Good Frlend!(motovlog)

個人の好きなことを書くブログです。

ロイヤルエンフィールド初号機の複製モデル、1901年式プロトタイプ。(番外編vol.3948)

2024-05-06 19:09:18 | 日記

2021年のEICMAで発表された「ロイヤルエンフィールド社」のプロトモデル「1901年式-オリジン」は当時のスタンレー自動車ショーに展示された

同社の初号機で、開発当時のモデルを忠実に再現したものだったりします。現在の「ロイヤルエンフィールド社」は、英国を離れインドに拠点を持つ

会社となっていますが、そもそもインドは、かつての大航海時代から産業革命期に渡り「英国の植民地」だった事もあり、現在の状態に至ってると

されています。またこの「プロジェクト・オリジン計画」は現存する車両がなかったので、当時の拙(つたな)い設計図や、複数枚の写真を元に復元

されており、分かりにくい部分も多く、かなり難航して制作された1台となっています。また制作にあたっては、英国の技術者とインドの技術者合同で

行われており、搭載されてるエンジンは空冷式の単気筒で排気量が250cc、最高出力は1.75psで、クラッチや変速機を持たず、ペダルを漕いで発進始動

と言う仕組みとなっていました。またスロットル操作はハンドルに付いており、キャブレターとされる機械は一応備わってて、吸気システムはシリンダー

内が完全な真空になると開閉し、排気システムは何とガソリンタンクの右側にあるハンドルレバーを操作する事で、手動的に行われると言ったものだ

った様なんですよね。要は溜まった廃棄ガスをある一定の量まで貯めて、手動で排気するシステムとなってる訳です(笑)。さらにブレーキは自転車

同様で、フロントは左側についてるブレーキレバーを使用し、リアはペダルをバック向きに動かせば制動する構造となっています。今回のプロジェクト

を受けて、まさに1から制作されたエンジンは、当時と同じオリジナルの鋳造方法に乗っ取って行われており、その再現性は非常に高いものがあります。

また使われてるスチール(鉄)や真鍮(しんちゅう)は全てハンドメイドで加工されており、エンブレムやケーブルなども細かく再現されつつ作られてて

とても良い感じです。まさに当時の現存してる車両をオーバーホールしたかの様な、100年以上前に作られたオートバイである雰囲気を醸し出しており、

ガソリンタンクからラッパ式のクラクション、初期のバッテリーや革製シートなど細かい部分までしっかり味わい深い作りとなっています。また写真を

見てもお分かりですが、エンジンはハンドルの下に搭載されてて、革製のロングベルトを通してリアタイヤへ駆動を伝えており、当然ながらサウペンション

なんてものは付いておりません(笑)。まさに自転車にエンジンを搭載しただけの乗り物で、オートバイの起源を知る1台と言えそうです。日本で国産の

オートバイが本格的に作られる様になるのは戦後からなので、ヨーロッパ、特に英国ではいかに早い時点でもの作りが行われてたかを知る事にもなります。

さて、今日は唐突にクラシカルな「ロイヤルエンフィールド社」の初号機となる「1901年式-オリジン」を見てみましたが、いかがだったでしょう!(笑)





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オートバイってパワーに余裕があればロングツーリングも楽です(笑)。(番外編vol.3947)

2024-05-06 02:00:19 | 日記

もちろん、その通りで多少姿勢がキツくてもエンジンパワーの高いモデルやデカい排気量でトルクが大きいと確実にツーリングは楽ですよね。

ボク自身もちょっとムカつくので否定的な事をこのブログで書く事が多いですし、何となく「オヤジ世代の大型バイクでマウントを取る!」

なんて事が、一時期(未だに…)横行してたので、ちょっと印象の悪い雰囲気もある「高額でハイエンドな大型バイクたち」ですが、オヤジ

世代(ボクもオヤジですが…(現在58歳))の言ってる事の全部を否定する事は無くて「確かにそうですね」ってところは多少あります(笑)。

多分ですが、世間からダメ出しを喰らってるのって、結局は「言い方の問題」であり、現実的に考えてもデカい排気量で、デカいパワーを持つ

オートバイが有利な部分ってのはあって、特にロングツーリングに関しては確実に小さい排気量のオートバイより「楽」に走る事が可能ですよ

ね(笑)。例えば、スズキの「隼」や、カワサキの「ニンジャH2 SX」などでも前傾姿勢ではありますが、高速道路での走りは快適そのもの

です(笑)。後は荷物の積載方法だけで、大型アドベンチャーや、大型クルーザーなどにも十分に対抗出来るとボクは考えます。また後から

でも、GPSやナビUSBポートを駆使すれば使い勝手も良くなりますし、スポーツバイクというだけでじゃないマルチなオートバイであると保証

出来ると確信しています。そう考えると、どんなモデルであろうが大型バイクはロングツーリングに向いてる事は間違いなくて、小排気量から中

排気量と比べてアドバンテージがあると言えそうです。実際、ボクが乗ってるビューエル「M2サイクロン」ですら高速道路となると、それなり

に本領を発揮し高回転であれば、ほとんど振動もなく、時速100kmからさらに加速させる事も余裕だったりします。搭載されてるエンジンが

ハーレーダビットソンのスポーツスター1200に搭載されてた昔の空冷式のスモールVですら…ですけどね(笑)。まぁ、そうなると「国産の

リッターバイク」なら尚更速いですし、スポーツ系のオートバイであってもパワーがあるので、軽くスロットルを回すだけで、どんどん走って

くれます。ただ、200km出るであるとか300km出るなんて言い出すからおかしな話になる訳で、有り余るパワーが走行に「楽」を与えてくれる

と言えば「その通り!」って思いますよね(笑)。オートバイにはどうしても「流行り」があり、その時々でどのオートバイに人気が集中するか

は時代によりけりですが、確かに大型免許があればどのオートバイでも乗れますから、持っていないより持ってる方が良いし、遠くまで走りたい

人だったらやはり大型バイクがオススメって事になります。また、今は色々な意味でマルチの時代となってて、車両も排気量もジャンルも人気

の違いは無くなってる関係上、ちょうど良いミドル系のオートバイがなんと無く良い気がするボクだったりしますが、他県まで足を伸ばしてロング

ツーリングする場合、高速道路も利用するなら、少しでもパワーがありトルクの大きいオートバイに乗って走りたいってのは本音だったりしま

す(笑)。そう考えると今だと、スズキの「隼」や、カワサキの「ニンジャH2 SX」なんかが良いなぁって思いますね!(笑)






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