Good Frlend!(motovlog)

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2ストバイクは加速力だ!(番外編vol.991)

2016-08-27 10:38:37 | 日記

80年代から90年代まで存在してた2ストロークのバイクは、

一時期かなりの人気モデルとなっていた時代があったのですが、

現在ではもう存在しないバイクです。

素晴らしい加速力を誇ったバイクで、特に250ccクラスに戦闘力の高いモデルが揃っていました。

ホンダ「NSR250R」、ヤマハ「TZR250R」、スズキ「RGV250γ」などがそうですね。

このブームを巻き起こしたのは80年に登場したヤマハ「RZ250」から。

その後、多くのモデルチェンジが行われて、各社とも急激な進化を遂げていくのですが、

90年代中盤あたりからレーサーレプリカの人気がなくなってしまったことや、

排気ガス規制が厳しくなったことにより消滅してしまいます。

今、中古市場で買うとなると、最終モデルならかなり高額な価格になっています。

中でも人気が高いのがホンダ「NSR250R」で、

最終モデルが99年まで。

モデルチェンジ自体は94年で終わっており残りはカラーリングの変更のみとなっていました。

2ストの魅力は排気量に対して強力なパワーが引き出せることと加速力です。

特に5.000回転あたりから襲ってくる加速は、

2ストに乗ったことがある人にしかわからない強力なもです。

ボクも昔、ヤマハ「RZ250R」とホンダ「NSR250R」の2台に乗ったことがあります。

「RZ250R」(29L-83年モデル)は初めてのバイクだったのですが、

今から思えばまだまだ完成度は低かったです。

逆に30歳を超えて乗った93年型の「NSR250R」(MC21-SP)は高性能で速かったです。

しかも当時は一番人気がなくて中途半端な年式だったこともあり、

確か中古で総額25万円ほどで購入できましたからね。(笑)

め〜いっぱい吹かして、ダッシュすればウィリーも簡単で、とにかく車体が軽かったです。

楽しいバイクではあるのですが、

オイルとガソリンを混合して走る不完全燃焼の2ストは白煙がどうしても起こり、

背中にオイルが巻散るという欠点もありました。

ツーリングでも他のバイクに嫌われ、後ろを走るように言われたり…。(笑)

良さと悪さの両方を兼ね揃えたバイクだったですね。

1.000ccスーパースポーツのうなぎ登りのような加速と、

どこまで行くのかわからないほどのトップスピードとは違う持ち味なのですが、

パワーバンドに入った時の加速感は何とも言えない感覚を味わえるものだったです。

ワインディングでは自分が上手くなったかのような操作性の高さも兼ね備えていました。

2ストバイクは、もう今後作られることはないのでしょうが、

今考えると、とても魅力的なバイクだったですね!(笑)








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