昨夜の天気予報では、通学・通勤時間帯に大雨かと言われていましたが、関東地方の雨は止みました。
先週6月24日の大雨では、小田急線の大和市柳橋地域の線路が冠水し、一時運休になりました。
さらに柳橋地域のマンションや戸建て住宅の床上・床下浸水が其々5件、道路冠水17件、上和田地域のトイレ汚水の逆流、市内各地の停電(1分前後)などの被害状況が担当からの聞き取りで判明しました。
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
この柳橋地区の被害にあった所は、細長い大和市の中央部で、引地川にも相模川にも接していませんが、低部になりますので比較的高い住宅地の雨水が一気に低地に流れ込んだ模様とのことです。 消防本部にある雨量計では、1時間23.5ミリで、柳橋地域にピンポイントで大量の雨が一気に降ったのではないかとのことで、これからはどこでも起こりうることを念頭に対策を考えなければならないとのことです。
小田急線の線路が、冠水したところも、線路が掘割状態になっていることろで、一段高い住宅地や公園から雨水が川のように線路に流れ込んでいたと住民の方からの通報でした。
上和田地域の残土の山も心配です。
50年前の1964年9月8日、米空母所属の艦載機が、厚木基地を離陸直後、大和市上草柳の舘野鉄工所に墜落、炎上して従業員3名が即死、2名が入院後死亡、一般市民3名が重軽傷を負ったという大和市最大の惨事です。 50年経っても、いまだに艦載機の事故は後を絶ちません。
市民団体が事故の犠牲者を悼み、慰霊の実行委員会をつくり、明日、結成集会を開きます。 慰霊祭は9月13日に行う予定です。
日 時 7月 5日 (土) 午後2時から4時半まで
場 所 大和市生涯学習センター 303号室 資料代 500円
記念講演 前田 哲男 さん (軍事評論家 沖縄大学客員教授)
どなたでも参加できます。 お誘い合わせてご来場ください。
**7月2日の毎日新聞、 3日の朝日新聞にこの舘野鉄工所事故、実行委員会結成集会のことが掲載されました。
当日は、NHKテレビや他のマスコミも関心を示しています。
主催は 厚木基地爆音期成同盟、やまと9条の会、大和市平和委員会、大和市民会議「やまとの空」の4団体とのことです。
現場は、泉の森の釣り堀に下る手前の今は国有地になっている木立の中で、今は朽ちた慰霊柱が立っています。 15年前の35
周年慰霊行動で建立したものです。
6月議会で、私はここに「50年前に悲惨な事故を忘れない」と説明版と慰霊柱の設置を提案しましたが、市長は「予定はない」の答
弁でした。 いま、みんなで知恵をしぼっています。