選んだ1本がこちら、「出羽桜 雪女神 四割八分」。

(帰宅後記念撮影。山形酒米の集大成「雪女神」の精米歩合48%の純米大吟醸。店主曰く「キンキンに冷やしてお飲みください。」とのこと。開栓が楽しみです。)

この後しっかりと出張仕事もこなしてホテルにチェックイン。

(エレベーターの中のポスター。山形と言えば「いも煮」。)

出張メンバーで食事を兼ねて軽く飲みに向かいます。

(今晩はスーパームーン。夏の青森旅行の時に見た月よりは小ぶりですが、クリアに見えました。)

出張先の方に地元の料理を出す店が集まっているエリアを教えてもらいましたので、最初に目に付いたこちらに飛び込みで入店。

(店名が写っていませんが、店構え良し。店名、失念しましたが、山形の郷土料理と地酒を出すお店。)

テーブルにはデフォルトで七輪がセットされていて、何と付き出しがホタテの炭火焼き。

(これはいい。「孤独のグルメ」ではないですが、「この店、アタリかも。」という気持ちになります。)

いろいろと料理を注文してお酒の方はいよいよ地酒モードへ。

(お値段やや高めの特別メニューもありますが、このページは1合910円のラインアップ。出羽桜、栄光冨士、東北泉、六歌仙など、美味しい地酒を堪能しました。)

最後の一杯は特別メニューから店員さんおススメの「秀鳳 譲川(ゆずりかわ)」で〆ました。そして、最終盤はもちろん「いも煮」。当店では「いも煮」を注文すると、店員さんがその由来を紙芝居で語ってくれます。

(確か、人足さんたちが船の荷積み作業の時に食べた食事が由来で、里芋と干し鱈を煮たのが始まりだそうです。)

紙芝居を聞いたら鍋の蓋を取ります。本場のいも煮です。

(これで3人前。ボリューム満点です。)

取り分けて、それではいただきます。

(めっちゃうまい! 醤油ベースの出汁がほんのり甘くて、里芋と牛肉、その他の野菜が絶妙にコラボしています。全員感動の美味しさでした。)

「いも煮」でも〆に十分すぎるくらいですが、最後はご飯物で。

(鮭のほぐし身とイクラのトッピングご飯に出汁をかけてお茶漬け風にいただきます。これもうまい!)

サクランボの漬物も登場。

(サクランボの漬物、初めて食べました。ちゃんと漬物として成立しています。)

全品が美味しかった。特にいも煮には感動しました。お腹もいっぱいになって、涼しい夜風に当たりながらホテルに帰ります。すっかり忘れていましたが、当ホテルは無料ソフトクリームが提供されています。

(カップに自分で巻いていただきます。酔い冷ましにぴったり。)

快適な部屋でシャワーの後、出張の仕事の整理を少しだけやって就寝。翌朝、朝食はブッフェスタイルですが、いも煮、天ぷらなどは出来立てをいただくことができます。

(いも煮は固形燃料で本格的。海老の天ぷらも揚げたてサクサク。なお、いも煮は昨晩のお店の方が圧倒的に美味しかったです。)

今日は仙台へ移動して仕事ですが、集合までにはまだたっぷりと時間がありますので、朝の散歩がてら山形城址(霞城公園)に行ってみます。

(山形城は別名を「霞城」(かじょう)、「霞ヶ城」(かすみがじょう)と言います。)

昨晩急きょ立てた散策プランは、「二ノ丸東大手門」→「最上義光騎馬像」→「本丸一文字門石垣・大手橋・高麗門・枡形土塀」→「山形市郷土館」→「南門」。ホテルから最初の二ノ丸東大手門までは約15分。

(ホテルを出発、山形駅前にて。駅前も広々としていて開放感大。歩いていて気持ちがいいです。)

二ノ丸東大手門へのアプローチは一旦JRの線路を渡ります。

(映える電車が来ないかとしばし見ていましたが、全然来る気配なし。後で時刻表を見たら、在来線も1時間に1本という感じでした。)

二ノ丸東大手門に到着。ここから霞城公園に入ります。

(ここで再びJRの線路を渡ります。)

大手門に架かる橋の上からお堀を見た景色。

(今歩いてきた駅方面を見渡します。)

東大手門をくぐって城内に入ると広場に出ます。東大手門の櫓と最上義光騎馬像を収める写メスポット。

(現在、東大手門櫓を公開中ですが、残念ながら9時半から。)

