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姫島・湯布院2泊旅行②〔湯布院編〕

2020年08月13日 | 旅行記

安西旅館をチェックアウトして、9時15分発のフェリーに乗るため、姫島港へ。

(今日も快晴です。)

姫島最高峰の「矢筈岳」の方に目を向けると、山頂には雲がかかっています。

乗船券を購入して、フェリーターミナルにある小さな売店で、姫島の最後のお土産「車えびせんべい」を購入。(「車えびせんべい」、安西旅館のお茶うけで食べましたが、美味しかったので。)

待合室には、キツネ踊りのメイクをした子どもたちのポスター。

(移住を呼びかけています。)

姫島村立姫島中学校のこちらの取り組み、夫婦で感心して拝見させてもらいました。

(中学生が自分たちの島のことを新聞風に書いた絵葉書。生徒の数だけ種類があります。)

1枚ずつ全種類欲しいくらいですが、貴重な手作りはがきですので、読ませていただくだけにしました。

 

姫島から伊美港へのフェリーはちょっと揺れましたが、無事到着。

国東半島を突っ切るように湯布院をめざします。

(国東半島を突っ切ったら大分道に少し乗ります。途中の由布岳PAにて。)

まずは、湯布院を見渡すことができる展望スポット、「狭霧台」(さぎりだい)へ。

湯布院の街の方を見ると、この絶景!

(早朝なら朝靄がかかって幻想的な景色を見ることができるそうです。)

続いて、JRの由布院駅近くに一の鳥居がある、「宇奈岐日女神社」(うなぎひめじんじゃ)にお参りに。(駅からは歩くと20分はかかります。)

宇奈岐日女神社前は、湯布院の観光名物の「辻馬車」や「スカーボロ」(レトロ観光バス)の停留所にもなっていて、私たちが到着した時は、ちょうど辻馬車が停まっていました。

(狛犬がこちらに顔を向けています。(笑))

宇奈岐日女神社は、国常立尊をはじめとする六柱を御祭神祭神とすることから、別名「六所宮」と呼ばれるそうです。

その昔、沼だった由布院では、治水が大きな問題で、「鰻」を沼の精霊としてお祀りしたことが神社の由来となった、との説もネットでは書かれていますが、神社でいただいたご由緒のパンフには、「『うなぐ』とは、昔の勾玉などの飾りを意味し、勾玉をつけた身分の高い女性が巫女として仕えた神社である」とあります。

境内にある巨大な杉の切り株。

(迫力満点の巨大さです。)

平成3年9月27日の台風19号により、参道や社殿等に杉が倒伏、やむなく144本の杉を伐採しそうですが、その中でも大木の3本の切り株を存置したものです。(樹齢600年を超える大杉が何本かあったそうです。)

お参りをして、御朱印をいただきました。

雰囲気のあるパワースポットでした。

宇奈岐日女神社の近くに、境外の末社として、樹齢1000年を超える大杉(根元周囲約14m、幹高約35m)がある「大杵社」(おおごしゃ)があります。

(ギリギリ車が通れる道を登り切ると到着。ひっそりとして誰もいません。)

これが国指定天然記念物の大杉。

(実際に見ると、圧巻の巨大さです。)

お参りをさせていただきました。

 

それでは、湯布院の街歩きへ。

JRの由布院駅近くのコインパーキングに車を入れて散策です。

(インバウンドの観光客がいない上、日本人観光客もまばらな印象です。)

ところで、ずっと気になっていた、「湯布院」と「由布院」、どっちなんだろう?

湯布院は、昭和30年に「由布院町」と「湯平町」が合併して誕生したそうで、厳密に使うなら、旧湯平町を含む場合は「湯布院」、含まない場合は「由布院」と表記することになるそうです。(高速道路のICは「湯布院IC」、JRの駅は「由布院駅」。)

もっとも、両町合併からかなりの時を経て、「駅は由布院、観光地は湯布院」くらいの感覚になりつつあるとか。最近はもっと進んで、「ゆふいん」という表記が増えているそうです。(笑)

 

まずは昼食を。

JR九州の旅の情報誌「Please」にも掲載されていた、「盆地うどん麺一」。

湯布院の老舗旅館「亀の井別荘」で料理長を務めていたご主人が打つうどんと寿司が名物。

(残念ながら、寿司は既に売り切れ。天ざるうどんにしました。)

讃岐とはまた違うコシのあるうどんが独特で美味しかったです。(そして腹持ちが良かったです。)

 

それでは、金鱗湖に向かって散策スタート。

事前にチェックしておいた、カヌレ専門店「CARANDONEL」とお隣に抹茶ジェラート専門店「telato」が入るビル。

「CARANDONEL」のカヌレは、今日のお宿「山荘 わらび野」でも出されるのですが、(「わらび野」で出される)プレーン以外の4種類のカヌレをテイクアウト。

八女の星野村の抹茶を使っている「telato」、いろいろなお茶を販売しています。

最高濃度の抹茶ジェラート「抹茶5倍」を注文。

(濃厚な抹茶の後味が心地いい。)

涼んだところで、夏の日差しの外へ、散策再開です。

「湯の坪街道」の三差路。

(右の道へ進みます。)

オシャレなお店が並んでいます。

(「柚子餡最中」の「鞠智」(くくち)。)

「湯布院フローラルヴィレッジ」は英国のコッツウォルズ地方の街並みを再現した施設。(入場無料。)

(若い人向けのショップなどが並びます。)

一番の観光地、湯の坪街道をそぞろ歩けば、買い食いしたくなるお店がありますが、腹持ちのいいうどんと濃厚な抹茶ジェラートでお腹いっぱい状態。(笑)

ゴールの「金鱗湖」に到着。

(対岸に「マルクシャガールゆふいん金鱗湖美術館」を望む。)

別角度から、「天祖神社」の方向を望みます。

(写真中央奥に鳥居が小さく写っています。)

湖面近くに大きな魚が泳いでいましたが、斑点のあるやや派手な外来魚で、せっかくの風情を損ねていましたね。

JR由布院駅から金鱗湖までの鉄板観光地、湯の坪街道は、どちらかと言えば若い人向けという印象でした。

 

これまでインバウンド観光客であふれていた湯布院、旅先としてあえて避けていましたが、今回、初めて訪れました。

狭霧台、宇奈岐日女神社、大杵社の大杉など、周辺のスポットは感動的で、一見の価値ありです。

 

さぁ、姫島の車海老とともに、今回の旅行のもう一つのメイン、今日のお宿「山荘 わらび野」へ。

〔「山荘 わらび野」編〕へ続く。

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