3/21 好天で落ち着かない どこに行こうか?
都庁1階受付で「都バス路線案内」の地図をもらってあった
先日テレビで”都バスで青梅まで行き、日帰り温泉を楽しめる”放映があった
シルバーパスでタダで行ける どの位時間が掛かるか分からないまま、
田無から乗って終点まで行くことにした
始発の”柳沢から終点青梅車庫まで”は2時間弱とのこと 日中毎時1本位ある
生憎の渋滞で往きは1時間遅れ、信号つづきの青梅街道が主だから
このバスを通しで往復するのはお勧めしない
途中下車して徒歩10分位で行ける所に、多摩六都科学館、東大和市の薬用植物園、
狭山湖、かたくりの湯、野山北公園などある
青梅か河辺駅からのバスに乗れば塩船観音、岩藏温泉なども簡単に行ける
青梅は多摩川も近く、寺も多く散策を楽しめる
まだ行ってなかった金剛寺に行った 終点の青梅車庫の一つ前で下車してすぐだ
金剛寺は平将門が、戦勝を祈願して植えた梅がある
この梅が青いまま落ちないことから、「青梅」といわれ近辺に広がり地名になった
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金剛寺の塀 山門 将門の梅の老木下にコケ、福寿草、すみれなど…
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硬ーい猿の腰掛が大木に 鐘楼の下には見事なしだれ桜が 鐘楼からの庭 帰路に
帰りのバスで
バスは空いていて往復とも私はいちばん前の眺めのいい席にいた
青梅駅で待っているとき往きに一緒だったおばあさんがまた一緒だと思った
少し走ってから乗ってきた人がそのおばあさんとの再会に感動して話が始まった
往きに一緒で話が通じ合ったらしい
なんと”私94歳” ”え?私88歳”私は聞き間違えたかと思ったら、またそういって話が
弾んでいるのだ どちらも1人で出かけている
声は大きくはっきりしていて、運転席上に表示される次の停留所の名前もすぐ読み
「もうじきですね!」と別れを惜しんでいる
話は「こうしてお墓参りの帰りにお話できる人にまた出会えるなんて、あなたは神様です」と
お互いにいっている
幸せと言っていれば幸せになる、若いうちはいっぱい働かなくてはいけない、
毎晩床に入ると”幸せです”というなど共通とのこと
運転手さんも感心していたと思われる蘊蓄に聞き入り、自分と重ね合わせた
(このブログ作成しながらWBC実況見ていた アメリカに勝った!!かっこいい!)
3/15 日曜 23500歩
先日都庁に行った際、1階の都のコーナーにある各地のパンフを持ち帰った
村山郷、八王子、奥多摩などの中から、とりあえず今日は日野を選んだ
歩くコースが7通り地図に記載されているが、1と3を組み合わせた
百草園駅から11時ごろ歩き始める
すぐ目にとまった看板 ”昭和29年創業 290円” のラーメン店に入る
案内板がなく迷いながらだったが、鶯のさえずりに迎えられ、満開の梅、寒ひさくら、沈丁花の香りと里山の自然を楽しみ、ジェラードを食べてから浅川へ
牛舎とジェラードの店は昨年テレビの”地井散歩”で紹介されたとのこと
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駅に近い真照寺
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天然記念物の大ケヤキやつつじ、タンポポ、水仙… 百草八幡神社 ミツマタ
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なつかしいにおい 子牛は生後1ヶ月 ジェラードの店 きれいな疎水が浅川に沿って
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モノレールを見たりして浅川で一休みしていると、カラスでなくトンビが上空に!
不思議な動きに注目していると、赤い袋をもったおじさんが餌をやっているらしい
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新井橋で浅川を渡り土方歳三記念館前を過ぎ安養寺(写真左3枚)街路樹のギョリュウ梅
”ふれあい橋”で、また浅川を渡り高幡不動へ 富士山は見えず残念
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高幡不動駅前のケーキ屋によってから、お不動さんへ(16時) 恒例の骨董市あり
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諏訪郡富士見町は標高約950m 冬はー15度にもなる
中央線鈍行で高尾からは甲府が中間位→…八ヶ岳→信濃境→富士見→
すずらんの里→青柳→茅野→上諏訪→下諏訪→…塩尻・松本となる(高尾→富士見約2時間40分)
特急「あずさ」も1日に下り5本、上り6本が富士見に停車する(新宿まで2時間)
料金はJRのジパングに加入して3割引だから鈍行なら往復3520円
富士見駅に着くと「アララギ派」の歌碑の拓本が目に入る
駅前は閑散としている 正面に入笠山が 商店街といえる通りはない
駅から歩いて20分の範囲に農協、西友、Jマートあり(駅そばで産直野菜が買えないのが残念)
駅すぐに充実した図書館がある(私がこの地に別荘を決めたのもこの魅力)
役場からは富士山も良く見える、富士見高原病院も近い
車なら調布から2時間で行けるが須玉あたりで高速を下り20号線を寄り道して行く
