今日は10時から大和市心身障碍児者団体連合会より大和市議会各会派に呼びかけられ、6会派13人の議員が参加し、会員の皆さんと懇談しました。
各議員も支持者や相談者から個別の相談を受けることは都度ありますが、今日のように議会全体でお聞きすることは、議員としての共通認識が深まりとても良い機会が持てました。
大和市身体障碍者福祉協会からは、移動支援について。 昨年10月から国の制度の「同行支援」になって、支援の内容が広がったのはよかったのですが、大和市の助成がなくなり、10%の自己負担は経済的にきびしく、利用を控える場合もあるとのこと。
大和市手をつなぐ育成会からは、特別支援教育ヘルパーを子どもの実情に合わせて増員してほしいとの要望に、教育委員会は現在65名を配置している。今後も実態とニーズに応えられるよう配置を計画していくとの答弁があったとのこと。 でも、学校行事がある場合は職員が児童に付き添うため教室内が手薄になる。・・・・・議員からは具体的にどんな場合なのかと質問が。 其々の子どもの障碍の特性にそった対応が求められることが判りました。
特別支援学校の大和市内への設置を実現してほしい。 高等部だけでも。・・・・・これは大和市や教育委員会でも必死に県に要望していますが、実現していません。 「ここにと」公有地を指定するくらいでないと県は動かないのが実情です。
大和市肢体不自由児者父母の会からは 子どもから大人までの身体機能維持などの療育機関の設置要望が出されました。 大和市は18歳までは福祉的な位置づけで機能訓練を行っているが、本来身体機能維持は医学的見地で行うべきで各主治医の指示での対応が基本との立場だそうです。 身体機能維持の医療機関を探すのは難しく18歳以降は実質自宅でのマッサージなどを行うとのこと。 筋肉が硬直し、年々機能が衰え、立てなくなり座れなくなりとの当事者のお話を直接聞き、機能訓練の重要性を実感しました。
アッと言う間の2時間、再度の開催を約束して散会となりました。 貴重な機会をありがとうございました。