最上義光騎馬像を間近で見てみます。

(上杉景勝の重臣直江兼続が攻めてきた際に、義光自らが陣頭に立って決戦の場に向かって行く勇姿。山形鋳物で作られているそうです。)

山形城はこの最上義光が築城(1357年)した平城。「長谷堂合戦」(1600年、「北の関ヶ原」と言われた戦い)で城郭が霞で隠れたことから「霞ヶ城」と呼ばれたそうです。

(山形藩の歴代藩主。)

天守閣は現存しませんが、山形城址の一番の見所、「本丸一文字門」。

(本丸一文字門の手前のこの立派過ぎる石垣は「櫓台石垣」。)

反対側から見た「本丸一文字門」。

(本丸一文字門は本丸への2つの入口のひとつでメインの門。敵を迎え撃つ枡形になっています。架かっている木造の橋が大手橋、門が高麗門で、高麗門を入ると枡形になっていて櫓門があります。)

この本丸一文字門などは現在も復元中で、令和15年(2033)完成予定だそうです。大手橋手前で現在は立入禁止となっていますが、完成すれば中に入ることができるのではないでしょうか。

次は同じく城内にある「山形市郷土館」に行ってみますが、場所は本丸一文字門の近く。こちらです。

(城の雰囲気とは縁のない洋館。山形市郷土館は「旧済生館本館」で、明治11年(1878)に県立病院「済生館」として建築され、昭和41年(1966)ここに移築。)

敷地内にある「ロレーツ像」。

(ロレーツさんは明治初期に済生館医学寮教頭を務めたオーストリア人医師で、診療、西洋医学の発展に寄与しました。)

郷土館は入館無料。入口に向かう途中にこんな物騒なものがありました。

(「首洗い石鉢」。「最上義光が谷地城主の白鳥十郎長久を斬殺し、その首をのせたとされる石鉢」と書かれています。元病院の脇にあるのがこわいです。)

郷土館に立ち寄ったのは「日本100名城」のスタンプを押すためでもあります。郷土館受付で申し出てスタンプを出してもらいます。

(「10 山形城」スタンプ、ゲットしました。)

館内を見学します。先程正面から洋館を見ましたが、その後ろには円形に建物があって、イメージとしては「おまる」型。(笑)

(館内の中庭と、先程撮った洋館正面の裏を見た景色。不思議な建築物です。)

元病院ですので、建物は「診察室」とか「待合」とか病院を思わせる部屋の並びになっています。

(当時の物が展示されています。これは薬関係ですね。)

洋館正面の❝塔❞は2階までは上ることができます。

(2階に上がった所。3階以上へはこの螺旋階段となりますが、立入禁止です。)

郷土館の見学も終えて、ホテルに戻ります。

(本丸一文字門の枡形を大手橋の反対側から見た景色。なかなかの威容です。)

「南門」から城外へ出ました。

(ここからホテルまでは10分くらい。)

ホテルに戻って出発です。集合場所の駅改札前。

(山形から仙台への移動はほとんどの人がバスを利用するそうですが、私たちは在来線の仙山線で移動します。1時間半の鉄道旅。)

仙山線、山形は終点・始点。

道中には山寺駅、作並駅、愛子(あやし)駅(秋保温泉口)など名所に通じる駅があります。

(欧米のインバウンド観光客がたくさん降りて行きました。)

作並駅。

(温泉とこけし、ですね。)

腰が痛くなりましたが、仙台駅に着きました。

(山形は快晴でしたが、仙山線の途中の長いトンネルを抜けると一気に天気が変わりました。仙台は曇り。)

駅には人・人・人。山形駅との差に人酔いしそうです。(笑)

(仙台駅のコンコースの賑わいに、10年ほど前に嵐のコンサートで来た時のことを思い出します。)

まずは昼食ですが、行列ができている店も多く、これまた山形とのギャップに戸惑い気味。

(ランチタイムのピークに当たる前に入れる店に飛び込み。メニューには「ほろ酔いセット」もありましたが、もちろん仕事前ですので、普通に定食を。)

「ほろよい豚の生姜焼き定食」。

(「ほろよい豚」って何でしょうね。ご飯は、白米、雑穀米、栗ご飯から選ぶことができます。栗ご飯にしました。)

昼食後30分ほど自由時間がありましたので、さっそく仙台駅の「S-PAL」の「さがえ屋」へ。5袋とはいかないまでも追加購入できたらいいなと思って到着してみると、、、売り切れ!

