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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

ストレッチポール ®

2022年02月27日 | 健康・病気

2月最後の週末。諸々所用があり帰郷。順調に用事を済ませて、夕食後、「まぁないと思うけど、、、」と期待薄で立ち寄った閉店間際のデパート。何と、探し物の「ストレッチポール」を発見して即買い。

(ネットより拝借。やっぱり実物に触れてみないとね。)

胸開き、膝開き、肩甲骨運動で健康増進です。見本品しかなかったので取り寄せとなりますが、数日のうちに入荷するとのこと。夫婦で探していましたので、これはいい出会いでした。

 

ちなみに、夕食は私のリクエストで寿司。単身住まいだと食べることもないので大満足でございました。

(これに生ビール1杯。ほろ酔いです。(笑))

ごちそうさまでした。

 

所用のひとつ、これまでお世話になっていた植木屋さんが廃業されたことに伴う、❝植木屋さん問題❞への対処。いろいろ調べてひとまず春の手入れをお願いしてみました。新しい植木屋さんとのいい出会いとなりますように。

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「とり天あんかけうどん」(たけうちうどん店)

2022年02月24日 | 食・レシピ

「期間限定」の言葉に負けて、「たけうちうどん店」で「とり天あんかけうどん」を食べてきました。

今日はかなり寒かったので体は温まりました。お味の方は、ダシをあんかけにしてあって、見たままの味です。(笑)

ちっちゃいことを言うようですが、とり天の数が「とり天ぶっかけうどん」よりも少ないと思います。お味も一椀の中の絶妙のバランスも、やっぱり「とり天ぶっかけうどん」が一番ということを確認した今晩でした。

ごちそうさまでした。

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「猫の日」

2022年02月22日 | ニュース

2月22日は「猫の日」(だそうです)。今日初めて知りました。

(朝刊を見て知りました。)

最近の猫ブームでにわかに定められたのかと思ったら、愛猫家が作る❝委員会❞とペットフード協会で「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日」という趣旨で、何と、1987年に制定されたそうです。(※ネット情報です。)

そして、800年ぶりに「2(ニャン)」が6つ並ぶ特別な年の「猫の日」となりました(前回は、鎌倉時代、1222年2月22日)、、、ということで、メディア露出が例年よりも多いのかもしれません。

猫に対して❝ニュートラル❞な私にとっては、「2がこんなに並ぶのは一生のうちで今日だけ。」という特別感の方が大きいですね。

ということで、スクショ。

(西暦が入っていませんが、時刻も❝2並び❞。)

パソコンのタスクバーもスクショ。

(こちらは西暦も入っています。)

なんて記事を、BSチャンネルで「【今日はニャンの日】岩合光昭の世界ネコ歩き」を見ながら書いています。ちなみに、「犬の日」は「11月1日」(だそうです)。もちろん、「ワン、ワン、ワン」だから。(笑)

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「たけうちうどん店」(再々訪)

2022年02月21日 | 食・レシピ

たけうちうどん店」のうどんを時々無性に食べたくなります。ということで、先週は2度行きました。

「肉おろしぶっかけ」。

甘辛い肉と大根おろし。この甘辛肉になぜか懐かしさを感じます。うまい!

「とり天ぶっかけ」。

人気一番のメニュー。肉おろしぶっかけを食べ終わって店を出た瞬間から「とり天ぶっかけ、食べたいなぁ。」と思ってしまって、2日後に再訪。(笑)

目の前に貼られている、期間限定の「とり天あんかけうどん」情報もちょっと気になりますが、寒い日なら「とり天カレーうどん」と迷うところです。

今週も「たけうちうどん店」に行ってしまいそうです。(笑)

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ショコラ2022

2022年02月20日 | スイーツ

今年も素敵なショコラをいただきました。昨年も一目見て「おおっ~」と思いましたが、最近のショコラは美しくて、そして個性豊かな美味しさで楽しいですね。

「JOHN KANAYA」(ジョンカナヤ)の「BOM BON CHOCOLAT」(ボンボンショコラ)。

(箱を開けた瞬間にオーラが立ち上ります。(笑))

手紙や文書に封印する「封蝋」が印象的。サイトを拝見すると、この封蝋は、ショコラに美味しさと品質を封じ込めた証、とのことです。

「モンロワール」の「LA VIE EN CHOCOLAT」(ラヴィアンショコラ)。

(箱を開けた瞬間の超意外性。)

ピッツァの❝Lサイズ❞はあろうかという円盤型の板チョコをお好みで割って詰め合わせるそうです。割っているところを見てみたいですね。

「DALLOYAU」(ダロワイヨ)の「タブレットショコラ」。

(3枚あったのですが1枚食べてしまってからの写メとなってしまいました。)

こちらは妻からのプレゼント。

どのショコラも美味しくて(美しさや香りも素晴らしい!)、毎日夕食後のゆったりとした時間に、楽しませていただいています。ありがとうございました!

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犬山・名古屋2泊旅行⑤〔名古屋観光編〕(完)

2022年02月19日 | 旅行記

いよいよ今回の旅も最終日。快晴に恵まれた前2日ですが、今日は曇から雨になる予報。何とか最後までお天気、もってくれぇ~と願いながら、今日のスタートは、名古屋名物モーニングの朝食から。

めざすお店まではホテルから徒歩10分弱の近さ。久屋大通公園のテレビ塔を通過します。

(まだ青空です。)

事前にチェックしておいた「加藤珈琲店」に到着です。

人気店なのか、行列ができていました。

(今朝は結構寒いです。)

行列ができていた時のために、第2候補、第3候補までは調べておいたのですが、加藤珈琲店がぶっちぎりで評判がいいので、このくらいの行列なら初志貫徹で並ぶことに。

30分以上並んで、ようやく次が私たちの番です。ちょうどメニュー前に来たので、妻と注文するモーニングセットを相談。

(「Cセット」と「名古屋セット」にしてシェアすることに。)

40分ほど並んで入店!(寒かったぁ。)

(なるほど、小ぢんまりとした店内なので、キャパがそんなにないので並ぶのですね。)

店内の壁に隙間なく飾られたこの額たちは一体なんでしょうか。

(何にか分からなかったのですが、とりあえず写メしておきました。)

帰宅後調べてみると、「へぇ~」という情報でした。額装された賞状(?)には「Cup of Excellence」とあります。「Cup of Excellence」とは、最高品質のコーヒー豆にのみ与えられる栄誉ある称号。生産国ごとに最大5回の厳しい審査会を経て、その年に生産された最高のコーヒー豆に対して与えられます。何と100点満点中85点以上の評価を受けた一握りのコーヒー豆だけが「Cup of Excellence受賞豆」。加藤珈琲店はその豆を買い付けて使っている、その証がこの額たちでした。

この時点ではそんなありがたい情報は全く知らない私たちですが、ベースとなるブレンドから徐々に濃くなる4種類からコーヒーを選びます。

(左:私が選んだベースから2番目の濃さ、右:妻が選んだベースから3番目の濃さのコーヒー。)

珈琲専門店には初めて入ったようなものですが、こんなにコーヒーが香り立って美味しいものだとはびっくり。

(このコーヒーを飲みたくてお客さんが並んでいるのも分かります。もし近所に住んでいたら、週末は毎日通いますね。)

