54歳からの欧州一人旅と日々をつれづれに

思いつくまま時、場所を選ばず綴ります。

テディベア

2009-03-02 17:30:36 | ブログ開始07.1~2010.12

前回のブログでテディベアの写真を撮ったのがきっかけで
もう一度私のベアを紹介したくなった
茶色のはベルリナーベア 首に北ドイツ・ヒルデスハイムの世界遺産の教会で知り合った女性から戴いた十字架を
白いのはバッハの町アルンシュタットで買ったもの(3.5DMは約250円) 手編みの服に赤い耳当てまで付いていて外すことも出来る 立つ事も出来ることを今回写真を撮りながら知った
この小さなベアの他に何度も別れがあった ジュネーブ、モントルー、アンスバッハなどで、ぎりぎりまで抱いて買うのを迷ったシーンが思い出される
ショーウインドーで手ごろなのを見つけても滞在中の時間は閉店なので諦めたり
インターラーケン近くのシーニゲプラッテにはテディランドもあった

いつも私の机のそばにあるものも入れることにした
赤い亀?はライプツィヒでバッハゆかりのコーヒー店の店先ワゴンの中から選んだもの(10DM)
おひげの人形はオーストリア・ペルチャッハのマスコット 木彫りはエアフルトで
リュックに入れて持ち帰ったこれらの物との出会いが懐かしく蘇る

右写真クマのパティントンは頂き物(径4.8c陶器) 
南米から来てロンドンのパティントン駅で拾われたところから始まる物語



図書館でテディベアの本も借りた
ルーズベルト大統領、アンネフランク、ロシア皇女などテディとの逸話多数
熊は西洋人にとってその冬眠が”復活”の象徴とされ神聖なものとして物語に出てくる
また母親が子供を献身的に世話する姿から心やすらぐ動物として親しまれている
戦時下には兵士の衣服のポケットに入るミニチュア(8cm)が
疎開する子供にはベアのお腹にお金を隠せる工夫も
戦争で材料不足の時も質を落として生産が続いた
ドイツの救急車には病気の子供の気持ちを楽にするようテディが用意されている 
2001年の同時多発テロ後の1ヶ月間に4万体超のテディが遺族に寄せられた


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