(本日分は完売。次回は明日の10時に店頭に並ぶそうです。「しみかりせん」、おそるべし。)

集合時刻まで駅の外で休憩。

(仙台駅はハロウィンの飾り付けでした。駅ビルの中はちょっと暑く、外にいるとちょうどいい涼しさ。)

この後、出張仕事を終えて、仙台駅で解散。昨晩山形の居酒屋で食べたいも煮の美味しさが忘れられず、仙台駅のコンコースで売っていたいも煮を購入。

(帰宅後撮影。「米沢牛入り」とのことで期待しております。(笑))

仙台は普通に都会でしたが、山形の食の美味しさ、仙山線の道中の温泉地の雰囲気など、「東北の秘湯に浸かるのんびり旅もいいな」というインスピレーションを感じた出張でした。


2024.09の東京ディズニーランド③[完]〔夕食、パレード〕

2024年09月16日 | 旅行記

こちらもそこそこ人気の「モンスターズ・インク❝ライド&ゴーシーク❞」です。

(これも事後にスクショしたので待ち時間が伸びていますが、もっと少ない待ち時間だったと思います。)

バズのアトラクションとちょっと似ていますが、そこまで激しさはありません。ゴンドラに乗りながら懐中電灯で隠れているモンスターを見付けて照らします(ヘルメットに光を当てます)。

(ポイント制ではなく懐中電灯を当ててヘルメットを点灯させるだけ。モンスターは左右だけでなく上にも隠れているので、全方位で探して照らします。)

このアトラクションも最後の方に自動写真撮影がありますので、ゴンドラから降りて出口前のディスプレイで確認します。

(まだ続いていると思って懐中電灯を構えている私。こんな写真を撮られている人は他にはいませんでした。(笑) 妻に笑われました。)

そろそろお腹が空いてきました。今日は閉園の21時まで遊び尽くす予定ですので、電池切れになる前に夕食にします。夜のメインイベントのパレードの前に食事を済まそうというピーク時間帯にかかっていますのでどこも混んでいますが、候補になりそうなレストランがある、アドベンチャーランドとウエスタンランド方面へ向かいます。

(今日はまだ立ち寄っていないワールドバザールにちょっと寄り道。)

ワールドバザールを出る頃にはすっかり陽が沈んでいました。

(今日は月が美しい。夢の国らしい1枚を撮ることができました。)

まず担々麺のお店「チャイナボイジャー」を覗いてみましたが、30分以上待つようですのでスルー。カレーのお店「ハングリーベア・レストラン」へ。

(ハウス食品提供。バーモントカレーでしょうか。(笑))

結構人がいますが、行列はできていないようです。

(夜のディズニーはシーもランドも暗いんですよね。老眼の私にはしんどい時間帯です。(笑))

3ラインほどあった注文カウンターに一旦は並んだのですが、「モバイルオーダーもご利用ください。」というアナウンスがあり、先に席に座ってアプリ上で注文。

(ほとんど待つことなく「時間になりました」通知。アプリ、こんなに便利でしたっけ。次回からはモバイルオーダーができるレストランを利用したいと思います。)

トッピングされたこのゆで卵に惹かれて注文したカレー。

(サラダとドリンクも付けて。中辛ですが、結構本格的に辛くてスパイシー。トッピングの鶏のソテーとハンバーグも一切手抜きなしの美味しさ。さすがディズニーランドです。)

ゆっくり食べて水筒に水も補給して終盤戦の準備万端。(笑) レストランを出ると、ちょうどパレードの先頭?が通過するところでした。

(ディズニーランドの夜と言えば、エレクトリカルパレード。)

写メのタイミングは遅れましたが、肉眼ではこのフロート車に乗っているミッキーとミニーを見ることができました。

(午前中にサインをもらい記念撮影してハグし、ランチショーでもハイタッチした2人。ずぶずぶの関係の友人を応援するような気持ちで見送りました。)

ディズニーのキャラクターたちの物語のフロート車がちょうどいい間隔で続きます。

(順不同。)

テレビでもディズニーランドの技術の凄さを特集していましたが、フロート車ごとに音楽が流れていますが、それぞれの音楽が干渉することなく、通り過ぎるときちんと切り替わる、気付かないけど超快適なテクノロジー。

(夕刻のショー「ミッキーのマジカルミュージックワールド」で見たキャラクターたちがどんどん登場して「あのキャラ、見たね!」とか会話も弾みます。)

来ました、トイストーリーのフロート車。

(沿道が盛り上がります。トイストーリー、人気です。)