セットのパンも来ました。「Cセット」は「ジャーマンドック」。

(スパイシーハム、タマゴ、野菜というコンビ。)

「名古屋セット」はご存知「小倉トースト」。

(バターが2個付いているのも嬉しいです。たっぷり塗って小倉餡とともに。)

パンも美味しい! コーヒーは約2杯分ですので、満足度大です。これで550円。名古屋名物モーニング、おそるべしのコスパです。

(「珈琲一杯の幸せをあなたに、、、」。朝から幸せな気持ちをいただきました。ごちそうさまでした。)

ちなみに、この伝票裏に書かれた社名「honu加藤珈琲店株式会社」の「honu」(ホヌ)は、ハワイ語で「カメ」。 ウサギとカメの昔話がその由来で、先を見据えて勝利したカメをめざして、 先を読み人々に真のスペシャルティな商品を提供し続け、長寿のカメのように長く愛される企業になることをめざしています、、、という趣旨のことが当店のサイトで紹介されていました。

いただいたコーヒーがあまりに美味しかったので、店内で販売されている当店オリジナルのドリップコーヒーをたくさんお土産に買いました。

(帰宅後さっそく飲んでいますが、封を切った瞬間の香りから楽しめます。)

加藤珈琲店のおかげで今日一日が豊かな気持ちで始まりました。ホテルに戻ります。大通りに架かる歩道橋「セントラルブリッジ」。

(歩道橋なのですが、吊橋型の構造が目を引きます。)

空が曇天になってきました、、、。

(妻撮影。)

ホテルを11時にチェックアウトして、本日の予定、名古屋観光に出発です。欲張らずに、名古屋城と熱田神宮を回って、❝名古屋めし❞を食べて帰路、という感じです。

名古屋駅のコインロッカーに荷物を預けて、地下鉄で名古屋城の最寄り駅「市役所前」へ。

(地上への上り口から観光が始まっている。(笑))

名古屋市役所、立派な建築です。

(中も見学できるそうです。)

名古屋市役所はこの外観もそうですが、庁舎内も立派なようで、数々の映画のロケ地になっています。腰を入れて名古屋観光をするなら中を見学するのもいいですね。

私たちは名古屋城へ向かいます。市役所駅から城へのアプローチは「金シャチ横丁(宗春ゾーン)」から。名古屋城で言うと、「東門」から入って行くことになります。

「宗春ゾーン」。そぞろ歩きに良さそう。

ソフトクリームが❝ザ・名古屋❞。

(ほんとにこのソフトクリームが出てくるのか興味津々ですが、寒いので誰も食べていません。)

それでは入城料を払って城内へ。

(これは見学後、正門から出た所で撮った写メ。)

有料エリアに入るとすぐに、この「清正石曳きの像」があります。

加藤清正が城普請で天守の石垣を担当したとのことで、作業人夫に号令をかけているところでしょうかね。ちなみに、石垣のうち最も大きな石「清正石」というのが見所のひとつになっていますが、そのあたりの普請担当は黒田長政だったらしいので、「清正石」というのは後付けとの説もあります。

名古屋城の見所は、「本丸御殿」と天守閣。こちらは本丸御殿です。

(本丸御殿の車寄せ、玄関。)

実はこの写メのアングル、本丸御殿の屋根の間から天守が見える❝名物アングル❞なのですが、天守の見え方はこんな感じでかなり微妙。が、地下鉄の駅の壁に掲示されたポスターではこんな感じに写真が撮られています。

(右側の写真です。少し高い所から撮ればこんなふうになるのか、、、合成だったりして。(笑))

名古屋城天守と小天守。

堂々たる天守。名古屋城(天守)は昭和5年(1930)、城郭建築で初めて国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)の名古屋空襲によりほとんどを焼失、昭和34年(1959)に鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されたものです。(現在、耐震性の問題から天守内部に入ることはできません。)

ここはズームで撮っておかないと。金の鯱。

(左:雌、右:雄。雌雄で若干大きさ等が異なります。雌:高さ2.579m、重量1215kg、鱗の枚数126m、金量43.39kg、雄:2.621m、1272kg、112枚、44.69kg。)

天守の外観を堪能した後は本丸御殿の見学へ。本丸御殿は総檜造りのため、見学中に傷を付けないようにいくつかの注意事項を聞いてから入ります。

先程見た車寄せ・玄関すぐの間です。訪れた人がこの虎や豹の金地の障壁画に度肝を抜かれます。

これらの障壁画は「竹林豹虎図」と言うそうです。

(金ぴかの障壁画に圧倒的な力(財力)の差を感じさせる効果狙いか。)

まぁとにかく御殿中金ぴかですごいです。その中でも最も贅を尽くした部屋がここでしょうね。「上洛殿」。

(この襖の向こう、一段上がった間が上洛殿の一番の見所。三代将軍家光の上洛の合わせて増築されたそうです。)

襖絵、天井板絵、彫刻欄間、飾金具など、これでもかという豪華絢爛で、贅の限りを尽くしたとはこのことかと。

見学ルートの最後の方にひときわ派手な❝箱❞がありました。

何と「名古屋城天守閣木造復元募金箱」とあります。失礼ながら、募金箱が立派過ぎて、募金のモチベーションが全く起こらないですね。(笑)

(金鯱もいますよぉ。)

本丸御殿、見応え十分です。ちょっと金ぴかに食傷気味にはなりますが。(笑)

本丸御殿を出て正門に向かって城内散策を続けます。

(石垣の石でしょうかね。どこか組み直すのか。)

天守を別角度から見上げます。

(先程とちょうど反対方向からの景色です。)

西之丸の広場に出てきました。記念撮影用に金鯱がいます。

(雌の方の金鯱だそうです。)

自分たちのスマホで撮るのも自由ですが、よくある記念写真屋さんもいます。なかなか良く撮れていたので、お買い上げしました。(笑)

(台紙と記念写真だけでなく、データもセットで付いています。QRコードでスマホにこのデータを落とします。)

最後に西之丸の総合案内所で「日本100名城」公式スタンプをもらいました。

これにて名古屋城観光は終了です。正門から出て、「金シャチ横丁(義直ゾーン)」を通って、地下鉄市役所駅に戻って来ました。「義直」、実はピンと来なかったのですが、家康の九男にして尾張藩初代藩主の徳川義直でした。

地下鉄を乗り継いで神宮西駅に到着。熱田神宮へお参りを。

そして、ついに雨が降り始めました。

(本降りではないのですが、傘が必要な❝しっかり雨❞。)

御朱印は現在書き置きのみです。

(若い神職さんが❝大量生産❞していました。(笑))

今回授与していただこうと思っていた「旅行守」。

(旅の安全を守る「真敷刀俾命」(ましきとべのみこと)を御祭神として祀る「下知我麻神社」(しもちかま)に由来します。)

そして、今回熱田神宮へのお参りと合わせて歩いてみたかった「こころの小径」。

(本宮の❝裏❞をぐるっと回る感じの小径です。私たちは本宮に向かって左手の所から歩き始めました。)

こころの小径はここからは撮影禁止です。

こころの小径を進むと、「一之御前神社」(いちのみさき)があります。一之御前神社は熱田大神の荒魂をお祀りしています。更に進むと、「清水社」があり、罔象女神(みずはのめのかみ)という水をつかさどる神様を御祭神としてお祀りしています。湧き水があり、柄杓で石に三度水を投げかけて願い事をします。

