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インパクト最下位、FZR400RR。(番外編vol.822)

2016-02-08 16:13:40 | 日記

初期モデルの登場が1989年からで、最終モデルで1994年まで生産されてた、

3代目ヤマハ「FZR400RR」です。

当時の新車で4スト400ccレーサーレプリカの購入を考えてたボクの心には正直、全くなびかないバイクでした。(笑)

他社で同等クラスだった「GSXR400R」や「ZXR400」に比べ斬新な感じが薄かったからです。

とにかくボクにとってはいい思い出がなかった先代にあたる大ヒット商品「FZ400R」に、

革新的な2代目の「FZR400」ときて、

この「FZR400RR」はイマイチ大きな驚きがなかったんですよね。

カラーリングも好きになれなかった。

要因として、個人的に思うのですが2代目の「FZR400」が完成形に近すぎて、

大幅な改良を必要としなかった経緯が考えられます。

実際、レプリカ人気が失われていく中、一番早くカタログ落ちしたのもこの「FZR400RR」。

ヤマハの90年代半ば以降は、ストリート系ネイキッドや、ドラッグスターなどのアメリカンにチカラを注ぐようになります。

とは言え、その内容は今の400ccと比べると遥かに素晴らしいものですけどね。(笑)

エンジンは水冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで排気量が399cc。

最高出力は59ps(後期モデルで53ps)で6速MT、機械式キャブとの組み合わせです。

2代目の「FZR400」との大きな違いはエンジンシリンダの前傾が45度から35度に改められたこと。

高回転型エンジンには変わりありません。

ガソリンタンク容量は15リットル、市街地での平均燃費が約20km。

1回での給油で走れる航続距離が約300kmという計算になります。

タイヤサイズはフロント120/60-17、リア160/60-17。

アルミフレームはお得意のデルタボックスが採用され、2代目からあったヤマハの可変バルブ機構「EX-UP」も搭載。

特別仕様に「SP」モデルもあり、とにかく速さを追求したバイクだったです。

細かく見れば確かに進化したモデルだったのですが、

あまりに2代目「FZR400」が良すぎた。(笑)

それだけにデザイン的に大きな変化を感じることができなかったのは敗因だったです。

実際、それまで順調に売れてたモデルだったのですが、

この3代目にして完全な不人気者となってしまいます。

現在の中古市場を見ると程度の良いもので約60万円あたり。

球数が少なく、選びしろがない状況です。

のちの「FZ」シリーズを見ると中途半端な位置付けとなってしまい、

余計にこの時代のものまでが霞んでしまうイメージです。

最初が良かっただけに残念ですね!(笑)






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