知ってましたか? 今中古でホンダ「CBX400F」を買うとなると高い物で700万円〜安くても200万円以上する事を…。
これはある種、まさに氷山の一角で、他にもこれに似た「破格の値段」が設定されてる車両は少なからずありますよね。
市場でこの価格が打ち出されている背景には、いわゆる「人気と価値」ってのがあります。
まず人気ですが、これはもちろん高くても「欲しい」と言う人が多くいると言う事です。
で、価値とは「数が少ない」もしくは「古いのに状態が良い」って事です。
人がこう言った物に対して評価価値を付けるには、確かに「理由がある」訳ですが、
極端な価格帯には、さすがに「?」がつきますよね。(笑)
絶対的な大多数のライダーがそうだ!とまでは言いませんが、
例えばドゥカティ「パニガーレV4R」の新車価格が約470万円で、
ホンダ「CBX400F」の中古が同じく470万円だとします。
さて「あなたならどちらを買いますか?」と言う選択を迫られたら、どうします??(笑)
ボクなら、迷う事なく「パニガーレV4R」を選びます。
自分が「パニガーレV4R」を乗りこなせるかどうかは別として、
明らかに性能に「差」がありますし、個人的な主観にはなりますが、イタリア車ですしネームバリューも高い、
あらゆる点で装備も充実してるし、全てが最新ですからね!(笑)
ボク的には、所有する「喜び」が間違いなく「高い」と感じる自信があるからです。
まぁ、それとは「主観やオートバイ意識が違う」人の場合、「CBX400F」を選ぶ人も確かにいるでしょう。
でも、限りなく少数だと思うんですよね。(笑)
そう考えれば「物の価値」って何なんでしょう?
この様な「何かと比較」すると、どうしても腑に落ちない部分が見えて来ます。
世界中探しても滅多にお目にかかれない代物や、劇的に古い超ビンテージなら骨董価値として多少理解出来ます。
でも、新車時を知ってる「CBX400F」がこんなに高いなんて信じられません。(笑)
確かに80年代の名車ではありますし、一部の熱烈なファンがいる事も知っています。
でも、700万円はないなぁ。
こう思っちゃう人ってボクだけじゃない気がします。
性能だけが価格と比例しない事は理解できますが、物の価値ってホントよく分かりませんね!(笑)