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日本では2000年を超えて「ストリートファイター」と言うジャンルが構築されていますが、
そもそも、その起源はヨーロッパの片田舎にあります。
80年代以降に登場した現在にも通づる近代的な4気筒エンジンを搭載した、
いわゆる「レーサーレプリカ」に乗った若者達が、
峠や一般道を走ってて、転倒し壊れたカウルをはすして走ったことが始まりとされています。
こういった行為は日本でも同じことがあったのですが、
当時は「ストリートファイター」と言う言葉はなく「ネイキッド」と言われていました。
日本ではパフォーマンスや曲芸のような乗り方が始まって「ストリートファイター」と言う言葉が浸透したので、
大型スーパースポーツをカスタムして「ストリートファイター」にしてると言う印象が強いと思わがちです。
でも実はそうではなく、起源とてはもっと昔にさか上るんですよね。
ただし「攻撃的なスタイル」になったことは現在のスタイルといっていいです。
この現象はヨーロッパにあるので、
まず、英国のトライアンフがそれを意識し、初めてメーカーから登場させたのが「スピードトリプル」です。
初代の「スピードトリプル」が登場したのは1994年のことで僕らが考えるよりずっと前の話ですから、
それを見ても「ストリートファイター」のイメージに関して勘違いしてる部分が多いですよね。(笑)
さらにドゥカティからもその後、ネームそのままの「ストリートファイター」シリーズが登場します。
現在の「ストリートファイター」は600cc〜1000ccの4気筒エンジンを搭載した、
スーパースポーツ系をカスタムして高速道路での曲芸乗りやパフォーマスのバイクがそれに該当するとされ、
メジャー化されています。
しかし、起源はそこに集約されてる訳ではないので、
高性能なスポーツバイクのネイキッドであれば「ストリートファイター」とされることが正解です。
そう考えると例えばヤマハの「MT」シリーズや、ホンダ「CBR-F」シリーズもそれに該当すると言えます。
雑誌などで紹介されてる「ストファイ」はあくまで流行を模倣しただけのことなので、
そのまま受け止めると間違いであるので、我々で見方を変える必要があります。
海外でのいわゆる「ストリートファイター」の起源は、
あくまで「レーサーレプリカ時代」のカウルレスと言うのが正解ですからね!(笑)
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