こころの小径の出口は本宮右手の神楽殿の所。境内以上にピーンとした空気を感じるこころの小径でした。

「信長塀」です。

(桶狭間の戦いの戦勝御礼で織田信長が寄進した土塀です。)

私は確か3度目のお参り(出張などで)、妻は初めての熱田神宮でした。

帰路は、名鉄の神宮前駅へ向かいます。駅ビルを大改修しているようで、入口が随分と遠回りになっていました。遠回りをして発見した、昔ながらの路地。

(「神宮小路」、どんなお店が並んでいるのでしょう。)

駅の入口。

この後、まだまだ乗りなれない名鉄に乗るのですが、行き先を見てもその列車が名古屋駅に行くのかどうか分からず、ちょっとバタつきましたが(笑)、無事名古屋駅に帰還。

さて、遅めの昼食か早めの夕食か分かりませんが、旅の最後は❝名古屋めし❞です。妻のリクエストで、味噌煮込みうどんを。

(名鉄百貨店に入っている「山本屋総本家」。)

「特選煮込みうどん」と「つくね煮込みうどん」を注文。

(ぐらぐら煮立っていましたが、蓋は熱くなく、湯気抜きの穴もないので、取り皿として使う、味噌煮込みうどん専用の土鍋のようです。)

蓋を開けると、さすが味噌煮込みうどん、どっちも同じように見えます。(笑)

妻は煮込みうどん系が好きですが、私はあまり食べないので、味噌煮込みうどんは前回いつ食べたか記憶にありません。食べてみると、味噌味噌していなくてとても美味しいし、味噌煮込みにはこの❝バリカタ(硬)❞のうどんがピッタリですね。出汁も一滴も残さず完食しました。

この後、名古屋駅のコンコースでお土産を買って、いよいよ旅の終わりです。

(妻に教えてもらったお土産。「さんわ」の「手羽煮」。)

コインロッカーから荷物を出して、新幹線の予約をスマホで前倒しして改札に入ります。妻は東京方面、私は新大阪方面へ。帰路の車窓、米原あたりは行きと同じく雪景色でした。

(行よりも天候は荒れ模様です。)

妻も私も無事帰宅、今回の犬山・名古屋2泊旅行は終わりました。今回もいい旅でした。

 

お土産で買った手羽煮、美味しかったです。

(週末のお昼ご飯のおかずとなりました。)

これにて、犬山・名古屋2泊旅行の記事は(完)でございます。

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犬山・名古屋2泊旅行④〔「ステーキハウス キッチンリボン」編〕

2022年02月18日 | 旅行記

九州でお世話になった方が「日本で一番美味しいステーキの店は名古屋の『リボン』です。」とおっしゃったことがあります。全国の美味しいものを知り尽くしている方のこの言葉をずっと覚えていました。

ついにその名店を訪れる機会に恵まれました。名古屋市内、地下鉄桜通線の桜山駅から徒歩10分。「ステーキハウス キッチンリボン」。

(ひっそりとした夜の住宅街に溶け込むようにその名店はあります。)

店内は「肉」を楽しむ方々で満席。木製の調度品、壁に掛けられた絵画の数々、落ち着いた雰囲気なのに気取らない、とても感じのいい店内です。ドレスコードはスマートカジュアル。

注文は決めていました。松阪牛ステーキコースの「特選シャトーブリアンステーキ」です。

(このお値段ですが、一番人気のコースだそうです。)

オードブルは3品。

(ステーキコースですが、アヒージョ風になっているこのサザエも名物のようです。)

特選フィレ肉のタタキ。

甘めのタレと卵黄を混ぜて、タタキにたっぷりからめていただきます。

(ワサビ多めでちょうどいい感じになります。)

サラダ。

(野菜がとても美味しい。特にトマトは驚くほど甘かったです。特級品の肉の足を引っ張らないように脇役の食材も特級品を使っているのでしょうね。)

いよいよメインのシャトーブリアンの登場に備えて、白ワインから赤ワインにチェンジ。

来ました! シャトーブリアン❝タワー❞!

(※動画のシュクショのため妻の服の画像が乱れています。)

リボンの松阪牛は信頼のおける三重県の業者から仕入れた最高品質のもの。これを熟練の技でじっくり焼き上げ、最高のタイミングで出してくれます。そして、カットはお客さん自身で、という趣向。

(カップルなら女性の方にカットが任されます。お店のご主人が横に付いてサポートしながら肉の説明もしてくれます。)

リボンのシャトーブリアンは3歳の雌牛のもので、1頭からこの大きさの塊が2個とれるかどうかという希少部位。ナイフを入れた妻が「柔らかい!」と驚きの第一声。

(カット終了。ご主人から「奥さん、切るのがうまい!」と褒められていました。(笑))

そして、いよいよ食べる段になったところで、ご主人から食べ方のアドバイス。「切らずにかぶりついてください。そうすれば肉のいい香りがします。切ってしまうと、もうそれは❝焼肉❞になってしまいますので。」

特製の塩を付けて、おそるおそるかぶりついてみると、「柔らかい!」と感動の瞬間。口の中で消えていく過程で一切ひっかかるものもなく、肉の旨さ・甘さと香りを楽しむことができます。その味わいに再び感動です。

ちなみに、この黄金のプレートは焼き上げられた肉をベストな状態でキープするためにリボン特注のものだそうです。厚い銅板という感じで、持ってみるとかなり重い。

(シャトーブリアンを平らげた後です。)

いやぁ、美味しかったですねぇ。「日本で一番美味しいステーキ」を食べたという充実感も半端ないです。

こちらは途中で出てきた焼き野菜。

(サラダと同じく、この野菜たちも美味しい!)

シャトーブリアンでかなりお腹いっぱいになりましたが、最後にガーリックライスが出てきました。

このガーリックライス、今まで食べた中で一番美味しいガーリックライスです。強めに炒められたと思われるガーリックがいい仕事をしています。お米もすごく美味しいです。まるで別腹のように妻も私もペロッと食べてしまって、結局おかわりしてしまいました。

デザートはメロン祭り。(笑)

このメロン、めちゃウマだと思ったら、マスクメロンの有名な産地、静岡県袋井市が誇る最高級ブランド「クラウンメロン」だそうです。

もうお腹パンパンです。エスプレッソで落ち着きます。

席を立つ時、女性に渡されるバラ一輪。これもリボンの名物です。

(ホテルにて撮影。)

このバラ、荷物の多い中、妻が無事自宅に持ち帰り、リビングで一輪挿しに飾られています。

(妻撮影。)

念願の「リボン」でのディナー、最高でした。名店での松阪牛のシャトーブリアンステーキ、一生の思い出となりました。

 

明日はいよいよ今回の旅の最終日です。明日のスタートは、名古屋名物モーニングからです。

、、、〔名古屋観光編〕(完)へ続く。

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犬山・名古屋2泊旅行③〔「博物館 明治村」編〕

2022年02月17日 | 旅行記

旅の中日は「博物館 明治村」に行きます。

明治村はテーマパークではなく、明治建築を保存展示する野外博物館。❝開村❞は昭和40年(1965)、犬山市の郊外、入鹿池に面した丘陵地に造られました。

明治建築は、芸術的にも歴史的にも価値あるものが多くありましたが、戦争や震災、更には戦後の高度成長などによって姿を消していきました。明治建築を文化財として後世に残すため、旧制第四高等学校同窓生であった谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫さん(元名古屋鉄道株式会社会長)が「博物館 明治村」を創設したのが始まりです。

