定例議会終了から次の定例議会開会までは、議会は休会となりますが、定例会で継続審査になっているものや新たに委員会に付託されたものをこの休会中に該当する委員会で審査します。
今日は私の所属する厚生委員会で「細菌性髄膜炎を予防するワクチンの早期定期予防接種化を求める国への意見書提出を求める陳情書」を審査し、全会一致で採択されました。
陳情者は神奈川保険医協会でしたが、新日本婦人の会や子育て中の多くの方々、団体が運動されています。
この病気は「ヒブ」と「肺炎球菌」などの細菌が脳を覆う髄膜に入り込んで炎症を起こすもので、治療が遅れると知的障害や手足の麻痺などの後遺症や命にも関わる怖い病気です。
ワクチン接種で防ぐことが出来、世界では多くの国でワクチン接種が行われていますが、日本では2008年12月よりやっとヒブワクチン接種が出来るようになりましたが、任意接種なので4回接種で3万円もかかるそうです。 肺炎球菌ワクチンも認可の見通しとなりましたが、同様の費用がかかりますので、それらを予防接種法の定期接種対象にしてほしいという内容です。