7月5日、大和市生涯学習センターで、舘野鉄工所墜落事故の50周年慰霊実行委員会の結成集会が会場一杯の参加者で行われました。
軍事評論家・沖縄大学客員教授の 前田哲男さんの講演については、参加した座間市会議員守谷浩一さんのブログがコンパクトにまとめられていましたのでお断りして以下掲載します。
・・・・・日米安保条約第5条の共同防衛義務がある、しかし日本は個別的自衛権しか行使できない、米側から見ると片務性が生じる、在日米軍基地は安保条約の片務性解消の担保として差し出されたもの、だから安保ただ乗り論は成り立たない。集団的自衛権行使容認は論理破綻
なお安保条約に基地という用語はなく、施設および区域、とある 日米安保条約は相互防衛条約でない、条約区域は日本領土に限定。
日米地位協定24条で経費は割り勘なのに1978年予算に駐留軍従業員の福利厚生費の一部61億8700万円が計上、思いやりの精神…特例的・暫定的・一時的な措置だと防衛庁長官答弁→思いやり予算
フィリピンは基地貸与協定を破棄し米軍基地を撤去。ドイツは地位協定改定でドイツ国内法優位に。でも米政府は報復措置とらなかった・・・・・・・
特別報告として:事故当時いち早く現場に駆けつけ、写真を撮った「尾形 斉(ひとし)さん」のお話がありました。
マスコミの取材は、NHK,毎日、朝日、神奈川、赤旗などが来ました。
慰霊祭は、9月13日(土)に行う事、現地に慰霊柱と説明版を作るため、関係機関と交渉することが 決まりました。
http://members2.jcom.home.ne.jp/y160515/tuiraku.htm (事故当時の写真)