(よって、明治村の建築物は全て本物。村内の「第四高等学校物理化学教室」の一室に土川元夫さんの言葉が掲げられています。)

 

「迎帆楼」の方に犬山駅東口まで送っていただきました。

(犬山遊園駅と違って駅前にはビルやマンションが建っています。)

ここから出る明治村行きのバスに乗ります。

(このジーンズの男性、バスを待っている人たちにチケットを売ろうと声をかけてきました。ダフ屋ですかね。)

犬山駅から明治村(正門)まではバスで約20分。

(正門、なかなかテンションが上がる❝ザ・明治❞という感じです。)

明治村は1丁目から5丁目まであります。広大な敷地に点在する明治建築を約半日で楽しむためには、事前の計画が必須です。

(ネットより拝借。)

1丁目から5丁目に向かって丘陵地が高くなっていますので、この村営バス(乗り放題500円)で正門から一気に5丁目まで行って(登って)、見学しながら下りてくるのがおススメ。

(村内をくねくね巡りながら登って行きます。建築物の説明アナウンスも入りますので、5丁目までの約20分間に村内の情報を一通り知ることができます。)

5丁目に到着しました。5丁目で見学しようと計画しているのはこれらの建物です。

■帝国ホテル中央玄関

入村チケットの写真にもなっている、明治村の代表的建築物。帝国ホテル中央玄関(国登録有形文化財)は、大正12年(1923)築。設計は米国の建築家フランク・ロイド・ライト。帝国ホテルの取り壊しの際、中央玄関部分のみを移築。荘厳にして華麗な外観です。

現役時代の写真が建物内に展示されていました。こんな素敵な建物が日比谷にあったとは、明治のエネルギーを感じます。

メインロビー中央は3階までの吹き抜け構造。

この景色、見覚えがあると思ったら、NHKの朝ドラ「まんぷく」(2018年)のロケ地として登場していました。あまりにも有名な建築物で、「まんぷく」だけでなく、映画にドラマにロケ地になったこと多数。

この柱がとにかく印象的です。常滑市の専用工場「帝国ホテル煉瓦製作所」で焼かれた黄色いスダレ煉瓦(スクラッチタイル)、繊細なテラコッタ、彫刻を施した大谷石で作られた、照明を兼ねた柱(光の籠柱)がロビーを神秘的な空間として演出しています。

(これだけの造作を全ての柱に施した景色は迫力すら感じます。)

「ポーツマス条約の机」が展示されていました。戦後交渉に当たった小村寿太郎(外相)とロシアのウィッテが使った本物です。

(教科書に載っているポーツマス条約調印の写真に登場するテーブル。)

小村さんは宮崎県の飫肥の出身で、2018年の夏休みに地元の記念館を訪問したことを思い出しました。

帝国ホテル中央玄関、テレビで観て一度実際に訪れてみたかったのですが、すごいです。これだけでも明治村に来る価値があると思いました。

帝国ホテル中央玄関前からの眺望です。鉄橋は「隅田川新大橋」、その奥の建物は「川崎銀行本店」。

■明治の洋食屋「浪漫亭」

これは明治建築ではありません。5丁目の食事処です。12時に「迎帆楼」をチェックアウトして明治村に来ましたので、時刻は午後1時を回っています。夜は名古屋市内のステーキハウスを予約していますので、早めにランチを。

店内も明治の雰囲気を作っています。

(実はこのポスターよりも、下の「鶏肉のチョコレートソースかけ」が気になります。(笑))

オムライスが名物のようです。

(左:トマトソース、右:カレーソース。ごちそうさまでした。)

■金沢監獄中央看守所・監房

(金沢監獄の正門から入ります。)

こちらが監獄の建物入口。

八角形の中央看守所の建物を中心に監房棟が放射状に伸びています。

(完全に「ゴールデンカムイ」の世界です。(笑))

監房棟は1棟だけが実物であとは写真となっています。監房の中には囚人(人形)がいて超リアル。

(右奥にトイレ、左の桶は水。囚人の前に並んでいる器は、朝昼夕の食事の器。布団もペラペラで、当然ですが過酷な環境です。)

コロナの感染防止のため現在は中止となっていますが、実際に独房に入ってみる❝監房体験❞もできるようです。

■聖ザビエル天主堂

実際の教会の中は一般的に撮影禁止なので、写メを撮ることができるのは貴重です。

太陽の日差しがステンドグラスを通ってカラフルな光となって壁や柱に投影されていました。

聖ザビエル天主堂を別角度から見ながら4丁目へと入って行きます。

4丁目の見学スポットです。

■呉服座(「ごふくざ」ではなく「くれはざ」と読みます。)

ここも朝ドラのロケ地になったようです。「わろてんか」(2017年)。

■宇治山田郵便局舎(重要文化財)

(宇治山田郵便局舎は現在改修中で、近くだと養生フェンスに囲まれていますので遠景で。)

■六郷川鉄橋、尾西鉄道蒸気機関車1号

(六郷川鉄橋は日本初の複線用鉄橋。当時鉄道の橋は木造が一般的だったそうです。)

尾西鉄道蒸気機関車1号の運転席に入ることができるようです。

■第四高等学校武術道場「無声堂」

(「無声堂」も改修中でした。)

嵐のニノが出た映画「母と暮らせば」のロケ地だそうで、妻が姪っ子に見せようと写メを撮っていました。「るろうに剣心」実写版のロケにも使われたようです。

(道場です。建物外部は改修中ですが、中は見学できます。)

次は3丁目ですが、3丁目は❝バス道❞から外れて「入鹿池」に張り出した半島のようになっています。

(一番下の案内矢印の方に進みます。)

3丁目の見学スポットです。

■品川燈台(重要文化財)

燈台の中には入れませんが、周囲は歩けます。燈台の裏に回ると入鹿池の絶景が広がります。

(入鹿池は国内最大級の貯水量を誇る農業用ため池。ため池とは思えない広大な❝湖❞です。)

たくさんのボートが出ていますが、よく見ると、みなさん釣りをしています。どうやらワカサギのシーズンらしく、貸しボートがあるようです。

明治村で走っている交通機関は、村営バス、京都市電、蒸気機関車。見上げると市電が停まっています。

次の見学スポットに向かうため階段を上ると、そこは京都市電の品川燈台駅でした。

(動きます。1回500円。)

■西園寺公望別邸「坐漁荘」(重要文化財)

元老が余生を過ごした総数寄屋造りの邸宅。静岡県の清水から移築されました。清水では海を望み、ここでは入鹿池を一望するロケーションです。

■幸田露伴住宅「蝸牛庵」

幸田露伴が墨田区の向島で住んでいた借家。数度の引越しをしたことからか、住まいを替えるヤドカリをもじって「蝸牛庵」(カタツムリの家)と名付けたとか。

妻がまたまた随分と写メを撮っていると思ったら、嵐のニノが出たドラマ「坊ちゃん」(2016年)で使われたそうです。家の中に入ることができるので、屋内の和室でも❝丁寧に❞写メしてましたね。(笑)

