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コロナワクチン「基礎疾患」で優先接種 糖尿病、BMI30以上など15項目 診断書不要、自己申告で 道新2021.6.16

2021年06月16日 | 学会研究会報告新聞記事など
 
 
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道新に基礎疾患のある方の、新型コロナワクチン優先接種の基準について分かりやすく書いていました。道新の記事からのコピペです。
写真は道新の記事の部分。

コロナワクチン「基礎疾患」で優先接種 糖尿病、BMI30以上など15項目 診断書不要、自己申告で
2021年6月16日 11:56北海道新聞

 新型コロナウイルスのワクチンは、国が定めた接種順位により、まずは医療従事者、次に高齢者(65歳以上)、さらに64歳以下の基礎疾患のある人などを優先接種対象としています。道内の大部分の市町村では64歳以下の基礎疾患のある人への接種がこれから始まります。札幌市では6月中旬から事前登録の受け付けを開始し、下旬から接種券を発送する予定です。
 Q どんな基礎疾患が優先接種の対象ですか。
 A 厚生労働省が関連学会からの意見などを踏まえ、対象となる基礎疾患の範囲を15項目にまとめました。具体的には、慢性の心臓病や腎臓病、糖尿病、がんなどの14疾患と、体格指数(BMI)が30以上の肥満の人=図=が対象となります。新型コロナに感染した場合、重症化しやすいためです。

 Q BMI30とはどのくらいですか。
 A BMIは「体重キロ÷(身長メートル×身長メートル)」で算出した数値で、肥満ややせの度合いを表す指標として国際的に用いられています。BMI30は、身長150センチの人は体重68キロ、160センチの人は77キロ、170センチの人は87キロ、180センチの人は98キロといった体形が該当します。日本肥満学会では、BMIが25以上を肥満としています。また、BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとしています。

 Q 私は該当する基礎疾患がありますが、ワクチンを受ける際には何が必要ですか。
 A 図の《1》~《13》の疾患に該当する場合は、通院または入院している人が対象となります。診断書などは不要です。厚労省によると、基礎疾患の対象となる15項目のどれに当てはまるかは自己申告です。接種を受ける際には、必要事項を記入した予診票が求められます。ただ、申告の仕方や予診票を配布するタイミングは、自治体によって異なります。例えば苫小牧市は、対象の基礎疾患を持つ64歳以下の人からの申請を受けて、接種券と予診票を送付しています。札幌市も同様の方法で行う予定です。

 Q 私が基礎疾患の対象者に該当するのか、よくわからないのですが。
 A 国が示した基礎疾患の基準は曖昧な部分も大きく、線引きが難しい部分があります。15項目のリストを参考にし、自分は当てはまるのか心配な場合は、かかりつけ医に相談してください。また、基礎疾患がある人などで、ワクチンを受けるかどうか相談したい場合も、かかりつけ医に相談しましょう。国や道、各市町村にも相談窓口があります。

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