MASLD(metaborlic dysfunction-associated steatotic liver disease)の診療アルゴリズムがわかりやすくなってきた気がします。
学会誌の図をスライドに起こしてみました。
脂肪肝からさらにNASHという病態が脂肪肝炎を起こしている状態として注目されて、この言葉が代謝的な性質を加えた名称になって、MASHとなってきました。具体的にどのような患者さんを消化器内科に紹介するといいかというアルゴリズムの検討がされてきていて、肝臓学会雑誌の肝臓に川中美和先生たちの論文があって、これだとわかりやすいかもと思えました。
ALT>30という条件とFib4>1.3と血小板数20万未満を組み合わせて絞り込むとより精度が上がるという考える方法なら浸透しやすい気がしました。
←この図を上の写真のように作ってみました。
川中美和,藤井英機,岩城慶大,他.奈良宣言(ALT over 30)のMASLD(metaborlic dysfunction-associated steatotic liver disease)における臨床的意義の検証. 肝臓 2024;65(4):186-191
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