(私も記念に写メしておきました。(笑))

■北里研究所本館・医学館

中には入りませんでしたが、雰囲気があります。ここも数多くのロケ地に使われたのではないでしょうか。

半島風の3丁目をぐるっと回ってきました。次は2丁目です。見学スポットはそんなにないのですが、、、。

■レンガ通り

写真右手前の「ハイカラ衣装館」では❝ハイカラさんが通る❞の貸衣装を借りることができます。この日は羽織袴ではちょっと寒いせいか、ハイカラさんは数組だけ見かけました。

私が驚いたのは、この等身大パネル。「博物館明治村 第四代村長 阿川佐和子」。

(確かに村だから村長がいてもおかしくないのですが、なぜ阿川さんなのでしょうね。)

レンガ通りのどん突きには、■東山梨郡役所の建物があり、その一室が村長室になっています。

そして、今日最も妻が念入りに写メを撮っていた建物、■「第四高等学校物理化学教室」(国登録有形文化財)。

内部はこんなふうになっています。

(いくつかの教室などに分かれていますが、注目の部屋は左から3つ目、「化学講義室」。)

嵐のニノが出た映画「母と暮らせば」のワンシーンで、ニノがこの階段教室のとある場所に座っていたそうです。

(2組の女性ペアがずっと座っています。)

妻曰く、窓側の上から4番目か5番目の所に座っているシーンがあったらしく、幸いにも空いていたので、そこに妻が座って記念写真を撮らせていただきました。(笑)

建物名が書かれた木製の表札は玄関ではなく、側面の❝勝手口❞のようなドアにかかっていました。

(この表札も写メポイントだそうです。)

第四高等学校物理化学教室で思わぬ滞在時間となりましたが、おかげでこの記事の最初の写真、土川元夫さんの言葉など、明治村の何たるかを勉強できました。

残すところ1丁目だけです。1丁目の見学スポット。

平地だと思っていたら、この1丁目がたいへんでした。「偉人坂」という石段を結構上ります。

■森鴎外・夏目漱石住宅

縁側に座っている猫の前に来るとセンサーが反応して、猫がしゃべり始めます。てっきり「吾輩は猫である」の有名フレーズをしゃべるのかと思ったら、なぜ小説のモデルになったのか、ご主人様との縁を語っていました。

(小説のモデルとなった猫。想像していた毛色とちょっとイメージが違ってました。)

■西郷従道邸(重要文化財)

時間がなかったので外を通過しただけでしたが、こんな立派な洋館に住まわれていたのですね。

■聖ヨハネ教会堂

一番上った遠い所にあります。こちらは中に立ち入ることはできず、入口から覗き込む感じでした。(2階にはひょっとしたら入れたのかもしれません。)

日が傾いてきました。近くの名もない池に映る教会の姿がきれいでした。

坂を一気に下って、一番最初に村営バスに乗った場所近くに戻って来ました。

■大井牛肉店

(既に営業終了。実際に牛鍋を食べることができます。)

ちょうどここで明治村の閉園のアナウンスが流れてきました。てっきり16時半までと思っていたら、16時閉園。ラッキーにも1丁目の最後の見学スポットまで回ることができました。

コインロッカーから荷物を出して、名古屋市内に向かうバスに乗るため、正門前のバス停へ。

名古屋市内への直通バスは40分程来ません。急遽予定変更をして、ちょうど来た犬山駅行きのバスに飛び乗りました。名鉄で犬山駅から名古屋駅へ移動し、地下鉄で本日の宿へ。

(2泊目はビジネスホテル。久屋大通駅徒歩1分の西鉄クルーム。)

「博物館 明治村」、初めての訪問でしたが、お天気にも恵まれ、夫婦ともども想像以上に楽しめました。再訪したいかと問われると微妙ですが、一度は訪れていい所だと思いました。私は帝国ホテル中央玄関の素晴らしさに感動しました。

 

さて、今日のメインイベントは実はこれからです。九州でお世話になった方が「日本一うまいステーキはここ。」とおっしゃっていたことを思い出して、今回の旅のプランに組み込んだ「ステーキハウス キッチン リボン」。ついに念願の「リボン」でのディナーです。

、、、〔「ステーキハウス キッチンリボン」編〕へ続く。

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犬山・名古屋2泊旅行②〔犬山温泉「灯屋 迎帆楼」編〕

2022年02月16日 | 旅行記

今回泊まる温泉宿は、犬山温泉「灯屋 迎帆楼」。犬山最古の宿で創業は大正8年。現在の形(全10室、半露天風呂付)にリニューアルして5年とのことです。それまではよくある中型の観光ホテルだったようです。

「灯屋」の由来は、「木曽川沿いに佇む迎帆楼は、船乗りにとって灯台のような存在であったことや、お客様をいつでも暖かくお迎えし、犬山の町や人々を、明るく照らす存在でありたいという想いから」と宿のサイトに紹介されています。

春の夜には針綱神社の犬山祭の「夜車山」(よやま)の提灯、夏には木曽川の鵜飼船の篝火と、「迎帆楼」は灯りが重要なコンセプト。建物に入ってロビーに案内されると、吹き抜けの天井に提灯が揺れる様は何とも言えない旅情を感じます。

(先程見学した犬山城の梁を思い出させる立派な柱です。素敵な提灯たちは、京都の老舗提灯屋「小嶋商店」の作品だそうです。)

チェックインの前にウエルカムドリンクと菓子で休憩です。

(羊羹のように見える菓子は、さすがご当地、ういろうのテイストです。)

部屋には名前が書かれた提灯が掲げられています。

(長い廊下の両サイドに提灯が灯されていて暖かい雰囲気。心が和みます。)

今回泊まる部屋のタイプは「KISOエグゼクティブスイート」で、部屋の名前は「とうしん」。漢字で書けば「灯心」でしょうか。行灯やランプの芯の意味。各部屋には灯りに関わる名前が付けられています。

部屋は、こんな感じで横長で木曽川に面しています。

(右側に2階への階段があります。)

部屋を別角度から見た景色。リビングとベッドエリアが一続きになっていて、開放感抜群。

(写っていませんが、手前ソファの左側は和室となっています。)

洗面所から浴室、半露天風呂が続いています。

(浴室はシャワーのみ。シャンプー、リンス、ボディソープが黒川温泉「月洸樹」と同じシリーズ「TAMANOHADA(玉の肌)」。)

半露天風呂の温泉は24時間流しっ放し。窓は、外から見えないように、でも外の雰囲気が伝わってくるように、板を縦に交互にはめた「無双窓」(動かないので正確には❝無双窓風❞か)。

(泉質は弱アルカリ性単純泉、いわゆるお肌すべすべの美人の湯です。犬山城の異名から「白帝の湯」と言います。源泉は冷泉なので加温あり(と思います)。)

無双窓を開け放つと、木曽川の雄大な景色を見ながらの温泉となります。

(対岸から丸見えと思いそうですが、実際は全く見えません。高性能の双眼鏡を使えば見えるかもしれませんが。(笑))

テラスからは180度の見晴らし。ライン大橋、伊木山の方向の景色。

犬山橋の方向の景色。

日中はずっと無双窓を開け放って温泉に浸かっていました。

2階にも上がってみます。

2階は6畳(だったかな)とテラスという作りで、犬山城を見るためという明確な目的の部屋です。写真に写っているハンモック風のものに座って揺られたり、小さなテーブルに飲み物を持って来て外を眺めると、ちょうど犬山城を見上げることができます。