ウッディとバズをアップで狙いました。

(ウッディを見ると、シーのトイマニに乗りたくなります。)

まだまだ続きます。

(昭和世代にもお馴染みの物語が登場してちょっと嬉しい。)

ランドの一番人気のアトラクション、「美女と野獣」のフロート車。

(個人的には一番見応えのあるフロート車でした。この舞台で2人がゆったりと踊ります。)

そして、ひと際歓声が上がったアナ雪。

(見ている子どもたちも大喜び。あの音楽が流れています。オラフも目立っていました。)

そして、パレードの最後尾、スポンサーフロート車。

(このフロート車の後ろにはキャストが横一列に並んで安全を確保しています。それに付いて行く人たちも大勢います。)

ゆっくり食事をしてレストランを出たらパレードをほぼ丸々見ることができました。事前に練った段取りではないのですが、ラッキーでした。ここで私たちは、ランドの過ごし方でいろいろアドバイスをくれた姪っ子へのお土産を見に、ベビー用品を扱っているショップへ。ちょうどシンデレラ城を横切る位置にありますので、お城を通り抜けてみます。

(昼も夜もシンデレラ城は映えますね。)

ベビーと幼児の専門店「ブレイブリトルテイラー・ショップ」。

(どんな品を置いているのか、興味津々です。)

お店の入口の看板。

(ショップの作り込みも完璧です。)

入口横の外のウインドウを覗くと、ミッキーが服を仕立てています。

(映画俳優だけでなく、服の仕立てもできるマルチタレント。)

姪っ子が大好きな「チップとデール」のいい感じのお土産がありました。

(よだれかけ(スタイって言うのですね)と靴下。)

時間の方は、残すところ1時間を切っています。昭和世代にとって懐かしいアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」で〆ようということで向かいますが、通りかかった「白雪姫と七人のこびと」がガラガラでしたので飛び込み。

(5分待ちとありますが、スルーでした。)

テーマソングをすぐに思い出せる「イッツ・ア・スモールワールド」。

(こちらも10分待ちとありますが、スルーでした。)

ファンタジーランドの奥の方にあります。

(アナログ感いっぱいのアトラクションです。)

8分間だったか、水に浮かぶ船に乗って、スモールワールドをゆっくりと旅します。懐かしさあり、心も洗われました。(笑)

(「また会いましょう」。一日の〆にふさわしい言葉です。)

ここで21時まであと10分を切っています。帰りの動線上に人気アトラクションの「プーさんのハニーハント」があったので、入口のキャストさんに「まだ入れますか?」と訊くと、全然OKでした。

(若干の待ちはありましたが、15分も待ちませんでした。)

これで本当に一日の〆となりました。

(ほんわかしたアトラクション。動きはほぼ「美女と野獣」のカップと同じ。)

これにて夢の国での滞在は終わり。朝9時に入国して、夜9時に出国。12時間、フルに楽しみました。(笑)

(また来ます!)

この後、駐車場の建物の場所が分からなくなりちょっと迷いましたが、無事に戻ることができました。途中、「東京ディズニーランドホテル」前を通りました。

(ここに帰って行く人たちも結構いました。ランドとシーを連日で楽しむのでしょうか。)

帰路は渋滞もなくスムースに帰宅。ハードな一日でしたが、また行きたくなるから不思議です。

(ミッキー、今日はありがとう!)

次はランドかシーか。シーの新エリア「ファンタジースプリングス」が気になりますが、妻と楽しく相談したいと思います。


2024.09の東京ディズニーランド②〔❝びしょ濡れMAX❞、美女と野獣、ミュージカルショー〕

2024年09月15日 | 旅行記

「ザ・ダイヤモンドホースシュー」のランチショーの次は「スプラッシュ・マウンテン」へ。9月18日までの真夏のスペシャルバージョン、❝びしょ濡れMAX❞開催中です。

(事後にスクショしたのでちょっと待ち時間が増えています。私たちが並んだ時は35分待ちくらいでした。)

時刻は13時前、日傘なしでは熱中症になりそうな暑さと日差しの強さ。❝びしょ濡れMAX❞上等、程良く濡れて涼しくしてくれって、この時はまだ甘く考えていました。

(並んでいる列から見える景色。悲鳴とともに大きな水しぶきが上がりますが、演出もありますので(と思っています)。(笑))

「アメリカ河」を吹き渡る風に少しだけ涼を感じます。

(遠くに見えているのはウエスタンランドの「ビッグサンダー・マウンテン」の山。)

