圧倒的であればあるほど「ブーム」というものは一旦衰退すると、完全に過去のモノとなってしまいますよね(笑)。しかもその過去となったモノが改めて
浮かばれるって実は非常に稀(まれ)なケースで、なかなか、もう一度「再ブレイク」する事って困難だったりします。逆にある程度「定着する」と言うのは
逆に言うと「ブーム化しない方が良い」と言う意見もあるほどです。そう言った意味では「オートバイブーム」の場合、1度、1980年代に「爆発的なブーム」
を巻き起こした経緯があるので、再ブレイクしてる現在に関しては、全くもって普通の事態ではなく、ある種の「奇跡」とも考えられます(笑)。またその
要因となった、コロナ禍は「やれるこ事が制約された時代」になった事で、追い風となった事は間違いなくあって、オートバイ業界に関しては「運が良かった」
とも言える気がします(笑)。人との距離をとる時代にあって、限られた空間で集う事のないオートバイは打ってつけの趣味であり、ソロキャンプなどと共に
人気を獲得し現在に至る訳ですが、ブーム化した理由はそれでだけではありませんよね。その少し前から「返り咲きリターン」や「大型バイクブーム」ってのが
あって、それに「便乗した」って経緯でもあります。まぁ、どうであれ「奇跡の再ブレイク」を果たした現在の「オートバイブーム」ですが、先ほども書いた様
に一旦ブームとなった限りは「いつか衰退する」可能性を大いに秘めてる事も言えます。今は「一生の趣味」と考えてるオートバイ好きな人も世間がオートバイ
に見向きもしなくなれば、自然と自分自身もモチベーションや、オートバイの一体何が楽しかったのか?忘れてしまうほど興味を失う結果となる事は過去の事例
からも明らかです(笑)。ボクはその経緯の全てを見て来た世代なので、この現象に対して、俺は違うって異論があれば教えて欲しいほどです(笑)。あれだけ
「誰しもがオートバイだ!」って言ってた1980年代と言う、とてつも無いオートバイブームにあって、急激に過ぎ去った1990年代後半からの動向は明らかに、
事実としてありましたからね(笑)。また覚えてる人も多いと思いますが、同時期にして大ブームを起こした「スキーブーム」もそうですよね。それこそどこの
スキー場に行っても、芋の子洗いにも近いリフト待ち状態ってのがあり、各社ツーリストが計画してた信州や北海道などのスキーツアープラン、自走を目指して
その恩恵にあやかった、クロスカントリー系4WD車の増加、全てをスキーに為に揃えてたほど、稼いだお金を投じた割に、ブームが過ぎてしまうと、あっさり
過去の話となってしまい、よほどの人以外はみんなこの趣味から離れてしまっています。また残念ながら再ブームとはまだなっていませんよね(笑)。当時の
バブル経済が起こしたブームだった事もあり、不景気となってる現在にあっては、もしかしたら戻って来ない趣味の1つなのかも知れません。しかし、実際に
スキーをしてみると多分、今だって「面白い!」ってのは間違いなくあると思います(笑)。要するにブームが終わるってのは「つまらなくなった」ってのが
理由ではなく、世間の影響から「興味を失った」ってのが一番の理由じゃないかってボクは思うんですよね。この事を踏まえて改めてオートバイブームを考えて
みると、いつ世間がオートバイを見捨てるかが大きな鍵となる気もします(笑)。それが排気ガス規制からなる車両の変化なのか?それとももっと違う何かで
そうなってしまうのか?そこは今の時点では予測不能です。ただ最後に言えるのはそう言った影響でブームが過ぎたとしてもオートバイを趣味として乗り続ける
人こそ「本物である」と言える事ですよね!(笑)
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