テラスに出てみると、犬山城がこのアングルで見えます。

ズームにすると、廻縁まではっきり見えます。

(想像以上に部屋(2階)からの犬山城の眺望が良くてラッキーです。)

恒例の部屋の探検はこのくらいにして、チェックインの時に予約しておいた貸切風呂「ひすずし」(灯涼し)に行きます。

(「ひすずし」は俳句では夏の季語。「夏の灯火が涼しげな感じがすることをいう」ということらしい。今はまるっきり季節違いです。(笑))

「ひすずし」は、部屋のメゾネットの2階を別として、平屋作りの「迎帆楼」にあって唯一の2階の施設です。ちょっとした大浴場クラスの大きな湯舟に温泉が流れ込んでいます。

時刻は午後5時前というところ。そろそろ日が傾いてきました。「ひすずし」から見える犬山城には夕陽が当たり始めています。

長居はせず部屋に戻りました。テラスに出てみると、伊木山の向こうに陽が沈んでいくところです。

「この伊木山のシルエットの美しさはなかなかのものだなぁ。」と感心していると、後で知ったことですが、伊木山は別名「夕暮れ富士」と呼ばれているそうです。

部屋の2階のテラスから見える犬山城もライトアップが始まったようで、夕陽と相俟って、夕暮れ時の澄んだ青空に映えています。

(時刻ごとに違う表情を見せる犬山城、見ていて飽きませんね。)

さて、夕食の時刻となりました。鵜飼いの鵜が迎えてくれる「食事処 色葉繧繝」(いろはうげん)へ。

(実物大か。結構な大きさです。)

「色葉繧繝」の由来が面白いです。「いろはうげん」は「迎帆楼(げいはんろう)」を組み合わせて(ひらがなを組み替えて)つくった造語で、食事処のテーマでもある「遊び心」が表現されています、、、とのこと。ちなみに、「色葉」はいろは歌47字の総称で、「繧繝」は層をなすように色の濃淡を繰り返す彩色手法のことだそうです。

本日の献立。

■前菜:豚肉の八幡巻き、山菜の胡麻炒め、こはだの菜飯、セリと笹身の焼きお浸し(左半分に続く。)

(前菜の左半分です。)酢橘釜(蟹、イクラ)、わかさぎ南蛮漬け、平目と伊予柑の昆布和え、春菊と浅利の辛子和え、新筍の含ませ

■椀物:蛤の焼き霜と蓮根餅の潮汁

ここで乾杯のスパークリングワインから日本酒にチェンジします。犬山産米100%使用の純米酒「夢吟香」。

(最初にたくさんの猪口を見せてもらって好きなのを選びますが、何と、その猪口とセットの器で日本酒が出されます。さりげないおもてなしに妻と感動。)

地元の日本酒を選んで正解です。純米酒ならではのしっかりとした味わいが料理と抜群の相性です。

■御造り:金目鯛、鰆、寒ぼら

(寒ぼらには朧昆布がかけられています。食べ方も、醤油だけでなく、塩、❝白いイクラ❞(塩味のある出汁の球体)の3種類で。)

■焼物:糸撚鯛の照り焼き、牛蒡の天婦羅

(手前に見えるのは金柑ではなくトマトです。(笑))

■料理長の逸品:甘鯛の蕪蒸し、あおさ入りなめこ餡

■強肴:牛ロース味噌焼き、冬野菜

(添え野菜は、ロマネスコ、甘いニンジン(品種名を失念しました)、茎ブロッコリー。)

■御飯物:鯛炙りと長芋の炊き込み御飯 ■止椀:赤だし ■香物:自家製漬物

(お米は月替わりで、2月は島根県産「きぬむすめ」。)

3点そろって、こんな感じです。

炊き込み御飯は、初めの一杯はそのままで、二杯目はわさび、あられ、海苔を入れてお茶漬けで。

前菜から御飯物まで、全品最高に美味しかったです。和食はともすれば平坦なコースになりがちですが、見た目も味も変化があって、最後まで楽しく美味しい食事でした。

■水菓子:桝に詰めた抹茶ムースとフルーツ大福

これはテンションが上がります。料理名の通り、この下にムース、更にその下にフルーツ大福が待っています。美味しかったですねぇ。

これでコースは終了です。落ち着いたところで席を立つと、宿の方が夜食を持たせてくれました。

かわいい籠に入っているのは、お稲荷さん。

(小ぶりで夜食にピッタリです。)

料理はもちろんですが、宿の方のお話やおもてなしなど、全てで夕食の時間を豊かにしていただきました。大満足です。

時刻は午後8時を回ったあたり。2階に上がって犬山城のライトアップを。

この後午後9時にはライトアップも終わったようで、月明かりに照らされる犬山城となりました。お腹がこなれてきたところで温泉に浸かって、夜の木曽川を眺めます。さすがに夜の風は冷たく、就寝前の本日最後の温泉は無双窓を閉めて。

ベッドに溶け込むように爆睡となりました。(笑)

 

翌朝。6時過ぎに起きて、温泉よりも先に犬山城を見ます。

テラスから見る朝の木曽川、ライン大橋、伊木山。

凛とした朝とはまさに今のことのように感じます。体が冷えたところで温泉へ。

ライン大橋の向こうの山脈(鈴鹿山脈か?)の雪景色が美しかったので、ズームしてみました。

朝食は8時半から。今朝の献立です。

朝食の席は木曽川を眺めながら妻と隣り合わせです。まずは「目覚めのお飲み物です。」ということで。

(牛乳、グァバ、オレンジの3種類。3種類とも飲んでおきました。(笑))

メインは二段重になっています。

■松華堂一の段:くらげ和え物、里芋の旨煮、金平蓮根 ■松華堂二の段:鮪刺身、梅しらす、もずく酢の物、豆腐の白和え、小松菜のお浸し、めかぶ山葵、白身揚げ煮

■豆腐鍋

■だし巻き卵 ■白身魚の幽庵焼き

この他、サラダ、御飯、味噌汁、香の物、デザート(季節のフルーツ)。

朝食も各品に手間暇がかけられていて、とても美味しかったです。だし巻きや白身魚の焼物も見た目は品のいい普通の一品に見えますが、一味違う美味しさでした。

 

いつも使っている予約サイトの特典で私たちは12時チェックアウトです。朝食後部屋に戻って温泉三昧でのんびり。

今回の滞在中、木曽川が一番の凪状態の時、ライン大橋が水鏡にきれいに映っています。

冷蔵庫の飲み物はフリーです。飲む機会がなかったチューハイですが、犬山ラベルなので、記念に写メ。(笑)

(犬山城の屋根の魔除けの桃かな。)

11時を過ぎた頃の犬山城。昨日初めて見た時と同じ時間帯なので、既視感のある表情です。

犬山温泉「灯屋 迎帆楼」。全てに高いバランスで、とても充実した時間を過ごすことができました。

次回再訪のチャンスがあるのなら、桜の季節、犬山祭の時、鵜飼いの季節のいずれかに来てみたいものです。名古屋と犬山の位置関係や距離感も分かりましたので、また違った旅のイメージが膨らみます。

