相次ぐ事故、大型バイクの考えかた。（番外編vol.831）

最近、ボクの身近な友達が相次いでバイク事故を起こしています。

原因は全て運転ミス。

しかもその全員に言えるのが、いきなり大型免許まで取得してること。

つい1ヶ月前まで、原付にも乗ってなかった人が、

今月には大型免許を取得し、ハイパワーなバイクに乗ってる…。

今は教習所で簡単に大型免許まで取得可能なので、

こんなことが起こってしまう…、って考えてしまいます。

特に大型の逆輸入車ともなると、出力が100ps以上もあるものばかり。

それまで、全くバイクに乗っていない初心者ライダーにモンスターバイクがちゃんと扱いきれるのか？

唯一乗った教習所の大型バイクとは桁違いですからね。

中型バイクを経て、大型バイクに乗り換えた人ならよく分かると思いますが、

大型バイクって全く別物と考えてもいいほど、全てが違いますよね。

乗りなれてる人でも多少の恐怖を感じるものです。

メーカーからすれば少しでもたくさんのバイクが売れてほしいと思うのですが、

ここは免許の法律を考え直した方がいい気がします。

とりあえず、中型免許を取得し、1年間の期間をあけて大型免許が取得できるという方法とか…。

教習所での段階を設けて、いきなり大型に進むことが出来ないという制度です。

バイクが大好きになった人ならこの期間が待てず、とりあえす中型バイクに乗る気がするので、

そこで十分な乗りこなしを経験することができます。

それから大型免許を取る！

こうすれば、未熟な運転からなる事故を多少でも防ぐことができる気がします。

「今更そんな面倒なこと」と言われるかもしれませんが、

大怪我をしたり命を落としたら、一体何をしてるのかわかりませんからね。

特に50歳を超えて、いきなり大型バイクは避けた方がいいです。

バイクに乗った経験が全くないところから、お金にモノを言わせていきなりスズキ「隼」に乗ることは危険すぎます。

たくさんのバイクに乗ってきた人ほど、ボクの言ってる意味が分かってくれると思いますけど、

ここまで高性能な大型バイクでも、初心者が乗れるという現状が危険という訳です。

マナーを守るという話以前の問題で「起こすべくして起こす事故」と言っても過言じゃないですよね。

オートバイライフ…、好きなこととは言え、命あってのものだね。

大型免許の取得に関しては、今一度考え直した方がいい気がしますね！