と、ここで「蒸気船マークトウェイン号」が汽笛を鳴らしながらやって来ました。

(でかっ。)

列は進んで、間もなく建物の中という手前に注意書き。

(「ぬれたらごめんね」。絶対濡れるパターンです。(笑))

建物に入ります。やっと日陰に入れる、、、と思うくらい暑いです。

(両脇に「❝びしょ濡れMAX❞ 運営中!」の看板。)

で、乗りました。びしょ濡れ度、半端ないです。(笑) 胸から上はまさにびしょ濡れ。涼しさを求めて顔面全体で受けようとした私はプールから上がり立てくらいの濡れっぷり。コンタクトが流されたのか、新しいコンタクトを入れている人もいました。ちょうど水をかぶっている瞬間の写真が撮られていて、出口の手前のディスプレイに表示されます。

(ディスプレイの写メを撮るのは自由。右肩のQRコードでサイトからデータを落とせますが、その場合は有料となります。写真を見ると、若い人たちは万歳して上手に写りますが、ド昭和世代の私たちは安全第一でバーを握りしめているので写り方が地味。(笑))

濡れたまま、ウエスタンランドの「ビッグサンダー・マウンテン」に向かいます。念のため着替えを持参していますが、強烈な日差しであっという間に乾きました。

(昔乗ったことがあるような記憶が薄っすらあり。)

ビッグサンダー・マウンテンの舞台、鉱山の景色。

(ピーカン。暑い!)

建物内にはあっという間に入れますが、ビッグサンダー・マウンテンの世界観を出すためか、冷房が効いていない。窓が開け放たれているので、時々風が通りますが、凪状態だとつらい暑さです。窓の外では轟音と悲鳴を上げて鉱山列車が疾走しています。

(傾きがこわっ。)

で、乗りました。当たり前ですが、鉱山列車が疾走すると風を切りますので涼しい。(笑) スピードとコーナーの半端ない角度が怖かったですが、それ以上に涼しさを感じて、プラマイプラスで生き返りました。

次も人気のアトラクションに乗ります。そこに向かって歩いていると、真夏のシンデレラ城の景色がなかなかいい感じでした。

(積乱雲を背景に青空に映えるシンデレラ城。)

トゥモローランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」。

(トイストーリーのウッディの仲間、バズのアトラクションです。)

シーのトイマニと対を成すかのようなトイストーリーのシリーズ。

(トイストーリー人気のためか、アトラクションも大人気。)

建物の周囲=屋外に並ぶので暑いですが、日陰になる所が多いのがせめてもの救い。ほんと日傘がなかったらアウトな日です。列の外ですが、「エイリアンたち」とのフォトスポットがありました。

(ちょうど子どもが立つと写真映えするような❝台❞があります。気が利いてるなぁ、と感心。)

間もなく建物です。ちょっと前になりますが、テレビでやっていたトイストーリー(映画)を観たので、バズの声がするようです。

建物に入ると涼しい。そして、ほんとにバズがしゃべっています。

(大きく動きながらミッションの説明をするバズ。)

ジョイスティックで左右に向きを変えることができるスペースクルーザーに乗って光線銃でターゲットを狙うシューティング型のアトラクション。素質があるのか(笑)、私は結構なハイスコアをマークしました。

(iPhoneのカメラがナイトモードになったのでうまく写っていませんが、980000点台だったと思います。トイマニのようにランキング掲示があるかと探しましたが、ありませんでした。)

この「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター ❝コンプリート・ザ・ミッション!❞」は10月31日でクローズ。姪っ子からの情報で、クローズ前に楽しい体験をさせてもらいました。

熱中症危険レベルの暑さですので、ここで休憩を。バズのアトラクションに並んでいる時に見えたお隣のカフェへ向かっていると、ベイマックスのパレードに遭遇。

(先頭に立っているベイマックス。タイミングが遅れて横の姿になってしまった。)

このパレードの横をすり抜けて歩いていると、予期せず大量の水が降ってきました。何だ何だと足早に逃げて振り返ると、ベイマックスのフロート車の後ろについているフロート車から、「エネルギーがMAXになりました! 発射!」みたいな声の後、周囲に大量に水を発射していました。(笑)

(そんなに大量に見えないかもしれませんが、スプラッシュ・マウンテンの❝びしょ濡れMAX❞並みに濡れます。)