 

チェックアウト後、宿の車で犬山駅まで送ってもらいました。犬山駅東口からは「明治村」行きのバスが出ています。

、、、〔「博物館 明治村」編〕へ続く。

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犬山・名古屋2泊旅行①〔国宝「犬山城」編〕

2022年02月14日 | 旅行記

2月の三連休、東海地域に2泊旅行に行って来ました。(もちろん、密になりそうな所には近付かず、感染予防対策をしっかりして。)

今回の旅で訪れたのは、犬山城、明治村、名古屋城、熱田神宮というところですが、犬山温泉「迎帆楼」、名古屋のステーキハウス「リボン」も旅の主役です。旅の思い出をこんな↓感じでボチボチと書いていきたいと思います。

 ・犬山・名古屋2泊旅行①〔国宝「犬山城」編〕
 ・犬山・名古屋2泊旅行②〔犬山温泉「灯屋 迎帆楼」編〕
 ・犬山・名古屋2泊旅行③〔「博物館 明治村」編〕
 ・犬山・名古屋2泊旅行④〔「ステーキハウス キッチンリボン」編〕
 ・犬山・名古屋2泊旅行⑤(完)〔名古屋観光編〕

妻と新幹線名古屋駅で待ち合わせ。私は大阪から一足先に名古屋に向かいます。

(米原あたりは雪景色でした。)

名古屋駅で妻と合流して、名鉄で犬山へ。乗りなれない名鉄ですので、事前に調べた列車が来るまでホームで何本も見送ります。

(やっと来ました。「快速特急」で犬山遊園駅をめざします。)

ガラガラの車内、乗りなれない=仄かな旅情を感じます。30分弱で犬山遊園駅に到着です。

(残念ながら駅舎は改修中。降りる人はまばらです。)

さっそく旅の見所です。本日の宿はここから歩いて10分ちょっとですが、あえて遠回りして、犬山城の佇まいをいろいろな角度から堪能しようという趣向です。〇付き番号は犬山城「撮影スポット」です。

(たっぷり30分超の散策です。もちろん妻に事前にご賛同を得ております。(笑))

犬山遊園駅からすぐの犬山橋からスタート!

■撮影スポット①<犬山橋の中央あたりから>

(流れる大河は「木曽川」、見える橋は「ライン大橋」、その向こうの均整の取れた山は「伊木山」(標高137m)。)

ここでちょっとズームしてみます。

(奥に見える冠雪している山は鈴鹿山脈の「御在所岳」(標高1212m)。)

■撮影スポット②<犬山橋を渡り切ってすぐの対岸から>

■撮影スポット③<対岸中央過ぎ、犬山城が❝真正面❞に見える所から>

■撮影スポット④<間もなくライン大橋となる対岸から>

(少しさざ波だっていますが、木曽川に犬山城が映っています。私はこのあたりからの景色が一番好きかも。)

ややズーム。

右に写っている横に長い建物が、本日の宿、犬山温泉「灯屋 迎帆楼」です。更にズームしてみます。

(宿の全景はここからしか見えないので、記念に。(笑))

■撮影スポット⑤<ライン大橋の中央よりやや手前から>

(見える橋は、先程渡って来た犬山橋。)

■撮影スポット⑥<間もなくライン大橋を渡り切るという所から>

(「迎帆楼」と犬山城のベストショット。宿のサイトのトップページもこのあたりからの写真だと思います。手前には、シーズンオフのため陸揚げされた鵜飼いの船たち。)

ライン大橋を渡り切ると、宿まではすぐ。快晴で、寒いどころかちょっと暑さを感じる絶好の散策日和。気が付けばたっぷり30分強歩いて宿に到着。

(木曽川に沿って横たわる宿なので、パノラマで撮っても、ここからでは全景は入りません。)

宿に荷物を預けて、犬山城へいざ登城です。

(宿から5分程で❝登城口❞に到着。)

まずは城山の麓に位置する「三光稲荷神社」へのお参りから。

三光稲荷神社は、城山の麓に位置する神社。創建は不明とのことですが、天正14年(1586)という伝承あり。犬山城を築城(移築)した織田信康(信長の叔父)の崇敬厚く、その後城主となった成瀬家歴代の守護神となったとのことです。

三光稲荷神社の御祭神の宇迦御魂大神のほか、猿田彦大神、大宮女大神をお祀りしていて、猿田彦神社にも合わせてお参りしたことになっている(?)気がします。ということで、両神社の御朱印をいただけます。

(巫女さん曰く「セットだと500円になります。(お得です。)」、御朱印も遂にセット割引の時代。(笑))

三光稲荷神社と言えば、「ハート絵馬」が人気とのことで、バレンタインデーには吊るし切れないくらいになるそうです。(笑)

(かわいいピンクのハート絵馬。人気なのも分かります。それにしても、「イケメンで高収入で思いやりのある方と出会えますように」というのは随分と欲張りましたね。(笑))

「犬山城近道」という看板が出ていた方に歩いて行くと、朱塗りの鳥居、、、ちょっと整然とし過ぎていて不自然。(笑)

(でも、映えるのか、若い女性たちが写メし合っていました。)

この後、「針綱神社」の前を通り過ぎると、いよいよ登城道っぽくなってきます。

明日も快晴のようですので、明日行く予定の「明治村」とのセット券を購入。

(2人で500円程お得になります。)

天守に登る前に、「日本100名城」公式スタンプをもらうため、管理事務所へ立ち寄り。

(集め始めたのが最近で、沖縄の城巡りの時にはまだやっていませんでした。残念。)

立派な門をくぐって入城。

❝外❞からの景色を見ていた犬山城、近くで見ても感動の美しさです。

(最後の撮影スポット⑦です。(笑))

犬山城は、天文6年(1537)、織田信長の叔父の織田信康が木之下城の城郭を移築して築城。木曽川に張り出した小高い山の上に建てられた「後堅固の城」。木曽川による交易、政治、経済の要衝として、戦国時代を通じて重要な拠点となりました。その後、池田恒興、豊臣秀吉など、城主は入れ替わり、江戸時代に入り、元和3年(1617)、尾張徳川家の重臣成瀬正成が拝領、幕末まで城主を務めました。

それでは天守に入ります。

入口は石垣の所からですが、ここは城の階層で言うと、地下1階。

(写真以上に階段がめちゃめちゃ急です。)

入ってすぐのこの地下1階から「ほぉーっ」と感心しきり。石垣は自然石をそのまま積んだ「野面積み」という工法ですが、見事なものです。さらに石垣を渡された極太の梁がすごい。

1階は中央部がいくつかの部屋に区画されていて「納戸の間」と言いますが、写メを撮っていないことから普通に通過してしまったようです。

2階は中央部が「武具の間」という武器棚になっています。

(棚には無数の傷らしきものが見られますが、当時の武器によるものでしょうか。)

ここには、国宝の5つの城(松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城)の写真が掲げられています。

3階は「破風の間」。南北には成瀬家時代に改修したと言われる「唐破風」が設けられています。

(中からだと唐破風の美しい形をうまく写メできず。)

そして4階(望楼)は「高欄の間」です。外に出て「廻縁」(まわりふち)をぐるっと一周回って、絶景を堪能できます。

(欄干がそこそこ低いので、結構こわいです。(笑))

