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週換算6%のインターフェロンで陰性化した 76歳 C型肝硬変 1b 高ウイルス量

2011年12月28日 | インターフェロンの少量長期や高齢者治療

肝硬変症(C型)genotype1b 100から200k(2007年1月)76歳女性
1993.4.9腹腔鏡検査にて島田分類510番地、肝硬変と診断。
2007.1.10ペガシス90にて月1回施行うつ気味となり3ヶ月目(2007年4月)で中止5月採血にてウイルス量9.9kであった、このときS5 14mm 肝癌認め加療。6ヶ月目(2007年7月)からペガシス45で再開、27ヶ月目(2009年4月)にもS6 4cm 肝癌認め一時中断し加療後、29ヶ月目(2009年6月)再開継続した、37ヶ月目(2010年2月)陰性化するも、43ヶ月目(2010年8月)に5.5LogIU/mlその後44ヶ月目(2010年9月)から陰性化持続52ヶ月目(2011年5月)が41回目の最終からウイルスでていない。

高ウイルス量と言っても、少ない方の高ウイルス量ですが、副作用も少なく、とても少ない量で陰性化できたのでよかったと喜んでいました。

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