
今日は日本ではあまり聞きなれないイタリアのオートバイメーカーである「F.Bモンディアル」社が、2019年より販売してる「HPS300」と言うモデルのご紹介です。
で、実はこの「HPS300」って名称が「300」って事になっていますが、エンジンは、水冷式4スト単気筒DOHC4バルブで、排気量は「249cc」と車検不要の中型
バイクだったりします。またこの「F.Bモンディアル」社はイタリアのミラノにある小さな町工場のようなメーカーで創業は1948年から。これまでに何度か解散して
来たのですが、2015年に新しい実業家によってブランドが復活し、現在に至ると言った流れになります。ちなみに「HPS300」の最高出力は18.5psで、最大トルク
が2.2kg、車重は乾燥重量で135kgと非常に軽量な作りとなっており、ガソリンタンク容量が満タンで9リットル、市街地での平均燃費が大体25km~30kmと言う
スペックになっています。またフレームはスチール製のダブルクレードル式で、フロントフォークは倒立式、ブレーキは前後ともにディスクブレーキで、フロントは
ラジアルマウント化されています。更に排気マフラーは単気筒なのですが、エンド部分がサイドアップ型の2本出しとなっており、スポーツバイク(カフェレーサー)
とスクランブラーの中間の様なスタイルが特徴の様です。また、有難いアンダーカウル付きで、多少低めのポジションとなるバーハンドル、バレン型のエンドミラーに
シングル風のシートを装備、もちろんABSが標準で装備されてて、キャブはフューエルインジェクション(FI)、シンプルながら小型(丸型)の液晶メーターが備わって
たりします。これで現在の新車価格が、576.400円(税込)で全国の正規代理店で購入が可能となっています。とにかく見た目の味わいが良くレトロ感と新しさの融合
がセンスよくデザインされています。また日本では、ほとんど見かけない事から「注目度も高い」部類に入ると思われます。それだけに所有欲も高く車検不要の250cc
なので維持も楽ですから、よりカスタムしたい方は思いっきり出来るという特典付きです(笑) また細部をよく見ても非常に「高い精度」で「良質な素材」が使われて
る事がわかります。車体サイズも程よいサイズとなってますし、レーサー思考が強目ではあるものの劇的な前傾姿勢にはならないので、思ってる以上にマルチに使える
オートバイと言えそうです。ただ先にも書きましたがエンジンパワーは18.5psと250ccクラスでもちょっと非力なエンジンなので、本来は街乗りに適しているのですが、
125ccモデルでも十分にツーリング出来てるご時世ですし、高速道路も一応走れますから周りのスピードに巻き込まれないように走れば、楽しい1台であると言えます。
で、最後に現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので50万円あたりから、高いもので60万円前後で取引されています。初期モデルでも2019年式からですし、ボク
が見る限りのものは、全て新車か未使用車となっていました。さて、今日はそんなイタリアの小さなメーカー「F.Bモンディアル」社の「HPS300」をご紹介しましたが、
いかがだったでしょう!(笑)
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