ライン大橋、伊木山の方向の絶景。

(眼下には「迎帆楼」が。)

犬山橋、犬山遊園駅の方向の絶景。

(遠く左奥の冠雪した山は「御嶽山」(標高3067m)。)

この360度の絶景は圧巻です。その迫力に廻縁を一周できずに半周で望楼内に戻ってしまう人もちらほら。望楼内にはいろいろな情報が掲示されています。これは、成瀬家までの歴代城主の系譜。

(織田信康から始まります。豊臣秀吉は入城こそしたものの城主にはならなかったようで、名前はありませんね。)

国宝指定書。

(多分本物。ボロボロです。)

昭和10年(1935)、国宝に指定。昭和27年(1952)規則改正に伴い、国宝に再指定。全国唯一の個人所有の城として保存されてきましたが、平成16年(2004)、「財団法人犬山城白帝文庫」の所有(管理は犬山市)となったそうです。

今度は急階段を下りて、順路に従って城内を見学します。城の窓から屋根瓦を見ると、所々に桃の瓦が付けられています。

(魔除けだそうです。)

別の所にも桃。

(分かりにくいですが、亀の甲羅の上に桃が乗っている形。)

犬山城は別名「白帝城」。これは荻生徂徠が李白の漢詩から名付けたということが書かれています。

城内の見学を終えて出てきました。別角度から天守を見ます。

(望楼の廻縁の下に唐破風が見えます。)

写真右側に見える「付櫓」(つけやぐら)の近く、屋根を付けた切り株が見えますが、「大杉様」と言います。そちらへ行ってみます。

(「大杉様」。枯れてなおこの大きさ。)

大杉様は今は枯れてしまった杉の巨樹で、以前は犬山城天守と同じ高さだったとか。

(落雷で天守の身代わりになったり、台風の風よけになったり、、、。大杉様の巨樹ぶりが偲ばれます。)

犬山城、見応え十分の大満足でした。一度は訪れる価値があると思います。

(桜の季節は最高に美しいでしょうねぇ。素晴らしい天守でした。)

さて、登城の時、通り過ぎた「針綱神社」にお参りして、城下町へ下りて行くことにします。

「尾張五社」とありますので社格が高いのだろうと思います。五社には諸説あるようですが、熱田神宮と針綱神社はどの説にも入っているようです。

後程、城下町の「どんでん館」で勉強した「犬山祭」は、針綱神社の春の例大祭で、ユネスコ無形文化遺産等に登録されています。

桃の絵馬を発見。

(城の屋根に乗っていた桃は魔除けですが、どうやらこちらは縁起物のようです。)

御朱印をいただきました。

石段を下りてきました。こちらの鳥居からが正規の参拝ルートですね。

太宰府天満宮の御分霊が祀られていました。

(受験シーズン真っ只中。よって今ここにいる若者たちは受験生ではないですね。(笑))

城山から完全に下りて来たことになりますが、ここに立って振り返って見ると、三光稲荷神社と針綱神社の位置関係がよく分かります。

(左:三光稲荷神社、右:針綱神社。神社がこんなふうに隣り合っているのは珍しいように思いますが、この位置関係も不思議な景色です。)

城下町のメイン散策路はここから真っすぐ伸びた通りです。なかなか趣のある景色です。

(犬山祭の巡行ルートでもあるようです。)

時刻は12時を回っています。ちょうど蕎麦屋がありましたので、飛び込みます。

(「蕎麦正 まつい」。新しいお店のようです。)

妻も私もざる蕎麦。別注で天ぷらの盛り合わせを。

(天ぷらはその名も「蕎麦屋の天ぷら」。)

何も考えずに飛び込んだお店ですが、蕎麦も天ぷらもなかなかの絶品でした。「蕎麦正 まつい」、おススメです。

食後に城下町の通りをぶらぶら。こちらは事前にチェックしていた「壽俵屋犬山井上邸」。

人気第1位は、名物「守口漬」を使った「醤油おこげ串」。

(「醤油おこげ串」とは、守口漬と焼おにぎりの串もの。少し前にテレビで観て食べてみたいとチェックしていました。)

人気店なのと、注文を受けてから丁寧に一串ずつ焼くので、少々待ちます。こちらは店頭にぶら下げられている、守口漬の材料「守口大根」。

(名前は聞いたことがありますが、実物を見るのは初めて。こんなに長い大根、どうやって栽培するのか。)

焼き上がりました、「醤油おこげ串」(170円)。

(上の守口漬は普通の漬物、下の守口漬は奈良漬風。どちらも焼おにぎりと相性抜群で、美味しかったです。)

この後もぶらぶら。少し歩いてみて気付いたのは、串ものなど、食べ歩きに向いている名物を売っているお店が多いこと。地元の美味しいものを少しずつ食べながら歩くのも楽しいですよね。(街づくりのセンスの良さに妻と感心しきり。)

そろそろ通りも端まで来たかという所に「どんでん館」があります。

(一見して祭の山車を展示していることが分かる外観。)

事前にチェックしていませんでしたが、地元の祭の展示館は結構勉強になることがこれまでの旅での私たち夫婦の経験なので、迷わず入りました。

(入館料200円。)

針綱神社の春の例大祭「犬山祭」の伝承施設です。犬山祭はユネスコの無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財。どんでん館には、祭の曳山13輌のうち4輌を展示しています。

(犬山祭では「ヤマ」は「車山」と書きます。)

2階の展示室では25分という❝長編❞(笑)の犬山祭の紹介ビデオを観ることができます。町の子どもが初めて車山に乗る時(初上がり)はきらびやかな衣装を仕立てるそうで、一着100万円を超えることもあるとか。嫁方の実家が負担する慣習のため、「車山には嫁に出すな」と言われているそうです。そんなこんなで犬山祭の詳細を勉強することができますよ。

車山の巡行の様子を再現した模型もなかなかのクオリティです。

(動きます。)

ちなみに、「どんでん」とは、犬山祭の見所の一つ、車山が城下町の辻で豪快に方向転換する様を「どんでん」と呼ぶことによります。(あと、車山の一番上にからくり人形が仕込まれていて、それも面白かったです。)

「どんでん館」、入って良かったです。犬山祭、機会があれば見てみたいと思いました。

ここで城下町の通りを引き返します。散策の最後は、事前にチェックしておいた「芋カフェ えん」で甘味を。

(さつま芋のスイーツのお店です。)

町屋を改装した作りですね。

(昔❝間口税❞があったのでしょうか、間口の割に奥行きがすごいです。(笑))

14時過ぎなので夕食のことも考えて、2人で1品としました。注文は妻に任せました。確か「焼き芋ハーフ」って言っていたような。

(黒ゴマアイス、あんこ、白玉がトッピングされています。)

さつま芋スイーツにハズレはありませんね。大好きです、この甘味。ただ、ハーフでこのボリュームですので、2人で1品でちょうどです。

 

これにて犬山城、犬山城下町の観光は終了。宿の方から「お時間が早くてもラウンジでおくつろぎいただけますので、どうぞぉ~。」と言われていましたが、チェックインタイム15分前くらいのちょうどいい時刻に宿に戻りました。

さぁ、犬山温泉「灯屋 迎帆楼」で温泉三昧といきましょう。

、、、〔犬山温泉「灯屋 迎帆楼」編〕へ続く。

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