アプリを見てみると、これでした。

(「ベイマックスのミッション・クールダウン」。「ベイマックスが夏の暑さからゲストを守るために繰り広げる散水プログラム。」と説明書き。おかげさまで涼しくなりました。(笑))

休憩するカフェは「プラズマ・レイズ・ダイナー」。

(軽食も提供していました。席数豊富で席探しに困ることはありませんでした。)

私たちは水分補給のみで、ジュースを。

(私のコカ・コーラですが、ストローはもうありません。コンビニコーヒーのように飲み口から飲みます。オリジナルトレーがかっこいい。)

汗も引いてすっかり回復したところで、いよいよランドの一番人気らしい「美女と野獣 ❝魔法のものがたり❞」へ。

劇団四季のミュージカル「美女と野獣」のストーリーも知らない上に、どんなアトラクションかの情報も公式サイト以上のものは調べずにここに来ました。

(シンデレラ城以外にもこんな立派なお城があるとは。)

この❝表札❞の前を通る時に記念撮影する人も。

門を過ぎると、日本のお城で言うお堀のようなものが周囲に巡らされています。

(水面の下に無数の光って見えるものはお金。日本人なのかインバウンドの観光客なのか分かりませんが、大量の硬貨が投げ入れられています。)

お城の中はもちろん作り込まれていて、いくつかの部屋を経由しながら進みますが、本物のお城ってこんな感じなんだろうなと思えてしまいます。

(両脇に立っている甲冑がカタカタ動いたような、、、。)

いよいよ乗ります。「美女と野獣 ❝魔法のものがたり❞」は大きなカップ?に乗って、ダンスをするようにスイングしながら物語のストーリーを体験していくアトラクションだと分かりました。

(音もなく進み、結構なスピードでスイング、回転する大きなカップです。)

物語の結末も知ることができました。これでミュージカルを観に行っても大丈夫。(笑) 乗った感想ですが、ランドの一番人気とのことですが、同じ一番人気ならシーの「ソアリン」の方が私たちは面白いかなぁ、でした。

さて、抽選で当たったショー「ミッキーのマジカルミュージックワールド」の時刻近くとなってきました。

(場所は「美女と野獣」のすぐ近く。)

こちらが当たったチケット。

(妻の事前リサーチによると、ショーは遅い回の方が当たりやすいらしい。ということで、最終の17:10の回にエントリーして当たりました。)

こちらが劇場です。

(当たった人たちが続々と集まって来ています。)

ショーは、エントリー即抽選で当落が分かるとともに、席も確定します。私たちは、舞台真正面の「B」エリア(一番当たりのエリア)で、席は前から11列目というベストポジション。

(シーの時は前から4列目という神席でしたが、11列目でも同じくらいいい席です。今日はほんとガチャ運があります。帰りの車の運転、気を付けないと。(笑))

ミッキーたちがいろいろな音楽を聴く中でまだ音符が真っ白なところがありました。「音楽を探しに行かなくちゃ!」とミッキーたちの冒険が始まります。その先々で様々な音楽(や踊り)に触れながら、最後には、探していた音楽は実は自分たちの心の中にあって、みんなの音を合わせると素晴らしい音楽になる、という物語。(これも私の勝手な解釈です。(笑)) 舞台では大きな装置も登場したりして、音楽あり踊りありのダイナミックなライブパフォーマンスが繰り広げられます。ちなみに、撮影禁止。

終了後劇場から出ると、周囲の壁沿いにベビーカーがぐるりと❝駐車❞されていて、その景色が壮観でした。

(姪っ子夫婦のベビーカーを押したことがあるので、ベビーカーに反応してしまう今日この頃です。(笑))

このショーの中ではミッキーやミニーたちがしゃべるのですが、ミッキーの声が意外過ぎて「えっ、こんな声なの?」とちょっと驚きました。

さて、事前に乗ってみようと計画したアトラクションはほぼクリアしました。あとは混雑状況を見ながらランダムにアトラクションに飛び込んで行きたいと思います。

(「ベイマックスのハッピーライド」も人気があるようですが、外から見えるのでちょっと見てみましたが、私たちはパスしました。)

事前のチェック外ですが、近くにあった「モンスターズ・インク ❝ライド&ゴーシーク❞」に行ってみることにします。ところで、ここまでで「待ち時間」について感じたことですが、表示されている待ち時間よりかなり早く順番が来るような気がします。気のせいかなぁ、、、。

 

・・・2024.09の東京ディズニーランド③[完]〔夕食、パレード〕へ続く。