(清春芸術村、清里、道の駅など…)
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左写真 ヒノキ防風林の南に、わが別荘あり、2軒燐りに井伏鱒二の別荘現存
昭和初期、政財界人の別荘が多くあったとか
写真左2枚は別荘後ろ高台公園から
写真右2枚は別荘庭からの富士山と八ヶ岳 (08.12写)
富士見の文化
アララギ派
短歌革新運動を正岡子規から継承した伊藤左千夫が東京で活躍していた頃、
諏訪では島木赤彦を中心とし短歌活動が活発化
明治37年上諏訪の短歌会で志の通じた左千夫、赤彦の二人は、その後も親交を温め、
41年富士見の油屋短歌会が実現。これを期に「アララギ」として左千夫が主宰
その後、長塚節、斉藤茂吉、中村憲吉、土屋文明らへ続く
左千夫がこのすばらしい自然景観を讃え、公園の設計を提案して出来た公園
現富士見公園には左千夫、赤彦、茂吉などの歌碑が残されている
富士見高原病院
堀辰雄の「風立ちぬ」は、ここで婚約者とともに過ごした日々が綴られた
久米正雄の「月よりの使者」は映画化
竹久夢二は結核に苦しんだ晩年入院し、ここで生涯を終えた
富士見高原を舞台にした作品を残した文人
田山花袋、宇野浩二、田宮寅彦、唐木順三、井伏鱒二、尾崎喜八…
天候不順に振り回され、プラン倒れに終わった富士見経由の冬旅
3/11 日帰りでの別荘点検だけになった 啄木鳥のいたずらもなくヤレヤレ
チューリップ、水仙、タイム、沈丁花など動き出し次回が楽しみ
いつものように武藏境を朝6時ごろ出て富士見9:11着、15:36発の鈍行往復で
武蔵境新宿方向ホーム端の空が赤くなり始め、国立では明るくなってしまう速さ
帰りは高尾あたりで6時ごろ日が暮れて
”あー、春分の日が近いから昼と夜が半分ずつなんだ!”と気づいたりして…
列車は往復とも殆ど4人掛け席を独占だから車窓が楽しめる
車窓(窓ガラスは汚いが気にせず満喫)
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塩山から秩父連山の雪山が… 茅が岳の次に八ヶ岳 … 南アルプス甲斐駒(2967m)
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韮崎からの車窓は、富士山、茅が岳 八ヶ岳が左に右にと入れ変わり忙しい
チラッと見える南アルプス最高峰の北岳(3192m)も見逃したくない
長坂→小淵沢→信濃境→富士見だ
中央の写真は富士見下車後に撮った入笠山
右は帰りにやっと写った甲府近くからの富士山(別荘庭からも見えていたが写らず)
庭でフキノトウ (少ししか出てなかった) とナズナを取ってきた
今回はふきみそを以下の作り方で
① 多目の塩水でゆで冷水に10分位
② きゅーっとしぼり細かく切る
③ 熱した油にタカのつめと②をいれ
④ 酒・みそ・だし少々入れ更に炒めなじんだらみりんを加え
⑤ 中火で少し練り続けて出来上がり
(いつもはさっと茹で細かく刻んで酢味噌にするが香りも苦味も強くて好き)
ナズナもさっと茹で、まずそのままつまみ食いした ほろ苦くて春を感じた
少量の出汁に入れ卵とじもおいしかった 残りはラップに平らにして包み冷凍した
ナズナを食べたのは始めてだが時期が過ぎたら不味いと思う 高原の味かな?
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前回のブログでテディベアの写真を撮ったのがきっかけで
もう一度私のベアを紹介したくなった
茶色のはベルリナーベア 首に北ドイツ・ヒルデスハイムの世界遺産の教会で知り合った女性から戴いた十字架を
白いのはバッハの町アルンシュタットで買ったもの(3.5DMは約250円) 手編みの服に赤い耳当てまで付いていて外すことも出来る 立つ事も出来ることを今回写真を撮りながら知った
この小さなベアの他に何度も別れがあった ジュネーブ、モントルー、アンスバッハなどで、ぎりぎりまで抱いて買うのを迷ったシーンが思い出される
ショーウインドーで手ごろなのを見つけても滞在中の時間は閉店なので諦めたり
インターラーケン近くのシーニゲプラッテにはテディランドもあった
いつも私の机のそばにあるものも入れることにした
赤い亀?はライプツィヒでバッハゆかりのコーヒー店の店先ワゴンの中から選んだもの(10DM)
おひげの人形はオーストリア・ペルチャッハのマスコット 木彫りはエアフルトで
リュックに入れて持ち帰ったこれらの物との出会いが懐かしく蘇る
右写真クマのパティントンは頂き物(径4.8c陶器)
南米から来てロンドンのパティントン駅で拾われたところから始まる物語
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図書館でテディベアの本も借りた
ルーズベルト大統領、アンネフランク、ロシア皇女などテディとの逸話多数
熊は西洋人にとってその冬眠が”復活”の象徴とされ神聖なものとして物語に出てくる
また母親が子供を献身的に世話する姿から心やすらぐ動物として親しまれている
戦時下には兵士の衣服のポケットに入るミニチュア(8cm)が
疎開する子供にはベアのお腹にお金を隠せる工夫も
戦争で材料不足の時も質を落として生産が続いた
ドイツの救急車には病気の子供の気持ちを楽にするようテディが用意されている
2001年の同時多発テロ後の1ヶ月間に4万体超のテディが遺族に寄せられた