2010年辺りから本格的に始まった「返り咲きリターン」のオヤジ世代たちでスタートした現在のオートバイブームの様なものは、気がつけば既に、
かれこれ14年もの月日が流れており、その間に様々な状態でブームの継続に関して「カタチを変えてきた」経緯がありますよね。で、これ意外に
オヤジ世代たちはその変化に気が付いてない人もいてて、相変わらず初期の時代を引きずって、可笑しな思考や言動(マウントおじさんやナンシー
おじさん、などなど…)で物事を考えてる節がありますが、もはや「全てが変わってる」事に気が付いてもいい頃じゃないかと、ボク的には思って
います(笑)。ボクは仕事柄(広告業)、世間をじっくり観察する傾向が強くある(さらに自意識過剰も手伝って…(笑))ので、変化に敏感な方
じゃないかと勝手に思っていますが、間違いなくオートバイと言う趣味も14年の期間を経て「流行りやスタンス」的なものが確実に色々と変わって
来ています。これまず間違いないはず(笑)。で、最初に取り上げるのは、もはや今のオートバイブームは「大型バイクだけの時代じゃない」って事
です。これは少しツーリングすれば直ぐに気がつく事なのですが、先ほども言った思考の変化を見ようとしない、ある一定のオヤジ世代だと、目先
が大型バイクだけにしか注目していないので、気が付かれていない感じもあるのですが、今一度「よ〜く観察して欲しい」のですが、すれ違うオート
バイを見てて「一体どれだけのオートバイが大型バイクだったか?」多分全体的に注目すると、もはや、ほとんどが小型もしくは中型である事に気が
つくはずです。確かに大型バイクもそこそこ見かけますが、印象に残ってるだけで数は少ないはずです。また、それを如実に表してるのが「ハーレー
ダビットソン乗り」の存在で、確実に激減してる傾向です。そもそも今のオートバイブームの原型となったオートバイですが、多分ですが初期に乗ら
れてた「返り咲きリターン」世代も、既に70歳を迎えもっと乗りやすい車両に乗り変えてるか、残念ながらオートバイから遠ざかってるかじゃないか
ってボクは思っています。で、次ですが大きくシェアーを伸ばしてるのが、いわゆる125cc〜250ccあたりのビッグスクーターの存在です。ボク個人
としてはあまり好きではないビッグスクーターですが、それとは関係なく非常に多くのライダーに乗られてる傾向です。一時期、若者を中心にカスタム
されたビッグスクーターってのがありましたが、現在のものはそれとは違い、あくまで新車から乗られてるであろう高性能で利便性が高く、手軽で乗り
やすいものに特化してると言う点です。特に中排気量のモデルは非常に速いことでも定評がありますし、アドベンチャー系バイクと比較しても便利グッズ
の搭載量では負けていません。ここが人気の秘密となってる気がするんですよね(笑)。また、若い世代や女性ライダーの増加と共に250ccスポーツが
多い事もある気がします。多分、複数でツーリングしてる集団の、半分ぐらいは多分そう言った若者世代の人たちじゃないかって思われます。今後も
若い世代は減るより、増える傾向ですから、以前にも増してもっと見かける様になるとも考えます。で、最後はリトルやハンターなどのカブです。この
モデルは現在「最も大きなムーブメント」を起こしてる車両であり、日増しに乗り手を増やしてるモデルだったりします。さらに今後の流れを見ても、
125ccからなるモンキーやダックスもそれに続く傾向で、日常の足として、さらにはツーリングとして、もしくはオートバイキャンプとして、より一層
活用されていく事になる気がします。逆に言えば、ここが衰退する事が起こるって事は、もはや現在のオートバイブームというものが、また昔の様に、
氷河期に入り消滅してしまうとも言えるほどじゃないかって思われます。さて、どうだったでしょう、今後EVやハイブリッドなどの車両に取って代わる
時代を迎えることとなりますが、さらにどう変化していくのか?楽しみな気がしますね!(笑)