1980年代に起こった「空前のオートバイブーム」って、今振り返ってみれば、明らかに「当時の若者が中心」のものであり、彼らに乗られてた
オートバイに関しても、それまで無かった「レーサーレプリカ」と言う「新しいジャンル」と共に、400cc以下の中型(普通)バイクに特化した
もので、大体、ブームの期間的には「10年ちょっとほどの現象だった」と思い返す事が出来る気がしています。じゃぁ、今の「オートバイブーム」
ってどうなのか?と考えてみると、当時のブームとは「随分違う」経緯(流れ)があった事を思い返します(笑)。これらの時代の全てを知って
る方は、多分ボクに「同調してくれる」と思うのですが、そもそも現在に至るまでの、最初の最初って「返り咲きリターンライダー」の存在からと
言えますよね。これは間違いない。また乗られてたオートバイは現在でもそうですが当時も圧倒的な人気を誇ってた「ハーレーダビットソン」です。
で、この現象の始まりって大体、2005年〜2006年辺りからで、要するに「昔の若者」だった人たちが、当時憧れてたオートバイに「もう1度乗り
たい」って発想だったんじゃないかって思うんですよね。また世代的にも「子育て」が、ひと段落した人たちで、自分の「自由な時間」や、趣味に
投じる「お金」を持ってた事が大きく関係してると考えます。とにかく、まずは「ここが出発点」だった事は間違いなくて、そこから徐々に広がり
を見せ始める事になって行った気がします。で、その次に注目されたのが、2009年から販売開始された、カワサキ「ニンジャ250R」の存在です。
このモデルはそれ以前にあった新しい排気ガス規制によって消え去った「過去の車両」に対して、全く新しいテクノリジーと設計で生み出されたもの
で、絶大な「コスパと魅力」を放った1台であったとボクは考えています。このオートバイが受け入れられて行く現象が起こった事で、それまでの
「返り咲きリターンライダー」だけだった状況に大きな変化が起こり、まだ大型バイクの免許を持たない世代や、それまでオートバイ自体に乗った事
がない人たちにも、少しづつ受け入れられていく傾向になった気がするんですよね。またそれと並走して「大型バイク全般」にもブームが派生して
行く流れもあった気がします。これは時代的に言うと2010年辺りからで、当時の大型のスーパースポーツ(SS)であったり、大型スポーツネイキッド
や、大型ネオクラッシック系がそれに該当する感じでした。またこの頃じゃないかと思うのですが、とにかく排気量を言う「マウントおじさん」も
出現し始め「大型バイクが正解」なんて、おかしな上下関係を作り出してしまう現象が始まったとも考えられます(笑)。但し、更に時代は動き、
国内外のオートバイメーカーから、多彩なジャンルと多彩な排気量を持つ車両がどんどん生まれて現在に至るって訳ですが、その間に、20歳代の若い
世代や、女性ライダーも現れ始めます。時代的には2019年以降からとボクは考えています。その理由って色々考えられますが、一番はあの「コロナ禍」
が大きな要因として考えられます。要するに、遊びが限られた事に限定されてしまう中、何処からともなく「オートバイに注目が集まった」事が理由と
思うんですよね。もっと言えば、みんながオートバイでの「ツーリングが楽しい」って事に気がついたんですね(笑)。また2024年を迎えた今年では
その勢いも少しづつ収まりを見せ始めており、ある程度オートバイに乗る人口も固定され始めた感があります。これは初期の「返り咲きリターンライダー」
さん達の引退であったり、それに合わせた新しいライダーの登場って感じなのかも知れません。とりあえず現在でもオートバイブームとされていますが、
実際は既にピークは過ぎており、ここから先は本当にオートバイが好きな人だけが残って行く時代になって行くのかも知れませんね。(笑)
書かれたとおり、私も『今のバイクブームは落ち着いた(あるいは終わりを迎えつつある)』と思います。
それでも若い人も同年代の人も楽しそうに乗っている姿を見て本当に乗りたい人が楽しむ時期が来たんだろうなと感じますね。
そして残念ながら「マウントおじさん」は未だにいらっしゃいますが、すでに時代に取り残された事にも気付いていないのを見るのは本当に可哀想に見えます。
話がそれますが、今年の連休は暦どおり休みを取れそうですけど何となく人混みを避け近場を走って終わりそうです🏍️
いやぁ、ですよね!(笑)
ボクも日々そう思ってて、ある程度今って「ブーム」に落ち着きを感じる気がしています。
まさに、ここから先は本当にオートバイが好きな人に乗られる時代へと変化しそうですよね。
毎日ブログを書いてて、そこが気になって今回の内容を取り上げています。(笑)
そうですね。
そろそろゴールデンウィークの予定を考えたいところです。
ボクも多分近場をゆっくり走って、ちょっと贅沢に美味しいモノを食べたいです。(笑)
ありがとうございます。