退院して１０日

夫が退院してからの毎日は食事の事でいつも頭が一杯です　医師の薦める手術を断っての退院ですから体力回復は簡単にはいきません　一日の目安はたんぱく質40ｇ、エネルギー1600Kcal、塩分7ｇ、水分800cc　生野菜・果物はダメと言う事で、低蛋白米やパン他特別食品を宅配はしたものの献立に悩みます　体重は入院から退院までに6K減り、退院後また１K減って今53Kです（3ヶ月前までは65K)。　カロリーを上げようとすると蛋白質が増えたり、胃の消化がついて行けなかったりいろいろな問題にぶつかります
今私が一番浸れる時間は、ＢＳテレビの朝7:35からの”ぴあのピア”でショパンの世界にいる時です　ウイーン時代の曲をはじめ映像と共に新発見の毎日です
そんな中ですが、上野の”太古の花から青いバラまで展”に出かける日を作りました　エーデルワイスやナデシコにも出合えて慰められました　（6.17日まで）
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突然の出来事

３週間前（07.4.22)日曜の午後夫が突然苦しいと言い出し救急車のお世話になりました。掛かりつけの杏林病院に着くや否や、すぐに人工呼吸器の管が口に挿入され睡眠薬による眠りが６日間続いた後、肺に溜まった水も減り数日前からは普通に一人で歩けるまでになり、来週火曜に一時退院となりました。腎不全、心不全を抱えたままです。人工透析にする決断、カテーテルによる検査等まだ本人が踏み切れません。タバコと塩分、毎日飲む薬を守っていたらこのようにはならなかった筈です。人生にはこんな突然の事が起きる現実を今どうやって乗り切ったらよいのか。神様は私にどのような試練を課されるのでしょうか。多くの方がこういう事を乗り越えていっているのですね

　このような事になる前、既に"海外一人旅の本"の構想も固まり最初のページ［はじめに……］ の原稿は何とか出来ていました。
　余りの環境の違いに、これからの事は見当もつきません　楽しかった旅の事をブログに書きたくてたまらない日がくるでしょうか。何とか安定剤の助けを借りながら乗り切っていかなくてはなりません　

　
１０年以上咲き続けている100円で買ったミニバラが今年も慰めてくれています　新入りのアルストロメリアの写真も一緒に投稿します　花はいいですね　
わが家に３０年もいるシンピジュウムの株分けをしました　（同じく５０年になる松の植え替えも済ませた）　写真の上でクリックして下さい